春の六甲全山縦走その2

2023年04月02日(日) [日帰り]

• GPS: 11:46
• 距離: 43.1km
• 登り: 2,708m
• 下り: 2,667m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:15
• 休憩: 0:32
• 合計: 11:47

5:41 須磨浦公園駅
6:07 6:07 鉢伏山
6:11 6:12 旗振山
6:19 6:19 鉄拐山
6:26 6:26 おらが茶屋
6:26 6:26 高倉山
6:49 6:49 栂尾山
7:02 7:02 横尾山
7:15 7:15 須磨アルプス馬の背
7:21 7:23 東山
7:42 7:42 妙法寺
7:52 7:53 野路山公園
8:15 8:16 高取山西峰
8:20 8:21 高取山
8:26 8:27 安井茶屋前広場
8:37 8:37 高取山-丸山登山口
9:04 9:05 鵯越駅
9:37 9:38 六甲全山縦歩路休息所
10:05 10:07 菊水山
10:29 10:29 天王吊橋
11:00 11:01 鍋蓋山
11:16 11:17 再度越
11:38 11:41 桜茶屋（市が原）
11:51 11:55 天狗道分岐点
12:27 12:28 学校林道分岐
12:46 12:46 行者尾根下山点
12:49 12:50 イノシシのある展望地
12:54 12:54 アドベンチャールート分岐（全山縦走路側）
12:59 12:59 天狗道マザーツリー
13:03 13:04 摩耶山
13:10 13:11 摩耶ロープウェー星の駅
13:16 13:16 摩耶石舞台
13:21 13:21 忉利天上寺
13:31 13:31 杣谷峠
13:53 13:53 三国池手前
14:01 14:02 丁字ヶ辻
14:05 14:05 藤原商店
14:09 14:10 六甲山郵便局
14:13 14:13 記念碑台
14:29 14:29 みよし観音
14:34 14:35 六甲ガーデンテラス 見晴らしの塔
14:39 14:40 六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅
14:44 14:46 極楽茶屋跡
15:09 15:09 一軒茶屋
15:13 15:13 後鉢巻山
15:17 15:17 船坂谷登り詰め
15:24 15:25 水無山
15:56 15:56 船坂峠
16:11 16:11 縦走路逆瀬川分岐
16:16 16:16 大平山
16:30 16:30 大谷乗越
16:50 16:50 譲葉山
16:55 16:56 岩倉山
17:06 17:06 塩尾寺
17:28 湯元台広場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：山陽電鉄 須磨浦公園駅
帰路：阪急電鉄 宝塚駅

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはなかったが，乾燥していて砂が浮いていて滑りやすかったし，埃っぽかった。

その他周辺情報

下山後にナチュールスパ宝塚で汗を流し，魚民で反省会をした

写真

4/1 19:11

前泊したので，前日夕方に焼鳥のヒナタで焼き鳥とビール

4/1 19:14

これ以外にも焼き鳥を5本ほど食べた

4/2 6:11

旗振山から見た夜明けの明石海峡大橋

4/2 6:11

朝焼けの神戸の市街地を見た

4/2 10:04

菊水山に到着。いつ歩いても菊水山の上りは疲れるねぇ

4/2 10:52

鍋蓋山の途中から菊水山を振返る。山の斜面には山桜がポツポツ見える

4/2 10:55

ツツジも咲いてた

4/2 10:55

桜も咲いてる

4/2 10:56

鍋蓋山山頂付近を見た

4/2 11:00

鍋蓋山にて

4/2 11:00

鍋蓋山から高取山，須磨アルプス，旗振山を振り返った

4/2 11:42

市ヶ原の櫻茶屋前で水分補給

4/2 13:02

無事に摩耶山まで来た

4/2 13:07

逆光やけど，摩耶山掬星台も花が沢山

4/2 13:08

摩耶山掬星台にて。ぼやけてるのは汗でレンズ付近が曇ったみたい

4/2 16:11

大平山手前から大阪平野を見た

4/2 17:06

無事に塩尾寺を通過

4/2 17:27

やっと宝塚の宝来橋南詰に到着〜♪

撮影機器：

AQUOS sense6 SH-M19 128GB SIMフリー シャープ

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル

感想

matsup

　2023年4月2日（日）に六甲全山縦走に挑戦した。今回は友人が六甲全山縦走をしたい，というので，それにお付き合いする形で六甲全山縦走（順方向）に挑戦した。今年は春の気温が高く，かつ快晴で日差しがきつくて結構へばってしまった。

　友人は過去に2回六甲全山縦走を達成している。初回が約15時間，2回目が約13時間半。今回は以前よりも早く，できれば明るいうちのゴールしたい，という希望だった。それでも最近はあまり長距離は歩いていない，ということだったので，歩きながら調子をみて，いけそうならペースを上げよう，と言いながら歩きはじめた。

　出発は山陽電鉄須磨浦公園駅前を 5:41 だった。東からの始発電車だと 5:29 に着くが，逆向きからだと少し遅くなるのでその時間になった。序盤の須磨浦公園の上りは結構きついので，あまりペースを上げないように歩いた。途中，暑くなったので上着を脱いたが，その時に友人がペットボトルのお茶を1本転がしてしまった。運悪く，遊歩道の石畳の階段を転げ落ち，どこまで落ちるんやろ？というぐらい転がってしまった。もうあかんかな？と思っていたら，ちょうど対向したばかりのトレランのお兄さんが拾ってくれた。よかった。放置したら下まで行ってたかも？というぐらいきれ〜に転がっていたからねぇ…。

　その後は気を取り直して，旗振山から鉄枴山をパスして高倉台，栂尾山，横尾山，須磨アルプス，東山，と進んだ。どこも上りはペースを少し抑えて，後半まで足がもつように歩いた。横尾の団地では正規の六甲全山縦走路を歩いたが，妙法寺小学校前の交差点の先はショートカット道を歩いた。高取山では高取神社の前を通って，六甲全山縦走の成功をお願いしておいた。また，安井茶屋横の公園のトイレに寄っておいた。

　鵯越駅を通過したのは出発から3時間半ほどだった時間だった。ま，そんなに悪いタイムじゃないね。その先の菊水山，鍋蓋山の区間はいつものようにしんどかった。特に菊水山の上りでは日差しが痛かった。菊水山の上りは天気がいいと直射日光を浴びるので，暑い時には結構しんどい。今回も菊水山の上りではかなり体力を削られた気がする。

　菊水山の下りを無難にこなし，鍋蓋山に登る頃には暑さで結構へばってしまった。しかし，鍋蓋山はツツジや桜が多く見えて，それが少しだけ癒やしになった気がする。その先も我慢の歩きをし，大龍寺の駐車場にある自動販売機で水分を補給しておいた。そこで，何を間違えたかアクエリアスのつもりがスコールを買ってしまった…。ま，たまには炭酸もいいんだけどね。仕方ないので，アクエリアスも1本買っておいた。

　市ヶ原でも水分を補給してから摩耶山に挑戦した。摩耶山の上りでは，足はそこまでだるくなっていなかったが，ちょうどお昼ぐらいの時間で，なにしろ暑かった。ペースを抑えていたからよかったが，それでもかなり体力を削られた気がする。摩耶山に着いたのは出発から7時間半ほど経った13時少しすぎだった。

　摩耶山で7時半弱だったので，そこから頑張れば12時間を切れるかも，と友人に伝えると，頑張って12時間を切りたい，ということだった。そこで，そこから走れるところは小走りで進むことにした。とりあえずアゴニー坂の下までは歩き，その先の区間では小走りした。三国池下への上りは我慢の上りで進み，丁字ヶ辻までも走れそうなところは小走りしてみた。丁字ヶ辻の先も藤原商店辺りまで走り，六甲山ホテル前も走った。そこから記念碑台までは上りがきつめなので歩いてしまった。

　六甲山小学校前の上りも歩き，ゴルフ場の間を行く区間では傾きが緩いところは走っておいた。そして出発から9時間ほど経った14時半過ぎに六甲ガーデンテラスに着いた。そこからはできるだけ車道沿いに進み，走れるところは走っておいた。そのおかげで，東六甲縦走路に入ったのは 15:18 だった。そこから頑張れば2時間で宝塚の宝来橋南詰にたどり着ける。なので，うまくいけば 17:30 にゴールできそう，となった。

　その先も走れるところは走ったが，友人は急な下りが不得意なので，その分時間がかかってしまった。特に東六甲縦走路分岐から船坂峠までの区間で少し時間を食い，36分かかってしまった。友人は途中の急な下り斜面で踏ん張ると足がつりそうになり，それも時間がかかった原因だった。しかし，船坂峠から大谷乗越まで 31分，大谷乗越から塩尾寺まで 36分で移動できた。その結果，出発から 11時間24分後の 17:05 に塩尾寺にたどり着けた。

　塩尾寺からもずっと小走りを続け，出発から 11時間46分後の 17:27 に無事に宝塚の宝来橋南詰にゴールできた。これで友人は，明るいうちのゴール，と，12時間切りの2個の目標を達成することができた。いやぁ，よかった。ゴール後にナチュールスパ宝塚で汗を流し，魚民で反省会をしてから帰った。

　それにしても今回は疲れた。後半走れるところを走り続けたのもあるが，暑かったのが効いているかもしれない。おかげで帰ってからすぐに寝てしまった。今回で，33回目の六甲全山縦走を達成できた。後半になってから 12時間切りを目標にしたので，最後は疲れてしまった。それもいい経験かもしれない。今年は何回六甲全山縦走できるかなぁ？