ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5110092
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

七兵衛山〜打越山〜油コブシ〜長峰山〜シェール槍〜新穂高〜摩耶山

2023年01月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:02
距離
24.9km
登り
1,990m
下り
1,977m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:42
休憩
1:20
合計
11:02
6:14
6
6:36
6:40
16
7:26
7:28
6
7:34
7:36
6
7:42
7:50
4
展望所
7:54
7:56
18
8:14
8:18
8
8:26
0:00
8
8:34
8:36
28
9:04
0:00
12
9:16
0:00
9
9:25
9:25
11
9:36
0:00
52
10:28
10:30
4
10:34
10:38
4
10:42
11:00
24
昼食
11:44
0:00
44
12:28
12:28
8
12:36
12:42
32
13:14
0:00
4
13:18
13:20
14
13:34
13:38
8
13:46
0:00
30
14:16
14:18
30
14:48
14:50
52
15:42
15:52
6
15:58
16:00
8
16:12
16:14
6
16:40
0:00
10
16:50
16:52
6
展望所
16:58
0:00
18
17:16
王子公園駅
天候 晴れ/薄曇り/曇り/小雪/雪
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路 - 阪急電鉄神戸線の芦屋川駅にて下車
帰路 - 阪急電鉄神戸線の王子公園駅より乗車
コース状況/
危険箇所等
■登山道全般
標識は適度にあり、現在位置や進路の把握はしやすそう。
所々でややこしく感じる箇所もあるとの印象。
岩っぽい箇所があり、花崗岩が風化などで滑りやすそうな状態になりがちなようで、危険ではないにしても注意して歩きたいですね。

■シェール槍
『山と高原地図』では、破線のルートとなっています。
山頂直下は急斜面の岩場となっていて、一定の注意は必要だと思われるけど、難易度はあまり高くなく、普通に対処すれば良いでしょう。

■新穂高
東側は笹原の中に道は続いており、ルートは明瞭。
山頂を経て、西側は踏み跡が不明瞭だったり、分散していたりで、ルートから逸れてしまいやすい所があるとの印象。
西側からアプローチするのが無難かと思われます。

■その他
長峰山の登山口については、伯母野山町側は私有地のために通行不可との掲示があったので、今回のルートでもある大月台側からのアプローチとなるよう。
この辺りに詳しい方のレコを参照するのが良さそう。
芦屋川駅からスタートです。
2023年01月21日 06:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 6:14
芦屋川駅からスタートです。
久しぶりという感じ。
2023年01月21日 06:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 6:35
久しぶりという感じ。
もうすぐ日の出。
2023年01月21日 06:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 6:44
もうすぐ日の出。
岩場。
2023年01月21日 06:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 6:45
岩場。
期待していたほどではないけど、日の出を見て、良い一日になりそうとの予感に包まれる。
2023年01月21日 07:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 7:08
期待していたほどではないけど、日の出を見て、良い一日になりそうとの予感に包まれる。
展望所にて。
雪が降り始める。
2023年01月21日 07:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
1/21 7:20
展望所にて。
雪が降り始める。
水面から出ている部分が多過ぎるように見えてしまう。
2023年01月21日 07:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 7:21
水面から出ている部分が多過ぎるように見えてしまう。
風吹岩。
2023年01月21日 07:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 7:26
風吹岩。
横池。
2023年01月21日 07:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 7:34
横池。
コウヤボウキの花後の様子。
2023年01月21日 07:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 7:39
コウヤボウキの花後の様子。
お気に入りの展望所にて。
昨年の10月の山行では、時間などの関係で訪れられなかったので、今回は来ておきたかったのです。
2023年01月21日 07:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 7:42
お気に入りの展望所にて。
昨年の10月の山行では、時間などの関係で訪れられなかったので、今回は来ておきたかったのです。
松の枝越しの展望。
2023年01月21日 07:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 7:42
松の枝越しの展望。
雌池。
2023年01月21日 07:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 7:54
雌池。
花付きが良かったよう。
2023年01月21日 07:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 7:59
花付きが良かったよう。
七兵衛山山頂に到着です。
2023年01月21日 08:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 8:14
七兵衛山山頂に到着です。
山頂からの展望。
雪の影響か、あまりはっきり見えない。
2023年01月21日 08:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 8:14
山頂からの展望。
雪の影響か、あまりはっきり見えない。
初めて来た頃に比べて、随分とすっきりして明るくなっている。
2023年01月21日 08:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 8:26
初めて来た頃に比べて、随分とすっきりして明るくなっている。
打越山山頂に到着です。
地面が雪でうっすらと白くなっている。
2023年01月21日 08:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 8:34
打越山山頂に到着です。
地面が雪でうっすらと白くなっている。
この辺りは植樹が進められている。
2023年01月21日 08:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 8:43
この辺りは植樹が進められている。
住吉川を渡り、右岸へ。
2023年01月21日 09:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 9:01
住吉川を渡り、右岸へ。
住宅地など、しばし歩いて分岐に到着。
近くに滝が見えたので近づいてみたけど、全体を見るのは手間取りそうなので、あっさり諦める。
2023年01月21日 09:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 9:35
住宅地など、しばし歩いて分岐に到着。
近くに滝が見えたので近づいてみたけど、全体を見るのは手間取りそうなので、あっさり諦める。
ヤブランの実かな。
2023年01月21日 09:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 9:46
ヤブランの実かな。
渦森展望公園。
一段高い所まで行った後、公園の隅から入山。
2023年01月21日 09:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 9:48
渦森展望公園。
一段高い所まで行った後、公園の隅から入山。
東寄りのルートと合流?
2023年01月21日 09:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 9:54
東寄りのルートと合流?
いかつい雰囲気の鉄塔。
2023年01月21日 09:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 9:58
いかつい雰囲気の鉄塔。
植樹されている。
2023年01月21日 10:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 10:07
植樹されている。
この辺りから笹の丈が高くなる。
2023年01月21日 10:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 10:20
この辺りから笹の丈が高くなる。
分岐にて左折、この辺りは平和な道となる。
2023年01月21日 10:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 10:31
分岐にて左折、この辺りは平和な道となる。
油コブシに到着です。
地元の方がおられ、少しお話し。
2023年01月21日 10:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 10:34
油コブシに到着です。
地元の方がおられ、少しお話し。
休憩適地があったので、ここで昼食。
2023年01月21日 10:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 10:42
休憩適地があったので、ここで昼食。
好展望の所に事欠かない。
2023年01月21日 11:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 11:11
好展望の所に事欠かない。
登山口。
再び住宅地を歩く。
2023年01月21日 11:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 11:24
登山口。
再び住宅地を歩く。
ここから再入山。
2023年01月21日 11:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 11:43
ここから再入山。
ここで別ルートと合流のよう。
2023年01月21日 11:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 11:48
ここで別ルートと合流のよう。
こんな道。
2023年01月21日 12:33撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 12:33
こんな道。
長峰山の山頂直下。
2023年01月21日 12:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 12:36
長峰山の山頂直下。
長峰山山頂に到着です。
岩峰なので落ち着かず、三角点の撮影を忘れてしまう。
2023年01月21日 12:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 12:38
長峰山山頂に到着です。
岩峰なので落ち着かず、三角点の撮影を忘れてしまう。
山頂からの展望。
東寄りかな。
2023年01月21日 12:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 12:39
山頂からの展望。
東寄りかな。
西寄り。
2023年01月21日 12:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 12:39
西寄り。
分岐の掲示。
男女ペアにルートの状況について質問され、返答。
2023年01月21日 12:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 12:58
分岐の掲示。
男女ペアにルートの状況について質問され、返答。
穂高湖の向こうにシェール槍。
2023年01月21日 13:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 13:20
穂高湖の向こうにシェール槍。
食事中。
2023年01月21日 13:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 13:23
食事中。
岩場。
2023年01月21日 13:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 13:32
岩場。
難易度は高くないと思う。
2023年01月21日 13:33撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 13:33
難易度は高くないと思う。
シェール槍山頂に到着です。
誰もおらず、静かです。
2023年01月21日 13:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 13:34
シェール槍山頂に到着です。
誰もおらず、静かです。
山頂からの展望。
2023年01月21日 13:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 13:34
山頂からの展望。
次は新穂高へ。
2023年01月21日 14:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 14:03
次は新穂高へ。
新穂高山頂に到着です。
あっさりと到着したけど、下調べをしておらず、下山がちょっと心配なのです。
2023年01月21日 14:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 14:16
新穂高山頂に到着です。
あっさりと到着したけど、下調べをしておらず、下山がちょっと心配なのです。
好展望の場所があった。
この先で登って来られた方とすれ違う際に、この先の具合について少し教えていただく。
2023年01月21日 14:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 14:21
好展望の場所があった。
この先で登って来られた方とすれ違う際に、この先の具合について少し教えていただく。
P609の手前の辺り。
登っても下りられないかも知れず、見るだけにする。
2023年01月21日 14:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 14:27
P609の手前の辺り。
登っても下りられないかも知れず、見るだけにする。
無事に下りられそうなルートがあったので、登ってみた。
2023年01月21日 14:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 14:30
無事に下りられそうなルートがあったので、登ってみた。
さっきすれ違った方がもう下って来られ、デポしていたザックが見当たらないとの事で探すのをお手伝い。
無事に発見後、一緒に下る。
2023年01月21日 14:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 14:49
さっきすれ違った方がもう下って来られ、デポしていたザックが見当たらないとの事で探すのをお手伝い。
無事に発見後、一緒に下る。
一般のルートに合流、同行者さんとはお別れです。
2023年01月21日 14:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 14:58
一般のルートに合流、同行者さんとはお別れです。
しばし歩き、掬星台に到着。
思っていたよりも遅くなったし、疲労の度合いも高く、休憩しながらルート変更の検討をする。
2023年01月21日 15:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 15:42
しばし歩き、掬星台に到着。
思っていたよりも遅くなったし、疲労の度合いも高く、休憩しながらルート変更の検討をする。
素晴らしい展望。
2023年01月21日 15:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
1/21 15:43
素晴らしい展望。
疲れているので、ちょっと上の空な感じ。
2023年01月21日 15:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
1/21 15:43
疲れているので、ちょっと上の空な感じ。
摩耶山山頂に到着です。
前回は到達できなかったP702、今回は探す気力が残っておらず、さっさと下山です。
2023年01月21日 15:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 15:58
摩耶山山頂に到着です。
前回は到達できなかったP702、今回は探す気力が残っておらず、さっさと下山です。
三角点。
結局、前回の登りで歩いたルートで下山する事にします。
2023年01月21日 15:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 15:58
三角点。
結局、前回の登りで歩いたルートで下山する事にします。
天上寺跡。
2023年01月21日 16:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 16:12
天上寺跡。
参道の雰囲気はほぼそのまま残っているように感じる。
2023年01月21日 16:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 16:17
参道の雰囲気はほぼそのまま残っているように感じる。
展望台にて。
2023年01月21日 16:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 16:50
展望台にて。
山と街の近さを実感した山行になりました。
2023年01月21日 16:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 16:50
山と街の近さを実感した山行になりました。
登山口の新しい案内板。
2023年01月21日 16:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 16:58
登山口の新しい案内板。
古い方の案内板は少し埋まりかけている?
この後、王子公園駅まで歩き、ゴールです。
2023年01月21日 16:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1/21 16:58
古い方の案内板は少し埋まりかけている?
この後、王子公園駅まで歩き、ゴールです。

感想

雪山へとの思いもあるものの、ためらいも同じぐらいあるように感じてしまう。
天気が良ければとの条件で比良山系も考えていたのだけど、曇りがちで雪の可能性もありそうなので、好天が見込まれる六甲山系に行く事にする。
初めての山へ行っておきたいのに加え、お気に入りの場所も外したくはなく、ちょっとややこしいルート設定となり、少し不安を抱えつつの山行となりました。

芦屋川駅からスタートし、まだ暗い住宅街の中を歩いて行きます。
早くも下って来られる方がちらほらとおられ、何人かと挨拶を交わしながら進んで行き、滝の茶屋を通過。
いつものようにラジオ体操をしている方々がおられ、ここならではの雰囲気となっている。
まだ暗くて、フラッシュを使っても高座の滝をうまく撮影できず。

ヘッドランプを準備して登り始めるものの、すぐに不要となる。
ひんやりとした空気の中、岩場の中に続く道を登って高度を上げて行く。
時折、振り返ってみると、次第に明るさが増すにつれ、辺りは色合いを帯び始める。
まだ人は少なく、静かな時間が心地良い。
日の出を迎える前に岩場を過ぎ、樹林帯へ。
少し進んだ辺りで太陽が雲から顔を覗かせているのが見え、ささやかな幸福感が湧き上がり、良い一日になりそうな予感に包まれる。
その先の展望所では、朝日に照らされた大阪湾が見え、このタイミングで雪がふわふわと舞い始める。
風吹岩に寄り、横池へ。
水辺の湿った部分は凍っており、雪が降っているのもあり、寒々しい風景になっている。
南側の尾根に乗り、お気に入りの展望所へ。
特徴的な姿の松の木がいつものように出迎えてくれて、心地良い時間が流れる。

雌池を経て、その先の一帯は樹木の間引きが行われていて、明るくすっきりしている。
雪でいつもほどの好展望ではない七兵衛山、地味な佇まいの打越山を経て、先へ。
数人の登山者とすれ違いつつ進んで行き、住吉川に出合う。
幅広の道を歩き終えると、住宅街となる。
iPadで確認しつつ進んでいると、柴犬を連れた地元の方が声をかけて下さり、道先を少し教えていただく。
ワンちゃんの可愛らしい目が印象的でした。
何とか渦森展望公園に到着し、一段高くなった所からの展望を確認後、公園の端へ。

再入山し、下から見えていた鉄塔を通過、分岐では緩やかなルートを選択。
5人組ぐらいの女性グループがおられ、その先ぐらいでまた少し雪が舞うのだけど、もう長続きはせず。
分岐にて左折し、ゆったりした雰囲気の道を進んで行き、油コブシに到着です。
先着の方は小型犬連れで休憩中で、少しお話し。
地元の方にとっては、なじみ深い山のようです。
下山の途に就き、少し下った辺りに休憩適地があったので、そこで昼食にします。

さっき聞いていた通り、階段が多く、やや単調に感じてしまう。
最後は人の手が入って平和な風景が広がる一帯となり、登山口に到着。
再び住宅街となり、iPadを頼りに移動して行きます。
きちんと事前調査していなかったのだけど、写真33の地点から無事に入山。
以前に長峰山に来た時は別ルートで登ったと思い込んでいたのだけど、後で再確認してみると、登山口は別ではあるけど、このルートでした。
つまり、記憶に残っていなかったという事ですね。
改めて振り返ってみると、送電線の下を通過する辺りとか、何となく記憶があるような気がしなくもない。
地味なルートが続き、方向転換して傾斜が緩む辺りになると、尾根はすっきりとして雰囲気は良くなる。
他のルートと合流しつつ進んで行き、見覚えのある岩塊へ至る。
これを登ると、長峰山山頂に到着です。
以前に来た時は霞んでいて展望は得られなかったのだけど、今回は六甲らしい好展望となっていて、良い感じ。
ただし、岩場で落ち着かず、三角点の撮影を忘れてしまうぐらい。
でも、前後のルートなどを含め、良い山だと思う。

予定通りなら、カスケードバレーを下って、山寺尾根で摩耶山へというはずなのだけど、疲れ始めているし、時間も心配になりつつあり、予定を変更すべきかと悩みながら進んで行きます。
分岐に男女ペアがおられ、そこの掲示に長峰山の登山口の辺りが私有地で通行不可と示されており、通行可能かどうか知りたいとの事。
特に問題なく登って来たので、そう伝えて、先へ。
しかし、方向を確認しないまま進んでしまって道間違いとなり、引き返す。
分岐の掲示を改めて確かめると、大月台側ではなく、伯母野山町側が私有地で通行止めのようで、さっきのペアが無事に大月台側へ進んでくれればと願う。
結構な疲れを感じながら杣谷峠へ至り、短縮プランに切り替える事にし、穂高湖へ。
向こうに見えるシェール槍が美しいシルエットで佇んでいる。
周回路を進んで行くと、水面を縫うようにカワセミが対岸へと飛び去って行くのが見え、目を奪われる。
シェール槍への取り付きから登って行き、山頂直下の岩場も問題なく通過。
今回は無人のシェール槍山頂に到着です。
長峰山の山頂ほどではないけど、こちらも高度感があって落ち着かない。

岩場を慎重に下り、穂高堰堤を経て、徳川道へ。
笹原の中を上へと続く踏み跡が見え、iPadで確認してみると、ここが新穂高への登り口のよう。
道はずっと笹原の中に続いていて、分かりやすい。
疲れはあるものの、特に問題なく新穂高山頂に到着です。

問題は下りで、不安なまま先へと進んで行きます。
少し下って行った辺りで、登って来られた方と出会う。
この先の状況を少し教えていただき、ちょっと気が楽になる。
P609の手前ぐらいで岩場に出合う。
当然ながら、ルートはここを巻いて進むよう。
できれば、P609を踏んでおきたいと思うのだけど、僕の技量だと、仮に登る事ができたとしても下りられない可能性があり、見るだけにするのが良さそう。
などと思って通過しようとしたら、ここなら大丈夫そうな所があり、登ってみる。
無事に登り終えると、それなりに好展望で充実感はある。
ただ、P609は少し離れた位置にあるような?
落ち着かないし、どこを登って来たのか忘れないうちに下ります。
無事にルートに戻り、先へと進んでいると、どうも踏み跡が頼りないように感じられ、確認してみると、隣の尾根を進んでいるようなので、引き返します。
正しいルートの方へと向かっていると、先程の方がやって来られ、デポしたザックが見つからないとの事なので、探すのを手伝う事にします。
踏み跡が分散しているとの印象で、この辺りはややこしい。
数分後に何とか発見、同行して下って行きます。
同行者さんは穂高岳にも登った事があるそうで、歩いている姿を後ろから見ていても熟練ぶりが伝わって来て、離されないように付いて行くのがやっとです。
それでもルートは分かりにくく、違う方向へ進んでしまったりも。
でも、鉄塔の辺りは階段を登って来られたとの事で、すぐに間違いに気付き、軌道修正。
自分独りだと、どうなっていた事やら。
無事に下り終え、お礼を言ってお別れです。

疲れが溜まっており、摩耶山への道が遠く感じられる。
摩耶山からの下山ルートも変更が必要かと思いながら、重い足取りで進む。
舗装路に合流、疲れているせいか、何も考えずにそのまま舗装路を進んで行く。
掬星台の手前のトイレでは、水道から湯が出て来て、びっくり。
観光地なのですね、ここは。
掬星台に到着し、疲れで心ここにあらずなまま展望台へ。
多くの人がこぞってやって来るだけの素晴らしい展望なのは間違いない。
パンとドリンクゼリーでエネルギー補給を。
下山ルートを再検討し、以前に登りで使った上野道で下る事にします。
その前に摩耶山へと向かい、三角点へ。

P702はまた今度とし、下山の途に就きます。
歩く距離は短くて済むのだけど、階段が多く、疲れている足には優しくない。
史跡公園を経て、かつての天上寺の参道の雰囲気が色濃く残る階段をえっちらおっちらと下って行きます。
所々で展望が得られ、今回は展望尽くしの山行だったなと思う。
何とか下り終え、登山口に到着。
残り少ない元気をかき集めて歩いて行き、王子公園駅にてゴールです。

今回はアップダウンを繰り返す予定を組んでしまい、登りの際の暑さとその後の寒さのギャップが影響したのか、いつも以上に疲れる山行となりました。
掬星台からロープウェーとケーブルでの下山も頭をよぎったぐらい。
これでも予定を短縮しており、そもそもの予定に問題ありのはずなので、改善するようにしないと。
まあ、簡単にそうできれば、苦労しないのだけど。
そんな中ではあったけど、各所で展望を楽しませてもらい、六甲らしさを堪能できた山行だったと思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:139人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら