一山としての御坂黒岳


- GPS
- 07:11
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,065m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
中央本線 中野4:42 石和温泉7:06 1,980円 富士急バス甲府線 石和温泉駅7:35 新田8:05 690円 例によって10分遅れる。 復路 河口湖周遊バス サニーデ前長崎公園入口15:31 河口湖駅15:54 440円 富士急行線 河口湖17:47 大月18:32 1,161円 中央本線 大月18:47 中野20:18 1,342円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
どんべい峠道に合流するまでと烏帽子岩分岐を過ぎてからは登山道でないので踏跡不明瞭。登りに取れば問題ないが降りにとった場合は地図読みが必要。 下りの南陵では、1250mから左に延びる尾根筋を外して右側のルートの尾根に降りる所が最初広い急斜面で尾根形が見えないので判り辛い。少し降るとロープがあり平坦に延びる目的の尾根が見えだす。他1360m峰や1050m圏峰の分岐で注意が必要。 |
その他周辺情報 | 河口湖ステーションイン 風呂650円 平井売店 かつ定食1280円 ビール中瓶680円 |
写真
感想
踵骨棘による足の痛みで東北行きの計画がつぶれた。前回の山行からまた2ヶ月近く間が空いてしまったので、緩い山での慣らしが必要となった。
10年以上前に松浦本で見て以来、山頂を通過するたびに気になっていた黒岳の北稜と南陵を好天予報に合わせて漸く実施することにした。
登山道以外では全くテープの類を見ることもなかった。ほぼ下草もないすっきりした尾根で鹿糞も見ない。鹿自体は一頭見掛けたが草を食いつくしていなくなったのだろうか。最初から最後まで雑木の気持ち好い尾根。色付きは1740m辺りで赤いツツジが僅かに、1400m辺りでは黄葉が見られたが、全体的にいまいち。
久しぶりの割に道中は好調で、展望地からは秋空の下、すっきり南アルプスまで見えた。下山しBSに到着すると5分ほどでバスが来て、風呂と食事で「一日の王」という言葉を思い出した。
詳細
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石和温泉駅からのバスは快晴の下、御坂と南アルプスの眺めに恵まれた。
8:14 新田BS
8:18 ウインドリバー着用のまま出発。交通量の多い国道137号、渡るのに難儀する。
8:19 唐沢川・唐沢橋を過ぎると金井商店の後ろには△1248.2m峰
8:22 幾つか建屋を見て、右に戻るように伸びる林道蕪入沢上芦川線に入る。舗装工事の為11/25まで車両通行止め。
8:25 幾つか左の作業道を見送る。唐沢川沿いに別荘風の建屋あり。左側には畑と鹿柵あり。
8:29 ゲートを過ぎて林道と別れ平坦な植林内に入る。踏み跡は不明瞭。ウインドリバー脱。トレッキングポール2本出す。
8:37 進み右下に唐沢川を左岸に渡る林道を見る。
8:39 露岩と雑木の気持ちの好い緩斜面は傾斜を増して戻る様に尾根に向かう。
8:46 △1279.9m峰からの北西の尾根に乗る。
8:53 露岩の急尾根
9:08 1020m 色が抜け始めている。
9:15 1050m トラバースする明瞭な踏み跡がある。
9:17 1070m 傾斜が緩む。
9:24 コブを越え1120mでヘアピンする林道に出る。黒岳らしきピークが見える。唐沢川に向かう尾根形にピンクテープが点々とある。CAL1130(+10)
9:34 休憩後、擁壁とカーブミラーの間から尾根に復帰する。
9:39 林道から尾根に復帰した1300mで樹間から甲斐駒と黒戸山、鳳凰三山を見る。ここからはエアリア点線なので、ほんの少し踏み跡がはっきりする。
9:44 11170m 尾根が広がり、ブナが現れ緑が抜け始めた雑木が好ましい。
9:54 1250m 左から枝尾根が近づき、うねる緩斜面が気持ち良い。
9:57 1260m コナラ主体 AL1280(+80) 国調図根点と恩賜林石標が現れ、以後点々と続くようになる。
10:01 △1279.9三等三角点 AL1295(+15.1) D16.6℃ 76%
10:07 1320m 尾根が痩せる。
10:09 1330m 尾根が広がりだす。
10:12 1350m 広い平坦地 西に枝尾根が延びる。
10:16 1350m 広い平坦地を過ぎて痩せた小鞍部に降る。
10:23 1370m 左に気持ち好い緩斜面が広がる。
10:30 1400m 右がカラマツ植林となる。
10:32 1410m 黄葉 マンサク? ウリハダカエデ ダンコウバイ ハウチハカエデは緑残る。 同定は自信なし。
10:37 △1430.8四等三角点 AL1445(+14.2) 大洞山の私製山名標あり。
10:46 降って1380m ウリハダカエデ
10:47 1370m鞍部 右の梢越しに黒岳を見る。
10:49 登りに転じて1390m 大きな黄葉 ヒトツバカエデ? 同定自信なし。
10:52 登り切って1400m AL1418(+18)
10:58 1420m 放置された枝打ちが煩わしいが御蔭で踏み跡が明瞭になる。どこでも歩ける広尾根では道が成立しない。
11:03 1450m 左の梢越しに黒岳を見る。
11:05 1460m オオカメノキ黄葉
11:07 1475m圏峰 AL1495(+25)
11:12 1480m 茶枯れたカエデ
11:15 1490m コブの東側を巻く。
11:20 1520m 勾配が増してブナ、ミズナラ主体となる。
11:21 1530m ブナ主体林
11:37 1600m 左右が広がる。黒岳上部の雰囲気。
11:44 1640m ピンクテープが点々と続くどんべい峠道に合流。
11:49 1670m 色の悪いオオカメノキ 樹間から三ッ峠を見る。
12:01 1740m 本日初の赤いツツジ系
12:09 何やらを保護しているフェンスを見た後、1780m 山頂東の黒岳のブナミズナラ林の標識の所に出る。
12:10 黒岳 三角点あり △1729.7 AL1815(+15.3) CAL1793
12:15 1770m南の展望地でランチ。富士、河口湖 御坂主脈 破風山 中藤山 節刀ヶ岳 十二ヶ岳 鬼ヶ岳 毛無山 五老峰 南アルプス 青薙山 稲又山 布引山 笊ヶ岳 聖 赤石 荒川 蝙蝠岳 塩見岳 農鳥岳 間ノ岳
12:35 1760m展望地 ツツジの色が悪い。
12:38 1750m 急坂をトラバースする。 急降下と緩い傾斜の階段状が続く。ロープも数箇所ある。
12:51 1660m 左に枝尾根を分ける。右のコース上には「至広瀬」の標識が多数ある。
13:05 急降下の後、小鞍部から登り返した1540mで振り返った黒岳は高く聳える。
13:06 1554m峰 山頂直下の西側を巻く。
13:12 降って1520m ガレが侵食する西側にロープあり。
13:16 平坦になった1500m 樹間より三ッ峠を見る。
13:17 1550m 展望地
13:22 1470m 御坂トンネル分岐 AL1479m(+9)
13:27 1450m 烏帽子岩分岐 一般道と別れ、右に進む。
13:30 1440m 最初は細尾根で踏み跡が明瞭だが尾根が広がると怪しくなって行く。
13:34 1420mコブ 河口湖大橋方面の展望 AL1441(+21)
13:42 1410m 烏帽子岩に向け緩い尾根が左にカーブする。
13:47 1430m圏峰 恩師林石標が点々と続く。 AL1435(+5)
13:59 1400m 烏帽子岩の北側 南側からは登れそう。辺りはイノ公の掘り返し跡だらけ。
14:06 1390m 梢越しに御坂主脈の黒岳と破風山を振り返る。烏帽子岩に登ればすっきり見えただろう。
14:11 1376m峰 枝尾根が分岐し左へ進む。
14:18 1340m 踏み跡あり
14:29 1230m 1250mから左に曲がる尾根筋から、先の見えない右の急斜面を降るとロープが現れた。先には平坦な尾根が続くのも見えてルートが正しいことが分かり安心した。
14:32 1220m 露岩
14:43 1156m峰 AL1165(+9)
14:46 1090m 平坦な広尾根 この先で尾根が分岐するが、目的の尾根が目視できたので問題なかった。
14:59 1050m圏峰 分岐する尾根を右へ。 AL1069(+19)
15:13 急な降りの後、平坦になって△942.5三等三角点峰
15:19 水道設備の様な物と、サニーデリゾートの舗装道が見えて舗装道に降りる。後は舗装道を県道21号のバス停に向かうだけだが、サニーデリゾートの私有地内なので恐縮して通過する。バス停に着くと直ぐにバスが到着した。
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