【大滝山(霞沢岳断念!)】赤線つなげ!(松本駅〜大滝山〜徳本峠〜上高地)
- GPS
- 19:57
- 距離
- 50.7km
- 登り
- 2,621m
- 下り
- 1,710m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 11:01
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:43
天候 | 1日目 晴れ→ガス→日没前に晴れ 夜は少し風が強め 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松本駅近くに前泊。 ◆帰り アルピコ交通 上高地→松本 0006便 13:20 上高地バスターミナル 14:15 新島々 ※上高地発のバスはすべて予約制になっています。私は事前にインターネット予約しておいて、下山が早かったため便変更での乗車。 松本電鉄上高地線・松本行 14:45 新島々 15:15 松本 JR篠ノ井線・小淵沢行 15:55 松本 17:07 小淵沢 JR中央本線・高尾行 17:23 小淵沢 19:44 高尾 帰りは青春18きっぷの旅。 高尾から中央線、武蔵野線、東武東上線経由で自宅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆松本駅〜冷沢登山口 ・最初はフラットなロードを約13km。 ・林道に入ると約8kmで約800mを登って登山者用駐車場へ。最初は少しショートカット。途中にもみんなの足跡で足跡がついているところがありますが、立ち入り禁止。駐車場にはきれいなトイレあり。 ・駐車場から少し登ると林道がダートに。歩きやすい道。ここでも約4kmで300m標高を稼ぎます。登山道に入る前に距離約25km、標高約1,100m分歩きました。 ◆冷沢登山口〜鍋冠山〜大滝山 ・非常に歩きやすい道です。迷うようなところもありませんでした。 ・大滝山への登りは2,200mを超える辺りから少し急。山頂が見えてくるあたりで少し崩れているところあり。ほかは急なところもなし。 ・松本駅から大滝山までは約33km、累積標高↑2,300m、↓300m。おすすめはしません(あまりマネする人もいないでしょうが)。 ・大滝山テント場は5張の案内で、この日はちょうど5張。詰めればもう1〜2張くらいはいけそう。テン場で一緒だった方によると、一杯の場合は小屋前、南峰に張るそう。めったにないようですが。ハイマツ帯の山頂ということもあり、風が吹くと強め。 ・大滝山(北峰)は展望抜群です♪ちょうど大キレットに夕陽が沈む日で、非常にきれいな景色を楽しむことができました。 ◆大滝山〜徳本峠 ・朝露多く、早い時間帯はレインウェア上下推奨。遅い時間はわかりません。 ・下り中心で細かく登り返し。槍見台手前だけ大きく登り返し。 ・槍見台は台というか、櫓というかがあります。垂直のハシゴで上りますが、木が太くてつかみづらく、ちょっと登りづらかった。 ・濡れた木の根がかなり滑りました。 ・槍見台をすぎてから、ぬかるみと笹やぶが多くなっています。やぶは道がわからないほどではありませんでしたが、下が見えなくなるくらいには濃いやぶでした。 ◆徳本峠〜明神池〜上高地 ・よく整備されています。何箇所かあるハシゴに注意。 ・上高地は散策の人も一杯。これだけ開放的なところでマスクをして散策している人が多いのがナゾ。。。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(48ℓ)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
食料(4食分)
非常食
ハイドレーション
水
レインウェア
ライトダウン
アンダーウェア(着替え)
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
テント
シュラフ
マット
LEDランタン
携帯バッテリー
|
---|---|
備考 | 松本駅出発時に水2.5ℓ持参。冷沢の水場でコップ2杯分(400㎖くらい)を飲んで、山頂到着時には1.5ℓ余り。11時間活動して消費は1.5ℓ程度だけ。 大滝山荘で1ℓ購入 + ビールを500㎖×2本。 下山時には1ℓ近く余り。もっと必要量は多いと思っていました。いつまで経っても適切な量の見積もりは難しい。 |
感想
太平洋から日本海への赤線つなぎ実施中。
美ヶ原から松本駅はつながっており、松本駅から北アルプスをつなぐために松本駅から歩きました。
無事にミッション達成!
残る区間は奥秩父縦走路(金峰山〜甲武信ヶ岳、雁坂峠〜雲取山)と、栂海新道(白馬岳〜親不知)となりました。
が、元々は霞沢岳も登るつもりでした。
疲れから足首が痛くなり、さらには足があがらなくなって断念…
消化不良の今年初のテン泊になりました。
本当なら大滝山から松本駅に下った方がラクなのでしょう。
過去レコでも下りは発見しましたが、登りは発見できず。
元々は下るつもりで考えていました。
どうせ行くならついでに他のところにも登りたいと思っていたところに霞沢岳が目に入る…
小屋泊装備なら行けなくはなさそう。
疲れたとしても、霞沢岳バスして上高地下山もできるし、常念岳に抜けることもできるし、蝶ヶ岳から三股に下りてもいいし、エスケープには事欠かない。
小屋が一杯で予約できなかったのは誤算。
テントに切り替えて、キツかったらエスケープすればいいやあ、と登りルートで決行!
松本に前泊して早朝出発。
翌日の行程も見越して、急がずゆっくりペースで進みます。
気温もさほど上がらず、飽きはしたものも意外と疲れもなく冷沢の登山口へ。
登山口に入ってもペースを守りながら。
多少の疲れは感じるものの、意外とすんなりと大滝山へ。
大滝山山頂に着いたときにはガスガス。
テントを張ってビールを飲みながらテン泊の方々と話しているうちに、東側から雲が切れ始めます。
晴れる?と話をしていたら、日没前にきれいに雲が取れてくれました。
周囲の絶景堪能。
マイナールートで来る人は少ないものの、景色も良く、小屋もそれほどは離れておらず、来た人の評価が高いのも納得でした。
ここは機会を見つけてまた来たい。
翌朝、前日の疲れも感じず。
これなら予定通りに行けそうと判断して、夜明け前に出発。
出たときにはガスでしたが、日の出時間に木の間から見る槍ヶ岳、穂高岳は見事!
これなら夜明けを待っても良かったかなあ、とも思ったり。
このころから右足首に痛みが。捻挫か???これで下りと平坦がきつくなり。
ちょうど同じようなタイミングで疲れも出てきてしまい、今度は登りがきつくなり。
霞沢岳登頂は徳本峠08:00をタイムリミットに設定しており、槍見台の手前の時点で早くも断念…
そうなると時間はたっぷりあるので、ムリをせずにチンタラ歩きを決め込みます。
これなら山頂で日の出を見て、蝶ヶ岳方面に行けばよかったわ、と思うが後の祭り。
おとなしく徳本峠から上高地に下山しました。
早い時間の下山になったので、嘉門氏小屋に立ち寄り。
イワナとビールで疲れを癒しました♪
ビールを飲んだことで一気に疲れが出て、バスターミナルまで一層チンタラ歩きになったのは言うまでもありません…
未練タラタラの登山にはなりましたが、無事に下山するのが一番。
登りの工程は褒められたものではないでしょうが、下山時に複数のエスケープを確保しておいたのはよかったのかと思います。
翌日に足首の状態を見てもらいに行きつけの鍼灸院に行くと、「捻挫じゃなくて腱に疲労がたまってる感じだね。オーバーユースじゃないかな。心当たりない?」と。
ええ、思いっきり心当たりありますとも・・・
疲労感は感じていなかったものの、体は悲鳴を上げていたということですね。
結果的にムリせず下山して良かったということ。
今の自分の脚力がよーくわかった山行になりました。
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