屋久島part.2 ☆ヤクシマシャクナゲ当たり年☆宮之浦岳(&SUPレポ)
- GPS
- 11:16
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 855m
- 下り
- 849m
コースタイム
↓↑
6:19 淀川小屋 16:05-16:16
↓↑
7:34 花之江河 14:54
↓↑
7:48 黒味岳分岐 14:43
↓↑
9:48 くりお岳 12:54
↓↑
10:00 宮之浦岳 12:30
↓↑
10:56 焼野三叉路 12:13
↓↑
11:11 平石
↓↑
11:27 平石岩屋 11:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ただし、現在、しゃくなげハイキング期間の為、駐車不可エリア4台分ほどあり。 a.m.5:00満車になりました。 ダメだった人は、その途中の路肩の広いスペースになるので、だんだん登山口から離れていきます。道が細いながらも、そうゆうスペースが何か所かありました。最悪、1時間以上、道路を歩くことにはなりそうですが。 原付で来てる人いましたが、頭いいな〜と思いました! 遅く来ても、確実に、登山口近くに停められる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】…特になし。しいてあげるなら下記参考に。 ・渡渉ありってゆうか、登山道に水場の水が流れて小川のようになっている所がかなり多いので、防水靴必須。 ・ロープ場が3か所位あり。 ・地図に水場と書いてなくても、水採れる所多々あり。 【登山ポスト】 淀川登山口にあり。 登山届は、高速船内にありました。 【温泉】 一番近いのは、グリーンホテルかな? 島内に温泉・入浴施設8か所位あり。 【飲食店】 近くにはなし。安房までおりてからになります。 【登山バッチ】 R77から安房港にいくT字路ちかくにある屋久杉加工とかのお土産屋さんの武田屋さんで購入。 |
写真
感想
事前情報として、今年は、ヤクシマシャクナゲの当たり年だと1週間前に知った!
(人によって言い事違うけど、10年に1度だとか、30年に1度だとか、3年ぶりのだとか...。)
でも、雨女で何かと"モッテナイ"女の私としては、何事にも期待しすぎない(笑)
どうせ、雨で散ってたりするんでしょ〜位の気持ちで屋久島乗り込む。
【宮之浦岳】
予定:登山靴が昨日のモッチョムで裂けたので(詳しくはpart.1参照)、渡渉深くて無理なら、行けるトコだけ楽しむ。
まぁ、屋久島登山ラストだし浸水してもいいんだけどね。
宮之浦には行きたいな〜。永田岳か黒味岳どちらか行きたいなぁ〜。永田岳はシャクナゲ綺麗みたいだし、
山友曰く、黒味岳は展望最高ってみんな言ってたから、行かなかった事後悔してるっていうし。
行ければ両方行きたいな〜。
って感じです。
淀川登山口の駐車場が少ないってネットで見たので、明るくなったらすぐ歩き出せるように、
朝2:30起床。
身支度調え、3時宿を出発する。
30分後、宮之浦にある"島むすび"という早朝お弁当屋さん到着し、閉まっているので、しばし待ち、
3:40配達から帰ってきた?スタッフさんに声かけ、朝弁当のみ受け取る。
(早朝弁当対応店沢山あるけど、全て、前日までの完全予約制だと思う。)
※私の宿泊した"民宿いなかはま"は、朝食をお弁当にする事ができる。
登山の人は、宮之浦にある"島むすび"に注文が流れる。
(←宮之浦は、どこに登山するにしても、必ず通る道だから。
島を一周してる道路のR77沿いの徳州会病院の近くの、分かりやすい所にある。駐車場広い。)
釣りとか観光で朝ごはんをお弁当にする人は、宿で用意してくれるような雰囲気だった。
昼弁当も別料金で発注してもらえる。
私は、米にうるさい(自称)故に、冷めた米が嫌いなので、昼弁当頼まず。重くなるし。
淀川登山口までは、ヤクスギランドを経て、さらに軽のレンタカーで突き進むけど、
下ってくる車はないので、かっとばせる。
ただ、油断すると、ヤクシカがいる。
海岸線のR77でも、暗いうちは、町中以外は、時々ヤクシカもヤクザルも道路にいる。
ちなみに、安房から淀川登山口までは、タクシーで¥5000位だそうで、
予約すれば、早朝でも車だしてくれるそうです。
この道は、舗装路だけど、上のほうはだいぶ狭い道で、
観光地のヤクスギランドも通るので、日中は、観光バスも通るし、
車のすれ違いは、小型車がバックするハメになるそう。
道では一台も車に遭わなかったけど、駐車場まで行くと、すでに車いっぱいで、人も登山支度してる。
4:50位到着だったと思うけど、かろうじて、枠ないエリアで一番奥の迷惑かけないところに駐車でき、
平日であるにもかかわらず、ヤクシマシャクナゲシーズンだからか、5時には満車。
朝弁当を車中で頂く。
おにぎりがまだほんのりあったかくて、まだ目覚めていない胃でも、攻撃的でなく、ほぼ完食!
(途中休憩も必要だと思わず、十分なスタミナで今日歩ききれたのは、この朝食あってだとしみじみ思った。)
身支度整え、5:30位に出発。
淀川小屋辺りまでは、屋久島感のある素敵な登山道。
あっとゆう間に淀川小屋&淀川。
小花之江河手前に、分岐あり展望台あるけど、行くべし!!
とってもキレイで、ヤクシマシャクナゲも咲き乱れてます!
そして、花之江河はキレイな湿原なんだろな〜って思ってたけど、私的には、えっ...って位、何もないので、素通り。
ただ、木道の広くなってる所で腰を下ろして休憩してる人もいます。
黒味岳の分岐にデポザック沢山あり、行こうかな〜って思うけど、
一番の目的の宮之浦のコースタイムが心配なので、帰りに寄る事にする。
投石平手前で、ヤクシマシャクナゲワールド始まります♪
(行きは、私は休憩しなかったけど、投石平は休憩ポイントに最適!帰りはシャリバテでオレオタイム取りました。)
もう、そのあたりは、稜線出てるけど、宮之浦岳どこだ〜!!
(宮之浦は栗生岳という宮之浦手前のピークまで見えない。)
もう、飽きる位、シャクナゲです!
山肌にピンクの株があふれています。
でも、意外と、宮之浦岳の山肌には他の山程はありません。
普段ガイドさんだけど、本日、プライベートで登っていた方が、
私が、永田がシャクナゲ綺麗らしいから行こうと思ってるって話すと、
「永田より、平石岩屋がヤクシマシャクナゲの一番のスポットだけど、今年は格別らしい!」
って教えてくれたので、平石岩屋を最終目的地に変更!!
永田岳はいつか行けるけど、当たり年のヤクシマシャクナゲの名所には、今しか行けない!!
私が慣れない携帯トイレブースでまごまご15分程かけてると、そのガイドさんに抜かれていて、
私が宮之浦岳頂上に着くころには、宮之浦岳1935mの棒を彫刻刀で1936mに修正したり、
文字を書き足したり、棒全体をニス(?)みたいので塗りなおしたりしてたけど、私に気づいてくれて、
あそこが「平石岩屋でシャクナゲいっぱいでしょ?永田岳はそんなにないでしょ。」と教えてくれた。
カップ麺休憩をし、棒は作業中なので、写真は、帰路に撮ることにして先を急ぎます!
この時点で10人位が頂上休憩してました。
ガッツリ下り、あっとゆう間に宮之浦岳を見上げる感じ。
え〜、ここ登り返すのか〜...とちょっとショックだけど、先へ進みます。
反対から来る人に、
「平石なんちゃらってトコが綺麗らしいですけど、行けば分かりますか?通り過ぎたりしませんか?」
って聞くと、
「仮面みたいな目と口がある岩があるトコだから分かるよ。
そこにある大きな岩に登って、上から見ると綺麗だよ〜」
とのこと。
"平石"の薄っすい文字の看板を通り過ぎ、
ほどなく、あれだ!!って仮面岩が見え、その麓にヤクシマシャクナゲ咲き乱れている♪
大きな岩に登るって言ってたな〜と、岩が沢山あるけど、登れそうな岩に登り、
360°パノラマのヤクシマシャクナゲワールド堪能する。
帰ろうとした所に、おじちゃんが来て、タクシーで淀川登山口から入り、荒川登山口に抜けるらしい。
もしもの為に、シュラフ持参してるとのこと。
「それ、私もやりたかったルートだけど、帰りの荒川登山口からのバスがなさそうだから実行できなかった〜」
って言ったら、最終バス16:30らしい。
それなら頑張れば出来るルートだ。ちゃんと調べればよかった!いつかやろう!
おじちゃん的には、ここから淀川登山口に戻る(=宮之浦岳を登りなおす)方が嫌だ〜との事(笑)。
私も、あんな遠くに見える宮之浦岳に帰るのウヘッ...だけど、車あるから帰らなきゃ...。
でも、ガツガツあるいたら、意外と1時間程で宮之浦岳到着できちゃって、
黒味岳に行けるかも♪って望みが見えてきた!
先ほどよりも人が増えていて、写真を撮って頂き、休憩せずに黒味岳目標にマッハでGo!
でも、お腹減ってきた。
山では空腹感じる前に食べるべし!寒くなる前に着るべし!暑くなる前に脱ぐべし!
って動く方が、バテないって実感してるので、投石平にて腰をおろしてオレオ休憩。
(←ウルトラライトなので、食料は、もうオレオしか残ってない。)
さっき抜かした奈良の全員中高年の団体さんも来て、休憩しだして、ガイドさんが、
「17時までには下山したいから、みんな前見て死ぬ気で頑張って!」みたいな事言うから、
私、永田のお宿の夕食18:30に合わせて、16:30下山目標なのに、そんなか?と山地図アプリ見ると、
ガーーン!
黒味岳行く時間ないじゃん...。
でも、希望は捨てない!と先を急ぐことにする。
幸い、体は疲れてない。
でも、上山の時は、なんだ、宮之浦岳コースタイム巻けるし、大した事ないじゃん〜って思った道が、
帰りは何故か長い...。
疲れていないと思っていても、疲労しているんでしょうね〜。
黒味岳分岐で、やっぱ無理だ!と、夕食付プランにした事を悔やむ。
気のいい宿の人達の事を思うと、連絡なしで大幅に遅くなる事なんてできない。
でも、そのうち、お腹空いてきて、早く、宿のおいしい夕飯食べたい〜!と活力になってくる。
そして、いつも通り、最後の1〜2時間位は、足裏全体が痛くなりだし(ソロ時は休憩取らないからだいたいこうなる)、
黒味岳行かなくて良かったな〜と思い直す。
本当に時間ヤバイので、急いで歩くと、淀川小屋までいいペースで来れて、
16:30間に合う〜と思い、先へ進むと、上山者がいたので、「こんにちわ〜」と道を譲る。
...お互いガン見...「Sさん!?」と、ばったり山友と遭遇!!!
ハセ「明日、白谷雲水から入るんじゃなかったんですか〜?」
Sさん「1日早めた。白谷はヒル出るって聞いたから逆コースにした」
と、私のビビリ過ぎのヒル情報を参考にコースを変更したとのことで、責任感じる。
(実際は、まだ、どの辺りもヒルは出ていないようです。梅雨時期から被害でるそうです。)
淀川小屋にツェルト泊するそうなので、淀川小屋に戻り、写真とったりおしゃべり♪
Sさんは、今年は九州遠征で、ソロでこの屋久島から始まり、
6/14位まで、九州本土の名峰を山友のYパパと登るスケジュール。
ちなみに、埼玉(だったかな?)から車で九州まで来てます!
「じゃ、気を付けてください〜」と分かれ、16:30には間に合わなかったけど、大幅に遅れることなくゴール!
携帯トイレを回収ボックスに捨てさせて頂く。
(回収ボックスの蓋開けると、大アリorナシで分別しなければならない。)
宿までのR77は、飛ばしてくれるタクシーの後ろに着くことができて、18:35位に到着できて、
宿の方にご迷惑おかけする事なく帰ってこれました〜☆
奥岳(黒味岳、栗生岳、宮之浦岳、永田岳ら辺)あたりは、地図に水場のマークなくても、水とれる所沢山あります。
しかも、混ざりものほとんどなく、超軟水なんだそう。
わたし、苔とか虫とか飲むの嫌だから、コーヒーフィルターで濾過しようとしたけど、不要でした。
5月頭の山行の雲取山の水場で、混ざりもの多く、ゲッってなったから...。
そんななので、登山道にも小川のような所が多いです。
でも、お天気2日続いてたから、破れた登山靴でも浸水せず下山できました。
屋久島は雨により、登山道の水による影響をかなり受けますが、連日した雨でなければ、
水の引きは早いそうです。
白谷雲水峡のどっかは、増水でヤバくなると、通行止めとするそうなので、
プラン考えるときのコース取り注意です!
【SUP(スタンドアップパドル)レポ】
屋久島旅行の前に、ガイドブックで知ったSUP。
簡単にいうと、空気で膨らませるタイプのサーフボードに立ったり座ったりしながら乗って、
パドルで漕ぐとゆうもの。
キャンセルすると、キャンセル料が発生するので、直前でも予約可能か電話してみると、
まだ空きあるし、前日の天気でてからでいいですよ〜との事。
ちなみに"スピニカ"というところを利用しました。
屋久島入る前は、5/27にウミガメ産卵ボランティアの徹夜明けにSUP&カヌーして、
5/28宮之浦岳、5/29モッチョム岳予定でした。
天気予報変わったので、変更しましたが、
今思うと、モッチョムを帰路出航ギリギリ登山にしなくてよかった〜って感じです。
9時に安房のスピニカSHOPに集合します。(車なければ送迎ありです)
ウエットスーツに着替え、契約書サイン済ませ、不要なものは車に残し、
SHOPの車で、すぐそこの安房川に移動します。
乗り方の説明を受け、「僕が装着して乗るまで、その辺で練習してて〜」って言われて、
なんとなく乗れちゃったので、
スイスイ〜♪結構、一生懸命漕ぐ感じだな〜。
では、上流方面へ出発〜♪
「今日は、天気いいし、昨日も天気よかったから、上流の水澄んでると思うよ〜。今、満潮だよ〜。」
とのこと。
落ちてナンボのこの遊び。
落ち方・乗り直し方の練習とかするんだけど、下流は、海と川のハザマなので、まだしょっぱい。
カヌーをしてるグループもあります。
ちなみに私はガイドさんと2人きり。
平日なので、川も空いてます♪
途中、流れの急な川が入りこんでくる所を渡ったり、大きな岩に登って川に飛び込んだり、
上流部ではシュノーケルでウナギさがしたり(見つからなかったけど)、
オーナー奥様手作りのシフォンケーキ頂いたり、あったかい紅茶作ってもらったりと、
たっぷり満足な時間を過ごしました。
通常、足を肩幅位に開いたスタンスで前に進むんだけど、
スノボとかサーフィンみたいに横乗りにすると難易度が上がると言われ、真似すると、すかさず川に落ちる(笑)
落ちた所が意外と浅瀬で(塩が引いてきてた)、足の甲を打ち、骨折ったかと思ったけど、
2日経った今現在、大丈夫なので一安心。
SHOP12:30位に解散となりました〜。
今回は、予定してた登山もウミガメ産卵ボランティアもSUPも全部、
天候に恵まれ、120%屋久島を堪能できる旅となり、本当によかった♪
こんなに、全て充実できた旅行をしたのはいつぶりだろう〜♪
やっぱり、遊びは天気に大いに左右される。
ただ、予定を詰め込み過ぎて、ある意味、寝る間を惜しんでのスケジュールだったので、
グルメも雑貨屋さんも、そのあたりの事は全く堪能できなかった(泣)。
お宿の"民宿いなかはま"の夕飯で、屋久島名物を堪能できたので、まぁ、グルメは良しとする!
子ガメが生まれる頃にまた行きたいな〜♪
水も山も綺麗ですね。
トビウオのさつま揚げで一杯やりに行きたいわぁ
楽しそうすぎるわぁ〜
まるでテレビの企画みたい!
うちも屋久島行きたいけど有給取れない・・・
→どんどん有給無駄になっていく・・・(T_T)
ハセちゃん、「もってない」って言っても、山頂、青空だよ!
屋久島なんて年中雨っていうのに、実は「もってる」んじゃない?
kyookooさん、快晴の宮之浦登頂おめでとう。写真を見るとシャクナゲの美しさに感激です。天気と花に恵まれ、ついてますね!また登りたくなる山ですね。先週土日、白山、荒島岳登って、まだ筋肉痛です。
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