聖岳から赤石岳

2022年08月05日(金) 〜 2022年08月07日(日)

• GPS: 25:53
• 距離: 35.2km
• 登り: 4,436m
• 下り: 4,456m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:24

8:09 聖沢登山口
9:22 9:22 聖沢吊橋
10:10 10:18 造林小屋跡
10:57 11:00 乗越
12:00 12:05 滝見台
13:33 聖平小屋

2日目

• 山行: 9:12
• 休憩: 0:42
• 合計: 9:54

4:28 聖平小屋
4:34 4:34 聖平小屋分岐
5:00 5:06 薊畑分岐
5:50 5:50 小聖岳
6:51 6:54 聖岳
7:12 7:12 奥聖岳
7:30 7:36 聖岳
9:40 9:43 兎岳避難小屋
10:01 10:06 兎岳
10:51 10:58 小兎岳
11:57 12:09 中盛丸山
12:25 12:25 中盛丸山・大沢岳間分岐
12:46 12:46 大沢岳
13:09 13:09 大沢岳北峰
14:22 百間洞山の家

3日目

• 山行: 9:23
• 休憩: 0:31
• 合計: 9:54

3:27 百間洞山の家
4:42 4:42 百間平
6:36 6:36 赤石岳避難小屋
6:39 6:55 赤石岳
7:12 7:16 赤石岳・小赤石岳間分岐
8:07 8:11 北沢源頭
9:16 9:16 富士見平
9:57 9:57 赤石小屋
11:42 11:49 カンバ段
13:21 椹島ロッジ

天候

8/5は曇りのち雨、8/6は霧一時雨、8/7は晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙ダム臨時駐車場を利用。登山口（聖沢）下山口（椹島）までは東海フォレストのバス利用。

コース状況／危険箇所等

全コースとも赤テープや岩のペイント等のマーカーがあり、迷うことはない。ガレ場のトラバース等は要注意。大沢岳北側から百間洞へ降りるゴーロ道は歩きにくかった。

写真

8/5 6:19

畑薙ダム臨時駐車場。平日なので空いています。

8/5 8:02

東海フォレストのバスに乗り、8時に聖沢登山口へ到着。

8/5 8:09

最初に、杉の植林地の斜面をジグザグに急登します。

8/5 8:37

尾根を乗り越し、その左側をトラバース。

8/5 9:21

吊り橋を渡ります。
この後、急斜面をジグザグに登ります。

8/5 10:15

造林小屋跡で小休止。

8/5 11:00

尾根を乗越す箇所で、山が見えます。聖岳方面でしょうか。

8/5 11:41

その後トラバース道になり、沢を渡ります。

8/5 12:29

遭難者の石碑がある露地で、展望が広がります。

8/5 12:57

渓流に掛かる橋を渡ると聖平はもうすぐ。

8/5 13:56

13:40頃聖平小屋着。小屋の近くにテントを設営。冷たいビール・チューハイが売っているのが嬉しい。雨が降ってきましたが、アルファ米の夕食を取り、早々に寝ました。

8/6 4:29

2日目。霧が掛かっていますが、雨は止んでいます。
テントを撤収し、朝4:30に出発。

8/6 4:52

薊畑付近に来ると明るくなってきました。

8/6 5:03

マルバダケブキ？の群落。

8/6 5:47

森林限界を抜け、小聖岳に到着。
ガスが少し切れて、聖岳本峰が見えてきました。

8/6 5:49

僅かに薄日も。

8/6 5:53

やせ尾根を辿ります。

8/6 6:07

チシマギキョウ？

8/6 6:11

ウスユキソウ

8/6 6:11

細いウスユキソウ？

8/6 6:16

山頂までガレ場の急登が続きます。
早朝ですが、多くの方が登っています。

8/6 6:47

富士山。手前は笊が岳と布引山。

8/6 6:47

上河内岳？

8/6 7:32

前聖岳に到着。
ガスで赤石岳方面は全く見えません。

8/6 7:07

奥聖岳をピストン。
奥聖岳近くの二重山稜部はチングルマの幻想的なお花畑。

8/6 7:12

奥聖岳に到着。
ガスで展望はありません。

8/6 7:36

前聖岳に戻って小休止後、兎岳方面に下ります。

8/6 8:03

暫く下るとガレ場に出ました。

8/6 8:04

ウサギギク？（兎岳とは関係ないが）

8/6 8:06

下の方はガスが切れてきました。

8/6 8:07

今日の目的地の百間洞山の家も見えます。

8/6 8:12

イブキジャコウソウ？

8/6 8:17

ミヤマシオガマ？

8/6 8:36

赤石山脈の由来の赤い岩の岩稜を下りました。

8/6 8:51

聖兎のコルに到着。

8/6 9:04

ハクサンフウロ？

8/6 9:08

前方の兎岳に登ります。随分高い。

8/6 9:16

タカネマツムシソウ？

8/6 9:41

兎岳避難小屋入口に到着。（避難小屋は撤去かと思ったら、上から見ると50メートルほど離れてありました。）

8/6 9:51

タカネビランジ？

8/6 9:52

兎岳山頂に到着。
ガスで展望なし。

8/6 10:05

小兎岳方面に下ります。

8/6 10:52

コルから登り返して小兎岳山頂着。
ここもガスで展望なし。

8/6 10:56

次の中盛丸山との間のコル下ります。

8/6 11:26

急な岩稜を登り返します。

8/6 11:48

ライチョウ。目の上に赤い部分があるので、オスでしょうか？

8/6 11:58

中盛丸山に到着。
ここも展望なし。その代わり涼しくて良いです。

8/6 12:17

大沢岳との間のコルへ。

8/6 12:32

右の三角形のピークに登ります。

8/6 12:47

大沢岳到着。
雨が降ってきました。

8/6 13:38

下りは、岩稜を下った後、歩きにくいゴーロの道を遠々と下ります。雨で滑りやすいし疲れました。

8/6 14:08

やっと、百間洞山の家のテント場が見えてきました。

8/6 14:42

14:25頃百間洞山の家に到着。今日はここで小屋泊。
小屋泊10数名、テント泊数名おられました。

8/6 17:25

夕食時、食堂の窓から見る聖岳。
美味しいとんかつを頂いて最高でした。

8/7 4:30

3日目。14時の椹島発のバスに間に合うように、百間洞山の家を3時半に出発。百間平で夜明けを迎えました。赤石岳の上に金星が光っています。

8/7 4:32

悪沢岳の方向が明るくなってきました。

8/7 4:43

百間平の標柱。聖岳方面も晴れています。

8/7 4:56

赤石岳方面の朝焼けの雲。

8/7 4:58

左遠方には中央アルプス。

8/7 5:04

振り返ると、昨日縦走した兎岳〜大沢岳。

8/7 5:04

聖岳と兎岳。モルゲンロートに染まっています。

8/7 5:05

荒川三山。

8/7 5:06

赤石岳に向かって馬の背を渡ります。

8/7 5:25

コルから、大斜面を斜登します。

8/7 5:38

大斜面から見る聖岳〜中盛丸山。

8/7 5:50

さらに急なガレ場を登ります。

8/7 6:05

イワツメクサ？

8/7 6:18

チシマキキョウとタカネツメクサ？

8/7 6:19

もう少しで山頂部。

8/7 6:21

赤岳避難小屋が見えてきました。

8/7 6:44

6：40に赤石岳山頂に到着。

8/7 6:43

北側には、小赤石、荒川三山、塩見、間ノ岳、千丈、甲斐駒も見えます。

8/7 6:44

北東方向。

8/7 6:44

東方向に富士山。

8/7 6:40

富士山を拡大。

8/7 6:40

南方向には聖岳。

8/7 6:44

南西方向には、昨日縦走した兎岳〜大沢岳。

8/7 6:44

西方向。遠く中央アルプスが見えます。

8/7 6:44

北西方向。

8/7 6:44

再度北方向の小赤石と荒川三山等。

8/7 7:10

展望を楽しんだ後下山します。

8/7 7:12

下降点から椹島へ下ります。

8/7 7:14

イブキジャコウソウ？

8/7 7:15

急斜面を下ります。

8/7 7:18

これもイブキジャコウソウ？

8/7 7:23

小赤石から伸びる尾根。

8/7 7:23

振り返る赤石岳。

8/7 7:28

ヨツバシオガマ

8/7 7:36

小赤石からの尾根。まるで千畳敷。

8/7 7:41

ピンクのイブキジャコウソウ？と紫のタカネマツムシソウ

8/7 7:45

トリカブト？

8/7 7:58

水場の冷たい水でのどを潤します。

8/7 7:58

前方には砲台休憩所。

8/7 8:07

気持ちの良いお花畑の斜面から離れます。

8/7 8:34

樹林帯のトラバース道。度々桟橋が現れます。

8/7 9:02

富士見平へ到着。

8/7 9:02

赤石岳にガスが掛かり始めています。

8/7 9:02

荒川三山にもガスが掛かってきました。

8/7 9:03

富士山が辛うじて見えています。

8/7 9:03

聖岳も何とか見えます。

8/7 9:48

赤石小屋へ到着。
ペットボトルのジュースを買い小休止。

8/7 10:11

樹林帯をどんどん下ります。

8/7 13:09

椹島に到着。

8/7 13:40

バスが発着する椹島レストハウスに13：20に到着。
ソフトクリームを食べて、14時のバスに乗りました。

撮影機器：

PowerShot SX700 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

chusan

南アルプスの主稜線のうち聖〜赤石間が未踏だったので、今回歩いてみました。
この未踏区間は、山深くて訪れる人も比較的少なく、原始の自然が残っている気がしました。このうち、聖岳〜百間洞山の家は、兎、小兎、中盛丸山、大沢岳とアップダウンが多くてきつく地味に感じられ、百間洞山〜赤石岳は、百間平や馬の背など快適で素晴らしい印象を受けました。前者は天気が悪く、後者は天気が良かったせいもありますが。百間洞山の家は、ご夫婦？2人だけで運営され、とんかつ定食も頂けて感激しました。