ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4576882
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

双六岳・弓折岳 小池新道から花見平で花見登山

2022年08月10日(水) 〜 2022年08月11日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
36.9km
登り
2,407m
下り
2,409m

コースタイム

1日目
山行
9:50
休憩
2:20
合計
12:10
6:40
6:40
30
7:10
7:10
50
8:00
8:00
80
9:20
9:20
60
10:20
10:30
60
11:30
11:30
90
13:00
15:10
60
16:10
16:10
40
折り返し地点
16:50
2日目
山行
8:40
休憩
1:10
合計
9:50
4:30
60
5:30
5:30
50
6:20
6:20
0
6:20
6:40
90
8:10
8:10
10
8:20
8:50
10
9:00
9:00
40
9:40
10:00
40
10:40
10:40
0
10:40
10:40
40
11:20
11:20
40
12:00
12:00
20
12:20
12:20
80
14:20
中尾高原口バス停
天候 8/10(水)曇り一時雨
8/11(木・祝)早朝雨 その後曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<アクセス・駐車場>
ナビは「新穂高の湯」。向かいの中尾高原口駐車場を利用。
無料。トイレなし。(隣の砂防資料館外トイレは夜間施錠)
10台程のスペース。緊急用ヘリポートの通路には置かないよう注意。
深山荘前の新穂高登山者無料駐車場は前日中に満車だった模様。
最寄りのトイレは新穂高登山センター併設のもの。
コース状況/
危険箇所等
※クマ情報:笠新道入口〜鏡平山荘上部に出没多い。
晴天時より荒天時に多い様子。周囲に人がいない時は警戒しましょう。

<登山ポスト>
新穂高登山センターと左俣林道ゲートに用紙・記載台もあり。

<中尾高原口〜新穂高登山指導センター〜左俣林道ゲート>
車道歩き。中尾から新穂高は40分程のアルバイト。傾斜はきつくない。

<左俣林道ゲート〜小池新道入口>
未舗装林道。斜度はきつくないが好天だと日差しがキツイ。

<小池新道入口〜鏡平山荘>
石畳の多い登山道。足に響く道。

<鏡平山荘〜弓折乗越〜双六小屋>
森林限界を越える。登山道は細い場所もあるが歩きやすい。
乗越以降は小さなアップダウンを繰り返す。

<双六小屋〜双六岳>
山上台地直下はやや斜度のキツメな岩場。
台地に乗ると傾斜はほぼなし。ガスの時は道迷い注意。

<わさび平小屋>
売店・軽食販売あり。トイレ簡易水洗200円。綺麗。水場あり。
※2022年8月11日現在クマ出没の為、テント場閉鎖中。

<鏡平山荘>
売店・軽食販売あり。トイレ簡易水洗200円。綺麗。水販売あり。

<双六小屋>
売店・軽食販売あり。外トイレは非水洗と簡易水洗あり200円。綺麗。
外水道あり。テント場は特定日予約制1人1張2000円。キャパ100張。
砂地で石少なめ、ペグ固定効きにくいが風の影響大きいテント場。
その他周辺情報 <下山後の飲食店>
平湯温泉「CAFE MUSTACHE」食事提供時間が長くボリューミー。
https://tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21001495/

<下山後の入浴施設>
高山市丹生川村「荒城温泉恵比須之湯」大人700円。
公衆浴場的な日帰り入浴施設。クセと味わいある温泉。
丹生川中心部から15分程で意外に遠くない、混雑しないのも○。
http://www.ebisunoyu.jp/
新穂高登山指導センター横から蒲田川。工事ですっきりしてます。
4
新穂高登山指導センター横から蒲田川。工事ですっきりしてます。
左俣林道。傾いてるから自己責任で通行してねの橋。
2
左俣林道。傾いてるから自己責任で通行してねの橋。
ワサビ平小屋。クマ出没でテント場閉鎖中。
6
ワサビ平小屋。クマ出没でテント場閉鎖中。
綺麗な森。けど、クマに警戒しすぎてこの時は楽しめず。
4
綺麗な森。けど、クマに警戒しすぎてこの時は楽しめず。
小池新道。この石畳の登山道が下りは特に効く…
5
小池新道。この石畳の登山道が下りは特に効く…
秩父沢。立派な橋ですが、これでも増水するとヤバいんですよね…
4
秩父沢。立派な橋ですが、これでも増水するとヤバいんですよね…
鏡池。とはいえガスで映しているのは周囲の木々だけ。
6
鏡池。とはいえガスで映しているのは周囲の木々だけ。
鏡平山荘と双六小屋には自販機に両替機能が
ありました。便利だし理に適っている。そしてヒエヒエ。
4
鏡平山荘と双六小屋には自販機に両替機能が
ありました。便利だし理に適っている。そしてヒエヒエ。
森林限界を越えました。
2
森林限界を越えました。
時折ガスが切れて稜線が見えだしました。
4
時折ガスが切れて稜線が見えだしました。
弓折乗越までもう少し。
2
弓折乗越までもう少し。
花見平。サリサリの不思議な光景。雪渓が残りやすく周囲に花が多いのです。
2
花見平。サリサリの不思議な光景。雪渓が残りやすく周囲に花が多いのです。
ハクサンイチゲ越しの花見平。
9
ハクサンイチゲ越しの花見平。
アキノキリンソウと花見平。もうちょっと早いとコバイケイソウもよさげ。
6
アキノキリンソウと花見平。もうちょっと早いとコバイケイソウもよさげ。
振り返って。
花見平から黒百合ベンチ手前までサリサリの稜線。路肩崩落防止のためカバーなしのストック使用禁止だそうです。
3
花見平から黒百合ベンチ手前までサリサリの稜線。路肩崩落防止のためカバーなしのストック使用禁止だそうです。
双六小屋が見えてきました。展望あれば鷲羽が覗くんだっけ。
6
双六小屋が見えてきました。展望あれば鷲羽が覗くんだっけ。
双六小屋で受付後テント設営。ここは風の強い砂地で石も少ないためペグも打ちます。マイ木槌(笑)
10
双六小屋で受付後テント設営。ここは風の強い砂地で石も少ないためペグも打ちます。マイ木槌(笑)
昼寝後双六中道へ散歩に出発。鷲羽が見えます。好きな山容なのでまた行きたい。
6
昼寝後双六中道へ散歩に出発。鷲羽が見えます。好きな山容なのでまた行きたい。
少し登って双六小屋越しの樅沢岳。
8
少し登って双六小屋越しの樅沢岳。
双六岳山頂はあちら。
3
双六岳山頂はあちら。
雷鳥ファミリー。母。
7
雷鳥ファミリー。母。
登山道てくてく。
6
登山道てくてく。
てくてくしてたがガスが深くなってきたので引き返す。
5
てくてくしてたがガスが深くなってきたので引き返す。
ここ近年軽量化と安定でテント自炊はワンパターン。切干大根とキクラゲとギョニソの焼ビーフンにスープ。
13
ここ近年軽量化と安定でテント自炊はワンパターン。切干大根とキクラゲとギョニソの焼ビーフンにスープ。
早朝これがやっと。
7
早朝これがやっと。
雨の中、下山。
双六山頂に向かうが雨でした。
3
双六山頂に向かうが雨でした。
雨が止み、ガスが抜けてきました。ちなみに右弓折岳です。
3
雨が止み、ガスが抜けてきました。ちなみに右弓折岳です。
笠ヶ岳に続く稜線。
6
笠ヶ岳に続く稜線。
花越しの槍ヶ岳。
8
花越しの槍ヶ岳。
弓折岳周辺でゆっくり過ごしました。
8
弓折岳周辺でゆっくり過ごしました。
どこからでもわかるランドマーク的な山容です。
4
どこからでもわかるランドマーク的な山容です。
鏡平山荘を入れて。
4
鏡平山荘を入れて。
振り返っての稜線。
3
振り返っての稜線。
チングルマ越しの鏡平山荘。
6
チングルマ越しの鏡平山荘。
鏡池越しの槍ヶ岳。水面揺らいでいるけど、青空写っているだけで十分。
8
鏡池越しの槍ヶ岳。水面揺らいでいるけど、青空写っているだけで十分。
秩父沢。上部の秩父平の雪渓を水源に雪解け水が流れる。
4
秩父沢。上部の秩父平の雪渓を水源に雪解け水が流れる。
足を冷やす。小池新道は日差しが当たりやすく熱中症になりやすいので血管冷やすのもいいかも。
6
足を冷やす。小池新道は日差しが当たりやすく熱中症になりやすいので血管冷やすのもいいかも。
小池新道登山口から振り返って。
3
小池新道登山口から振り返って。
ブナの森を帰ります。ちなみに木陰は涼しいけど、日向はめちゃ暑い。日傘をさしました。
2
ブナの森を帰ります。ちなみに木陰は涼しいけど、日向はめちゃ暑い。日傘をさしました。
ワサビ平の水場。心地いいとこです。
4
ワサビ平の水場。心地いいとこです。
木々の間から笠ヶ岳かな。
3
木々の間から笠ヶ岳かな。
錫杖ヶ岳と思われます。
4
錫杖ヶ岳と思われます。
涼しくて助かる風穴。まあ自分日傘もさしてかなり涼しいですけど。
3
涼しくて助かる風穴。まあ自分日傘もさしてかなり涼しいですけど。
新穂高登山指導センターまで戻りました。太るコーラで一息。ちなみにまだ中尾高原口まで歩きます…;
6
新穂高登山指導センターまで戻りました。太るコーラで一息。ちなみにまだ中尾高原口まで歩きます…;
平湯温泉「CAFE MUSTACHE」でチーズオムカレー。ランチタイム過ぎても食事提供あるし、おなかも満足。
10
平湯温泉「CAFE MUSTACHE」でチーズオムカレー。ランチタイム過ぎても食事提供あるし、おなかも満足。
クルマユリ。
トリカブト。秋のはじまりの花。
4
トリカブト。秋のはじまりの花。
ヒメイワショウブ。果実。確かによく見ると結実してる…
4
ヒメイワショウブ。果実。確かによく見ると結実してる…
ウメバチソウ。秋の花の代表ですね。
5
ウメバチソウ。秋の花の代表ですね。
タカネトンボ。初見の高山の小さなラン。最初ミスズランかと思いました。
4
タカネトンボ。初見の高山の小さなラン。最初ミスズランかと思いました。
これだけたくさんの花と出会ってもまだ初見のものがあるんですよね…
4
これだけたくさんの花と出会ってもまだ初見のものがあるんですよね…
ミヤマチドリ。かな?終盤でしたが、タカネトンボと共に咲いてました。
4
ミヤマチドリ。かな?終盤でしたが、タカネトンボと共に咲いてました。
ハクサンチドリ。初夏のランですがまだ咲いています。
5
ハクサンチドリ。初夏のランですがまだ咲いています。
ヨツバシオガマ。アルビノっぽい感じ。
4
ヨツバシオガマ。アルビノっぽい感じ。
テガタチドリ。
ミヤマダイモンジソウ。
4
ミヤマダイモンジソウ。
タテヤマリンドウ。
5
タテヤマリンドウ。
バイケイソウ。
ヤナギラン。
オオヤマサギソウ。
3
オオヤマサギソウ。
オカトラノオ。
クサボタン。
ソバナ。

感想

久々に新穂高からの山旅。
当初、行先ははっきり決めず、ひとまず双六小屋テント場予約。
ここを取っておけば、槍や笠はテント泊予約不要なとこ多く、
後日ゆっくり決められるだろうと思ってのことでした。
最終的に人が少なく花の楽しめそうな双六・笠で計画決定。

が、不測…でもないんですけど、
微妙に体調が万全でない状態で出発。
天気も思わしくないですが、中尾高原口Pから歩きだします。
ガスガスと一時雨の中、あっちそっちこっちクマクマクマ…
すれ違う人人々から出るクマ遭遇談と複数箇所で激獣臭。
なんだかんだで自分は遭遇せずでしたが、
笠新道入口〜鏡平上部に複数個体いるのかなという印象受けました。
あと晴天は遭遇率低く、荒天は遭遇率高い感じ。
鏡平を過ぎて弓折乗越あたりから花が増え、
また雨も止み、時折覗く景色と花を楽しみながら双六小屋へ。
花見平はその名に恥じず多くの花が見られる場所でした。
テントを設営して昼寝後、双六中道散歩して終了。
天候はよくならないも夜も風雨はほぼなくガスで静かでした。

翌日もガス、そして早朝雨。雨の中、展望なしの双六岳へ。
その後、雨も酷くなく、荷を濡らすことなくテント撤収。
この後、天気チェック。台風と前線の天気図みて、
笠に向かうことを取りやめ、弓折岳にだけ立ち寄り下山を決めます。
弓折手前で雨も止み、ガスが抜け始めます。
周囲の山々への展望が得られるようになり気分高揚^^
この後、日差しが強くなるも、左俣林道は日傘で快適に歩けました。

行程が短くなったので身体にゆとりがあり、
平湯でカフェごはん、丹生川で荒城温泉とゆったりして帰宅。

感染症リスク面、体調面、天候面と
このルートは小屋も適度にあって結果よかったです。
特に花見平は素敵でした、また○○平をめぐりたいです^^

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:692人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら