思い出の山々2011年 北ア立山から仙人湯につかり祖母谷温泉へ下る

2011年10月07日(金) 〜 2011年10月10日(月)

• GPS: 80:00
• 距離: 40.0km
• 登り: 3,033m
• 下り: 4,868m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:10
• 休憩: 0:10
• 合計: 0:20

15:00 室堂
15:10 15:20 みくりが池
15:20 みくりが池温泉

2日目

• 山行: 10:20
• 休憩: 2:45
• 合計: 13:05

4:25 みくりが池温泉
5:55 6:10 雄山
7:20 8:20 みくりが池温泉
10:15 10:20 剱御前小舎
10:50 11:10 剱澤小屋
11:50 11:50 平蔵谷出合
12:15 12:15 長次郎谷出合
12:40 13:00 真砂沢ロッジ
13:55 14:20 二股
16:00 16:20 仙人池ヒュッテ
17:30 仙人温泉小屋

3日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 0:50
• 合計: 9:40

7:40 仙人温泉小屋
8:00 8:00 雲切新道最高点
10:15 10:30 仙人谷ダム
11:10 11:20 阿曽原温泉小屋
16:05 16:30 欅平駅
17:20 祖母谷温泉

4日目

• 山行: 0:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:50

7:40 祖母谷温泉
8:30 欅平駅

　美女平ケーブルが運休で、直接バスで室堂に入山、初日は、「みくりが池温泉」に宿泊。夕暮れはとても美しく神秘的だった。　　
　翌日は早朝から行動。立山山頂を往復して、室堂から剣沢小屋に到着。そこから不安定な剣沢雪渓を巻く凍結した岩場が厄介で、パトロール職員が現地で補導を行っていた。
　真砂沢で気分が萎えたが、二股の渓流で足を冷やし、仙人峠まで登り返す。さらに「仙人温泉小屋」まで下り、到着した時は薄暗い時間だった。
　翌日も急峻な山道を下り、黒部川に沿って欅平まで長距離を歩き、「祖母谷温泉」に宿泊。途中の「阿曽原温泉」は清掃中で断念。

天候

概ね晴天

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

10/7 16:52

みくりが池に映る新雪の立山

10/7 17:14

輝かしい夕暮れの太陽

10/7 17:37

楽しい山での夕餉

10/8 5:52

龍王岳と薬師岳の大好きな風景

10/8 5:57

日の出を迎えた雄山神社

10/8 6:00

立山の稜線の彼方に剣岳！

10/8 6:05

空と大地の間で憩う中年男

10/8 7:18

薄氷のみくりが池と立山の御来光

10/8 10:49

深い思い出を刻んだ憧憬の剣岳

10/8 10:57

剣沢小屋前にて貴重なワンショット

10/8 11:43

痩せた剣沢の雪渓を下る

10/8 11:51

平蔵雪渓出合を通過

10/8 12:14

長次郎雪渓出合を通過

10/8 12:24

真砂ロッジで疲れを癒す

10/8 13:56

剣沢の二股の渓流で足を冷やす

10/8 14:34

今は氷河と呼ばれる通称三の窓雪渓を見る

10/8 16:00

写真でお馴染みの仙人池の夕暮れ

10/8 17:30

到着したぞ今晩の宿！！

10/8 19:00

山では御馳走のメニューなのだ

10/8 19:21

小屋の室内の様子、この時の小屋番はとてもフレンドリーなスタッフだった

10/9 5:37

露天風呂から見る明け行く唐松岳

10/9 6:09

朝ごはんも沢山食べました！

10/9 6:57

露天風呂で記念撮影

10/9 7:28

これが人生最後の見納めかな？

10/9 7:52

深山幽谷な場所にある温泉小屋を実感

10/9 10:14

サファイヤの宝石のようなダム湖

10/9 13:57

水平歩道から見る黒部川と岩壁（奥鐘山？）

10/9 13:58

水平歩道の様子

10/9 14:23

水平歩道から見る黒部の峡谷

10/9 16:07

やっとこさ到着した欅平で祖母谷温泉に宿泊の電話をすする

10/9 17:12

宿泊する祖母谷温泉の全容

10/9 18:23

とても豪華に感じる夕餉のメニュー

10/10 6:55

今回三番目の温泉で記念撮影

10/10 7:34

こんな野趣に富んだ露天風呂が好きだ

10/10 8:28

欅平で朝から下山祝いの缶ビール

撮影機器：

サイバーショット DSC-T5 SONY

感想

alpsommet

56歳の時行ったこの山旅も思い出深い。目的は、立山山頂に登り、室堂から黒部川までの山中に湧く温泉を訪ねる山旅。この年は残暑の影響で、あまり紅葉は良くなかったが、新雪が薄化粧して補ってくれた。
　初日の宿泊は、日本最高所の「みくりが池温泉」に宿泊。翌朝、雄山の頂で素晴らしい夜明けを迎える。室堂から「仙人温泉小屋」までは覚悟はしていたが、長くて激しいアップダウン。剣岳の雄姿に励まされても後半はきつい。とにかく温泉目的だったので、その歩いた距離に小屋番も驚くほど頑張った。星空の露天風呂で缶ビールを飲み、11時間行動の疲れをゆっくり解す至上の悦びに耽った。
　翌朝も入浴して、唐松岳の夜明けを見守った。次の「阿曽原温泉」に入浴出来なかったのは非常に残念だったが、最後の「祖母谷温泉」も素晴らしい泉質で気持ち良かった。誰もいない大露天風呂で、次第に明け行く空を眺めていた時、大きな流れ星が煌いて消えて行った。
2022年9月記載