至仏山〜笠ヶ岳[泥by泥]
- GPS
- 07:58
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
5:51 山ノ鼻6:18
6:36 上ノ大堀橋
6:41 牛首分岐
7:12 山ノ鼻
8:40 至仏山9:00
9:28 小至仏山9:31
9:45 オヤマ沢田代
10:28 小笠
11:01 笠ヶ岳11:18
13:09 鳩待峠
天候 | 霧雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
乗り合いバス、タクシー共に片道930円4:40始発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳩待峠〜山ノ鼻 木道が整備されている。樹林帯であまり展望はないが天気が良ければ至仏山がチラチラ見えるところもある 山ノ鼻〜牛首分岐 木道完備。花や景色に目を奪われて足を踏み外さないように注意か。 山ノ鼻〜至仏山 序盤は樹林帯、中盤から森林限界に達し、蛇紋岩という滑りやすいゴロ岩の道と所々で木段のある整備された道。序盤の樹林帯では雨後で水量が多いために登山道が沢化していた。 至仏山〜オヤマ沢田代 小至仏山までは展望の良い岩陵帯。その後しばらく岩陵を下り木段なども出てくる整備された道。 オヤマ沢田代〜笠ヶ岳 黒土主体の登山道。樹林帯と開けた笹原の道と交互に出てくる。悪沢岳から100mほど下り小笠まで徐々に登り返す。小笠からまた下り、笠ヶ岳を巻くように進んで行った先で山頂への道標。ガレ気味の岩場の急登を登ると山頂。雨後のためぬかるみがひどく、また途中所々で沢化した登山道もあるため汚れる覚悟で望みたい。 下山後入浴は尾瀬ぷらり館500円 |
写真
感想
天気予報を信じて台風の来る直前に尾瀬に行ってきました。いくつか予定していた山行の中で一番予報が良かったので。
そしてたまたまなのだが丁度一年前に行った尾瀬。その時に至仏山に来年は登ろうと思っていたので念願かなったわけだ。
バスの始発に乗れる自信がなかったが流石は尾瀬、駐車場にその他のハイカーが何台も止まっていたのでいやが上にも物音で目が覚め無事に鳩待峠に5時過ぎ降り立つ。
天気予報は晴れだったのに霧雨が降っている。予報を信じて進むが一向に止まない。そのうちに便意までもよおしてしまい、霧雨と便意にバックアップされる形ですごい早歩きで35分ほどで山の鼻に到着。トイレを済ませしばし雨の様子見に雨宿り。前日にテン泊で来ていた高山から来た男性と至仏山にいつ登ろうかとタイミングを見計らっていたがじっとしているのももったいないので私は尾瀬ヶ原に花を見に行った。
昨年より数日早い尾瀬再訪だったがニッコウキスゲがまだほとんど咲いておらずちょっと残念だったがワタスゲやカキツバタなどはたくさん見られ、ごく1,2株だけ水芭蕉も発見できてそれはそれでOKだった。
それにしても一向にガスが晴れず霧雨も止まず、行けども行けども燧ケ岳も見えずこのままでは独り泥仕合に終わりそうなので牛首分岐で引き返す。
山ノ鼻に戻ったころには心なしか雨が弱まったので至仏山にアタック。
登山道は沢化してしまい、じゃぶじゃぶ水が流れ落ちてくるがもう無我夢中で滑り落ちる前に足を前に出す歩行で淡々と登る。
森林限界を超え、しばらく登った休憩ベンチのところで先ほどのテン泊男性と再会。「追いつかれた〜早いな〜」とお褒め頂きまんざらでもない私だったが、彼の装備はテン泊しょい込んでるのに対し私は日帰り荷物。その重さに雲泥の差があるので照れ笑いしつつ先行させてもらった。
その後は薄いガスの中登り続け思っていたより早めに山頂へ。数名の先客とともにガスが晴れることを期待して待っていたら一気にガスが取れ、新潟・群馬側が大展望。再びガスる前に連写して先を急いだ。
小至仏山に着いた頃にはガスはすっかり晴れ、それでも福島側は雲が強く燧ケ岳は見えない。
そのままどんどん標高を下げ分岐から笠ヶ岳へ進む。と、向かった第一歩目から黒土のドロドロ道。
水たまりやら再び沢化した登山道やらまともに歩けるところのほうが少ない道のりをぼやきながら進む。
それでもここで諦めて引き返してしまったら褒めてくれた高山の男性の顔に泥を塗ることになる、こともないが天気はもう快晴以外の何者でもないので頑張る。
山頂を巻くように登山道が続き、道を間違えたかな?と思ったタイミングで道標が現れ、そこからがれ場の急登を一頑張りして山頂にたどり着いた。
360度の展望、尾瀬とは思えぬ静けさに満ちた山頂で長居したくなってしまう。直射日光がきついのが逆に救いとなってそう長いこと腰を据えることなく下山。
帰り道もドロドロの中。コソ泥のように抜き足差し足で歩いてみても結局は泥だらけになってしまい見るも無残な状態で鳩待峠にたどり着いた。
山に行くようになりday By day経験が積まれていってはいるが、前回の恵那山に続いて泥By泥の登山はさすがに経験したくない。体力もそうだが汚れぬよう気も使うので2倍疲れた気がする。
家に帰って泥のように眠りたい。
bo-tyu-zaiさん おはようございます。
尾瀬に行かれたのですね。最初はガスかかっていた様ですが、見事山頂では快晴ではないですか。ルーズベルトゲーム!笠山は行きませんでしたが眺めも良さそうですね。きれいな形もしています。
登山道が沢の様になっていた事も思い出しました。年中そうなのかも。
台風前に晴れ山行良かったですね。
yuzupapaさん、こんばんは。
そうなんですよ、予報は晴れ、行ったら霧雨、どんだけ天気に嫌われてんのだっと思いましたがレインウェアの上だけ装着すれば十分しのげる雨量でしたので登って正解でした
笠ヶ岳、例の甲州の笠取山を思い出す綺麗な山容。見て美しく、登って大展望、しかも人があまり来ない静かな山。私のお気に入りになりました。ここはぜひ行ってみてもらいたいです。
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