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Yamareco

記録ID: 511526
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白根三山

2014年09月14日(日) 〜 2014年09月15日(月)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
norisute その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
32:00
距離
21.3km
登り
2,866m
下り
2,183m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:50 奈良田駐車場 ー 7:05 ゲート前 ー 9:45 大門沢小屋 ー 12:35 大門沢下降点 ー 13:40 農鳥岳 ー 14:30 西農鳥岳 ー 15:00 農鳥小屋

5:40 農鳥小屋 ー 6:45 間ノ岳 ー 7:40 中白根山 ー 8:05 北岳小屋 ー 9:25 北岳 ー 10:10 肩ノ小屋 ー 11:45 御池小屋 ー 13:10 広河原 
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田駐車場は無料。

広河原〜奈良田はバス。
1030円プラス、協力金100円。
コース状況/
危険箇所等
おおむね良好。

稜線上の早朝や夕方は、手元の温度計で2度とか。
テント内で7度。
モンベルの#3シュラフとシュラフカバー。それにユニクロのライトダウン着てちょうど良い感じでした。
その他周辺情報 農鳥小屋、テント1張り1000円。
水場は往復30分くらいの下にあり。
トイレは紙と、夕暮れ以降はライトと、勇気が必需です。
はじめは車道歩き
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はじめは車道歩き
まずは広い河原歩き
まずは広い河原歩き
次に山歩き
大門沢小屋
辛い上りで、これ以外に写真撮れず
辛い上りで、これ以外に写真撮れず
下降点の鐘
農鳥方面に、まだ上ります。
農鳥方面に、まだ上ります。
ガスが流れて行きます。
ガスが流れて行きます。
西農鳥岳。
あっちから来て・・・
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西農鳥岳。
あっちから来て・・・
小屋方面、こっちに下ります。
小屋方面、こっちに下ります。
農鳥小屋
テン場の最前列
下の方にある水場
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下の方にある水場
そこから右に見上げると
そこから右に見上げると
とんがった岩
甲府方面の街が見えます
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甲府方面の街が見えます
間ノ岳も見えます
間ノ岳も見えます
農鳥も見えます
ガス出たり、晴れたり
ガス出たり、晴れたり
ブロッケンの元
うまく写ってませんが、ブロッケン
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うまく写ってませんが、ブロッケン
富士山の先だけ
夕日は見えず
この時間だと、恐怖のトイレはライト持参で
この時間だと、恐怖のトイレはライト持参で
たまに夜景は見えました
たまに夜景は見えました
月も星も、たまに見えた
月も星も、たまに見えた
明けてきました富士山も
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明けてきました富士山も
直後に、上の雲に沈んでしまいました
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直後に、上の雲に沈んでしまいました
間ノ岳は寒かった
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間ノ岳は寒かった
小屋と北岳
雷鳥かと思ったけど、なんとかカラス?
雷鳥かと思ったけど、なんとかカラス?
ヘリの暴風を体感する方々
ヘリの暴風を体感する方々
最後のピーク
最後の富士山
最後の鳳凰三山
肩の小屋へ
生たまご付きのうどん
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生たまご付きのうどん
ヘリの砂埃から、うどんを保護
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ヘリの砂埃から、うどんを保護
甲斐駒をバックに、高所でも重機が活躍
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甲斐駒をバックに、高所でも重機が活躍
御池小屋のテン場
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御池小屋のテン場

感想

久びさの晴れの休日で、しかも連休。
前夜入りして仮眠しようと思って行ってみると、かなりの数の車が駐車場に停まってました。
奈良田に遅く着いたので、広河原への始発バスを諦め、少しでも長く寝て出発しました。なので農鳥から北岳に回るルートにしました。

6時に起きると、駐車場には人がいませんでした。
始発バスに並ぶのに早い時間から人が動き出すので、5時ちかくになると物音で自動的に起こされてしまいます。

ゆっくり用意して、車道歩きからスタート。
大門沢小屋までは沢と林間歩きで、展望はないものの気分良く歩けます。

そこから大門沢下降点までは辛い辛い上り。
展望がない分、心身ともに疲れます。
早く稜線に上がりたいと頑張りますが、そう簡単には進みませんでした。

いよいよ黄色い塔が見えて稜線に出たと安心したら、進行方向に更なる高みが農鳥岳です。
イメージでは、上りから解放され楽しい稜線歩きだったのに。
3000メートルそろい踏みの三山ですが、ヘコんでるところとの差は計算外でした。あわよくば北岳山荘までと思ってたのですが、農鳥小屋でストップします。

これが良い結果になり、後に分かった事なのですが、快適なテン場と静かな夜が楽しめました。とは言え、噂の農鳥小屋。

西農鳥岳から見下ろした時間が15時少し前。
オヤジさんに怒鳴られるかなぁと思いながら下りて行きましたが、スタッフが小屋の外でテン泊の受付をしてくれ、オヤジさんは中にいて少し残念でした。

スタッフの彼に真相を聞いてみると、「少しは丸くなりましたよ〜」と。
山での常識を逸脱した行為に対して怒鳴るのであって、ある意味で山に居てほしい大切な方だと。
スタッフの彼の人柄と話ぶりを聞いただけの判断ですが、そう思いました。

そんな彼の話だと、暗くなって到着する人がいたり、子供連れて遅く発つ人がいたり、けっこう無謀な人が多いとの事。
「夕方に小屋にきて、これから先に進む〜」なんて話の瞬間にオヤジさんが通りかかり、「これから先に進む(怒)?」と怒鳴られました。

テン場は、正面に遠く甲府方面の街。
左から鳳凰三山〜間ノ岳〜農鳥岳〜富士山。
夕日は背中方面に沈みますが、遠くの夜景や星空、月明かりに富士山のシルエットや日の出。
おまけにブロッケンまで見れて、ご近所のテントの方とも和やかに過ごせました。

2日目は間ノ岳から。
ここは上っても上っても、延々と高いところが出てくる感じ。
気の遠くなるようなピークで、精神的にかなり疲労しました。

うって変わって中白根山。
間ノ岳からは、意外とあっさり行けました。

あとは北岳を残すのみ。
そう思って下を見ると、かなり下に北岳小屋と、その向こうに大きく北岳。
もうアカン。

北岳小屋で美味しいもの食べて元気に北岳へ。

小屋に着いてみると、食料出し尽くして何もできないと。
昨夜は人が凄かった様です。
ほんと、トイレは恐怖ですが、農鳥小屋で泊まって良かった。

北岳は見た目辛そうですが、途中に鎖のスパイスがあって意外と楽しく上がれました。
これで今回の三山の稜線は終了。

広河原のバスに乗れるように、安全に下るだけ。
でしたが、なかなか辛い下りでありました。

南アルプスの天然水とかの爽やかなイメージで行ったのですが、なかなかに歩きごたえのあるコースで汗ダクでした。

「辛い」とか言ってますが、思い返せば素晴らしいコースでした。
景色も出来事も、天気も人にも恵まれ、よい2日間だったです。

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