立山三山 渋滞の雄山と大展望の稜線ハイク
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 795m
- 下り
- 799m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:40
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ケーブルカーの始発は午前7時です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところはありませんが、一の越から先はガレ場が続くので落石させないように注意が必要です。 |
写真
感想
9月8日の月曜日に休暇を取って山行を予定。当初は、槍ヶ岳か富士山と思っていたのですが、天気予報はあいにくの雨の予報。天気予報とにらめっこしていると、日本海方面だけが晴れの予報。ということで行先は立山で決定です。
立山には、過去に3回訪れています。1回目は大昔に家族旅行で。2回目は雪の大谷ウォーク。3回目は3年前、娘と二人で雄山に登りました。その時は雨の登山だったので景色は楽しめませんでした。立山ならば室堂からのアプローチで標高差500m程のお手軽コース。ガレ場があるだけで、特に危険なところも無いコースなので、母を誘って一緒に行くことに。
7日の夜、立山の無料駐車場に到着し車中泊します。駐車場はまだ空きがあるもののほぼ一杯でした。朝5時過ぎに起床して、準備の後ケーブルカーの切符売り場の列に並びます。この時期のケーブルの始発は午前7時。あれれ?って感じで、調査不足でした。この時点で、別山までの縦走をあきらめ、雄山から富士の折立まで、のんびり歩くことにしました。室堂からはものすごい人の列です。一の越から雄山までの間は、渋滞の列で、通常1時間程度のコースで2時間近くかかりました。10m登っては渋滞待ちの休憩といったペースなので、雄山登頂後もまるで、登った感じがしません。
ところがここで母に異変。両足の太ももが痙攣とのこと。水分と塩分不足の症状です。母にとっての初めての3000m峰。空気が薄いのと気温が低いので、思っている以上に汗をかいているものです。雄山でカップラーメンを購入して、その汁で塩分補給してもらいます。しばらくすると症状も収まってきて一安心。
お天気も良く、歩く先に見える稜線は、とても気持ちの良い縦走路が続いています。前回は見えなかった絶景を満喫しながら進みます。ところがこの稜線、歩いてみると見た目以上にザレていて、思ったよりも歩きにくい道でした。
雷鳥沢のキャンプ場に到着してテントを設営した後は、雷鳥沢ヒュッテでビールを購入。なんとロング缶が500円と、アルプスの山小屋では格安の価格にうれしくなって、たっぷり買い込んでしまいました。360度山が見渡せる最高のロケーションで、美しい山々を見ながらのビールは最高でございます。
夕暮れ時は、立山に西日があたって更に絶景度が増します。そして夕日が沈む一瞬で見せた立山のアーベントロート。息を呑みます。
そして入れ替わりに登る中秋の名月。なんとも贅沢な時間を過ごせました。
翌朝は、周りの山々を見ながらゆっくり準備して、帰宅の途につきました。
今回、4度目にして、やっと立山の魅力を堪能しました。と同時に、浄土山から別山までの縦走、奥大日岳から大日岳、そして劍岳とまたまた、行きたいルートが増えてしまったのでした。
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