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Yamareco

記録ID: 4952522
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

座頭谷大谷〜六甲山最高峰〜白水峡

2022年11月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:14
距離
14.6km
登り
1,127m
下り
877m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
0:58
合計
6:15
9:23
94
知るべ岩BS
10:57
10:57
4
11:01
11:10
12
11:22
11:22
19
11:41
11:43
12
11:55
11:56
8
12:04
12:07
5
12:12
12:14
3
12:17
12:51
23
13:14
13:14
6
13:20
13:21
38
13:59
14:05
70
15:15
15:15
23
15:38
舟坂橋BS
最高峰で長めの食事&デザート休憩。白水尾根〜白水峡はひたすら写真を撮りながら歩いたのでかなりゆっくり目。白水峡の手前、尾根を外して左に降りるべきところで一度ルートを間違えました。
天候 午前・曇りときどき雨
午後・晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き)阪急バス・宝塚駅〜知るべ岩
帰り)阪急バス・舟坂橋〜宝塚駅
コース状況/
危険箇所等
■座頭谷大谷ルートはステップもロープもない急斜面でスリップに注意が必要です。■白水尾根も痩せ尾根の急坂です。当日は午前中の雨で厚く積もった落ち葉が濡れていて思わぬところでツルっと滑って2回尻餅をついてしまいました。落ち葉のクッションで何事もありませんでしたが。分岐が多いので現在地と方角の確認も重要と思います。
その他周辺情報 白水峡公園墓地には自販機とトイレがあるようでした。舟坂橋に北海道チーズ専門店ほのか商店とセブンイレブン。
このガードレールの隙間から降ります。降りやすくなった気がします。以前はもっと崖だったような。バス停との位置関係も記憶と違うのですが気のせいでしょうね…
2022年11月26日 09:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 9:23
このガードレールの隙間から降ります。降りやすくなった気がします。以前はもっと崖だったような。バス停との位置関係も記憶と違うのですが気のせいでしょうね…
正面はあましんの蓬莱峡山荘。背後は宝塚最高峰、岩原山の方角だと思いますが…
2022年11月26日 09:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 9:23
正面はあましんの蓬莱峡山荘。背後は宝塚最高峰、岩原山の方角だと思いますが…
石碑。まだ字がはっきり読み取れて新しそうですが、旧漢字と変体仮名が使われてますね。紅葉との取り合わせがいい感じでした。
2022年11月26日 09:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
11/26 9:26
石碑。まだ字がはっきり読み取れて新しそうですが、旧漢字と変体仮名が使われてますね。紅葉との取り合わせがいい感じでした。
太多田川下流側に「右ありま道」の文字。
2022年11月26日 09:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
11/26 9:26
太多田川下流側に「右ありま道」の文字。
全体像。
2022年11月26日 09:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 9:27
全体像。
ロープがありますが、斜面にステップがなく、落ち葉で滑りやすいので見た目より危険です。
2022年11月26日 09:28撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 9:28
ロープがありますが、斜面にステップがなく、落ち葉で滑りやすいので見た目より危険です。
蓬萊峡方面。紅葉と岩稜。
2022年11月26日 09:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
11/26 9:29
蓬萊峡方面。紅葉と岩稜。
おなじみ万里の長城。
2022年11月26日 09:30撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 9:30
おなじみ万里の長城。
太多田川下流に宝塚のマンション群が見えます。すみれガ丘のラ・ビスタ宝塚でしょうか。以前夜景がバズってましたね。
2022年11月26日 09:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 9:31
太多田川下流に宝塚のマンション群が見えます。すみれガ丘のラ・ビスタ宝塚でしょうか。以前夜景がバズってましたね。
石積み堰堤。六甲山から大量の土砂が流れ下っているのがよく解る風景。
2022年11月26日 09:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 9:32
石積み堰堤。六甲山から大量の土砂が流れ下っているのがよく解る風景。
大谷出合。ここで左に。
2022年11月26日 09:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 9:45
大谷出合。ここで左に。
大谷沿いはシダが多いです。
2022年11月26日 09:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 9:49
大谷沿いはシダが多いです。
砂防堰堤上に謎のテント? 焚火の跡があります。
2022年11月26日 09:53撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 9:53
砂防堰堤上に謎のテント? 焚火の跡があります。
尾根に乗りました。
2022年11月26日 10:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 10:08
尾根に乗りました。
写真では伝わりませんが、かなりの傾斜です。
2022年11月26日 10:13撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 10:13
写真では伝わりませんが、かなりの傾斜です。
時おり大谷方向に視界が開け、岩稜帯が見えます。
2022年11月26日 10:15撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 10:15
時おり大谷方向に視界が開け、岩稜帯が見えます。
琴鳴山が見えます。
2022年11月26日 10:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 10:26
琴鳴山が見えます。
カーブNo.9に出ます。
2022年11月26日 10:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 10:29
カーブNo.9に出ます。
2022年11月26日 10:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 10:36
縦走路分岐。明日トレランの大会があるようでその目印も。以前この分岐を見落として山口町船坂まで下ってしまったのは苦い記憶ですが、まあ見落としやすいポイントではあるということでしょうか…
2022年11月26日 10:48撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 10:48
縦走路分岐。明日トレランの大会があるようでその目印も。以前この分岐を見落として山口町船坂まで下ってしまったのは苦い記憶ですが、まあ見落としやすいポイントではあるということでしょうか…
階段。いつもは東向きなのでスルーしていますが、今回初めて使ってみました。ドコモのアンテナ基地をフェンス沿いに反時計回りに回って道路に出ました。
2022年11月26日 10:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 10:49
階段。いつもは東向きなのでスルーしていますが、今回初めて使ってみました。ドコモのアンテナ基地をフェンス沿いに反時計回りに回って道路に出ました。
盤滝トンネル上の展望ポイントにて。葉が落ちてだいぶ見通しがよくなりました。雨上がりで下界は霧がかっていますが空気が澄んで金剛山地の向こうに大峰山系も見えます。あべのハルカスは雲海に突き出た杭のようです。
2022年11月26日 11:02撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 11:02
盤滝トンネル上の展望ポイントにて。葉が落ちてだいぶ見通しがよくなりました。雨上がりで下界は霧がかっていますが空気が澄んで金剛山地の向こうに大峰山系も見えます。あべのハルカスは雲海に突き出た杭のようです。
六甲全山縦走路27の標柱のある退避スペースに水無山のプレート。ヤマレコの地図とは位置が違いますが。
2022年11月26日 11:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 11:42
六甲全山縦走路27の標柱のある退避スペースに水無山のプレート。ヤマレコの地図とは位置が違いますが。
「宝塚まで12km 頑張れ」の看板があった東六甲縦走路分岐点の空き地。長らく看板は朽ちて草むらの中でしたが、草が刈られて看板も新しくなっています。
2022年11月26日 11:56撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 11:56
「宝塚まで12km 頑張れ」の看板があった東六甲縦走路分岐点の空き地。長らく看板は朽ちて草むらの中でしたが、草が刈られて看板も新しくなっています。
神戸芦屋西宮三市境にピークが位置するなら最高地点ではなく最高峰でいい気がするのですが、芦屋は蛇谷北山、西宮は水無山が最高峰とされていますね。ひょっとしてピークは神戸市が独り占めしてるのでしょうか。
2022年11月26日 12:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 12:05
神戸芦屋西宮三市境にピークが位置するなら最高地点ではなく最高峰でいい気がするのですが、芦屋は蛇谷北山、西宮は水無山が最高峰とされていますね。ひょっとしてピークは神戸市が独り占めしてるのでしょうか。
後鉢巻山の崩落地跡です。最近補修されたようです。
2022年11月26日 12:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 12:07
後鉢巻山の崩落地跡です。最近補修されたようです。
山頂からの展望。西南西255°(画面だと右から1/4くらい)雲がなだらかに少しだけ盛り上がったように見えてますが、小豆島の星ヶ城山みたいです。距離約92km。小さい島なのに標高816mもあるんですね。屋久島の宮之浦岳みたい。
2022年11月26日 12:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 12:21
山頂からの展望。西南西255°(画面だと右から1/4くらい)雲がなだらかに少しだけ盛り上がったように見えてますが、小豆島の星ヶ城山みたいです。距離約92km。小さい島なのに標高816mもあるんですね。屋久島の宮之浦岳みたい。
北東方向。左から1/3、飛び出した赤い実のなった枝シキミ(?)の向こうに広がった平坦な山の両端にある小さなピークが地蔵山と愛宕山。そのすぐ右奥が蓬莱山で、さらに右にずっとなぞると比叡山?
北東方向。左から1/3、飛び出した赤い実のなった枝シキミ(?)の向こうに広がった平坦な山の両端にある小さなピークが地蔵山と愛宕山。そのすぐ右奥が蓬莱山で、さらに右にずっとなぞると比叡山?
シキミ(?)の左にあるのが比叡山で、その左の双耳峰は水井山と横高山。そうするとその奥にある高い山はやはり伊吹山のようです。距離約125km。もっと条件が良ければ比叡山の左に木曽御嶽山(235km!)も見えるとか。
2022年11月26日 12:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 12:43
シキミ(?)の左にあるのが比叡山で、その左の双耳峰は水井山と横高山。そうするとその奥にある高い山はやはり伊吹山のようです。距離約125km。もっと条件が良ければ比叡山の左に木曽御嶽山(235km!)も見えるとか。
真北三田方面も遠くまで見えます。正面のとがったピークは、畑山か羽束山? 距離感がわかりません。
2022年11月26日 12:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 12:49
真北三田方面も遠くまで見えます。正面のとがったピークは、畑山か羽束山? 距離感がわかりません。
山の上で味わうケーキとコーヒーは最高!
2022年11月26日 12:59撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 12:59
山の上で味わうケーキとコーヒーは最高!
山頂は人でいっぱいだったので、旧 (?) 山頂に。こちらはベンチ代わりの岩が空いてました。あと四阿もどういうわけか無人でした。
2022年11月26日 13:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 13:10
山頂は人でいっぱいだったので、旧 (?) 山頂に。こちらはベンチ代わりの岩が空いてました。あと四阿もどういうわけか無人でした。
後鉢巻山を北側に巻いていた旧六甲山上道路へ。1995年の阪神・淡路大震災で崩落した後、放棄され後鉢巻山トンネルができました。四半世紀でこんなに木が育つんですね。木の柵とか、解説版とか車道として使われていた頃にはなかったと思われる設備があるので自然に帰りやすいように何かしたのかしら?
2022年11月26日 13:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 13:20
後鉢巻山を北側に巻いていた旧六甲山上道路へ。1995年の阪神・淡路大震災で崩落した後、放棄され後鉢巻山トンネルができました。四半世紀でこんなに木が育つんですね。木の柵とか、解説版とか車道として使われていた頃にはなかったと思われる設備があるので自然に帰りやすいように何かしたのかしら?
道路標識がシュール。
2022年11月26日 13:25撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 13:25
道路標識がシュール。
その標識の下、ガードレールの切れ目。市境から下っていきます。
2022年11月26日 13:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 13:29
その標識の下、ガードレールの切れ目。市境から下っていきます。
紅葉。ミツバツツジ?
2022年11月26日 13:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 13:36
紅葉。ミツバツツジ?
踏み跡はしっかりしていますが、笹藪です。夏は厳しそう。あとすごく痩せているのに笹に覆われて一見そうは気づかない箇所があってヒヤッとしました。
2022年11月26日 13:37撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 13:37
踏み跡はしっかりしていますが、笹藪です。夏は厳しそう。あとすごく痩せているのに笹に覆われて一見そうは気づかない箇所があってヒヤッとしました。
ハンノキ (?) の黄葉
2022年11月26日 13:48撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 13:48
ハンノキ (?) の黄葉
白水山頂上。有馬三田方面への展望は良いです。そこそこ広さもあって腰掛はないものの休憩ポイントになりそう。
2022年11月26日 14:00撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 14:00
白水山頂上。有馬三田方面への展望は良いです。そこそこ広さもあって腰掛はないものの休憩ポイントになりそう。
四等三角点・点名「白水谷」
2022年11月26日 14:03撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 14:03
四等三角点・点名「白水谷」
右は清水谷に降りるようです。
2022年11月26日 14:15撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 14:15
右は清水谷に降りるようです。
左が崖、右が急斜面で通れそうもなく「え、これ直登するの?」と思いましたが、岩の上の細い木に赤いテープが巻いてありました。直登のようです。
2022年11月26日 14:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 14:31
左が崖、右が急斜面で通れそうもなく「え、これ直登するの?」と思いましたが、岩の上の細い木に赤いテープが巻いてありました。直登のようです。
悪地(バッドランド)ぽくなってきました。期待が高まります。
2022年11月26日 14:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
11/26 14:40
悪地(バッドランド)ぽくなってきました。期待が高まります。
右側は滑り落ちたら登れなさそうなザレた急斜面です。
2022年11月26日 14:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 14:42
右側は滑り落ちたら登れなさそうなザレた急斜面です。
三田方向。大きな堰堤と墓地が見えます。
2022年11月26日 14:46撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 14:46
三田方向。大きな堰堤と墓地が見えます。
右手に白水峡が登場。
2022年11月26日 14:59撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 14:59
右手に白水峡が登場。
手前は胸壁のような岩壁があるので落ちる心配はありませんが、間近に見ると迫力があります。
2022年11月26日 15:00撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
11/26 15:00
手前は胸壁のような岩壁があるので落ちる心配はありませんが、間近に見ると迫力があります。
浸蝕が進んで雨裂状になったところが登山道に近く間近で見られるところがいくつかある感じです。
2022年11月26日 15:01撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
11/26 15:01
浸蝕が進んで雨裂状になったところが登山道に近く間近で見られるところがいくつかある感じです。
晩秋の昼下がりの日差しのやさしい感じが対照的。
2022年11月26日 15:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 15:05
晩秋の昼下がりの日差しのやさしい感じが対照的。
テラス状の展望ポイントの下は垂直の崖です。
2022年11月26日 15:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 15:08
テラス状の展望ポイントの下は垂直の崖です。
この道路標識のあるところに出ます。
2022年11月26日 15:15撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 15:15
この道路標識のあるところに出ます。
県道側から見た白水峡。なにやら工事中? 蓬萊峡と比べると小ぢんまりしていますが、間近で見られます。
2022年11月26日 15:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/26 15:23
県道側から見た白水峡。なにやら工事中? 蓬萊峡と比べると小ぢんまりしていますが、間近で見られます。
山口町船坂の風景。夕陽がいい感じに。
2022年11月26日 15:33撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/26 15:33
山口町船坂の風景。夕陽がいい感じに。
ほのか商店。バスを待っている30分ほどの間に3組ほどお客が。(私も入れたら4組)
立地の割に健闘していると思います。下山後の休憩地点にちょうどいいので頑張ってほしいです。
2022年11月26日 15:55撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
11/26 15:55
ほのか商店。バスを待っている30分ほどの間に3組ほどお客が。(私も入れたら4組)
立地の割に健闘していると思います。下山後の休憩地点にちょうどいいので頑張ってほしいです。
今日もログが細切れになってしまったので、レコにはGPSロガーのGPXファイルを取り込みました。
今日もログが細切れになってしまったので、レコにはGPSロガーのGPXファイルを取り込みました。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 12月になると有馬街道を行く阪急バス96系統が冬期運休で大幅減便になり、アプローチに使える便がなくなるので、今年最後のチャンスと思い未踏の裏六甲ルートを歩いてきました。

 登りの座頭谷ルートは大谷出合で人気の座頭谷棚越ルートと別れ左俣の大谷沿いをしばらく遡行したのち尾根に逃げるルートです。あまり歩いている人がいないようなのですが、2021年のmayamaya_tomiさんのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3346501.html
を参考にさせていただきました。

 9時7分宝塚駅発の阪急バスは知るべ岩バス停でハイカーらしい5,6人が下車。私はこれまで何度かここで降りながらまだ見たことがなかったその知るべ岩を見に河原の方へ降りたのですが、その間に皆さん先行されました。皆さん人気の棚越ルートを目指すようでした。万里の長城ではそれより早いバスで着いたらしい10人くらいのグループがアイゼンワークの講習をやっていました。
 そんなわけで大谷出合から縦走路までは誰にも会わず。人気の棚越ルートの傍にあって日陰者の扱いですが、確かに時おり岩稜帯の展望が得られる以外は特にこれと言って見どころのないルートです。六甲山系登山詳細図には崩落危険とされている地点があり、前述のレコでも写真があったのですが、実際に歩いてみるとここかなあという場所はあるもののそう構えるほどのことはない感じでした。いくらか歩かれてステップができたのかもしれません。むしろその後にどうやって乗り越えようかな、とちょっと悩む苔むした大岩があり(写真なし)、そちらの方が記憶に残っています。

 東六甲縦走路に入ってからは時おりハイカーとすれ違いました。時間的要因か最初はほとんどがトレランの人。最高峰まで東から西へ逆走したことはなかったので印象が変わって新鮮でしたね。

 六甲山最高峰はトイレ前広場も山頂も今までにない人出。小学生を連れたグループも。季節といい昼過ぎの時間帯といい無理もないです。もっと早いバスに乗ればよかったかな。だいぶ気温が下がってきたので今日はカップ入りのケーキと、モンベルのアルパインサーモで熱湯を持ってきてドリップコーヒーで食後のデザートも楽しみました。

 後鉢巻山を北に巻く廃道に入り、白水尾根を下降開始。取り付きの写真を撮ったりしてうろうろしているとカメラを三脚にセットしたバードウォッチャーらしい方に話しかけられました。船坂方面に降りるルートについて色々聞かれたのですが、うっかり東を西と間違って説明してしまったのに後で気づいて赤面。いつもは東向きに歩いてるから…(言い訳) まあ今日これからそのルートでどうこうする感じではありませんでしたし、「西?」と怪訝そうに聞き返されたので間違いだったと気づいてくれるでしょう。吉備人出版の詳細図も紹介しておきましたし。あ、『六甲山系登山詳細図(東編)』は品切れが続いてますが、12月に新しい版が出るようです。

 降り始めてすぐにソロハイカーさん2人とすれ違いました。白水峡という見どころもあるので大谷よりは人気があるのかもしれません。その白水峡は似たような蓬萊峡と比べると規模は小さいですが、間近に上から見下ろせるところが迫力があっていい感じです。蓬萊峡は下から見上げる感じですしね。ちょっと今年行った伯耆大山のユートピアルートみたいだなと思いました。

 予期していたものの下山後バスまで1時間もあったので、舟坂橋まで有馬街道を歩くことに。舟坂橋まで行けば、阪急バスの他にさくらやまなみバスも走っているので。有馬街道こと県道51号は交通量が多く結構怖いです。しかも途中に工事で片側交互通行の区間がありました。舟坂橋ではほのか商店で焼きチーズ串とお土産を購入。焼きチーズ串は味は超あっさりでチーズの香りと食感を楽しむ感じ。暖かいのもありがたく大変ようございました。

 時刻表より数分遅れて西宮北口駅行きのさくらやまなみバスがやって来たが、超満員。遠足か何かのイベント帰りのようでした。西宮エリアへのアプローチの強い味方さくらやまなみバスに一度乗ってみたかったのですが、今回は見送ってさらに数分後の宝塚駅行きの阪急バスに乗車。こちらは座席はちょうど埋まっていましたが普通の空き具合。ところが座頭谷バス停で10人くらいのハイカーが乗ってきて満員に。どうも朝見かけたアイゼン講習のグループのようです。本数が少ないので何かあるとあぶれてしまう心配もありますね。リスク管理せねば、と思いました。だいたい乗り遅れる可能性もありますし。

 今季最後の機会に裏六甲の未踏ルート2つを歩けました。あいにく午前中は一時雨がぱらつきましたが、季節が進んで徐々に遠望がきくようになってきましたね。紅葉と迫力の白水峡は見応えがありましたし、逆向きに歩く縦走路も新鮮でした。とても満足な山行でした。六甲山はあと今年中に1回全縦をやりたいと思っています。(目標年1回)

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