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Yamareco

記録ID: 480718
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳|やっとライチョウに出逢う事ができました。

2014年07月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:30
距離
14.4km
登り
1,306m
下り
1,302m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:44
休憩
1:42
合計
8:26
4:55
52
5:51
5:57
32
6:29
6:33
7
6:41
6:41
9
6:49
6:50
48
7:37
7:42
19
8:01
8:07
43
8:50
8:59
19
9:18
9:24
20
9:45
10:00
31
10:31
10:44
15
10:59
11:27
37
12:04
12:04
7
12:11
12:11
5
12:16
12:22
24
12:47
12:47
32
13:19
13:22
4
13:26
ゴール地点
黒菱駐車場    ・・・(05:00)
八方池山荘    ・・・(05:50)
八方池      ・・・(06:52)
扇雪渓      ・・・(07:38)
丸山       ・・・(08:09)
唐松岳山頂    ・・・(09:20)※山頂と唐松岳頂上山荘で計30分休憩
丸山       ・・・(10:44)
扇雪渓      ・・・(10:57)※昼食20分
八方池      ・・・(12:06)
八方池山荘    ・・・(12:47)
黒菱駐車場    ・・・(13:20)※黒菱第3ペアリフト利用(約7分)
※コースタイムはGPSログより参照。
天候 曇ったり晴れたり。
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越自動車道(長野IC)を降りて、国道19号をめざし白馬長野オリンピック道路を経由して白馬村(八方尾根)へ。
その後、八方尾根を抜けて黒菱ラインの終点まで行きます。(かなり登ります)
黒菱ラインは舗装はされていますが道幅が狭く、すれ違いに注意が必要です。
途中、牧場内も通りますので牛にも注意。
コース状況/
危険箇所等
◇黒菱駐車場〜八方池山荘
人にもよりますが、この区間はリフトを2つ繋いで労せずして登れます。
リフト運行前から登るなら、駐車場前の牧場の坂を登って行く事も可能です。
ただ、黒菱平までそうとう急斜面です。

◇八方池山荘〜八方池
八方池山荘から第2ケルン手前の公衆トイレまで、木道か尾根道(登山道)のどちらかを選択する事ができます。
今回も尾根道を選択したのですが、途中通行止めとなっており、強制的に木道を通る事となりました。
木道は濡れていると滑りやすく、特に帰りが要注意です。

公衆トイレからは木道はなくなりますが、八方池までは観光客でも行けるレベルの道となっています。

◇八方池〜唐松岳
ここからは「登山装備が必要」と白馬村のホームページにも書いてあるように、登山の領域となります。
登山道は全般に整備され、非常に歩きやすいです。
一か所だけ雪渓を通過しますが、ステップを切って頂いているのでアイゼンなしで通過できました。
また危険個所もなく、唯一挙げるとするなら唐松岳頂上山荘手前の橋当たりでしょうか。
橋自体は高度感もなく難なく通過できますが、その前後は、上部からの落石の心配がある場所と言う事で速やかに通過するのが良いようです。
いつもの場所、黒菱駐車場。
いつもの場所、黒菱駐車場。
リフト稼働前なので、ここから登ります。
ゲートには”ペットお断り”の看板あり。
リフト稼働前なので、ここから登ります。
ゲートには”ペットお断り”の看板あり。
3連休最終日。空きは十分ありました。
1
3連休最終日。空きは十分ありました。
冬はゲレンデになるこの場所、傾斜はまだ序の口。
冬はゲレンデになるこの場所、傾斜はまだ序の口。
ここが今日一で辛かったかも。登り切った所には長野五輪時の女子滑降スタートハウスあり。
ここが今日一で辛かったかも。登り切った所には長野五輪時の女子滑降スタートハウスあり。
やっとの思いで黒菱平へ。
やっとの思いで黒菱平へ。
八方尾根自然研究路を通り、八方池山荘を目指します。
1
八方尾根自然研究路を通り、八方池山荘を目指します。
雲の間から差し込む日差しが嬉し。今日はいい天気になりそうです。
1
雲の間から差し込む日差しが嬉し。今日はいい天気になりそうです。
八方池山荘までもう少し。
八方池山荘までもう少し。
八方池山荘到着。ここまで約50分、リフトなら待ち時間抜きで約12分・・・
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八方池山荘到着。ここまで約50分、リフトなら待ち時間抜きで約12分・・・
五竜から延びる尾根。
1
五竜から延びる尾根。
八方池山荘から最初は尾根道(登山道)を進みます。
八方池山荘から最初は尾根道(登山道)を進みます。
木道へ強制的に合流。どうやら登山道は危険個所があり一時閉鎖された模様。
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木道へ強制的に合流。どうやら登山道は危険個所があり一時閉鎖された模様。
木道は濡れていると滑りやすい。注意して進みます。
木道は濡れていると滑りやすい。注意して進みます。
木道終点の公衆トイレに到着。7/22最新情報で25日は雑排水工事の為利用できないとの事です。
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木道終点の公衆トイレに到着。7/22最新情報で25日は雑排水工事の為利用できないとの事です。
息ケルン。
「ヤスムケルン」は、昭和12年12月に遭難された息子さんの供養にお父様が建てて下さったものだそうです。
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息ケルン。
「ヤスムケルン」は、昭和12年12月に遭難された息子さんの供養にお父様が建てて下さったものだそうです。
こちらは特徴的な八方ケルン。
こちらは特徴的な八方ケルン。
八方池はガスのため、寄り道せずに通過。
八方池はガスのため、寄り道せずに通過。
ここから八方特融の樹林帯へ。
ここから八方特融の樹林帯へ。
立派な木です。
ルート唯一の雪渓通過。ステップ切って下さった方に感謝。
ルート唯一の雪渓通過。ステップ切って下さった方に感謝。
天気も回復のして気温も上昇。
天気も回復のして気温も上昇。
扇雪渓到着。ここは右に巻いて進みます。
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扇雪渓到着。ここは右に巻いて進みます。
迂回中。
右手に見えるのは丸山。ついに天気は快晴になりました!
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右手に見えるのは丸山。ついに天気は快晴になりました!
白馬三山から唐松岳へと続く山並みがとても綺麗。
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白馬三山から唐松岳へと続く山並みがとても綺麗。
雲がかかっているのが絵になるね。
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雲がかかっているのが絵になるね。
丸山まで、青空に向かって登ります。
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丸山まで、青空に向かって登ります。
この景色に疲れも吹き飛びます。
3
この景色に疲れも吹き飛びます。
さあ、元気出して行きますよ!
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さあ、元気出して行きますよ!
振り返れば、こちらも見事な雲海。
2
振り返れば、こちらも見事な雲海。
あれ、以外にまだありました。
あれ、以外にまだありました。
唐松にきたなら、やっぱりこれでしょ。不帰ノ嶮はいつ観ても感動する。
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唐松にきたなら、やっぱりこれでしょ。不帰ノ嶮はいつ観ても感動する。
比較的なだらかなルートでペースアップです。
比較的なだらかなルートでペースアップです。
五竜もその男前な姿を見せてくれました。
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五竜もその男前な姿を見せてくれました。
橋よりも、その手前の上部からの落石に注意。
橋よりも、その手前の上部からの落石に注意。
高度感はそれほどない。
2
高度感はそれほどない。
もうちょいか?
見えた!唐松岳頂上山荘。
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見えた!唐松岳頂上山荘。
この景色が見たかった。
3
この景色が見たかった。
コマクサはそろそろ終わり?
3
コマクサはそろそろ終わり?
唐松から五竜への縦走。いつかはチャレンジしてみよう。
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唐松から五竜への縦走。いつかはチャレンジしてみよう。
さあ、最後の仕上げに行ってきます。
さあ、最後の仕上げに行ってきます。
日帰りなのでバックパックを背負って登ります。
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日帰りなのでバックパックを背負って登ります。
標高2,696.4m 唐松岳に到着。
長男もリベンジを果たせました。
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標高2,696.4m 唐松岳に到着。
長男もリベンジを果たせました。
剱岳は今回も雲の中。でもここからの眺めは最高。
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剱岳は今回も雲の中。でもここからの眺めは最高。
唐松岳頂上山荘方面。
唐松岳頂上山荘方面。
こちらは不帰ノ嶮方面。
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こちらは不帰ノ嶮方面。
さて、半袖じゃ肌寒いので下ります。
さて、半袖じゃ肌寒いので下ります。
何やら動くものを発見。
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何やら動くものを発見。
そう、ライチョウの雛達でした。
6
そう、ライチョウの雛達でした。
母親も顔をだし、やっと出逢う事ができました。
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母親も顔をだし、やっと出逢う事ができました。
警戒している様子だけど、ホントに逃げません。
4
警戒している様子だけど、ホントに逃げません。
初めての出逢いに興奮して何度もシャッター切りました。
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初めての出逢いに興奮して何度もシャッター切りました。
さあ、後は気を付けて帰ろう。
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さあ、後は気を付けて帰ろう。
何度見ても素晴らしい。
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何度見ても素晴らしい。
丸山には大賑わい。
丸山には大賑わい。
この景色も今日は見納め。
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この景色も今日は見納め。
やっぱり不思議。ここだけ森が広がっている。
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やっぱり不思議。ここだけ森が広がっている。
観光客はちょっと少な目かな。八方池はガスの中でした。
観光客はちょっと少な目かな。八方池はガスの中でした。
やっぱり顔にしか見えない、八方ケルン。
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やっぱり顔にしか見えない、八方ケルン。
グラートクワッドは乗らず、黒菱平まで歩いて降ります。
グラートクワッドは乗らず、黒菱平まで歩いて降ります。
最後はリフトを使って楽しました。
いや〜。お疲れお疲れ。
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最後はリフトを使って楽しました。
いや〜。お疲れお疲れ。

感想

この3連休、天気が一番よい最終日を狙って唐松岳に行ってきました。
昨年の8月、長男と二人で唐松岳を目指していたのですが、途中長男の調子が思わしくなかったので、八方池で撤退して以来のリベンジ山行です。

個人的には単独で1回登っているのですが、やっぱり二人で登りたいと思い、再び黒菱からリフトを使わずに山頂を目指すことに。

スタートした時点では、予報に反し青空一つない空模様。
そんな事もあって、景色はダメでも、もしかしたらライチョウに逢えるかもしれないと淡い期待を胸に出発しまし。

出発時間が朝5時という事もあって、当然リフトは動いていません。
この時期、黒菱第3ペアリフトは6:30からの運行なので、何とも厳しい坂道をひたすら登りました。
30分弱かけて黒菱平に到着。
この日、一番厳しかったのはやっぱりここだったように思います。

黒菱平からは、八方池山荘までまたしても歩いて登ります。
この頃になると、雲の隙間から朝日がこぼれ、天候が回復の兆しを見せ始めました。
八方池山荘に着く頃には青空も広がり、目指す唐松岳方面の雲もどんどん少なくなりって行きました。

八方山荘からは最初登山道を登っていたのですが、途中通行止めとなり木道に合流。
この木道が曲者で、なかなか歩幅が合わず苦労しましたが、歩くコツをつかんでからはペースよく歩く事ができ、我ながら木道を整備して下さった方に失礼だったと少々反省でした。

期待していた八方池は、ガスがあって湖面に映る山並みを見る事はできなかったのですが、登るにつれ天気はどんどん回復し、右手に白馬三山、左手には五竜岳と圧巻の眺めの中を進みます。

そして、二人揃って山頂に立つことができた事が今日一番のよい思い出になりました。

そしてそして、もう一つ。
山頂からの降りでライチョウの親子と出逢いました。
確かに鳴き声はしているなと感じていたものの、まさかこんな近くに居るとは。
登山を始めて3年目、これからも登山を続けていこうと思った瞬間でした。

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