乗鞍岳・平湯新道★日本海から太平洋への赤線繋ぎやっと終了★

2022年09月30日(金) 〜 2022年10月01日(土)

• GPS: 28:01
• 距離: 34.2km
• 登り: 1,365m
• 下り: 2,658m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 1:40
• 合計: 8:55

8:51 肩の小屋口
9:14 9:16 肩ノ小屋
9:17 9:17 剣ヶ峰口
9:48 9:48 蚕玉岳（乗鞍）
9:51 9:52 乗鞍岳頂上小屋
9:58 10:48 乗鞍岳
10:49 10:50 乗鞍岳頂上小屋
10:53 10:54 蚕玉岳（乗鞍）
10:58 10:59 朝日岳（乗鞍）
11:17 11:17 剣ヶ峰口
11:27 11:28 摩利支天分岐
11:31 11:32 富士見口
11:42 11:42 県境ゲートバス停
11:47 11:47 乗鞍白雲荘
11:56 12:03 畳平バスターミナル
12:05 12:15 乗鞍白雲荘
12:18 12:18 ご来光登山口バス停
12:25 12:25 大黒岳登山口
12:37 12:39 硫黄岳登山口
13:01 13:01 姫ヶ原
13:21 13:21 硫黄岳
14:19 14:38 乗鞍権現社
16:16 16:20 平湯乗鞍登山道 登山口
17:41 17:41 ひらゆの森
17:46 平湯温泉 Ｔａｂｉｓｔ 風雪

2日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:29
• 合計: 4:24

8:25 平湯温泉 Ｔａｂｉｓｔ 風雪
10:36 10:53 安房峠
11:42 11:53 新中の湯登山口
12:13 12:14 中の湯温泉
12:49 中の湯バス停

天候

晴・晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

1日目:乗鞍高原の乗鞍高原観光センター駐車場(無料)に駐車し、畳平行きシャトルバスに乗車⇒大雪渓・肩の小屋口下車　1650円
2日目:平湯温泉の宿泊地から徒歩で中の湯バス停⇒さわんどBT　1000円(乗り換え)⇒乗鞍高原行のバスに乗車⇒乗鞍高原観光センター下車　750円...自家用車回収

コース状況／危険箇所等

特になし

その他周辺情報

平湯温泉・乗鞍高原に宿泊施設多数
平湯温泉日帰り入浴施設:ひらゆの森 600円、平湯の湯 300円
乗鞍高原日帰り入浴施設:湯けむり館 730円(割引券あり)
下呂市日帰り入浴施設:ひめしゃがの湯 800円(じゃらんでお得なプランあり)

写真

9/30 7:58

乗鞍高原観光センターで畳平行のバスに乗車。同時刻のバスは3台出ていた

9/30 8:50

大雪渓・肩の小屋口バス停で下車してスタート。因みにここで下車しても畳平までと同料金、片道1,650円也

9/30 8:55

ゴツゴツした岩の道を歩いて

9/30 9:13

肩の小屋に到着

9/30 9:16

青空が眩しい！小屋前から剣ヶ峰登山道に入る

9/30 9:48

蚕玉岳 到着

9/30 9:48

からの眺め。左から剣ヶ峰、大日岳、屏風岳

9/30 9:51

まずは乗鞍本宮に参拝するために神社マークのペイント方向へ進む

9/30 9:58

剣ヶ峰山頂到着

9/30 9:59

バーン！この景色が見たかった！大日岳越しに御嶽を望めて感涙...。左下に中洞権現ヘ至る登山道を確認出来て再び感涙...。

9/30 10:01

涙を拭いて本宮に参拝しなくちゃ...

9/30 10:02

主祭神は天照皇大神、大山津見大神、五十猛大神、於加美大神。水の神様が主祭神の中に入っているのが興味深い

9/30 10:04

バッジ集めの趣味は無いけど、赤線繋ぎの最後の山なので記念購入。山頂でのみ購入可能、とのこと

9/30 10:00

乗鞍本宮社地の碑。昭和4年9月9日に大蔵省より15坪の無償譲与を受けたらしい(裏面に記載)。丹生川村大字岩井谷字乗鞍岳1220番地(旧住所)が山頂住所になるわけやね〜

9/30 10:09

御嶽山の剣ヶ峰は標高3067m。乗鞍岳の剣ヶ峰は標高3026m。標高もあんまり変わらない双子のような火山

9/30 10:09

遠くに白山。火口湖の権現池を取り囲むのは剣ヶ峰・大日岳・屏風岳・薬師岳・雪山岳・水分岳・朝日岳・蚕玉岳の八葉蓮華。残念ながら剣ヶ峰と蚕玉岳以外は立入禁止なのでお鉢巡りは出来ない

9/30 10:14

右の高い山の連なりが木曽山脈。左奥の連なりが赤石山脈。塩見も見えて感激しますた

9/30 10:11

忘れてた。三角点タッチぃの儀

9/30 10:36

長野県側に朝日権現神社。信州から見ると乗鞍岳が最初に"朝日"が当たる山なのでこの名がついたらしい

9/30 10:10

朝日権現神社からの眺め。北のほぼオールスターズでこっちもスゴいわ！

9/30 10:14

最後にもう一度御嶽山を拝んでから剣ヶ峰から下山

9/30 10:49

頂上小屋も開いていて、小屋前に人だかりが出来ていた

9/30 10:50

来た道を戻る

9/30 10:54

戻る

9/30 11:24

肩の小屋をスルーして畳平に向かう。振り向いて剣ヶ峰方面を撮影

9/30 11:31

乗鞍高原と高原から縫うように走る乗鞍エコーライン。今年の紅葉はちょっと遅れているようだった

9/30 11:39

富士見岳をスルーして鶴ヶ池のほとりの畳平までGO

9/30 11:47

畳平到着。駐車場に綺麗なトイレあり

9/30 11:50

乗鞍本宮中社を参拝して頂上本社の御朱印を頂いた(剣ヶ峰の本社で朱印記帳は行っていない)

9/30 12:18

お昼を食べてから平湯新道へ。まず閉じられたゲートを越えて乗鞍スカイラインの舗装路を歩く

9/30 12:27

振り向いて撮影。右手のトンガリが剣ヶ峰。その左手に富士見岳。真ん中の山頂に建造物のある山が大黒岳(もちろんスルーした)

9/30 12:31

左側の烏帽子岳、右側四ッ岳を眺める。この景色！バスが走らないスカイライン歩きの贅沢さを噛みしめる

9/30 12:38

平湯・十石山登山口到着。ここから平湯まで9kmの道のりだ

9/30 12:43

明確なトレースが見える。心配なのは"クマー"だけだわ...

9/30 12:55

稜線上で"ブルーベリー"をあっちゃこっちゃで沢山見かけた

9/30 12:55

ハイマツ帯は所々踏み跡見失うかも...進行方向を間違えなければすぐに復帰出来るけど〜

9/30 12:58

シラタマもいっぱいあった

9/30 12:59

明確な登山道

9/30 13:02

姫ヶ原分岐にクマーが削ったらしい道標あり。平湯まで8.6km

9/30 13:03

赤い実の色づきが...秋ですなぁ〜

9/30 13:07

四ッ岳の中腹は色づき始めていた

9/30 13:13

笠ヶ岳、焼岳、穂高の山々を眺めながら歩きたい人は平湯新道で下山することをおススメしたい。この先の硫黄岳は山頂を通過せずに巻くのでとっても楽チン

9/30 13:16

火口から4km圏内標柱。上の方がガジガジやられていた

9/30 13:20

この黒い実は何？

9/30 13:37

ずっとこの景色が続く

9/30 13:46

一旦下って

9/30 13:58

登り返し

9/30 14:01

崩壊地のザレ場に出るけど、しっかりしたロープが

9/30 14:02

登りにもあるので助かる

9/30 14:04

会社や個人で階段の設置をしてくれたらしい。感謝しながら歩く

9/30 14:10

乗鞍権現社の手前は湿っぽい坂になっていて、若干ヤブっぽい(踏み跡は明確なので迷うことはない)

9/30 14:11

美味しそうな赤い実

9/30 14:17

乗鞍権現社到着。十石山経由で白骨温泉へ降りられるらしい(難路)

9/30 14:18

権現社の正面の景色が

9/30 14:18

コレ。あーこれは神様が住んでますわーの乗鞍岳

9/30 14:37

権現社から平湯まで6.3km。よっこらしょ、と重い腰を上げて下山

9/30 14:43

トラバースは谷方向の踏み抜き要注意

9/30 14:50

雲が多くなってきた

9/30 15:01

急坂にはお助けロープあり

9/30 15:16

水場への分岐。夏場は涸れているらしいむので水場確認はスルー

9/30 15:30

笹が刈り取られていて歩きやすい尾根道

9/30 15:32

崩壊地から見た、今日最後の笠・穂高の景色

9/30 15:54

白猿ヶ池への分岐。ここもスルー

9/30 16:16

スキー場の最上部に到着。平湯まで3km。ここから下までずっとスキー場内を歩く

9/30 16:25

だだっ広くて分かりにくい場所。同じスキー場内だがここで右折して下って行く

9/30 17:23

もう日が落ちてしまったが、ようやくスキー場入口に到着

9/30 17:30

牧場のヒツジを見つつ

9/30 17:47

平湯の温泉街に入り今日のお宿に到着して

温泉へドボーン。あー生き返ったわ〜

翌日。平湯バスターミナルで中の湯からのバス便を確認してからスタート

上高地行の方々お馴染みのあかんだな駐車場前を通過

10/1 8:37

神の湯休業中。いつ復活するんだろ？

国道沿いにあった篠原無然の遭難碑。乗鞍岳の姫ケ原・土俵ケ原や桔梗ケ原などの命名者。吹雪に遭遇して亡くなったそうな...

安房峠到着。見える山が穂高ってところが長野県っぽくていいわ

で、反対側はというと...乗鞍岳の四ッ岳って岐阜っぽくてこっちもいいわ〜

安房峠にあった茶屋跡から穂高がバーンと見える。もちろんここで休憩

峠を下っていくと焼岳が見えた。噴気があがっているのがわかる

その焼岳新中の湯登山口に到着。バスの時間まで余裕があるので暇つぶしに駐車台数を数えながら歩いたら、昼12時頃でなんと110台余りが停まっていた...昭文社の地図には"P約10台"と記載されているんですが(笑)

旧国道158号安房峠の第2号カーブ。えげつない角度だわ

お猿、多いわね〜

旧道を離れて坂を下れば

中の湯バス停がある。上高地⇒さわんどBTは予約しないと乗車できないけど、中の湯バス停で2名下車されたのでラッキーなことに予約なしで乗ることが出来た

10/2 7:56

翌日。乗鞍本宮社の里宮に参拝。乗鞍山頂の神職さんから"昔はここから五色ヶ原を経て乗鞍岳へ登拝した"と教えていただいたので帰り道に絶対立ち寄ろうと思ったのだ。石仏と灯篭が目印。

10/2 8:01

入口は草が茂っていて分かり辛いけど、狛犬から上は歩きやすい社地になった

10/2 8:07

乗鞍神社の里宮に参拝。残念ながら合祀されて廃宮となってしまったので鳥居も拝殿も取り払われてしまっている。
けれど入口の灯篭に"登山記念　大先達　心徳行者"の文字を見れたので大満足で帰路についた

10/2 10:12

おまけ。飛騨側から見た乗鞍岳。馬の鞍のように見えるまさに鞍ヶ嶺だった

撮影機器：

AQUOS sense3 SH-M12 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

dxf

昨年、御嶽山と乗鞍岳を繋いだけれど乗鞍岳が悪天候で大変悲しい思いをしたため、晴天時を狙って計画。とはいえ常日頃ピーカンに当たる確率が低いため、いつ歩いてもいいように3日間の休暇をあてました。
それがまさかの3日間ともピーカンの天気で、日本海から太平洋への赤線繋ぎ最終回として、最高＆最高の締めくくりとなりました。

あれほど大きな火山だから信仰対象の山なんだろうな、と想像していた乗鞍岳にもかつて信仰の道があった(残念ながら今は立入禁止)ことを神職の方に教えていただけたので、それも含めて楽しい山歩きとなりました。

誤算は...乗鞍スカイラインの崩落でしょうか。随分前から宿も予約していたのに9月11日以降通行止めなんて。すぐに復旧するだろうと高をくくっていたのに復旧は来年も無理かも、なニュースを直前になって知りました。
自家用車の回収を考えたら絶対に平湯から乗鞍スカイラインを使って畳平まで行った方が楽ですから。
乗鞍高原のエコーラインのバスを使うなんて少しも頭に無かったため、一から交通手段の調べなおし。正直面倒くさかったです...。

まあ...何はともあれこれで飛騨山脈(乗鞍岳含む)・木曽山脈(御嶽山含む)・八ヶ岳・赤石山脈を今回で繋ぐことが出来たので嬉しい限りです(=゜ω゜)ノ
※青薙山から小笹平の一部区間で通過出来ていないので(滑落しそうになったので今後も行くつもりないけど)赤線繋ぎ完了ではなく終了です〜