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Yamareco

記録ID: 485509
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

別山尾根からの剱岳(雨と強風で無念の途中敗退)

2014年07月26日(土) 〜 2014年07月28日(月)
 - 拍手
offroader その他30人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
43:59
距離
16.6km
登り
1,621m
下り
1,615m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:44
休憩
0:27
合計
4:11
距離 6.7km 登り 546m 下り 481m
12:46
11
12:57
12:58
7
13:05
13:06
15
13:21
13:24
6
13:30
52
14:22
14:25
77
15:42
16:01
56
16:57
2日目
山行
5:32
休憩
2:06
合計
7:38
距離 7.7km 登り 902m 下り 1,099m
4:22
20
4:42
4:43
53
5:36
5:44
38
6:22
6:27
27
6:54
6:55
47
7:42
7:44
15
7:59
9:29
74
10:43
11:02
58
12:00
雷鳥沢キャンプ場
3日目
山行
0:49
休憩
0:05
合計
0:54
距離 2.2km 登り 181m 下り 25m
7:24
11
雷鳥沢キャンプ場
7:35
7:36
20
7:56
8:00
9
8:09
9
8:18
室堂
天候 7/26と7/28は晴れ。7/27は雨&強風のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
貸切観光バスで室堂ターミナル入り
コース状況/
危険箇所等
コース上は、道標やマーキングが各所にあります。見落としをしない限りは迷うことは無いかと思います。
岩場もしっかりとした鎖が設置されています。鎖を使わなくても三点支持を確実に行えば通過できる場所もあります。
途中雪渓を歩く箇所があります。アイゼン無しでも通過出来ましたが、剱御前小屋〜剣山荘の区間は軽アイゼン装着推奨の看板が立っていました。

【雷鳥沢キャンプ場〜剱御前小屋】
ガレた道をジグザグに登ります。一気に高度を稼ぐため、結構シンドイです。
麓付近は数百mの雪渓歩きになります。

【剱御前小屋〜剣山荘】
剱沢小屋を経由しないルートが開通していました。(数日前まで積雪通行止めだったようです)
数カ所雪渓のトラバースになります。一歩一歩慌てずに歩けばアイゼン無しでも通過は可能でした。1回だけ雪渓上部からの落石シーンを見かけました。

【剣山荘〜平蔵の頭】
岩場の昇り降り。主な鎖場にナンバー付きのプレートがあり、目印になります。
鎖場も落ち着いて足場を確かめながら通過すれば大丈夫です。
稜線に出る場所では強風でバランスを崩しそうになることがありました。
今回は平蔵の頭(7番)の手前で雨と強風により引き返しました。
その他周辺情報 【剣山荘】
綺麗な山小屋です。スタッフの方は、非常に親切です。
食事も美味しく、トイレも水洗で快適です。(シャワーも完備)
飲料水もここで汲むことが出来ますし、売店でも各種飲料水や食料が手に入ります。
今回は布団1枚に1人で寝ることが出来ました。

【雷鳥沢ヒュッテ:温泉設備】
600円で入浴出来ます。内湯と露天風呂があります。
内湯にはシャンプー・石鹸完備で、浴槽から立山の雄姿が拝めます。
予約できる山小屋
雷鳥沢ヒュッテ
剣山荘
バスで室堂ターミナルに到着
バスで室堂ターミナルに到着
いきなりの絶景に感動
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いきなりの絶景に感動
ひとまず雷鳥平のキャンプ場に向かいます
ひとまず雷鳥平のキャンプ場に向かいます
みくりが池
少しずつ剱の姿が
少しずつ剱の姿が
地獄谷方面は立入禁止
地獄谷方面は立入禁止
剱の頂上が顔を出した!
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剱の頂上が顔を出した!
チングルマ
ゴゼンタチバナ
絶景を見ながらの下りがスタート
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絶景を見ながらの下りがスタート
火山ガス調査の百葉箱が至る所に
火山ガス調査の百葉箱が至る所に
風はこの様に強い
(予報は7/27の天気は下り坂)
風はこの様に強い
(予報は7/27の天気は下り坂)
雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。
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雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。
絵葉書にしたいくらいの景色
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絵葉書にしたいくらいの景色
テントを張って
剣山荘に向かいます
剣山荘に向かいます
雷鳥坂の麓は数百mの雪渓歩き
雷鳥坂の麓は数百mの雪渓歩き
ミヤマキンバイではなさそうな。。。
ミヤマキンバイではなさそうな。。。
ミヤマキンバイ
意外にキツイ登り坂
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意外にキツイ登り坂
振り返ると、雷鳥沢キャンプ場がかなり小さい
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振り返ると、雷鳥沢キャンプ場がかなり小さい
イワカガミ
ハクサンイチゲ
喘ぎながら、別山乗越に到着
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喘ぎながら、別山乗越に到着
剱の姿がデ〜ンと。
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剱の姿がデ〜ンと。
圧倒される姿
乗越を後に剣山荘方面へひたすら下ります。
前方には剣沢キャンプ場。
2
乗越を後に剣山荘方面へひたすら下ります。
前方には剣沢キャンプ場。
剱の全景が見える絶景ポイント
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剱の全景が見える絶景ポイント
剣山荘に到着
東の方向には鹿島槍と
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東の方向には鹿島槍と
いきなりの食事風景でスミマセン。
立派なおかずです。
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いきなりの食事風景でスミマセン。
立派なおかずです。
7/27朝4時。鹿島槍・五竜方面の朝焼け。
風が強く、巡るましく風景が変わります。
このあと、ヘッデンを点けて出発。
7/27朝4時。鹿島槍・五竜方面の朝焼け。
風が強く、巡るましく風景が変わります。
このあと、ヘッデンを点けて出発。
一服剣を越えたあたりです。
ブレブレで申し訳ありませんが、このような状態で先に進みます。
一服剣を越えたあたりです。
ブレブレで申し訳ありませんが、このような状態で先に進みます。
天気がパットしません。風も強いです。
天気がパットしません。風も強いです。
岩場の道をひたすら。。。
岩場の道をひたすら。。。
前剱の大岩が見えてきました
前剱の大岩が見えてきました
鎖場にはナンバープレート
鎖場にはナンバープレート
4番鎖場のトラバース
4番鎖場のトラバース
前剣に到着
この後、雨が降り始めました。
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前剣に到着
この後、雨が降り始めました。
5番鎖場手前。恐怖の一本橋を渡りますが、風が強い!!
5番鎖場手前。恐怖の一本橋を渡りますが、風が強い!!
5番鎖場のトラバース。この後、雨が強くなりカメラを仕舞います。暫く進んで7番鎖場(平蔵の頭)手前で無念の引き返し。
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5番鎖場のトラバース。この後、雨が強くなりカメラを仕舞います。暫く進んで7番鎖場(平蔵の頭)手前で無念の引き返し。
途中剣山荘で休憩。
引き返してきた登山者や待機登山者が一杯。
9:30頃雷鳥沢に向けて出発。
途中剣山荘で休憩。
引き返してきた登山者や待機登山者が一杯。
9:30頃雷鳥沢に向けて出発。
お昼に雷鳥沢キャンプ場に到着。
お昼に雷鳥沢キャンプ場に到着。
雨はスッカリ上がってます。
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雨はスッカリ上がってます。
立山三山も姿を表しました。
このあとはノンビリ時を過ごし、宴会に突入。
その後は記憶なし。(爆)
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立山三山も姿を表しました。
このあとはノンビリ時を過ごし、宴会に突入。
その後は記憶なし。(爆)
7/28朝。
立山三山にご挨拶。
1
7/28朝。
立山三山にご挨拶。
大日岳方面に日が射して来ました。
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大日岳方面に日が射して来ました。
朝食を摂り、テントを撤収して出発。それにしても好天気なのが複雑な気分。
朝食を摂り、テントを撤収して出発。それにしても好天気なのが複雑な気分。
今日も地獄谷方面から白いガス。
今日も地獄谷方面から白いガス。
さようなら剱。また来ます。
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さようなら剱。また来ます。
再びみくりが池
逆さ立山三山
剱方面。
逆さ剱の姿は無理でした。
剱方面。
逆さ剱の姿は無理でした。
室堂に到着。
良い山行でしたが、剱の登頂はオアズケなのが残念でした。
室堂に到着。
良い山行でしたが、剱の登頂はオアズケなのが残念でした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ テントマット シェラフ ヘルメット
共同装備
調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ テント テントマット
備考 メガネの曇り止め。(思いのほかレンズが曇ってしまい、雨中歩くのに苦労しました)

感想

初めての剱岳。会社の山岳部の山行にオープン参加。

山頂アタックの当日は前夜から強い風が吹き、天気予報も前線通過により下り坂。
午前中勝負ということで、朝3時起床で4時過ぎに風が強い中、出発しましたが、残念ながら前剱を通過したあたりで雨が降り始め、7番鎖場の平蔵の頭直下で撤退となりました。

道中は岩場鎖場の連続で集中して歩く必要がある場所ばかりでしたが、核心のカニのタテバイ・ヨコバイなどには触れること無く、帰ってくることになりました。

それでも、前日の別山乗越、剣沢から見た剱岳の雄姿が目に焼き付いて次回挑戦するエネルギーの源になっています。

悪天候の中、結構な人数での山頂アタックとなりましたが、怪我人もなく無事下山でき、その日の夜は天候回復のキャンプ場で楽しい宴会も出来ました。

剱岳登頂とはなりませんでしたが、大自然の厳しさと美しさを身にしみて感じる事ができた良い山行だったと思います。

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