白馬岳 夏の花 その2


- GPS
- 07:14
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 442m
- 下り
- 1,305m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:13
天候 | 晴れ 時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路 栂池自然園駅14:20発(ロープウェイ)−栂池高原駅14:48着(ゴンドラ) 栂池高原16:10発(高速バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところもなく分かりやすい(人は多い所なのでいろいろな意味で安心) 尾根歩きは 景色も見られて気持ちよかった 前日の疲れもあり 乗鞍岳前後の岩場は嫌らしく感じた |
その他周辺情報 | 栂池ロープウェイとゴンドラ片道2,000円 栂池高原駅周辺に日帰り入浴はない(喫茶IKOIで時間調整…ゆっくりできた) |
写真
感想
4時半過ぎに起き出して 外へ出ると天気が良くて雲海が綺麗に広がっている。ご来光は宿舎から見えないので 早々部屋に戻って着替えと荷物のパッキングをし朝食 をいただきに(朝晩ともにセルフテイク方式なで 好きなものを残さず食べられるのが嬉しい)
予定時間よりも早く出発し 余計なことを考えず白馬岳を目ざす。昨日見逃していたミヤマムラサキやトリカブト タカネシオガマの写真を撮り 上がり始める。花が多くどうしてもゆっくりペースになるが 盛りのウルップソウやシロウマオウギだとわかる個体も見つけられたのが嬉しい。白馬山荘が近づいてくると 周囲の濃霧も取れてきて 剱岳や立山も見えるようになってきた。
白馬岳頂は 360°のパノラマで 日本海から剣や槍は雲間に顔を出すが 南東側の中央や南アルプス 富士山は残念ながら雲に覆われて見えなかった(ここまで1時間近くかかってしまったが 花が多くて大満足だった)
三国境に向けては少し岩場下りもあるが シコタンソウなどが楽しみなところだ(シコタンハコベは見逃したようだ…)三国境周辺はコマクサが富山側のガレた斜面に数多く咲いているが 降りてはいけないのが残念。小休止後 ザレた尾根道を緩く上がって行く。昨日の疲れかだんだん足が重くなってきた。なんとか小蓮華岳に到着(休憩中の方が多い)ここからは下りになるので休まず先へ進み 種類の多いお花畑を楽しむ。船越ノ頭を過ぎるとハクサンコザクラの白馬大池(30数年前の記憶)も近いので 懐かしいリンネソウなどを愛でながらハイマツ帯を下るが 雷鳥坂では最後のポイントと思っていたライチョウには会えなかった。大池の雪渓上の道沿いはイワイチョウ チングルマ モミジカラマツ コイワカガミ ハクサンコザクラなどが花盛りだった。白馬大池山荘前でアンパンと味噌汁で昼食
山荘の裏から岩場を上がって行くが 土曜日なので団体さんとすれ違うことが多かった。乗鞍岳のケルンを過ぎるとヒメシャジンジンの群れた所があった(ミヤマシャジンかと思っていたが違った)下りになると踏み跡がしっかりとある雪渓を渡って大岩地帯へ 団体さんを避けようと横へ寄ったら 幸運なことにジムカデとミネズオウを見つけた。急坂の岩場を下って天狗原 湿原の花をいくつか見て小休止するも 時間が気になり先を急ぐ(この時は栂池自然園へ行こうと考えていたので…)
足に疲れも出てきたせいか それほど歩き難い道ではないが 時間がかかって栂池ビジターセンター前がゴール。
帰りに時間を考えると残念だが 栂池自然園はパスして ロープウェイとゴンドラ(一人だったので 着替えさせてもらった…20分間の有効活用?)で栂池高原へ。近場に日帰り入浴できる場所はないので 高速バスの時間まで 近くの喫茶店でビールと軽食をいただいてまったり過ごした
素晴らし花の山であることを再認識した山行だった。きつくもあり楽しい2日間だった
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