鳥倉から蝙蝠岳🦇ピストン

2022年06月25日(土) [日帰り]

• GPS: 10:45
• 距離: 32.9km
• 登り: 2,823m
• 下り: 2,816m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:20
• 休憩: 0:25
• 合計: 10:45

5:10 鳥倉林道ゲート（駐車場）
5:37 5:37 鳥倉林道登山口
6:07 6:07 豊口山のコル
6:25 6:26 ほとけの清水
6:40 6:42 塩川・鳥倉ルート合流点
6:53 6:54 三伏峠小屋
7:03 7:03 三伏山
7:29 7:30 本谷山
8:18 8:18 塩見小屋
8:55 8:56 塩見岳西峰
8:59 9:00 塩見岳
9:16 9:16 北俣岳分岐
9:28 9:28 北俣岳
10:21 10:28 蝙蝠岳
11:30 11:31 北俣岳
11:43 11:43 北俣岳分岐
12:09 12:11 塩見岳
12:15 12:16 塩見岳西峰
12:46 12:46 塩見小屋
13:44 13:49 本谷山
14:22 14:22 三伏山
14:31 14:32 三伏峠小屋
14:39 14:40 塩川・鳥倉ルート合流点
14:52 14:52 ほとけの清水
15:11 15:11 豊口山のコル
15:29 15:29 鳥倉林道登山口
15:55 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

5時〜9時半：曇り☁️
9時半〜14時半：晴れ☀️
14時半〜16時：曇り一時雨🌦

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【駐車場】鳥倉駐車場
自治体公式ページ：http://www.vill.ooshika.nagano.jp/2022/05/30/kaizansiki2018/
GoogleMap：https://goo.gl/maps/Sxwv7Bfn91Knvtzh6
※現在、登山口より約3km手前の越路ゲートから歩きになります。

コース状況／危険箇所等

ルート上に残雪なし、アイゼン・ピッケル・チェーンスパイク等は不要。
※蝙蝠尾根北側のコル(標高約2700m付近)の、二重稜線っぽくなっているところで10mほど雪の上を歩きますが、平坦なので問題なく進めます。

写真

6/25 5:09

今日は朝5時過ぎにスタート。いつもはソロの時はナイトハイクが基本形なのですが、夜中に雨が降っていたので…。長い1日の始まりです。

6/25 5:36

鳥倉登山口。はみ出ていますが、左側の休憩所(登山届提出スペース)は令和2年度の地域振興予算で新設されたみたいです。

6/25 5:42

このジャングル化はしていない、いい感じの樹林帯…。何気にお気に入りです。今までは北アルプスの岩場一択でしたが、南アルプスのこういう落ち着いた雰囲気も好きです。

6/25 6:39

塩川ルートとの分岐地点。大鹿村の公式HPでは、村道崩落のため、徒歩での通過もできない。との事です。

6/25 6:53

三伏峠。日本で1番高いといわれている峠らしいです。標高約2,600m。今回の鳥倉ルートは、しょっぱなからいきなり標高差800mの急登💦大変だけど、頑張って登ってしまえばもうそこは天空の世界！

6/25 6:55

テン場は誰もいませんでした。また、すごいガス…。この後晴れることに期待！

6/25 7:02

三伏山。前回来たときは綺麗に塩見が見えて…「あ、あんなところまで行くんだ…」と心折られた思い出の場場所！

6/25 7:47

三伏峠周辺の森の感じ…。この雰囲気が好きなんです。この景色見て南アルプスもいいなぁと思いました。(当然、山頂からの景色も！)

6/25 8:15

塩見小屋のあたり？雲が切れて青空が見えるようになってきました。このまま天気の回復を願う！

6/25 8:35

鎖場。塩見岳は一応「信州山のグレーディング」では難易度Dに分類されていたような…。なので、2番目に難しい登山道群のひとつ(？)という事ですね。個人的には、ザレ場もあるし、特に疲れている時は普通に滑落のリスクあると思います。また、浮石が沢山あるのが嫌です…(落とし、落とされないように周囲への警戒・配慮が必要ですね)。

6/25 8:58

塩見岳山頂(東峰)！去年来た時には、オレンジの看板(結構しっかりしたやつ)があったはずなのになくなってる！それっぽい棒の残骸はあったけど、何があったんだろう？

6/25 9:00

キバナシャクナゲ：ツツジ属シャクナゲ亜族の低木で日本では高山帯〜亜高山帯上部に自生。「アズマシャクナゲ」「ハクサンシャクナゲ」より高地に生息し、厳しい自然環境のため樹高は30-40cm程度。

6/25 9:02

塩見岳を超えて蝙蝠岳へ！まだガスが切れない…。

6/25 9:12

ちょっとだけガスが切れて塩見岳の山体が見えました。

6/25 9:16

北俣岳分岐。
※去年、このオレンジと黒の看板が塩見岳東峰の山頂にもあったのですが、今年はなくなっていました…。

6/25 9:24

蝙蝠尾根の最初10分くらいは、ギザギザした岩場で楽しかったです！ところどころ、窓見たくなっていたり、両側切れていて楽しかった！

6/25 9:39

三伏峠〜塩見岳の稜線はガスがかかっていましたが、蝙蝠尾根はピーカン！風は10-15mくらいありましたが、日光もあるし気温も高かったので(AppleWatchで16℃くらいだったような？)そんなに寒さは感じませんでした。

6/25 9:40

今日のターゲット！蝙蝠岳…。ここからみても遠い遠い…。

6/25 9:53

蝙蝠岳手前の標高2700mくらいの最低コルのあたり。10mくらい残雪の上を歩きます。が、平坦なので、チェーンスパイク等不要です。ここは二重稜線？というと違うのかもしれないですが、窪地が秘密基地感を醸し出していていい感じです！

6/25 10:19

え、塩見まで戻るだけで2時間40分なの？？やっぱり、南アルプスはおっきいです💦右奥には悪沢がきれいに見えています。

6/25 10:21

蝙蝠からの富士山、最高です！

6/25 10:21

悪沢岳。いつかは絶対に登りたい！

6/25 10:26

晴れてくれて本当に感謝！

6/25 10:31

6/25 10:33

蝙蝠尾根から見る塩見岳。ここから見る塩見岳、かっこいいです！

6/25 10:34

最高の天気！塩見岳と蝙蝠尾根、右奥には仙塩尾根と間ノ岳方面…。いつかあの稜線も歩いてみたいけど体力…。

6/25 10:44

ここでもみれた旗型樹形！蝙蝠尾根は三伏山の稜線と違って稜線上にあまり木が生えていない…。何らかの影響で、それだけ厳しい環境になっているのかな？

6/25 11:48

塩見岳への登り返し！両側切れていていやらしい。売り切れた足で慎重に進んでいきます。（足が売り切れても、ガツガツ登る以外なら大丈夫です💦）

6/25 11:49

シナノキンバイ。いろんなところでよく見るやつ。

6/25 12:02

トレイル脇に沢山の花が咲いています。塩見岳は、もともと高山植物の宝庫だったようです（30年くらい前の話）。が、鹿の食害で壊滅してしまったようです。今では、土壌流出防止のネット(？)が敷かれていてなんか痛々しいです💦

6/25 12:09

塩見岳戻ってきました。やっぱり、蝙蝠と富士山のセットもいい！

6/25 12:12

塩見岳西峰方面。あとは下山だけですが…。これが長いんだ。時間巻けないんだ…。

6/25 12:15

塩見岳西峰より。山頂付近は、近くの谷からガスがわいてきてあまりシャッターチャンスがない感じでした。が、上の方は青空が広がっています。雲多い写真だけど、これはこれで夏っぽくていいね！

6/25 12:17

こんなギザギザのところを登ってきたんだなぁ

6/25 14:24

三伏山！帰路は塩見岳見えました！遠いなぁ(笑)

6/25 14:30

テントが何張りか張ってあります。

6/25 15:29

帰ってきた！長かった！

6/25 15:30

小屋のところに設置してあったホワイトボード。

6/25 15:33

中央の木が切り開かれている所が駐車場…。最後の最後、地獄の林道歩き…。

6/25 15:55

無事下山！今回も楽しかった！

【標準CTはヤマケイオンラインを参考：https://www.yamakei-online.com/】
各区間のペース配分。後半ペースが落ちている事が丸わかり…。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

防寒着 レインウェア 救急セット ツェルト 水(2.4L) 行動食 モバイルバッテリー

感想

kimiyamabiko

かつて、塩見岳は高山植物の宝庫であったと聞いていますが、現在は荒れ果ててしまっているようです。特に、東峰・南東方面の斜面は剥き出しの土斜面になっています。土壌流出防止用と思われるネット等が設置してありました。昔はここ一面に高山植物が咲いていたのでしょうか？
参考サイト（静岡県）：http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-070/documents/minamialpshana33.pdf