紅葉の立山周遊(室堂〜雄山〜内蔵助山荘・宿泊〜別山〜室堂)


- GPS
- 13:23
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 5,070m
- 下り
- 4,011m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 7:43
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 6:40
天候 | 【1日目】晴れ 【2日目】晴れ後曇り(ルートはガスガス) 【3日目】快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
※信濃大町から扇沢までの路線バスは、往復券が買えます。5日以内の往復であれば、買っておくと便利。ただし、信濃大町温泉郷に寄ろうなど考えている場合は無駄になります。 ※扇沢から室堂までの立山黒部アルペンルートの切符(往復切符)は、扇沢の地点で買えます。ただし、10kg以上の手回り品の料金は、往復切符には入っていないので、(もっている場合は)別途購入する必要があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【室堂〜浄土山】室堂山展望台から浄土山への道のりは、短いですが、急登です。 【一ノ越〜雄山】それなりの急登で、ややザレ場ですので、滑るのに注意。私が行ったときはここで渋滞が起きてました。 【雄山〜大汝山〜真砂岳】特別に危険な場所というわけではありませんが、大汝から真砂岳へは一度ザレ場で下るので、やはり滑るのに注意。 【真砂岳〜別山〜剱御前小舎】特段の危険個所はなしです。 【剱御前小舎〜雷鳥沢】特に危険な箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 下山後(雷鳥沢以降)の温泉場として、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘、みくりが池温泉とありますが、室堂の駅に一番近いのと、日本最高所というのがあって、みくりが池温泉が一番混んでいるようでした。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
▼昨年の紅葉リベンジのため、立山へ
昨年、計画をしつつも、行こうと思って休暇をとっていた日が天候が悪くて断念した立山の紅葉。悔しい思いをしてふてくされて寝ていた苦い思い出をバックに、今年こそということで行ってきました。
室堂までまずは移動して一泊、その後、周遊コースの途中で一泊して、下山後温泉に入って帰るというゆったりコースです。
長い旅を終えて室堂の駅につくと、そこは別世界。
なんだか、同じ星ではないかのような景色がそこには広がっており、それだけでだいぶテンションがあがります。夕日を見届けて、室堂山荘で食事。暖かいお風呂に入って、快適で不満もなく、なんだか山行に来ているのに気分が緩んでしまいます。もう明日以降の山行なんていらないんじゃないかという思いがふと脳裏を・・・。
▼らいちょう、渋滞、ガス
それでも翌朝、なんとかモチベーションを持ち直して、浄土山にまずは登って、そこから周遊するコースをとりました。多くの方は、直接、一ノ越の方に行かれるコースをとるようです。
浄土山からの途中で雷鳥に遭遇。びっくりしました。嬉しかった反面、と、いうことは・・・・と思っていると、案の定、ガスってきました。がーん。
しかも、浄土山から見ると、雄山からはどえらい数の人々が登り始めていて、もうちょい早めにスタートしておけばよかったかもと思いましたが、時既に遅し、大渋滞に巻き込まれました。そうだよねー、こんな紅葉シーズンだもんなー、のんびりしてたらそりゃ人多くなるよなー。
まあ、これはこれで面白いですが、ちょっと気を遣います。特に、一ノ越から雄山までの登りはザレ場気味の急登なので、あぶないなーと思う事も。
雄山に着く頃にはもうガスだらけで、眺望はほとんどありませんでした。神社では祈祷してもらえたり、お札が買えたりするようでしたが、人が多いので何となく億劫に。なんつーか、もういいやみたいな(←こういうところ、こらえ性がありません)。
大汝山に行き、のんびり昼食。
大汝山から真砂岳、そして本日の宿泊地である内蔵助の間は、ガスに覆われて、道に迷わないかやや心配でしたが、ポピュラーな登山路だけに、案内がしっかりしていて、心配は杞憂に終わりました。
▼内蔵助山荘で一泊
内蔵助山荘に着いて、聞いたのは御嶽山のニュース。
もともと、御嶽山も、行ってみたいなとおもっていて、計画を立ててみたのですが、自分のうちからだと、その日のうちに山頂の小屋に着くのがちょっと遅くなりそうなので、もう少し考えようと思って止めたのでした。そんな山が大変になっていると聞いて、何やら他人事ではないようにびびりました。
内蔵助山荘も、今日はそこそこ混んでいましたが、快適に過ごせました。立て替えたばかりだそうで、綺麗な山荘でしたし。一緒の部屋だった方に、仙人池の紅葉やら下の廊下の紅葉やらの話を聞いて、むむむと、また行きたリストに追加。
▼剱!
翌日は、前日とはうって変わってどえらい晴天。
昨日は全く見えなかった来し方が見えます。おおー、あんな所を通っていたのかと改めて思いながら、別山方面に向かいます。途中、御嶽山の噴火の様子が遠くに見え、ますますビビりました。こんなところから見えるなんて、そりゃ・・・・。
別山では、剱山の雄姿を綺麗に見る事ができ、しばし見とれてました。まだ怖いけど、いつかはあれ、登ってみたいな〜と思いながら。左側の方に変にくぼんだ場所があり、「やっぱあそこ通るんだよね、こわー」と思いながら。
▼紅葉パラダイスの下り、温泉へ
剱御前小舎から雷鳥沢への下りは、紅葉が素晴らしく、今回の登山道の中で一番紅葉を間近に感じることができた道でした。降りるのがもったいなくて、なかなかペースは上がりません。途中、紅葉の絨毯とも言うべき、紅葉している木々の中をくぐっていく場所があります。低高度の場所とはまた違う紅葉の素晴らしさが高山にはあります。
後ろ髪が引かれる思いで、雷鳥平に降り立ち、今度は温泉目指して、雷鳥沢ヒュッテ、雷鳥荘、みくりが池温泉と順番にありましたが、一番、室堂の駅に近いみくりが池温泉を選択しました。みんな考えることは似ているのか、おそらくみくりが池温泉が一番混んでいるようでした。ゆったり入りたいなら前2者に行った方がいいかもしれません。意外と歩くので、入った後の時間が気になる場合は少し注意が必要ですが。
景色、紅葉、温泉を楽しめて、自分のペースでゆったり回れるいい場所だなと思いました。いつか、剱に挑戦するために再訪したいところです。
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