2008年、三度目、広河原からの鳳凰三山
- GPS
- 08:53
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,871m
- 下り
- 1,998m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気は良さそう
それなら念願の蝶ケ岳だ。
雪も吹き溜まりで30cmあるらしい。
ところが長野県の天気がいまいち。
それなら、八ヶ岳の天狗岳、硫黄岳。
それとも26日に雪が降り、C-chanも雪が増えた北岳を見ているから、北岳の見える鳳凰三山?
山梨県の天気も良い。
迷いに迷った。
仕事を終えて、23:00に寝る前は蝶ケ岳。
朝3:30に起きたときには、天狗岳。
出発する時には、鳳凰三山。
慌しかった。
結局、北岳を見る登山とすることにした。
すなわち、広河原に入り、白鳳峠を目指して、それから高嶺、鳳凰三山、それから夜叉神峠へ。
このコースなら、薬師岳小屋、南御室小屋から雪の情報ももらえる。
このコース、今年の7月2日に初めて登り、それから、9月3日に登り、今日が3回目となる。
大好きなルートになった。
5:10発の乗り合いタクシーを頼んで、いつものように夜叉神峠入り口から乗る為には、急がねば。
3:30起床
色々迷う。
アイゼンも一応用意した。
4:28自宅発
コンビニで朝食と昼食を購入。
5:00ちょっと過ぎに芦安の乗り合いタクシー乗り場。
閑散。
運転手もエンジンをかけて、寝ていた。
夜叉神峠入り口から、乗ることを告げ、それでも芦安〜広河原までの料金1100円と協力金100円を支払っておいた。
さて、夜叉神峠入り口へ急ぐ。
やってきた乗り合いタクシーに乗り込む。
先週の北岳の時は3名。
今日は、私1人。
寂しい。
まだ暗い。
夜叉神トンネルを抜けると薄っすらと北岳、間ノ岳が雪の白さを一層引き立たせて見え、その間に北岳山荘の明かりも見えた。
5:50広河原着
登山者の姿がない。
上を見上げれば、登山者を寄せ付けないかの様に北岳が新雪をまとい、凛々しい姿を見せていた。
それにしても日の出が遅くなったものだ。
今日は慌てていたので、身支度整える。
6:10広河原発
白鳳峠への分岐からきつい登山道。
相変わらず、急登。
倒木も多い。
梯子を数えてみた。
7つあった。
樹林越しに北岳の新雪が良く見えた。
樹林帯は良かったが、樹林帯を抜け、岩のごろごろした吹きさらしに出たら、寒くてたまらない。
薄めだが、3枚着ていたのに。
もうそんな季節なのだ。
白鳳峠まで我慢した。
8:30白鳳峠
一枚上着をはおり、手袋も少し厚いものし、帽子も耳当てのあるものに変えた。
これで何とか強風をしのげる。
8:48白鳳峠発
少し樹林を通るが、すぐにハイマツ帯。
またまた、広河原の谷のほうから、冷たい強風が吹きつけてくる。
さて、景色だが、白鳳峠までの登りでも北岳や仙丈ヶ岳は見えていた。
これからは早川尾根や甲斐駒ケ岳が見えてくる。
抜群の眺望。
右に北岳、前方に鳳凰三山、後方に仙丈ヶ岳、早川尾根、甲斐駒ケ岳、左に八ヶ岳。
それにしても風が強い。
これからの登山は、服装は万全を期さないと。
さて、高峰への登りとなる。
薬師岳小屋に宿泊したという男性3名。
13名の宿泊があったらしい。
岩場の登りは、ストックをしまうことにした。
もう3回目。
なれたものだ。
9:50高嶺山頂。
北岳が良い。
10:02高嶺発
オベリスクを前に見て、北岳を右に見て、振り返れば、仙丈、甲斐駒。
贅沢。
とてもよく見えているし。
10:42アカヌケ沢の頭
前の2回は、ここから地蔵岳に下りたが、今回は、オベリスクもよく見えているし、そのまま観音岳に向かう。
一度大きく下って、登り返す。
これがこのコース最大のポイント。
白鳳峠までの登りで一息、高嶺まで一息、そして、この観音岳への登り返しを終えて一息である。
11:00観音岳への鞍部
11:03観音岳への鞍部発
さて、登り返しだ。
相変わらず強風が。
手がかじかむ。
登り返しは、牛歩の歩みとなり、疲れた。
11:44観音岳
今年9回目の登頂だ。
持参した双眼鏡で、北岳、間ノ岳を始め、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、八ヶ岳などを眺め、甲府盆地方面にも目をやった。
甘利山や千頭星山も低いところに見えていた。
盆地からも今日は、素晴らしい鳳凰三山を見ていることだろう。
遠くの富士山も双眼鏡で見たが、少し雪が少なくなったように見えた。
ゆっくり休んだ。
そういえば、山頂独り占めであった。
というか、鳳凰三山の稜線を独り占めのような感じであった。
12:14観音岳発
この歩きが好きだ。
観音岳から、薬師岳は、アップダウンも少なく、それこそ白砂青松のゆったり歩きが満喫できる。
12:32薬師岳着
ここでも1人。
少しいつもよりゆっくりした。
12:43薬師岳発
12:50薬師岳小屋着
スタッフと話し込む。
鳳凰三山にも雪が降ったが、残っているのは、岩陰のわずかな雪のみというのは、私も確認した。
13:14薬師岳小屋発
すぐに大人の母娘を追い越す。
この2名。
お母さんの方がお疲れのようだった。
南御室小屋で泊まるらしい。
13:44南御室小屋着
スタッフ1名だと言う。
しばらく話し込んだ。
かなり話し込んでから、先ほどの母娘が到着。
14:30南御室小屋発
14:52苺平
14:57苺平発
15:38杖立峠着
15:43杖立峠発
16:16夜叉神峠着
16:18夜叉神峠発
白峰三山もとうとう上部に雲がかかっていた。
16:42夜叉神峠駐車場着。
タオルで体を拭い、顔の塩を流し、着替えた。
朝、ライトをつけて、夜叉神峠入り口に車を停めた。
帰りもライトをつけて走る。
日が短くなったものである。
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