立山


- GPS
- 13:20
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,758m
- 下り
- 3,128m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:11
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:00
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
本来なら後立山縦走後、キレット小屋出発で扇沢に降りてから室堂に行って雷鳥沢に夕方到着する予定だったが、雨がひどくて断念。勿体無いので立山全山を行うことに。11年前に室堂から薬師通って槍まで抜けたことがあるので龍王はすでに登っていたかもしれないが覚えていない。今回新しく登るのは龍王岳、浄土山、剣御前の3つとした。
後立山に行けなかったためか休みに生活リズムが乱れ毎日徹夜気味になってしまい、高速バスでもほとんど眠れずパフォーマンスが上がらなかった。
体調は万全である必要があると改めて実感。
室堂には7時に到着。そのまま浄土山へ。
途中までは一の越に向かう道と同様に石畳だが途中から普通の北アルプスの山道に。
展望台分岐からぐいっと上がるところが核心だが思っていたより長くはない。
浄土山の標識は見つからなかったが、世界が平和でありますようにの柱と鳥居が倒壊したと見える慰霊碑が見つかった。
ガスも相待って本物の浄土に思えてきたので早々に退散。
縦走路に合流する道の途中でメスの雷鳥。天気が悪い日は出てきやすいので嬉しい。
そのまま縦走路と合流し、少し五色ヶ原方面に降りると龍王岳の分岐がある。
すぐに急勾配の岩混じりの登り道となるが短いので安心して欲しい。途中で雷鳥の番を発見。登山道にいたのも相待って至近距離で撮影出来て大満足。
龍王岳から降りて登り返して一の越への降り。
だいぶ歩きやすい道だった。
この後の雄山の登りは毎度削られるのでその対比もある。
一の越、雄山間は人がすこぶる多い。ここだけ登る人が多いのだろう。どうせなら大汝山まで行けば良いのにと思いつつ、山頂と途中の道の狭さを考えて首を振る。無理だよ山頂が広いのが大正義だ。
大汝までの道は立山の中では危険な方。踏み外すとまずいしこれまでに比べると少し狭い。
本格的な岩山というわけでもないがスリルはある。
こんなところに休憩所の小屋なんてあったっけと首を捻りつつ次に向かうは富士の折立だ。荷物をデポして登る。まさに岩山といった様相を呈している。縦走するだけなら寄らなくても良いのでロープなどはない。全然無くても行ける。
富士の折立からは一気に降る。
立山の中でも一番大きな盛り上がりが雄山から富士の折立だ。雄山から一の越の縮小版とでも思えば良い。縮小版なのでしばらくすると真砂岳と雷鳥沢の分岐となる。ここからの尾根は広くて歩きやすくてなだらかという三拍子揃った最高の尾根だ。ここを歩かないのはもったいない。
真砂岳山頂もゆっくり登っていたら着いてる。
最後に別山。この山は最後に少しばかりの急登があって寝不足の身体にきつい。途中で仮眠をとってなんとか登頂。
別山北峰は立山一の剱岳展望スポットだがガスガスなので寄らずに剱御前小屋へ。だいぶ近く感じる。
小屋で休憩しているとポツポツと雨。何も見えないし無理をする時じゃないなと思い、剣御前は行かないことにした。
雷鳥沢ヒュッテが今日の目的地なので雷鳥沢に降る。直接降る道は前に来た時急勾配で降りづらかった思い出がある。明日の目標である大日岳までの稜線を繋げる目的で新室堂乗越から下山することに。狙い通り稜線上をゆるゆる下れたがその分距離が長かったので一長一短か。膝に優しいことは間違いない。
今日は早く寝れますように
二日目
早く眠れたとは言い難いが、18:00~22:00までと1:30~に眠れたので及第点か。
今日は奥大日、大日岳を踏んでから称名滝まで。
昨日は朝なら見えていたはずの大日岳と奥大日はあいにく雲の中。仕方なく出発する。
昨日と同じ道を辿って稜線に出ると歩きやすい道が奥大日まで続く。途中奥大日最高点にもよりつつ登頂完了。だいぶ優しい山だった。
大日岳への道はそれまでと打って変わって激しい降りが何度も顔を出す。奥大日と違って初心者はあまり連れて行きたくない稜線だ。
七福園のあたりは霧も相待って幻想的な雰囲気。
大日岳本峰だけは少し晴れていたが周りが雲だったので展望は望めず。
ここからは称名滝まで一気に1500m降る。
初っ端から濡れた岩などを含む急なくだりが続き、気が抜けない。途中弁当を挟みつつなんとか降り切ると大日平だ。
寡聞にして知らなかったが、とても雰囲気の良い湿地帯で気分が上がる。大日平小屋の後ろに不動滝展望台があり、立派な姿が見える。多分ここからしか見れないのではなかろうか。
そのまま木道を気分良く歩いていくと牛首で大日平は終わる。
牛首は首のように細い痩せ尾根が続く地形で結構危ない。
ようやく通過しても激しいくだりが続く。
大日岳の降りの最初と最後はかなりの急坂と言えるだろう。
意外なことに結構な人数が称名滝から登ってきていた。1500mの標高差の途中二回も急坂がある登りだが、ルートとして有名なのだろうか。
降りて間近で見る称名滝は百聞は一見にしかずというより、見ないと後悔するタイプの大瀑布でとても良かった。
だいぶ足に疲労を感じるので明日往復11hの登山をするか帰るかずっと悩んでる。
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こっちも無事にいます✌?
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