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Yamareco

記録ID: 520237
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

紅葉の立山周遊(室堂〜雄山〜内蔵助山荘・宿泊〜別山〜室堂)

2014年09月26日(金) 〜 2014年09月28日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
13:23
距離
28.3km
登り
5,070m
下り
4,011m
歩くペース
とても速い
0.10.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:39
休憩
1:04
合計
7:43
距離 6.0km 登り 810m 下り 464m
7:23
58
8:21
8:23
58
9:21
14
9:35
9:40
35
10:15
10:32
99
12:11
12:12
26
12:38
15
12:53
13:30
21
13:51
13:53
53
14:46
20
2日目
山行
4:47
休憩
1:53
合計
6:40
距離 22.3km 登り 4,320m 下り 3,569m
6:19
73
宿泊地
7:32
7:33
14
7:47
8:11
14
8:25
36
9:01
9:03
81
10:24
10:28
8
10:46
10:48
11
10:59
21
11:20
12:40
8
12:48
11
12:59
ゴール地点
かなりののんびり山行です。
天候 【1日目】晴れ 【2日目】晴れ後曇り(ルートはガスガス) 【3日目】快晴
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【往路・復路ともに】信濃大町〜扇沢〜(立山黒部アルペンルート)〜室堂
※信濃大町から扇沢までの路線バスは、往復券が買えます。5日以内の往復であれば、買っておくと便利。ただし、信濃大町温泉郷に寄ろうなど考えている場合は無駄になります。
※扇沢から室堂までの立山黒部アルペンルートの切符(往復切符)は、扇沢の地点で買えます。ただし、10kg以上の手回り品の料金は、往復切符には入っていないので、(もっている場合は)別途購入する必要があります。
コース状況/
危険箇所等
【室堂〜浄土山】室堂山展望台から浄土山への道のりは、短いですが、急登です。
【一ノ越〜雄山】それなりの急登で、ややザレ場ですので、滑るのに注意。私が行ったときはここで渋滞が起きてました。
【雄山〜大汝山〜真砂岳】特別に危険な場所というわけではありませんが、大汝から真砂岳へは一度ザレ場で下るので、やはり滑るのに注意。
【真砂岳〜別山〜剱御前小舎】特段の危険個所はなしです。
【剱御前小舎〜雷鳥沢】特に危険な箇所はありません。
その他周辺情報 下山後(雷鳥沢以降)の温泉場として、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘、みくりが池温泉とありますが、室堂の駅に一番近いのと、日本最高所というのがあって、みくりが池温泉が一番混んでいるようでした。
予約できる山小屋
立山室堂山荘
雷鳥沢ヒュッテ
黒部ダムの観光放水。水しぶきが上まであがってきます。
2014年09月26日 14:24撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 14:24
黒部ダムの観光放水。水しぶきが上まであがってきます。
虹ができてました。
2014年09月26日 14:26撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 14:26
虹ができてました。
室堂の駅を出るとそこは別世界。なんだか、どこか別の星にでも降り立ったのかのようでした。

2014年09月26日 15:38撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 15:38
室堂の駅を出るとそこは別世界。なんだか、どこか別の星にでも降り立ったのかのようでした。

良い天気で。
2014年09月26日 15:43撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 15:43
良い天気で。
まだ日暮れには時間があったので、夕食前に散策しました。
2014年09月26日 15:44撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 15:44
まだ日暮れには時間があったので、夕食前に散策しました。
室堂周辺の道は、こんな感じで石で整備されていますので、室堂周辺だけであれば、別に登山の格好をしないでも来れますし、十分楽しめます。
2014年09月26日 15:45撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 15:45
室堂周辺の道は、こんな感じで石で整備されていますので、室堂周辺だけであれば、別に登山の格好をしないでも来れますし、十分楽しめます。
お世話になった室堂山荘。山小屋と旅館の中間のような存在ですね。山小屋というには贅沢、しかし、ホテルを期待して来てしまうと不便に感じるかもしれません。
2014年09月26日 15:49撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 15:49
お世話になった室堂山荘。山小屋と旅館の中間のような存在ですね。山小屋というには贅沢、しかし、ホテルを期待して来てしまうと不便に感じるかもしれません。
部屋からの眺めです。こんな長めの場所に泊まれるなんて。
2014年09月26日 16:00撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 16:00
部屋からの眺めです。こんな長めの場所に泊まれるなんて。
これも部屋から。
2014年09月26日 16:00撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 16:00
これも部屋から。
お部屋。ちょっとした民宿みたいですね。
2014年09月26日 16:05撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 16:05
お部屋。ちょっとした民宿みたいですね。
日も暮れて来ました。夕暮れの風景もまた大変に綺麗です。
2014年09月26日 16:48撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 16:48
日も暮れて来ました。夕暮れの風景もまた大変に綺麗です。
室堂の辺りからは、夕暮れが綺麗に見えるので、多くのカメラマンが三脚を立ててました。
2014年09月26日 17:02撮影 by  ILCA-77M2, SONY
2
9/26 17:02
室堂の辺りからは、夕暮れが綺麗に見えるので、多くのカメラマンが三脚を立ててました。
雲と夕日が織りなす幻想的な風景を楽しみました。
2014年09月26日 17:11撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 17:11
雲と夕日が織りなす幻想的な風景を楽しみました。
すぐ近くには地獄谷があって、時折、硫黄のにおいがします。
2014年09月26日 17:11撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 17:11
すぐ近くには地獄谷があって、時折、硫黄のにおいがします。
雲海がすぐそこに。
2014年09月26日 17:12撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 17:12
雲海がすぐそこに。
ずーっと見ていたい時間帯です。それなりに寒くはありましたが、上着がフリース一枚でも、まだ耐えられないほどの寒さではありませんでした。
2014年09月26日 17:13撮影 by  ILCA-77M2, SONY
2
9/26 17:13
ずーっと見ていたい時間帯です。それなりに寒くはありましたが、上着がフリース一枚でも、まだ耐えられないほどの寒さではありませんでした。
少し離れた方向にはうろこ雲。
2014年09月26日 17:22撮影 by  ILCA-77M2, SONY
1
9/26 17:22
少し離れた方向にはうろこ雲。
夕日に照らされた草紅葉も大変に綺麗です。
2014年09月26日 17:36撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/26 17:36
夕日に照らされた草紅葉も大変に綺麗です。
だいぶ沈んできました。
2014年09月26日 17:38撮影 by  ILCA-77M2, SONY
2
9/26 17:38
だいぶ沈んできました。
多くの人がやはり夕日を見ておられました。静かで厳かな時間帯です。
2014年09月26日 17:42撮影 by  ILCA-77M2, SONY
1
9/26 17:42
多くの人がやはり夕日を見ておられました。静かで厳かな時間帯です。
朝、上り始めるとこんな掲示を目にしました。予約してある内蔵助山荘も今日はいっぱいのようです。
2014年09月27日 07:25撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 7:25
朝、上り始めるとこんな掲示を目にしました。予約してある内蔵助山荘も今日はいっぱいのようです。
気分良くスタートします。まずは目指すは浄土山。
2014年09月27日 07:30撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 7:30
気分良くスタートします。まずは目指すは浄土山。
浄土山の途中で雷鳥さんに遭遇。かわいい。付けていたレンズが広角だったので、これが限界。ズームにしときゃあ良かった・・・・。
2014年09月27日 09:32撮影 by  ILCA-77M2, SONY
1
9/27 9:32
浄土山の途中で雷鳥さんに遭遇。かわいい。付けていたレンズが広角だったので、これが限界。ズームにしときゃあ良かった・・・・。
浄土山から雄山へ。結構、登り返すんですね。
2014年09月27日 10:03撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 10:03
浄土山から雄山へ。結構、登り返すんですね。
一ノ越から雄山へ。時間が経つと、渋滞になりました。この写真の状態はまだ全然空いている時です。
2014年09月27日 10:37撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 10:37
一ノ越から雄山へ。時間が経つと、渋滞になりました。この写真の状態はまだ全然空いている時です。
振り返って。一ノ越山荘。
2014年09月27日 10:41撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 10:41
振り返って。一ノ越山荘。
雄山に着く頃にはガスが立ちこめて来てました。
2014年09月27日 11:56撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 11:56
雄山に着く頃にはガスが立ちこめて来てました。
神社も列があったのでスキップ。そしてガスガス。
2014年09月27日 12:09撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 12:09
神社も列があったのでスキップ。そしてガスガス。
大汝山。ここが最高点なんですね。
2014年09月27日 13:27撮影 by  ILCA-77M2, SONY
1
9/27 13:27
大汝山。ここが最高点なんですね。
本格的にガスが・・・・。
2014年09月27日 13:36撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 13:36
本格的にガスが・・・・。
内蔵助カールもあんまし見えず。
2014年09月27日 14:07撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 14:07
内蔵助カールもあんまし見えず。
時折、少しだけ視界が晴れます。
2014年09月27日 14:32撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 14:32
時折、少しだけ視界が晴れます。
しかし再びガスガスに。
2014年09月27日 14:51撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 14:51
しかし再びガスガスに。
また晴れた。こういうのも実は結構好きです。危ないのは嫌ですが。
2014年09月27日 14:54撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 14:54
また晴れた。こういうのも実は結構好きです。危ないのは嫌ですが。
内蔵助山荘に到着。
2014年09月27日 15:02撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 15:02
内蔵助山荘に到着。
立て替えたばかりとのことで、やたらと綺麗な山荘でした。アットホームな感じ。
2014年09月27日 15:27撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/27 15:27
立て替えたばかりとのことで、やたらと綺麗な山荘でした。アットホームな感じ。
明け方の雲海。独特の風景ですね。
2014年09月28日 05:40撮影 by  ILCA-77M2, SONY
1
9/28 5:40
明け方の雲海。独特の風景ですね。
ご来光。内蔵助山荘は小屋のすぐ近くからご来光を拝めます。
2014年09月28日 05:44撮影 by  ILCA-77M2, SONY
3
9/28 5:44
ご来光。内蔵助山荘は小屋のすぐ近くからご来光を拝めます。
小屋から、多くの人が見に出ておられました。
2014年09月28日 05:55撮影 by  ILCA-77M2, SONY
2
9/28 5:55
小屋から、多くの人が見に出ておられました。
朝の光に照らされた風景も好きです。暖かさを感じる。
2014年09月28日 06:24撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 6:24
朝の光に照らされた風景も好きです。暖かさを感じる。
昨日とはうって変わって晴天。昨日は全く見えなかった山路が見えます。改めて、あんな感じだったのかと。
2014年09月28日 06:27撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 6:27
昨日とはうって変わって晴天。昨日は全く見えなかった山路が見えます。改めて、あんな感じだったのかと。
この辺、こうした地図も随所にあって、迷わないように工夫がされています。ありがたいことです。
2014年09月28日 06:35撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 6:35
この辺、こうした地図も随所にあって、迷わないように工夫がされています。ありがたいことです。
そうかあんなところを歩いてきたのかと。今さらながら。
2014年09月28日 06:44撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 6:44
そうかあんなところを歩いてきたのかと。今さらながら。
別山に向かって行きます。多くの方とすれ違いますが、昨日ほどではありませんでした。
2014年09月28日 06:53撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 6:53
別山に向かって行きます。多くの方とすれ違いますが、昨日ほどではありませんでした。
御嶽山の噴火の様子が、ここからも見えました。別山の手前です。
2014年09月28日 07:33撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 7:33
御嶽山の噴火の様子が、ここからも見えました。別山の手前です。
剱山。かっこいい。いつか行きたい。
2014年09月28日 08:00撮影 by  ILCA-77M2, SONY
1
9/28 8:00
剱山。かっこいい。いつか行きたい。
あそこまで下って登り返すのか〜。
2014年09月28日 08:01撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 8:01
あそこまで下って登り返すのか〜。
でもやっぱり行きたいな〜。
2014年09月28日 08:03撮影 by  ILCA-77M2, SONY
1
9/28 8:03
でもやっぱり行きたいな〜。
別山には続々と人が。
2014年09月28日 08:18撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 8:18
別山には続々と人が。
みなさん、剱山を前にたたずんでおられてました。
2014年09月28日 08:22撮影 by  ILCA-77M2, SONY
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9/28 8:22
みなさん、剱山を前にたたずんでおられてました。
紅葉交じりの独特の風景がまたいいです。
2014年09月28日 08:35撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 8:35
紅葉交じりの独特の風景がまたいいです。
剱御前小舎。最初はこちらに泊まろうかとも思ったのですが。またいつか。
2014年09月28日 08:55撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 8:55
剱御前小舎。最初はこちらに泊まろうかとも思ったのですが。またいつか。
剱御前小舎から雷鳥沢への下りは紅葉パラダイス。
2014年09月28日 09:35撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 9:35
剱御前小舎から雷鳥沢への下りは紅葉パラダイス。
下りですが、紅葉に目を奪われて、なかなか前に進みません。
2014年09月28日 09:35撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 9:35
下りですが、紅葉に目を奪われて、なかなか前に進みません。
見下ろす風景も素晴らしい。
2014年09月28日 09:42撮影 by  ILCA-77M2, SONY
1
9/28 9:42
見下ろす風景も素晴らしい。
色とりどり。
2014年09月28日 09:45撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 9:45
色とりどり。
黄色も。
2014年09月28日 09:46撮影 by  ILCA-77M2, SONY
1
9/28 9:46
黄色も。
紅葉のじゅうたんの横を通っていきます。
2014年09月28日 09:56撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 9:56
紅葉のじゅうたんの横を通っていきます。
紅葉の絨毯。
2014年09月28日 10:00撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 10:00
紅葉の絨毯。
振り返って。降りていくのがもったいない。
2014年09月28日 10:00撮影 by  ILCA-77M2, SONY
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9/28 10:00
振り返って。降りていくのがもったいない。
綺麗です。
2014年09月28日 10:04撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 10:04
綺麗です。
草々まで。
2014年09月28日 10:18撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 10:18
草々まで。
降りてきてしまいました。
2014年09月28日 10:19撮影 by  ILCA-77M2, SONY
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9/28 10:19
降りてきてしまいました。
このテン場もさいこーですね。
2014年09月28日 10:37撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 10:37
このテン場もさいこーですね。
雷鳥平をあとにします。
2014年09月28日 10:41撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 10:41
雷鳥平をあとにします。
テント場、意外と空いてますね。
2014年09月28日 10:51撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 10:51
テント場、意外と空いてますね。
さあ、これから温泉に・・・・。
2014年09月28日 11:12撮影 by  ILCA-77M2, SONY
9/28 11:12
さあ、これから温泉に・・・・。
撮影機器:

感想

▼昨年の紅葉リベンジのため、立山へ

昨年、計画をしつつも、行こうと思って休暇をとっていた日が天候が悪くて断念した立山の紅葉。悔しい思いをしてふてくされて寝ていた苦い思い出をバックに、今年こそということで行ってきました。

室堂までまずは移動して一泊、その後、周遊コースの途中で一泊して、下山後温泉に入って帰るというゆったりコースです。

長い旅を終えて室堂の駅につくと、そこは別世界。

なんだか、同じ星ではないかのような景色がそこには広がっており、それだけでだいぶテンションがあがります。夕日を見届けて、室堂山荘で食事。暖かいお風呂に入って、快適で不満もなく、なんだか山行に来ているのに気分が緩んでしまいます。もう明日以降の山行なんていらないんじゃないかという思いがふと脳裏を・・・。

▼らいちょう、渋滞、ガス

それでも翌朝、なんとかモチベーションを持ち直して、浄土山にまずは登って、そこから周遊するコースをとりました。多くの方は、直接、一ノ越の方に行かれるコースをとるようです。

浄土山からの途中で雷鳥に遭遇。びっくりしました。嬉しかった反面、と、いうことは・・・・と思っていると、案の定、ガスってきました。がーん。

しかも、浄土山から見ると、雄山からはどえらい数の人々が登り始めていて、もうちょい早めにスタートしておけばよかったかもと思いましたが、時既に遅し、大渋滞に巻き込まれました。そうだよねー、こんな紅葉シーズンだもんなー、のんびりしてたらそりゃ人多くなるよなー。

まあ、これはこれで面白いですが、ちょっと気を遣います。特に、一ノ越から雄山までの登りはザレ場気味の急登なので、あぶないなーと思う事も。

雄山に着く頃にはもうガスだらけで、眺望はほとんどありませんでした。神社では祈祷してもらえたり、お札が買えたりするようでしたが、人が多いので何となく億劫に。なんつーか、もういいやみたいな(←こういうところ、こらえ性がありません)。

大汝山に行き、のんびり昼食。

大汝山から真砂岳、そして本日の宿泊地である内蔵助の間は、ガスに覆われて、道に迷わないかやや心配でしたが、ポピュラーな登山路だけに、案内がしっかりしていて、心配は杞憂に終わりました。

▼内蔵助山荘で一泊

内蔵助山荘に着いて、聞いたのは御嶽山のニュース。

もともと、御嶽山も、行ってみたいなとおもっていて、計画を立ててみたのですが、自分のうちからだと、その日のうちに山頂の小屋に着くのがちょっと遅くなりそうなので、もう少し考えようと思って止めたのでした。そんな山が大変になっていると聞いて、何やら他人事ではないようにびびりました。

内蔵助山荘も、今日はそこそこ混んでいましたが、快適に過ごせました。立て替えたばかりだそうで、綺麗な山荘でしたし。一緒の部屋だった方に、仙人池の紅葉やら下の廊下の紅葉やらの話を聞いて、むむむと、また行きたリストに追加。

▼剱!

翌日は、前日とはうって変わってどえらい晴天。

昨日は全く見えなかった来し方が見えます。おおー、あんな所を通っていたのかと改めて思いながら、別山方面に向かいます。途中、御嶽山の噴火の様子が遠くに見え、ますますビビりました。こんなところから見えるなんて、そりゃ・・・・。

別山では、剱山の雄姿を綺麗に見る事ができ、しばし見とれてました。まだ怖いけど、いつかはあれ、登ってみたいな〜と思いながら。左側の方に変にくぼんだ場所があり、「やっぱあそこ通るんだよね、こわー」と思いながら。

▼紅葉パラダイスの下り、温泉へ

剱御前小舎から雷鳥沢への下りは、紅葉が素晴らしく、今回の登山道の中で一番紅葉を間近に感じることができた道でした。降りるのがもったいなくて、なかなかペースは上がりません。途中、紅葉の絨毯とも言うべき、紅葉している木々の中をくぐっていく場所があります。低高度の場所とはまた違う紅葉の素晴らしさが高山にはあります。

後ろ髪が引かれる思いで、雷鳥平に降り立ち、今度は温泉目指して、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘、みくりが池温泉と順番にありましたが、一番、室堂の駅に近いみくりが池温泉を選択しました。みんな考えることは似ているのか、おそらくみくりが池温泉が一番混んでいるようでした。ゆったり入りたいなら前2者に行った方がいいかもしれません。意外と歩くので、入った後の時間が気になる場合は少し注意が必要ですが。

景色、紅葉、温泉を楽しめて、自分のペースでゆったり回れるいい場所だなと思いました。いつか、剱に挑戦するために再訪したいところです。


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技術レベル
3/5
体力レベル
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