記録ID: 4824820
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
奥秩父
奥秩父馬蹄形縦走 和名倉山〜将監峠〜三峰山（雲取・白岩・妙法）
2022年10月21日(金) 〜
2022年10月22日(土)
ほやん
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 18:09
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 3,721m
- 下り
- 3,200m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:34
15:16
2日目
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:32
15:29
ゴール地点
| 天候 | 1日目：晴れ 2日目：高曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
戻りチャリの記録 ↓ https://www.strava.com/activities/8005690210 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
秩父湖の吊り橋から二瀬分岐まではヤマプラでは破線道です。 藪漕ぎや枝漕ぎ、手足を使わないと進めない岩稜帯はありません。そう意味では歩きやすいのかもしれませんが倒木が多く、道が不明瞭（特に造林小屋跡〜北ノタル）。ある意味どこでも歩けそうな感じで赤布などのマーキングがルート上にたくさんついているのでそれを見落とさないように進みました。 ●吊り橋〜反射板 樹林帯の急登（奥秩父は主稜線を含めて大半樹林帯だけど） 急斜面をジグりながら進む。傾斜が緩むと直登。急登だが手を使うような岩場や大きな段差はほとんどないので一定のリズムで標高を稼ぎやすい。トレースはまずまず明瞭で赤布マーキングは頻繁にあり道を外すことはない。倒木もあるが容易に跨げるので歩行に支障はない。 ●反射板〜造林小屋跡 反射板までの急登から一転、フラット基調のトラバース道になる。出だしは歩きやすかったが徐々に破線ルートらしく倒木や崩落などで道が荒れてくる。崩落地帯では急斜面に倒大木が道を塞いでいるので通過に難儀した。歩きやすいとはいえないが水平基調のトラバース道なので道を外すことはない。 ●造林小屋跡〜北ノタル 造林小屋までのフラット基調な道から再び上り道になる。踏み跡はこれまで以上に不明瞭になるがマーキングは2つ3つ先まで見えるくらい頻繁についておりそれを頼りに進む。それにもかかわらず私は紅葉に浮かれていたからか標高1700m〜1800m辺りでマーキングを見失い道を外れた。踏み跡は不明瞭で（逆をいえばどこでも歩ける感じ）GPSを何度も確認しながら進みルートに復帰しました。ここの通過にけっこう時間を要しました。 ●北ノタル〜二瀬分岐〜和名倉山 北ノタルを過ぎると傾斜は緩み癒しの苔の森を進む。倒木はたまにあるが道は明瞭で歩きやすい。苔の森を抜けてカラマツ？の明るい疎林になると二瀬分岐につく。二瀬分岐からカラマツの明るい疎林をしばらく歩いて針葉樹の森に入れば山頂はすぐ。 ●二瀬分岐〜山ノ神土 小さいアップダウンを繰り返しながら進む。一部岩でゴツゴツした所があるが吊り橋〜和名倉山までの道に比べると道は明瞭で歩きやすい。東仙波前後は稜線上の両サイドの視界が開けた奥秩父屈指のナイス展望路♪。ここはぜひいい時に歩いていただきたいエリアです。山ノ神土に近づくと笹道が濃くなりMAX胸の高さまで笹に覆われた藪漕ぎになる。この辺は浮石や根っこなどの地雷に注意して歩きたい。今回は晴れた日の午後というドライ状態で通行できたが、雨後や朝は濡れた露でズブ濡れになること必至。そんな時はカッパの着用を ●山ノ神土〜将監峠〜飛龍権現〜雲取山 奥秩父主脈縦走路。基本的に道は稜線上から山梨県側に巻くようについている。道は明瞭で外す不安はない。際どいトラバース部分はきっちり橋で補強されているので問題なし。狼平周辺は広い稜線上に道がついていて気持ちよく歩ける。 ●雲取山〜三峰神社 メジャールートで多くの人が歩いているので割愛します。 |
写真
秩父湖駐車場からスタート。
埼玉県で登山をするのは今回が初めてです。
埼玉県で登山をするのは今回が初めてです。
吊り橋からの急斜面を300mほど上ると尾根道に。周囲は広葉樹の森になっている
いいペースで上って標高1100m辺り。この辺の広葉樹はまだ紅葉スタート前って感じ
標高1300m辺り。ここまでひたすら樹林帯の急登が続いているが一瞬東側が開けた。左奥のピラミッドが二百名山・武甲山、その手前に連なる尾根のピークが西谷山らしい。写真中央辺りの白い点が三峰神社奥宮がある妙法ヶ岳かな？
3
10/21 8:36
標高1300m辺り。ここまでひたすら樹林帯の急登が続いているが一瞬東側が開けた。左奥のピラミッドが二百名山・武甲山、その手前に連なる尾根のピークが西谷山らしい。写真中央辺りの白い点が三峰神社奥宮がある妙法ヶ岳かな？
チェックポイント反射板で一服。吊り橋からここまで標高差800mを一気に上ってきた感じ
反射板から造林小屋跡まではフラット基調のトラバース道。この辺は歩きやすかった
この倒木の通過にけっこう難儀した。
今回はテン泊用デカザックなので枝などの突起物にひっかかるんだよな・・
今回はテン泊用デカザックなので枝などの突起物にひっかかるんだよな・・
造林小屋跡とうちゃく。反射板からここまでは破線ルートらしさがよく出ていましたが、フラット基調のトラバース道なので道に迷うことはありませんでした。
10/21 9:32
造林小屋跡とうちゃく。反射板からここまでは破線ルートらしさがよく出ていましたが、フラット基調のトラバース道なので道に迷うことはありませんでした。
造林小屋を出るとすぐに目立ちまくりのマーキング。
ここからまた上りが始まる。
ここからまた上りが始まる。
造林小屋跡からの上りは足元がやや不明瞭。その分赤布マーキングがたくさんついてそれを頼りに進む感じになる。
標高1650m辺り。
広葉樹はダケカンバでしょうか？紅葉がだいぶイイ感じになってきた♪
広葉樹はダケカンバでしょうか？紅葉がだいぶイイ感じになってきた♪
歩きやすく紅葉もイイ感じでルンルン気分♪で進む。
でも道筋はやや不明瞭です・・
でも道筋はやや不明瞭です・・
標高1750m辺り。紅葉に浮かれていたからか道を完全に外してしまい赤布マーキングが見つけられくなる・・。スマホGPSを見ながら方向を確認しながら進む
10/21 10:33
標高1750m辺り。紅葉に浮かれていたからか道を完全に外してしまい赤布マーキングが見つけられくなる・・。スマホGPSを見ながら方向を確認しながら進む
赤布マーキングを見つけてルート上であることを確認。
ただ踏み跡は不明瞭。マーキングがなければわかりません・・
ただ踏み跡は不明瞭。マーキングがなければわかりません・・
標高1800m辺り。この辺は赤布マーキングではなく黄色の埋込柱や幹についている表示板を頼りに進んだ
マーキングとGPSで方向を確認しながら上り続けてチェックポイント北ノタルとうちゃく。
北ノタルを過ぎると登り傾斜は緩み苔の森に。
ここは歩きやすかった
ここは歩きやすかった
スタートから5時間強、二百名山・和名倉山とうちゃく！
ほとんど眺望がない中よく歩いて来た・・
ほとんど眺望がない中よく歩いて来た・・
ここまでほとんど眺望のない樹林帯歩きだった。
枝のすき間から一瞬甲武信ヶ岳見えた
枝のすき間から一瞬甲武信ヶ岳見えた
ここまでほとんど眺望のきかない道だった。ここで少し開けた所で右奥に甲武信ヶ岳と埼玉県最高嶺の三宝山。そこから手前に破風山と連なる奥秩父主脈稜線
1
10/21 12:57
ここまでほとんど眺望のきかない道だった。ここで少し開けた所で右奥に甲武信ヶ岳と埼玉県最高嶺の三宝山。そこから手前に破風山と連なる奥秩父主脈稜線
やはり道が明瞭だと易しいムズイにかかわらずルート上にいる安心感がある。
ここで視界が開けて唐松尾山〜笠取山・・雁峠に落ちる奥秩父主脈稜線。いつの間にかだいぶ近づいてきた
これは光の当たり具合から来た道を振り返っている。
ゴツゴツした所はルートではありません。
ゴツゴツした所はルートではありません。
和名倉山への二瀬分岐以降は細々したアップダウンを繰り返しながら進む
小ピークから振り返って和名倉山。
行くまでは結構大変だけど形はとてもたおやかなお山ですね。
行くまでは結構大変だけど形はとてもたおやかなお山ですね。
ここがこの日最高のビューポイントでしょうか。左最奥に国師ヶ岳。そして中央付近に甲武信三山〜手前に破風山〜雁坂嶺〜水晶山〜古礼山・・と連なる前々回の奥秩父主脈で歩いた峰々。ここでは甲武信ヶ岳は手前の破風山に重なってほとんど見えません。
3
10/21 13:30
ここがこの日最高のビューポイントでしょうか。
左最奥に国師ヶ岳。そして中央付近に甲武信三山〜手前に破風山〜雁坂嶺〜水晶山〜古礼山・・と連なる前々回の奥秩父主脈で歩いた峰々。ここでは甲武信ヶ岳は手前の破風山に重なってほとんど見えません。
左最奥に国師ヶ岳。そして中央付近に甲武信三山〜手前に破風山〜雁坂嶺〜水晶山〜古礼山・・と連なる前々回の奥秩父主脈で歩いた峰々。ここでは甲武信ヶ岳は手前の破風山に重なってほとんど見えません。
雁峠（隠れて見えない）を挟んで笠取山〜唐松尾山・・と前回の奥秩父主脈で歩いた峰々
この辺は稜線の両サイドが開けた奥秩父稜線では極めて稀なハッピーライン♪
道の先には翌日に歩く予定の雲取山〜飛龍山の主脈稜線もきれいに見えた。
さらに雲取山から白岩山・・と連なる三峰コース
馬蹄形縦走だから拝める対岸の姿ですね。
馬蹄形縦走だから拝める対岸の姿ですね。
甲武信三山をズームしてみると手前にある破風山の背後に頭だけチョコンと甲武信ヶ岳も見えた(^^
さっきは破風山に隠れていた甲武信ヶ岳が姿を現して甲武信三山そろい踏み。
さらば和名倉山。君を登りに来たおかげで思いがけない稜線漫歩を満喫できたよ
左奥から手前にのびる国師〜甲武信三山〜破風〜雁坂〜水晶・・と連なる奥秩父主脈。アルプスとはまた異なる趣のある縦走路です。
3
10/21 13:55
左奥から手前にのびる国師〜甲武信三山〜破風〜雁坂〜水晶・・と連なる奥秩父主脈。アルプスとはまた異なる趣のある縦走路です。
主脈稜線が近づきこの日の行程も終盤に入ってくると笹が濃くなってきた。
雨後や朝露のある時間帯だとずぶ濡れになりそうですが、今回は晴天続きの午後で笹の葉は乾いていて濡れることはなかった。
だから少々の藪漕ぎでも景色を楽しめた。
手前から奥に向かって飛龍山〜雲取山
手前から奥に向かって飛龍山〜雲取山
といいつつもこの辺は難儀しました。
主脈（山ノ神土）〜和名倉山コースの核心部はこの辺りか
主脈（山ノ神土）〜和名倉山コースの核心部はこの辺りか
この辺が胸の高さ位までの笹薮。地雷を踏まないように注意しながら慎重に進む
山ノ神土にとうちゃく！主脈縦走路に出ました。
晴れて乾燥した時間帯に笹薮を突破できてラッキーでした。
晴れて乾燥した時間帯に笹薮を突破できてラッキーでした。
牛王院平の分岐。前回は笠取山からここまで繋いで下山した。
ここから奥秩父主脈の未踏エリアに入る。
ここから奥秩父主脈の未踏エリアに入る。
程なくして将監峠にとうちゃく。
この日の縦走はここまで。ここから将監小屋に下ってテント泊します。
この日の縦走はここまで。ここから将監小屋に下ってテント泊します。
テントでまったりダラダラ過ごしています。そういえばこの日はスタートしてからここに着くまで誰一人会いませんでしたが、テン場には6〜7張のテントが設営されていました。
2
10/21 16:12
テントでまったりダラダラ過ごしています。
そういえばこの日はスタートしてからここに着くまで誰一人会いませんでしたが、テン場には6〜7張のテントが設営されていました。
そういえばこの日はスタートしてからここに着くまで誰一人会いませんでしたが、テン場には6〜7張のテントが設営されていました。
小屋がクローズしているなら持参するしかない。ということで貰い物ですが缶ビール1缶担いできました。
やはりテン泊時にこれは必要不可欠です🍺
3
10/21 16:31
小屋がクローズしているなら持参するしかない。
ということで貰い物ですが缶ビール1缶担いできました。
やはりテン泊時にこれは必要不可欠です🍺
ということで貰い物ですが缶ビール1缶担いできました。
やはりテン泊時にこれは必要不可欠です🍺
食後はテント内で担ぎ上げた赤ワインをいただきました。
ぼっちテント内の楽しいひととき。
全部いただき多分19時頃には寝たと思う。
ぼっちテント内の楽しいひととき。
全部いただき多分19時頃には寝たと思う。
2日目。朝食はカレーメシとハチワレちゃん大好物のチャリメラ。具無しそのままでも美味しいですが今回は贅沢に野菜をトッピング。この日はロングなんで朝からガッツリ食べました。
2
10/22 4:14
2日目。朝食はカレーメシとハチワレちゃん大好物のチャリメラ。具無しそのままでも美味しいですが今回は贅沢に野菜をトッピング。この日はロングなんで朝からガッツリ食べました。
直接雲取方面に上がる道もあるようですが、今回はきっちり将監峠まで戻って赤線繋ぎをスタート
今回歩く部分も奥秩父主脈ルートの御多分にもれず道の大半は稜線上から山梨県側についています。際どいトラバース部分もこんな感じで整備されている
10/22 6:36
今回歩く部分も奥秩父主脈ルートの御多分にもれず道の大半は稜線上から山梨県側についています。際どいトラバース部分もこんな感じで整備されている
ボコボコした稜線を山梨県側にまいていく感じなのでフラット基調な道が続く
これまで富士山の左前に見えていた大菩薩嶺が進むにつれて角度がかわって富士山の右前に見えるようになってきた。そして大菩薩連嶺が姿を現し始める
3
10/22 7:19
これまで富士山の左前に見えていた大菩薩嶺が進むにつれて角度がかわって富士山の右前に見えるようになってきた。そして大菩薩連嶺が姿を現し始める
2時間歩いて飛龍権現とうちゃく。
これで未踏部分の赤線繋ぎは完了
これで未踏部分の赤線繋ぎは完了
飛龍山は以前に上っている（眺望ゼロの山頂）ので、そのまま巻道で主脈を繋ぐ
2年前に歩いた時より少し仮払いされているかな？
足元が見えないほど濃くはありませんでした。
足元が見えないほど濃くはありませんでした。
雲取山までの急登を上っています。
急登だけど道に不安感はありません。
急登だけど道に不安感はありません。
富士山と大菩薩連嶺。
奥秩父〜大菩薩〜富士山を今後どう繋ぐか検討中
奥秩父〜大菩薩〜富士山を今後どう繋ぐか検討中
丹沢主稜もよく見えます。
関東の山を歩いて3年目でだいぶ各山域の位置関係がつかめるようになりました。
関東の山を歩いて3年目でだいぶ各山域の位置関係がつかめるようになりました。
雲取山につくまではほとんど人に会わない静かな山歩きでしたが雲取山は人がいっぱい。先も長いので長居しないで下山する。
雲取三峰ルートはお初のルートなので備忘録のために少し記録しておこう。距離は長いが道は歩きやすい。
けっこうアップダウンがあり山梨県側の鴨沢ルートより体力的には一段上かな
無心で歩いていて三峰神社奥宮がある妙法ヶ岳に寄るのを忘れていた
疲れていてちょっと面倒だったけどそうそう来れないので妙法ヶ岳へ行く
小ピークを越えたら下る。
この辺で写真ないけど猿の群れがいました。
この辺で写真ないけど猿の群れがいました。
妙法ヶ岳はちょっとした展望台だった。
雲取山からのルートが一望♪
雲取山からのルートが一望♪
せっかく三峯（雲取・白岩・妙法）上ってきたので本社に記念の参拝をして御朱印をもらおう
寒風きってチャリでのダウンヒルを終えスタート地点にとうちゃく。明るいうちに全行程終了できてなにより。今回は想定以上に充実した山行になりました。
2
10/22 17:00
寒風きってチャリでのダウンヒルを終えスタート地点にとうちゃく。明るいうちに全行程終了できてなにより。
今回は想定以上に充実した山行になりました。
今回は想定以上に充実した山行になりました。
雲取山。これで東京、埼玉、山梨からのルートが繋がった。
なんだかんだと毎年来ています。次はどう歩こうかな
なんだかんだと毎年来ています。次はどう歩こうかな
撮影機器：
感想
今回は2日間のテント泊山行で奥秩父へ。
目的は �‘麌缶昌魁ο駄樵匯海鬚箸襦�
��奥秩父主脈ルートの未踏部分である牛王院平〜飛龍権現を繋ぐ
�１声荵海了以�ルートを歩き三峰（雲取・白岩・妙法）をつないで三峯神社で御朱印をもらう
このために選んだルートが秩父湖〜和名倉山〜奥秩父主脈〜雲取山〜三峯神社の主に埼玉県側を歩く馬蹄形縦走ルート。そういえば意識してなかったが埼玉県で登山をするの今回が初めて。埼玉登山デビューです。（笑）
吊り橋から和名倉山まではヤマプラ破線ルート。歩きにくいというよりは落ち葉などに隠れて踏み跡が不明瞭な所がこの区間全体で20〜30％ほどある。その分赤布マーキングは多数ついている。主観的ですが破線ルートでもあるので状況を詳しく記載しました。一度ルートを見失った身としてはGPSがなければ歩きたくないルート。尾根道では尾根上を進めば黙っていてもルートに交わるとわかっていても、ルートにあるはずのマーキングが出てこないと不安になります。
なんとか破線ルートを踏破して和名倉山を登頂。ご褒美はその後に待っていた。ここまでほとんど開けた眺望のない樹林帯歩きだったが東仙波前後は両サイド開けた笹原の稜線歩き♪天候の良さも相まって素晴らしい眺望の稜線漫歩を経験できました。奥秩父の稜線の中でも屈指の展望ルートといっていいと思う。埼玉県側からも山梨県側からも辿り着くのが一苦労のエリアだがそれが報われるのは間違いないでしょう。
主脈上の山ノ神土手前の笹薮は晴天の午後で笹が乾いている時に通過できてよかった。他の通過されたヤマレコユーザーさんがレコに書かれているように雨後や早朝はずぶ濡れになりそうな道でした。
そんなこんなで奥秩父主脈までたどり着いたが、平日のマイナールートということもあり誰ひとり会うことはなかった。まさに山域貸し切り状態の贅沢な山歩を楽しめた。
翌日は飛龍権現まで主脈を歩いて未踏区間の踏破。これでセコセコ繋いだ赤線が千葉から東京都心〜高尾山〜奥多摩三山・・とつないで奥秩父主脈の金峰山まで繋がった。奥秩父の残りは金峰山〜瑞牆山か。それは来年のお楽しみとしておこう。
整備された縦走路を歩いて辿り着いた雲取山は人がいっぱい。行動中に会った人が前日はゼロ。この日もここまで二人だけだったので賑やかさに少し面食らった。でも休日の東京の百名山だから当然と言えば当然か。
下りで歩いた三峯ルートもたくさんの登山者とすれちがった。ホントに人気の山なんだなと改めて実感。距離は長いが整備された三峯ルートのハイライトは白岩小屋裏の展望台。前日に歩いた和名倉山〜主脈までの稜線が一望できた。自分の歩いた（これから歩く）稜線を一望できるのが馬蹄形縦走の面白いところです。
馬蹄形縦走の〆に到達したのが三峯神社奥宮がある妙法ヶ岳。ここも標高は低いが雲取山から歩いて来たルートが一望できるナイスビュー地点。ちょっと三峯神社までの最短ルートから外れて寄り道するようで面倒だったがコースに含んで正解だった。
雲取・白岩・妙法と三峰繋いで三峯神社本殿に下山したのであらためて御礼のお詣りをする。参拝者の長い行列に面食らったが40〜50分待ってなんとか参拝。御朱印もいただき達成満足度の高い山行になりました。
写真200枚で大杉さんですね、100枚くらいにしたかったが選別しきれずこんなに重たいレコになってしまった。見てくれた方お疲れ様です。ありがとうございました。
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