六甲山でビール,Beer,麦酒,Bier,おでん
- GPS
- 08:53
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,615m
- 下り
- 1,604m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 8:54
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:神戸市営地下鉄 新神戸駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題はなかった。 |
その他周辺情報 | 登山後,花隈のつかさ湯で汗を流した。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
カメラ
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感想
2023年4月9日(日)に六甲山を歩いた。今回は,トレーニングと,六甲全山縦走時に気になっていたルートの探索と,縦走時には通過してしまうピークハントと,山上域でビール!,を目的にして歩いてみた。コースは宝塚から上がり,市ヶ原から新神戸に下るルートにしてみた。
今回は縦走はしないので,宝塚の宝来橋南詰から六甲山最高峰に向かうのに縦走路から少しはずれたルートで上った。まずは甲子園大学横の舗装路で塩尾寺に向かわず,山の斜面の登山道っぽい道を登った。そこは縦走する人もちょくちょく使ってるけどね。私自身も一度下ったことがあったが登るのは初めてだった。下りでも結構な急斜面と思っていたが,登ると余計に斜度があると感じた。その道は塩尾寺下の広場付近で車道に合流する。塩尾寺下の広場からも舗装路を登らず,階段を登ってタンク(水道用?)の横を登るルートで上った。そこはショートカットになるので通る人も多いが,個人的には縦走のラストに通るのは避けようと思った。階段だけならいいけど,途中にかなり急勾配の傾斜路があるからね。
そのショートカットルートを上がるとヘアピンカーブのところに出る。そこからは通常は塩尾寺に向かって舗装路を登るが,今回はヘアピンカーブのちょい上から左上に行くルートを歩いてみた。そのルートはどこに行くんやろ?と気になっていたルート。今回をそこを歩いてみたいと思っていた。そのルートは舗装路から分かれてすぐはゆるくて登りやすい道だった。しかし少し登って右上に急に方向を変えると,そこからはまあまあの斜度でひたすら尾根を登って行く感じだった。そのルートは全山縦走路よりは多少ショートカットになるみたいだが,縦走時には通らないでいいかなぁ?と思う道だった。ショートカット道は,塩尾寺から登った先にある小さなお宮のあるところから,少し登った先ぐらいで全山縦走路に合流した。合流点には目立った目印はなく,木に小さな矢印があるぐらいだった。ま,気が向いたら通ってもいいかな。
そこから先にも全山縦走路の35番標識付近から北向きに下る道や,34番標識付近からゆずり葉台に下る道なども気になったが,今回はパスしておいた。その先は大谷乗越で車道を渡るが,その前に宝塚の最高峰,岩原山山頂まで 300m という標識が気になり,岩原山に登ってみた。そこは六甲全山縦走路の33番標識の所でいつも気になっているが,ついつい通過してしまう場所だった。今回は折角なので登ってみた。感想としては 300m(距離が 300m)は思ったよりも遠かった。ま,言うほど大した行程じゃなかったけどね。でも,縦走してきた時には疲れてるから行かなくてもいいよね,と思った。
岩原山からは普通に縦走路を進んだ。歩いてもよかったが,今回もトレラン風スタイルだったので,せっかくだからと小走りしてみた。思ったよりも走れたのはこの春に2回縦走して,それがトレーニングになっているからかな? 大谷乗越では,塩尾寺を避けるショートカットの出口で出会った女性登山者に再び出会った。どうも私が岩原山に寄り道をしてる間に抜かされていたみたい。その人にはその後大平山でも三角点に寄り道している間に追いつかれてしまったけどね。その人も六甲山最高峰まで行くと言ってはった。
大谷乗越から大きめの石がゴロゴロした道を登り,大平山の舗装路に出たのは 8:52 だった。出発から1時間40分ほどかかっていた。寄り道もしたからそんなもんだよね。当初,大平山は普通に通過しようかと思っていたが,大平山には三角点がある。今回は寄り道をたくさんする日なので,大平山では三角点を探すことにした。大平山の三角点は一番上のアンテナの横にある。今回はその1個下のアンテナ施設への入り口のゲート(金網フェンスの門)の横から上がってみた。あまり踏み跡がしっかりしてなくて,ちょっとだけ道をロストしたが,なんとか無事に大平山の三角点にたどり着けた。
大平山の三角点は,アンテナの東側にあった。山科辺りでも似たようなところがあったなぁ…,西千頭岳だっけ? 三角点からはもうちょっと短く舗装路に出れないか探索してみた。結果としては,縦走路の入口(縦走路の31番標識の所,順方向なら登山道から大平山の舗装路に出る所)の道を挟んだ向かい側からも踏み跡があるし,そこから少し宝塚寄りに行った最初のカーブのところからも登れる。南側からアプローチするなら31番標識から宝塚方面に行った最初のカーブのところがいいと思った。ただ,もっとラクなのはアンテナ前まで舗装路で進んで,最後にアンテナの北側に沿って行くのがいいみたい(確認してないけど…)。
そこからは縦走路に沿って東六甲縦走路分岐まで登った。途中,船坂峠の手前では走れそうだったので走っておいた。また,水無山の山頂を踏んでみたいと思ったが,笹薮がひどそうだったのでやめておいた。ちょうどそこで男性5人(?)の集団と出会ったが,彼らとはなんだかんだで天狗道の学校林道分岐まで似たペースで進んだ。私は途中でビールを何度も飲んだのだが…。
山上の県道に出たのは出発から2時間40分ほど経った 9:53 だった。キャノンボールの日に逆縦走した時には出発から2時間ほどやったのにね。でも,岩原山とか大平山の三角点に寄った割にはいいペースかもしれないなぁ…。その先も寄り道をした。まずは石宝殿に寄ってみた。そこは鉢巻山トンネルの東側にある鳥居の先にある。どんなところかな?と思っていってみた。そこには石でできたお社(?)があった。どうも江戸時代に雨乞いのために下界の住民が持って上がったみたい。重そうやけどどうやったのかね? そこにいはった女性の方は大八車に載せてきた,とおっしゃられていたが,道なき道を来たのかなぁ?
石宝殿の次は後鉢巻山に寄ってみた。そこは鉢巻山トンネルの上にあたる。通常の縦走時はトンネルを行くがせっかくなので寄ってみた。後鉢巻山はそんなに大変な山じゃなかったが,ここも山頂にはアンテナがあった。この辺りはちょっとしたピークにはすぐにアンテナを建てるよなぁ…。後鉢巻山から縦走路に戻り,次は六甲山最高峰に向かった。最高峰の下,一軒茶屋の向かいで水無山で出会ったグループ(めんどくさいから「水無山グループ」と呼ぼう)と再会した。 石宝殿と後鉢巻山に寄っている間に抜かされたみたい。
そこから六甲山最高峰に寄り,証拠写真を撮ってから六甲ガーデンテラスに向かった。気持ち的には六甲山最高峰に着いた時点で今日のメインは終わり,と思った。しかし,その後もついつい頑張ってしまった。なにせ走れるところは遅いながら小走りしたからねぇ…。ルートも車道沿いは極力行かずに登山道を使ったし。極楽茶屋跡からもまじめに登山道を上ってガーデンテラスに向かった。その辺りで再び水無山グループに出会った。私が六甲山最高峰に寄っている間に前に進んでいたみたい。
六甲ガーデンテラスに着いたのは午前11時だった。3/19 には10時前に着いていたけど,寄り道だらけの今回はそんなもんでしょ。で,ガーデンテラスではフードテラスに寄り,ビールを飲んだ。なにか食べてもよかったが,ちょっと先のサードプレイス六甲(Third Place Rokko)というお店でホットサンドを食べようと思っていたので,ガーデンテラスではビールだけにした。ビールはせっかくだからと「やまみつビール」というのにしてみた。やまみつビールは蜂蜜を使った六甲ガーデンテラスのオリジナルのビールらしい。でも言うほど蜂蜜を感じなかったなぁ…。
六甲ガーデンテラスを出てみよし観音に向かって下っていると,再び水無山グループに出会った。どうやら疲れてきてペースが落ちたけど,私がビールを飲んでる間に追い抜いたみたい。しかし今回はよく彼らに出会った。その先でも2度会ったからねぇ…。みよし観音の先はゴルフ場の中を通るがそこでも走れるところは小走りしておいた。ビールを飲んだ割には頑張ってたと思う。ゴルフ場横が終わると,ちょっと進むとサードプレイス六甲がある。場所は六甲山小学校のちょっと手前になる。順方向の時には六甲山小学校のちょっと先,やね。そこではビールとホットサンドを食べた。以前,似たようなパターンで食べたことがあったけど,縦走時にはなかなか寄れないからねぇ…。ビールはいつもと違うビール,ということでハートランドビールにしてみた。木々に囲まれながらのビール+ホットサンドは美味しかった。 ただ,影だと結構寒かったので,日向の席じゃないとあかんかったけどね。
サードプレイス六甲の後は舗装路に沿って三国池下の東屋を目指した。途中,六甲山ホテルのカフェも気になったが,汗臭いと思ったので寄らないでおいた。外に席があればええねんけどね。で,その先の藤原商店でビールタイムにした。藤原商店なら外にベンチあるし。藤原商店ではサントリーのプレミアムモルツの「醸造家の贈り物」という赤いパッケージのビールを飲んだ。一緒に井村屋の肉まんも食べてしまった。どちらも美味しかったけど,直前にあまり強度の高い運動してなかったのでちょっと寒くなってしまった。
藤原商店からも小走りして三国池下まで行き,そこから登山道で神戸市立自然の家前まで向かった。そこから少し車道沿いに進み,アゴニー坂を登って摩耶山掬星台まで進んだが,宝塚から来て途中で三箇所でビールを飲んだ足にはアゴニー坂はしんどかった。アルコールって疲れが出やすいのかなぁ? 掬星台に着くと再び水無山グループに会った。結構ペースが遅くなってたみたいやねぇ。掬星台では摩耶ロープウェイの駅の2階にカフェがあるが,そこでビールを飲むとそのままロープウェイ+ケーブルカーで下山してしまいそうと思ったので,そのまま天狗道を下ることにした。天狗道で下り,稲妻坂の先の世継山分岐で布引ハーブ園に行こうと思って。そこでもビール飲めるし…。
摩耶山からゴロゴロ坂を下り,登り返している途中で水無山グループの最後尾のお兄さんに追いついた。その後,反射板辺りからの下りで続く二人を抜いてしまった。水無山グループでもリーダーともう一人のお兄さんは速いみたいでなかなか追いつかなかった。最終的に学校林道分岐でそのお二人が後続を待っているところで会うことができた。いやぁ,今回はほんとに似たペースやった。そこで少しだけ話しをしてから,稲妻坂をハーブ園に向かって下った。さすがに今回は足を休ませながら進んできたので,天狗道の急勾配も稲妻坂もあまりしんどくなかった…。酔って感覚が麻痺してただけ??
ハーブ園に着いたのは午後2時過ぎだった。ビールはいつものドイツビール。今回はダークビールにしてみた。なにか一緒に食べてもよかったが,最後に市ヶ原の櫻茶屋でおでんを食べようと思っていたのでハーブ園ではビールだけにしておいた。ただ,そこでも涼しくなってきて,500cc のビールを飲んでいると少し体が冷えてしまった。ま,下りは全然運動の強度高くないからねぇ。そのため飲み終えるとすぐに荷物をまとめて市ヶ原に向かって下山した。ハーブ園からは世継山分岐に向かって少し戻り,途中から左下に向かって下る。すると世継山分岐まで登り返さなくていいのでラクに下れる。今回は北区に住んでるとおっしゃられた高齢のご夫婦について下った。先に行くことを勧められたが,酔っ払っているからと後をついていく作戦にした。これが正解で,ご夫婦は結構健脚だったので,前を歩いたら焦っていたかも,と思った。
市ヶ原では予定通り櫻茶屋に寄った。おでんは一部売り切れてると言われたが,残ってる種類を1個ずつ(合計5個)いただき,生ビール(小)を飲んだ。さすがにハーブ園で飲んだばかりなのでビールは小さいのにしてしまった…ははは。櫻茶屋ではおかみさんとうだうだ話しながらおでんを食べた。やっぱりビール+おでんもいいねぇ。食後,新神戸に向かって下った。布引の滝はどうしようかと思ったが,川に結構水が流れていたので(水を流していた?),滝にも水量があると思って滝を見ながら下ることにした。雄滝に行ってみると予想通りまあまあの水量があった。行ってよかった。布引の滝はときどき水がしょぼしょぼのことがあるからねぇ。雄滝の後,雌滝のところに寄ってから新神戸駅に下った。
新神戸駅に着いたのは午後4時過ぎだった。9時間ほど歩いたことになる。ま,そのうち1時間半ぐらいはビール飲んでた気もするけど…。新神戸からは神戸市営地下鉄に乗って県庁前で下り,いつもの花隈のつかさ湯に行った。そこで汗を流したのち,三宮に行ってラーメンを食べた。今日はいつもの焼き鳥じゃなくてラーメンの気分だった。塩分を欲してたのかな?
今回は,結局六甲全山縦走の逆向きの半縦走したことになる。途中寄り道も多かったけどね。またビールを5箇所で楽しんだ。汗臭くなければもう何箇所かで飲めたような気もするけど,5回も飲めればよしとせなね。ということで,春の六甲山を楽しんだ1日だった。
ホットサンドも肉まんもラーメンも
どれも美味そう
トレーニングしながらビール5杯は酔いがまわりそうですね。
ちょっと何のトレーニングなのかわからない
山の上で食べると特に美味しく感じますよねぇ。お風呂後のラーメンも美味しかったし…。
今回は,次回のキャノンボールで飲みながら走るためのトレーニングです,ね。
でも,飲みながらはなかなか厳しいということがよくわかりました。特に登りの前には…。
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