記録ID: 485509
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
別山尾根からの剱岳(雨と強風で無念の途中敗退)
2014年07月26日(土) 〜
2014年07月28日(月)



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 43:59
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,621m
- 下り
- 1,615m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:11
距離 6.7km
登り 546m
下り 481m
2日目
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 7:38
距離 7.7km
登り 902m
下り 1,099m
天候 | 7/26と7/28は晴れ。7/27は雨&強風のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上は、道標やマーキングが各所にあります。見落としをしない限りは迷うことは無いかと思います。 岩場もしっかりとした鎖が設置されています。鎖を使わなくても三点支持を確実に行えば通過できる場所もあります。 途中雪渓を歩く箇所があります。アイゼン無しでも通過出来ましたが、剱御前小屋〜剣山荘の区間は軽アイゼン装着推奨の看板が立っていました。 【雷鳥沢キャンプ場〜剱御前小屋】 ガレた道をジグザグに登ります。一気に高度を稼ぐため、結構シンドイです。 麓付近は数百mの雪渓歩きになります。 【剱御前小屋〜剣山荘】 剱沢小屋を経由しないルートが開通していました。(数日前まで積雪通行止めだったようです) 数カ所雪渓のトラバースになります。一歩一歩慌てずに歩けばアイゼン無しでも通過は可能でした。1回だけ雪渓上部からの落石シーンを見かけました。 【剣山荘〜平蔵の頭】 岩場の昇り降り。主な鎖場にナンバー付きのプレートがあり、目印になります。 鎖場も落ち着いて足場を確かめながら通過すれば大丈夫です。 稜線に出る場所では強風でバランスを崩しそうになることがありました。 今回は平蔵の頭(7番)の手前で雨と強風により引き返しました。 |
その他周辺情報 | 【剣山荘】 綺麗な山小屋です。スタッフの方は、非常に親切です。 食事も美味しく、トイレも水洗で快適です。(シャワーも完備) 飲料水もここで汲むことが出来ますし、売店でも各種飲料水や食料が手に入ります。 今回は布団1枚に1人で寝ることが出来ました。 【雷鳥沢ヒュッテ:温泉設備】 600円で入浴出来ます。内湯と露天風呂があります。 内湯にはシャンプー・石鹸完備で、浴槽から立山の雄姿が拝めます。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
テント
テントマット
|
備考 | メガネの曇り止め。(思いのほかレンズが曇ってしまい、雨中歩くのに苦労しました) |
感想
初めての剱岳。会社の山岳部の山行にオープン参加。
山頂アタックの当日は前夜から強い風が吹き、天気予報も前線通過により下り坂。
午前中勝負ということで、朝3時起床で4時過ぎに風が強い中、出発しましたが、残念ながら前剱を通過したあたりで雨が降り始め、7番鎖場の平蔵の頭直下で撤退となりました。
道中は岩場鎖場の連続で集中して歩く必要がある場所ばかりでしたが、核心のカニのタテバイ・ヨコバイなどには触れること無く、帰ってくることになりました。
それでも、前日の別山乗越、剣沢から見た剱岳の雄姿が目に焼き付いて次回挑戦するエネルギーの源になっています。
悪天候の中、結構な人数での山頂アタックとなりましたが、怪我人もなく無事下山でき、その日の夜は天候回復のキャンプ場で楽しい宴会も出来ました。
剱岳登頂とはなりませんでしたが、大自然の厳しさと美しさを身にしみて感じる事ができた良い山行だったと思います。
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