三ノ沢岳 秀麗な稜線の先に花の楽園

2022年07月25日(月) [日帰り]

• GPS: 07:40
• 距離: 8.7km
• 登り: 962m
• 下り: 977m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:48
• 合計: 7:36

7:16 千畳敷駅
7:47 7:52 極楽平
8:00 8:01 サギダルの頭
8:07 8:08 三ノ沢分岐
10:02 10:43 三ノ沢岳
12:32 12:40 三ノ沢分岐
13:12 13:48 宝剣岳
13:56 14:05 宝剣山荘
14:06 14:13 乗越浄土
14:52 14:52 ホテル千畳敷
14:52 千畳敷駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンターの大駐車場(800円)で前夜泊。
朝一便のさらに前の臨時便バスと駒ヶ岳ロープウェイ(往復4,200円)をしらび平で乗り継ぎ、
千畳敷カールに立ちました。
平日ですが、登山者・観光客とも多く、ロープウェイも増便を出していました。

コース状況／危険箇所等

三ノ沢岳への稜線は岩稜もありますが、特に危険はありません。
宝剣岳の岩場も、危険個所にはクサリやホチキスが整備されています。

その他周辺情報

菅の台バスセンターからすぐ並びの早太郎温泉こまくさの湯(700円)で汗を流し、
露天湯から宝剣岳を見上げました。
ちなみに、ゆるキャン△でリンちゃんが入浴した温泉です(^^

写真

7/24 18:34

あまりの眠さに初使用。効果抜群で前夜泊一睡もできず。

7/25 6:05

早朝から並んで始発のバスと

7/25 6:56

ロープウェイを乗り継いで、
いっきに千畳敷カールへ。

7/25 7:27

カールは雲上のお花畑。
チングルマとコイワカガミ。

7/25 7:23

アオノツガザクラに、

7/25 7:39

クロユリに、

7/25 7:40

シナノキンバイ。

7/25 7:47

本当に天上のお花畑。

7/25 7:45

振り返ると、眼下に千畳敷。

7/25 7:51

目を上げると南アルプス。
甲斐駒千丈から荒川の稜線。
塩見の左にうっすら富士も。

7/25 7:56

稜線にはチシマギキョウや、

7/25 7:59

ミネウスユキソウ。

7/25 8:06

稜線に聳えるザギタルの頭。
左奥に中岳と木曽駒ヶ岳。

7/25 8:06

振り返ると空木岳や南駒ヶ岳に続く中央アルプスの主稜。

7/25 8:15

チングルマの花穂。

7/25 8:15

こちらはまだ花の盛り。

7/25 9:51

ハクサンチドリ。かな

7/25 8:18

花を愛でながら三ノ沢岳へ。

7/25 9:04

岩稜あり痩せ尾根あり。
気持いい登下降の先に山頂。

7/25 9:54

山頂に小さく先行の女性の姿

7/25 10:14

三ノ沢岳。2846.5m

7/25 10:08

先行の女性からライチョウがいたと動画を拝見。

7/25 10:10

歩いてきた稜線の先に、
木曽駒中岳宝剣岳の連嶺。

7/25 10:10

中ア主稜の先に南アの主稜。

7/25 9:58

その先にうっすらと富士山。

7/25 10:20

京都classic中華そば。
異種格闘技部門優勝って？

7/25 10:24

御岳も乗鞍も北アも雲の下。

7/25 10:26

宝剣岳の岩峰。中岳との鞍部に天狗荘宝剣山荘。

7/25 10:38

青空の下の天辺でヽ(^o^)丿

7/25 11:08

ライチョウに心を残しながら宝剣岳を目指す。

7/25 12:14

三ノ沢岳を振り返る。
なんて秀麗。なんて勇壮。

7/25 12:31

足元にホシガラスの宴の跡。
ハイマツの実が一杯。

7/25 12:37

稜線から宝剣岳を仰ぐ。

7/25 12:46

千畳敷カールを覗きながら、

7/25 12:43

岩を登り、

7/25 12:44

渡って進む。

7/25 12:48

岩稜に咲くコケモモ。

7/25 13:03

天を仰ぐダイコンソウ。

7/25 13:30

ハクサンイチゲもひっそり。

7/25 13:11

千畳敷カールの先に伊那谷。

7/25 13:26

岩穴を潜って、

7/25 13:28

登って、

7/25 13:29

(^o^)／

7/25 13:36

宝剣岳。2931m
岩の上には立てない(^^;

7/25 13:38

宝剣の先から三ノ沢岳。
滑川がまっすぐ流れ下る。

7/25 13:43

下る岩場の先に、
宝剣山荘と天狗荘。

7/25 13:53

山頂で歌ってはる。朗々♬

7/25 14:09

乗越浄土から千畳敷へ下る。

7/25 14:17

ぐるりと岩峰に囲まれた、

7/25 14:16

八丁坂の急降はお花畑の道。
ハナウドにオンタデ。かな

7/25 14:24

ミヤマキンポウゲに
ハクサンイチゲ。

7/25 14:40

コバイケイソウ。

7/25 7:25

ハイマツの雄花が鮮やか。

7/25 14:42

千畳敷カール。
宝剣岳と岩峰群。

7/25 14:43

剣ヶ池に映る逆さ宝剣。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ココヘリ ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

ikomaniyon

昨年も一昨年も悪天で中止した三ノ沢岳にトライ。
好天のこの日を狙って、三度目の正直でようやく山頂に立つことができました。
気持ちの良い稜線を登り降りするたびに大きくなる三ノ沢岳の姿に心躍らせながら歩を進めた先に、ハクサンイチゲやシナノキンバイのお花畑が待っていてくれました。
山頂からは、駒ヶ岳や宝剣岳の岩峰、楢尾岳や空木岳へのびる中央アルプスの主稜が見渡せて素晴らしい展望です。
また、先行の女性から山頂下にライチョウの親子がいたと動画を見せられました。
肉眼では見られなかったのは残念でしたが、
中央アルプスのライチョウ復活は着々と進んでいるようです。
久し振りの宝剣岳は岩峰歩きや千畳敷カールの展望が素晴らしく、
そのカールの中では真っ盛りのお花畑を堪能できました。
※右股関節の不調により7/23の沢はパスしましたが、歩く分には問題ないかなと決行。
　不調ながらも予定どおりに歩けて、気持ちよく楽しめた一日でしたが、
　相方からは体力の低下が目に余ると、日頃の鍛錬不足への厳しいダメ出し(^^;
　次週は立山から大日三山を縦走する予定です。
　さあ、どうしたものでしょう。