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記録ID: 491853
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

岳沢〜奥穂〜涸沢岳

2014年08月08日(金) 〜 2014年08月09日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
23.5km
登り
1,819m
下り
1,813m

コースタイム

1日目
山行
6:08
休憩
0:15
合計
6:23
5:40
120
上高地
7:40
7:50
222
11:32
11:37
26
2日目
山行
6:32
休憩
0:11
合計
6:43
5:40
13
5:53
5:59
18
涸沢岳
6:17
6:17
63
穂高岳山荘
7:20
7:25
298
涸沢小屋
12:23
上高地
天候
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
新宿〜上高地(高速バス)
上高地〜平湯〜新宿(高速バス)

コース状況/
危険箇所等
穂高岳山荘と涸沢付近に残雪有
2014年08月08日 09:30撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
1
8/8 9:30
紀美小平までの岩場
2014年08月08日 09:34撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
1
8/8 9:34
紀美小平までの岩場
2014年08月08日 10:02撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
2
8/8 10:02
奥穂までガスガス
2014年08月08日 10:29撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
1
8/8 10:29
奥穂までガスガス
2014年08月08日 10:34撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
4
8/8 10:34
山頂までの登り
2014年08月08日 11:15撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
2
8/8 11:15
山頂までの登り
2014年08月08日 11:18撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
3
8/8 11:18
2014年08月08日 11:35撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
4
8/8 11:35
残雪
2014年08月08日 11:51撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
2
8/8 11:51
残雪
山荘までの下り
2014年08月08日 12:07撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
1
8/8 12:07
山荘までの下り
2014年08月09日 05:14撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
9
8/9 5:14
また会いましょ〜
2014年08月09日 05:57撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
4
8/9 5:57
また会いましょ〜
2014年08月09日 05:57撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
1
8/9 5:57
2014年08月09日 05:58撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
3
8/9 5:58
下はこうだったんだ
2014年08月09日 06:26撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
2
8/9 6:26
下はこうだったんだ
2014年08月09日 12:06撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
2
8/9 12:06
2014年08月09日 12:08撮影 by  Canon PowerShot A470, Canon
1
8/9 12:08
撮影機器:

感想

当初は北穂まで行く予定でした。むしろそれが本来の目的で休みまでとったのですが、天気と道の状態であえなく断念しました。

上高地に到着した時点で天気は曇り、時々雨がちらつきます。金曜ということもありますが、心なしかいつも賑わう上高地も人が少ないような。岳沢〜奥穂高は2年前にも行きました。その時は岳沢小屋までじりじりと登りが続き、展望もなくつらかった記憶があります。案の定今回も小屋までが堪えました。岳沢小屋からは、一登りした後、岩場と梯子が出現します。ここからは私の好きなルートです。ただし雨が強弱織り交ぜて降っている為、快適とはいきません。傾斜は強くないですが、岩が濡れていて気を使います。
紀美小平まで来て、数組のパーティーと遭遇しました。聞けば、穂高岳山荘はガラガラとのこと。この時点で風も強くなり、展望は全くなし、進行方向がわかる程度にガスが被さってきました。明日は台風がさらに接近するし、岩も濡れて、これは北穂は無理かなと思い始めました。と、気持ちが下がったところで思わぬ出会いが! 雷鳥がちょこちょこと登山道を横切っていきました。よくみるとつがいのようで、二羽の雷鳥が仲睦まじく歩き、しばらく目を楽しませてくれました。雷鳥はこんな天気でも逞しいなぁと妙に感心してしまいましたw 
山頂まで、以前の感覚だともっと距離があるように思ったのですが、今回は割合あっけなく到着しました。雷鳥のご夫婦以降誰とも会わないし、寒いし、早足になってたのかな。山頂付近の鎖場は濡れていると注意が必要ですが、鎖を使わなくても足がかりがあるので、慎重にいけば問題ないと思います。奥穂山頂は何と私一人でした。2年前、人だかりのせいで写真を撮れなかった思い出が嘘のようです。風が吹き付ける中、急いで写真を撮り、山荘に向かいました。この下りでは山荘からやってくる登山者数名とすれ違いました。山荘までの鎖場は、最後だからと気を抜いてしまいそうになりますが、足下を確かめて確実に行きます。涸沢が見えるはずですが、ガスで何も見えず、唯一目の前の雪渓が寒々と鎮座しているのがわかりました。
穂高岳山荘もやはり人はまばらで、部屋は個室状態でした。談話室的なところが玄関前なので、自分としてはあまり落ち着かなかったけど、乾燥室が秀逸ですぐ雨具が乾いたのには助かりました。

翌朝、幸運なことに雨が上がっており、朝陽を望むことが出来ました。早朝のこの時間が今回唯一の晴れ間でした。一瞬、北穂に行けるかもと思いましたが、上空はいつ雨が降り出してもおかしくない模様だし、結局悔し紛れに涸沢岳を往復して下山することにしました。もしかしたら行けたかもしれませんが、山では慎重さの方が大事だと思います。
ザイテングラートは初めてでしたが、思った程傾斜は強くない。ただやはり濡れているので、通常以上に神経を使います。途中外国人の夫婦(?)がスキップするようなすごい勢いで登って来て驚きましたw
涸沢小屋まで終盤、10m程残雪がありかなり滑りましたが、アイゼン等は不要です。涸沢小屋のテラスに着くと、また雨が強くなった為急いで横尾を目指します。横尾付近で雨は上がり、登山者の数も増えてきました。ここから自分が一番嫌いな上高地までのルート。やはりいつ行っても、このダラダラした林道は苦手です。徳沢、明神でのお菓子タイムがなければ帰還が危ぶまれましたw 明神を過ぎて程なく、珍客と遭遇しました。猿です。木の上にいるところを目撃したことはありますが、目の前で出会うのは初めてです。観光客も多い林道をすたすた歩いて葉っぱを食べていました。見れば子猿を抱えた親もいます。かわいいけど案外図太そう。

奥穂山頂では、「西穂」に至る道標を見かけました。自分の目標です。その練習も兼ねて北穂まで行きたかったのですが今回は残念。8月はあまり雨に当たらなかったのですが、今年は当たり年です。行いが悪いのかなぁ。これから気をつけねば。

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コメント

お疲れ様です。
judeさま、雨の中お疲れ様です。はじめましてyasbyと申します。
今週14日に上高地から涸沢一泊、で15日に天気よければ北穂高から奥穂で一泊、最終日に重太郎新道で下りと計画しているのですが、やっぱり雨だと北穂はやめる方が多いのでしょうか?時間はじっくりとろうとしておりますが…
2014/8/12 16:45
はじめまして!
コメントありがとうございます。
重太郎新道は雨でも大丈夫だと思いますが、奥穂〜北穂間は初めてだったこともあり断念しました。慣れてる方なら問題ないと思いますがやはり滑るのが心配で。ちなみに私の時は、単独の先行者さんが一人進んで行きました。
気をつけて行って来て下さいね!
2014/8/12 20:18
プロフィール画像
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