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Yamareco

記録ID: 45613
全員に公開
アルパインクライミング
甲斐駒・北岳

REVENGE COMPLETE 〜北岳バットレス 第4尾根〜

2009年09月05日(土) 〜 2009年09月06日(日)
 - 拍手
かめ その他1人
GPS
26:30
距離
9.6km
登り
1,720m
下り
1,704m

コースタイム

1日目
山行
7:32
休憩
2:23
合計
9:55
5:52
6:00
100
7:40
7:45
30
8:15
8:15
45
バットレス沢出合
9:00
9:15
75
bガリー取り付き
10:30
11:00
60
第4尾根取り付き
12:00
13:00
80
マッチ箱
14:20
14:40
25
靴脱ぎ場
15:05
15:10
30
2日目
山行
2:53
休憩
0:15
合計
3:08
5:25
28
5:53
5:53
47
6:40
6:55
95
8:33
ゴー広河原インフォメーションセンター
天候 晴れのち曇り(ガス)
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
その他周辺情報 下山後の温泉は、県道20号線を少し下った天恵泉白根桃源天笑閣に立ち寄りました。
ここのお湯は、アルカリ性の湯の日帰り入浴施設で、神経痛や筋肉痛などの効能が
あり、疲れた身体にはピッタリのお湯です。入浴料金は500円です。
広河原からの北岳
2009年09月05日 05:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 5:50
広河原からの北岳
二俣
2009年09月05日 07:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 7:38
二俣
バットレス沢出合
2009年09月05日 08:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
9/5 8:15
バットレス沢出合
振り返って
2009年09月05日 08:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 8:16
振り返って
bガリー取り付き
2009年09月05日 09:09撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
2
9/5 9:09
bガリー取り付き
bガリー
2009年09月05日 09:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 9:14
bガリー
bガリー上部より(下には後続パーティーの大群が)
2009年09月05日 09:26撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
2
9/5 9:26
bガリー上部より(下には後続パーティーの大群が)
かなりガレていて、小石を頻繁に落としてしまいます
2009年09月05日 09:28撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
1
9/5 9:28
かなりガレていて、小石を頻繁に落としてしまいます
cガリー(よく見ると↑4オネの表示が)
2009年09月05日 10:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
9/5 10:09
cガリー(よく見ると↑4オネの表示が)
cガリーはコンテで
2009年09月05日 10:13撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
1
9/5 10:13
cガリーはコンテで
4尾根取り付きに到着
準備中の先行パーティー
2009年09月05日 10:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
9/5 10:30
4尾根取り付きに到着
準備中の先行パーティー
1ピッチ目トップのN師匠
2009年09月05日 11:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 11:02
1ピッチ目トップのN師匠
2ピッチ目トップのkame
2009年09月05日 11:19撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
2
9/5 11:19
2ピッチ目トップのkame
3ピッチ目フォローのkame
2009年09月05日 11:45撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
2
9/5 11:45
3ピッチ目フォローのkame
マッチ箱への垂壁(5ピッチ目)
2009年09月05日 12:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 12:11
マッチ箱への垂壁(5ピッチ目)
5ピッチ目、マッチ箱をフォローするkame
2009年09月05日 12:14撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
2
9/5 12:14
5ピッチ目、マッチ箱をフォローするkame
マッチ箱の懸垂下降渋滞待ち(下から)
2009年09月05日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 12:22
マッチ箱の懸垂下降渋滞待ち(下から)
懸垂下降するkame
2009年09月05日 12:52撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
2
9/5 12:52
懸垂下降するkame
マッチ箱のコルで渋滞待ちのN師匠
2009年09月05日 13:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
9/5 13:17
マッチ箱のコルで渋滞待ちのN師匠
6ピッチ目トップのN師匠
2009年09月05日 13:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
9/5 13:39
6ピッチ目トップのN師匠
枯れ木のテラスへ向けて
2009年09月05日 13:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 13:41
枯れ木のテラスへ向けて
枯れ木のテラスからマッチ箱を(定番)
2009年09月05日 13:47撮影 by  DMC-FX33, Panasonic
2
9/5 13:47
枯れ木のテラスからマッチ箱を(定番)
終了点にて、先行パーティーの方に撮っていただきました
2009年09月05日 14:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
3
9/5 14:32
終了点にて、先行パーティーの方に撮っていただきました
通称、靴脱ぎ場
2009年09月05日 15:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
9/5 15:00
通称、靴脱ぎ場
北岳山頂(こちらも3193m)
2009年09月05日 15:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
4
9/5 15:08
北岳山頂(こちらも3193m)
肩の小屋に到着
2009年09月05日 15:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 15:40
肩の小屋に到着
今日の寝床
2009年09月05日 15:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 15:52
今日の寝床
夕食まで、テラスでのんびりと
2009年09月05日 17:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/5 17:57
夕食まで、テラスでのんびりと
夜明け前(かすかに富士山)
2009年09月06日 04:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/6 4:58
夜明け前(かすかに富士山)
御来光
2009年09月06日 05:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/6 5:25
御来光
モルゲンロートの北岳
2009年09月06日 05:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
9/6 5:28
モルゲンロートの北岳
下山途中から見た第4尾根
2009年09月06日 06:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/6 6:12
下山途中から見た第4尾根
草すべり
2009年09月06日 06:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/6 6:25
草すべり
白根御池小屋に到着
2009年09月06日 06:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/6 6:41
白根御池小屋に到着
広河原山荘
2009年09月06日 08:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
9/6 8:28
広河原山荘

感想

7月25日に雨により敗退したバットレスのリベンジ(次回の下見)として、
N師匠と登ってきました。

前日の夜に芦安の駐車場に着き、車の中で仮眠をとる。
翌朝、4時過ぎに目を覚まし外を見るとバス乗場には長蛇の列。既に始発バスの
乗車券は残り1枚のみ、タクシーも満車で6時広河原はやばそう。N師匠が乗用車
タイプのタクシーと交渉して、2名が予約していたところに何とか2名分を確保して
くれた。休日の芦安のすごさを垣間見たので、次回への申し送り事項としておく。
広河原インフォメーションセンターに到着し、吊り橋を渡って、広河原山荘で
プラティパスに水を入れ6時丁度に出発。広河原から1時間ほどしたところで休憩
さしていたところ、ヘルメットをぶら下げた大軍団(5人、15人位)に抜かれ、
この軍団の後に付いたら大変だと思い、以降は休憩もそこそこにbガリーを目指す。  bガリーの取り付きには、予定していた時間よりも1時間程早く着き、人待ちの1名
の方のみで渋滞のない状態で取付く。登りだして取り付きを見下ろすと、先ほどの
団体さんが到着したところで、あまりの人の多さに、この団体さんを抜いて来た
ことにホッとする。上部バンドをトラバースし、cガリーをコンテで抜け、いよいよ
第4尾根の取付きに到着する。取り付きでは、先行パーティーに追いつき、ルートを
参考にさせていただく。この4人のパーティーとは最後まで(肩の小屋)ほとんど
同じ行動となる。1ピッチ目の垂壁はすごく滑りやすく、ちょっとずるをしてA0で
登る。(以降はA0なし。)マッチ箱の懸垂でも前パーティーのルートを参考にさせて
いただき、あまり下のほうに降りないように懸垂下降する。しかし、着地地点が
思った以上に滑りやすく、5m程落下。幸い、どこにも怪我を負うことなく枯れ木の
コルに向け登る。(ここの降りる位置によってはこのピッチが増えることもある。)
今回はN師匠が奇数ピッチ、偶数ピッチを私が受け持ったが、N師匠に登らさせて
いただいたようなものだった。ビバーク覚悟で荷物を持ってきたが、その日のうちに
肩の小屋に入る事ができた。(この日の夜はかなり寒く、ビバークしなくて本当に
よかったと思いました。)後続の大軍団は6時過ぎに肩の小屋に到着するのを見た。
そして、もっとも驚いたことは、夕食にサバの味噌煮が出たことだ。パックに入った
ものだろうけど、魚を山の上で食べることができるなんて、思ってもいなかった。
食後は、談話室でお酒を飲みながらのんびりと過ごし、床(ショラフ)につく。

翌日は、ただ下山するだけ。
最初、部屋に案内された時も、夕食後に床(ショラフ)についたときも、建物の2階
には我々二人だけだったが、朝起きた時には数パーティーが寝ていた。到着がかなり
遅かったらしいが、入って来たのも気付かなかった。この山小屋の朝食は、3時30分
とかなり早くから食べることができる。下山は、ほぼ3時間で広河原に到着。バスに
乗って芦安駐車場へ。時間が早すぎたため開いている温泉がなく、走っている途中
に開いていた日帰り温泉で汗を流して帰途につきました。

岩登りをやりだして、あこがれだった北岳バットレスに登ることができ、すごく
満足しています。ただし、残念だったのは、ここから見る富士山のすばらしさを
先輩方から聞いていただけに、それが見えなかったのは凄く残念ねことでした。

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訪問者数:1565人

コメント

うわぁぁぁぁぁぁぁ、バットレス‼
kameさん、こんばんは。

makoさんの日記からやってきました。
kouが見ている方のアルパインのYouTubeで最近、バットレスを知りました。
YouTubeを見ながらこんなとこ登れる人いるんやな〜😲と思っていたところで、
kameさんバットレス‼
凄いな〜(尊敬の眼差し👀)
他に挙げてらっしゃるレコも楽しみです。

kameさんが昨年歩かれた雲の平。
我が家が山を登りだした頃の憧れの地です。
こちらは夢で終わりそうですが(^-^;

体がなまってダメですね〜、近所を走ってみようかな(^^)v
2020/4/18 18:28
何故か最近拍手が増えてる
 koumamaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます

 私の場合、もともとボルダリングから山歩きに入ったこともあって、
最初の頃は外岩を楽しむことに重点をおいていましたので、最初の登頂が
バリルートから、って言うのが多いんですよ。岩場歩きとして、西穂〜奥穂は
残していますが、ほぼやりたい岩場は歩きましたので、最近は『ゆるゆる登山』に
徹しています

 雲ノ平、ほんと〜〜にいいところでしたよ。絶対に夢で終らせないでください。
雲ノ平からの360°の眺望、黒部五郎カールの美しさ、これは絶対に行ってください。

 kou君もそろそろ岩場を歩きたくてウズウズしてそうですね。
よろしければ、御在所の本谷辺りなんかご一緒しませんか?
2020/4/18 22:06
Re: 何故か最近拍手が増えてる
本谷コース‼️御在所バリ難関コースですよね。
我が家には無理だと思っていたコース、むちゃくちゃ興味あります。
コロナ明けには是非お願いしたいですo(^o^)o
2020/4/19 20:57
Re[2]: 何故か最近拍手が増えてる
 御在所のバリコースとしては、最近かなり一般的(?)になってきた
コースだと思います。のんびり登って、最悪帰りはロープウェイって手もありますし

 コロナ明け、OKですよー
是非とも行きましょう
2020/4/20 22:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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