小3息子と白馬三山テント縦走。ガス→大快晴で最高でした〜!
子連れ登山
Mahito
つーちゃん
体力度について
- GPS
- 31:30
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,448m
- 下り
- 2,439m
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- 山行
- 6:14
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 9:15
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 10:35
| 天候 | 1日目(8/12)：ガスのちくもり。一瞬晴れ 2日目(8/13)：晴れのち曇り。一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
猿倉満車のため、約6km手前の二股（おびなたの湯付近）に駐車 二股〜猿倉：タクシーで片道約2,500円(迎車料金200円別) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●猿倉〜白馬尻小屋〜雪渓末端； 砂利道の林道を進んだ後は普通の登山道です。 「ようこそ大雪渓へ」の文字からもしばらく普通の登山道が続きます。 ●雪渓末端〜岩屋跡； 大雪渓の直登です。斜度は普通ですが、アイゼンはあった方が楽でしょう。 歩き慣れていない子供もチェーンスパイクがあった方が良いと思います。 落石が多発ということでヘルメット着用が推奨されています。 雪が切れてから岩屋跡までは1時間ほどの狭めの岩歩きです。 ●岩屋跡〜白馬頂上宿舎； 主に岩のルートを進んだ後、九十九折れの登山道。周囲はお花畑です。 頂上宿舎が見えたくらいからの最後は階段です。 ●白馬頂上宿舎〜白馬山荘〜白馬岳山頂； 緩めの登山道です。標高差は200mほど。 ●白馬頂上宿舎〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉分岐； アップダウンが激しいです。それぞれの山頂直下は細かく九十九折れが続きます。 一部ザレ場あり。杓子岳は長野県側が切れ落ちていますので一応注意。 ●鑓温泉分岐〜白馬鑓温泉小屋； 基本は急斜面の下りのみ。ザレ場もあり。チングルマの群生地があります。 鑓温泉手前に看板の後、鎖場があります。 鎖場の難易度は普通ですが、鎖に頼る必要はあるでしょう。 鑓温泉小屋が視界に入ってからが意外と難路続きで時間がかかるので油断せずに。 ●白馬鑓温泉小屋〜猿倉； 小屋のある標高2100mから1850mくらいまで降りてから小日向のコルまでアップダウンのトラバースが続きます。 普通の山道ですが、2時間弱も標高が変わらずにメンタルを削られました。 小日向のコルからは一気に標高を下げます。斜度は普通。 最後は上高地のような森を抜けて大雪渓ルートとの分岐点に到着です。 ●白馬頂上宿舎テント場； http://yamagoya.hakubakousha.com/facility/ テント1,000+大人子供各2,000円=5,000円 事前予約が必要です。 ペグは刺さりにくいですが、大きな岩でペグを支えれば問題ありません。 ●イオンモバイル(docomo電波)状況； ほぼ全域で良好でしたが、肝心のテント場だけは繋がらなかったです。。 |
| その他周辺情報 | ●白馬鑓温泉小屋； https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/yarionsengoya.html 大人1,000円、小学生500円（宿泊者は無料） 着替えは暖簾一枚の個室にて。洗い場等はありません。水着着用OKとのこと。 露天は混浴。内湯は女性用になっています。 |
写真
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6:25 安曇野インターを出ます。
午前の早い時間はてっぺんまで見えているんですね〜
今回は少しの軽量化で30kgは超えませんでした。。
料金は2540円。結構お高くつきました。。。
ルート上の注意事項を少し伝えられて、Goします。
まぁ、今シーズンのものじゃないかもだけど。。
いろんなグッズが売っていました。
居合わせた人たちと感動を分かち合い。。
きっと山頂にも何人かの人がいるのでしょう。
私としても、初めて杓子岳へ向かいます。
皆さんツーにも挨拶して励ましてくれます。
（鑓温泉の方、壊れてるー、、気づかなかった・・）
雨模様なのでレインコートで。
売店の方々へバイバイ〜。
標高が下がらないのでメンタル面でやられます・・
装備
| 個人装備 |
ＧＰＳ 1
ストーブ・ライター 1
レインスーツ 1
携帯電話 2
エマージェンシーシート 1
救急セット 1
防寒着 1
着替え 1
デジカメ 2
携行食 3
地図 1
コンパス 1
ドリンク 2
ヘッドランプ 2
テントセット 1
シュラフ 2
予備電池 2
スパッツ 1
子供用着替え 1
|
|---|
感想
8/11の山の日から夏休みの始まりです。
息子ツーは塾の夏期講習が来週から始まるので、一緒に行けるのはこの日くらい・・
早速この日から山を計画。・・と思ったら、また天気が・・
12-13で天気がマシなところ・・北アルプス北部・・それも富山側だけが晴れマーク。ということで白馬へGO！
白馬縦走は、2013年の8月に一泊で白馬三山〜五竜、鹿島槍を縦走して以来。
あのとき巻いてしまった杓子岳を今回は登りたい！と楽しみに。
8/12の前夜発でいざ白馬へ。
スキーの時と同様に梓川SAで車中泊。早朝に白馬入り。
しかし、時刻が進むにつれて悪化する天気予報・・しかも台風8号まで・・
この予報を自宅出発前に見てたら中止してたな・・というくらいの雨雲マークに・・
せっかく来たし、猿倉で様子を見よう・・という感じで猿倉へ向かうと、駐車場満車で二股で足止め。
こんな予報でも満車になるくらいの登山者がいることにむしろ勇気をもらいました。
タクシーで猿倉入りするのは初めても、お金はかかるが順調に。
スタート前に登山届の遭対協チェック。予報が悪いのに怒られるかな？と覚悟してたら、
「落石に注意して、気を付けて行ってらっしゃい！」と送り出され、、また勇気が出ました。。
いざ出発すると、むしろ天気はマシな感じ。でもガスガス・・
そんなことはお構いなしに、山の空気を吸った息子ツーは楽しそう。クワガタを捕まえたり、橋を楽しく渡ったり。
「ここは万年雪を歩いて登るんだよ」と教えると、「すごい楽しみー」と嬉しそう。
こんなガスガス山行は久しぶりだが、まぁこんな日も経験としては良いよね。と割り切って上がりました。
大雪渓はツーは初めて。チェーンスパイク履くのも初めてだが、スキーの経験が活きてか特に問題なく。
なかなか変わらない景色とガスに、自由に歩けないストレスからちょっとお疲れ気味でしたが、、下山して来る人に挨拶したり、励まされたりすると元気に。
2時間ほどの雪渓登行でしたが、楽しめたようでした。
雪渓が切れた後は、普通の登山道で、人も多いことから本来の調子が出てきたよう。
途中からガスが切れて青空が覗く場面も多くなり、ますますテンションがアップ。
お花畑の中の階段をひたすら登って2時間ほど。予定通りに15時前に頂上宿舎へ。
テン場につくと、意外な大盛況。さすがお盆休みですね。意外と好天になった空とともに元気が出ました。
テントを張ったら、今日のうちに白馬岳へ。
こちらも、ガスガスを覚悟していたものの、青空が覗く瞬間もあり、また居合わせた方々とも晴れの感動を分かち合い、
また、テン場に戻ると、はっきりした月明りに星空も。楽しい夜の時間を過ごすことができました。
二日目。4:00頃起床。5:30頃出発。
テントを出ると、澄んだ空気に、日の出前ながらも全体的に明るい雰囲気。
「もしかして晴れるんじゃね？」
yahoo天気予報やヤマテン、てんくら等、いろいろ総合すると、午前中は晴れ間も期待できそう。急いで準備して出発。
丸山まで進む途中から、全く諦めていた青空＆雲海に、進行方向には剱岳の姿もクッキリ。
こちらも、居合わせた方々と晴れの喜びを分かち合い。声のトーンも無意識に上がりました。。
ここまで好天だと、午前中の杓子岳〜白馬鑓、鑓温泉までは天気が持ちそうでテンションアップ。
昨日のガスの気の落ち込みからの回復分もあわせて、本当に来てよかったと心から思いました。
地味なアップダウンも、絶景に囲まれてならむしろ気持ち良く。
9年前に飛ばしてしまった杓子岳に9年ぶりのリベンジ。しかも息子君と。
こんなにきれいな景色だったんだー・・とちょっと感動でした。
順調に杓子岳〜白馬鑓を縦走したら、そろそろガスが出始めました。
それにしても十分に楽しませてくれた白馬三山にお礼を言って、鑓温泉方面へ。
チングルマの群生地や意外に危険な鎖場を通って鑓温泉小屋へは11:00頃。
ここでお風呂に入ることをツーも私もとても楽しみにしていたので特にノンビリ。
建物とテント場から完全に丸見えながら、あまりの気持ち良さに、これまでの達成感もあり、とてもとても開放的な気分になりました。
あとは、猿倉まで約800m下るだけだよね〜。と甘く見たのが裏目。。
1850mくらいからのトラバース道でなかなか標高が下がらずメンタル面でヤラレマシタが、、なんとか16:15頃に猿倉へ。
二人とも疲労困憊ながら、終わってみれば二日間の楽しかった山行を楽しく思い出話も。
数年来、いつか息子と行きたかった白馬三山。
ガスガスからの大快晴の中、最高の三山縦走を達成できました。
なかなか天気との相性が悪く決行できずにいましたが、多少無理矢理でしたが、行って良かった。ベストな山行でした。
今後は学業の都合もあり、ちょっとずつ息子君との山行に自由が利かなくなってしまいますが、
また時間の合う時には、一緒にテント縦走を楽しみたいと思っています。
また行こうね〜。
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栂池の無料駐車場で車中泊し、朝の天気予報を見て涙😢
ゆるーく白馬大池でテン泊し、まだお天気が持ちそうな初日に小蓮華山まで。計画では13日に３時起きで白馬を目指す予定でした。(もちろん⁉️ピストン💦)
お天気に翻弄されながらも13日の朝の青空と景色は最高でしたね🎵🙌
いつだったか白馬縦走に行きたいとおっしゃっていたので、なんとなく、この連休来てるんじゃないかな？と思っていました。
12日の朝はホント同じ心境でしたよ・・
夜に自宅を出るときは予報マシだったのに、梓川SAで朝起きたらてんくらもCマーク・・
ここまで来たしとりあえず白馬村まで・・つぎは猿倉まで・・じゃぁ大雪渓だけ・・頂上宿舎まで・・と周りみながら進んでいたら、山が微笑んでくれました。。
大雪渓上がっているときは、ガスガスの中、駐車場からのタクシー代とか考えてくよくよしてたんですが。。
12日夜に星が見えていたのでもしや。と期待しましたが、ホントに13日の好天には胸のつかえが一気に降りた感じで清々しかったです。
天気に翻弄された分、景色は最高でした！やっぱ見る人の気分で違うんでしょうね！
そんなことを思った今回の遠征でした。。
ソロで行くときっと一気に縦走してしまうようなところでしょうが、、息子と二人だと、振り返ったり、先を眺めたりで、ゆっくり山を堪能できる気がします。
今回も現地に行ってみないとわからない、杓子岳の崖や鑓温泉小屋の鎖場など、危険個所もいくつかありました。
ガスでも遠路でも急斜面でもなんやかんや笑顔になれる息子に感謝しつつ、
ホント、気を付けて長く二人で楽しめれば良いなと思っています。
今年はうちも北アルプスでした！
台風襲来でどうなることやらでしたが、山の上は良いほうに天気予報が外れて良かったですね(^-^)
さすが白馬はフード類が充実してますね…子供たちには良いエサ…いやご褒美になるかも知れません(笑)
縦走お疲れ様でした👏
8/11のsekiさんの日記を見て、天気もしかして持ちそう・・と勇気をもらい、決行したところもあります。
予報は悪くても、実際に肌で感じたらそんなに悪くない・・回復するのでは？と現地で思いました。やはり三現主義は大切ですね。。
白馬山荘も頂上宿舎も、今まで入ったことがなかったので、あんなに充実しているとは知りませんでした。。
息子も疲れも忘れてテンションが上がっていました。
麓の白馬村も含めて、本来はもっとゆっくりしたい場所ですね。。
白馬三山おつかれさまでした！
息子くん、大きくなりましたね
3年生で、2日で三山縦走とはさすが登り込んでだけありますね
笑顔が素晴らしい！ よく頑張りましたね。
我が家も
息子が4年生のとき、3日かけて縦走するのがやっとでした
産まれたての頃からヤマレコにお世話になってるので、成長記録みたいになっています。。
このルートは２泊くらいでのんびりするのがオススメですね・・
鑓温泉からの下山があんなに長いとは想定外でした。。
息子は、足が痛いだの疲れただの意外とすぐ言うのですが、、次の瞬間笑ってるところにいつも助けられています。
まぁ無理せずいろいろ巡れたら幸せだなと最近思っています。
このルート、長男の夏休みの間に行こうと計画してたルートですね
鑓温泉小屋の温泉はスルーする予定でしたけどレコ見て入ること決定しました。
９月の連休まで夏休みなので９月の天気のいい日を狙っていこうと思います。
このルート、稜線歩きよりも、鑓温泉側へ猿倉まで下山する時間の方が長くて堪えました・・
（初日の天気が良ければ、早朝発で大雪渓から天狗山荘まで一気に行っちゃうのも手かも。）
でもぜひ温泉は入ってください！
一瞬熱いんですが、すぐに慣れて長居したくなります。
まぁ雰囲気もあるでしょうが、、いつまでも入っていたいお湯でした。。
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