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Yamareco

記録ID: 536890
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

秋色の県境稜線と愛知川を歩く【黄葉の上高地で泊り、北西尾根を上る】

2014年10月25日(土) 〜 2014年10月26日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.4km
登り
1,296m
下り
1,288m

コースタイム

1日目
山行
4:35
休憩
1:40
合計
6:15
7:45
70
8:55
8:55
45
9:40
9:45
15
10:00
10:05
25
10:30
10:50
20
11:10
11:45
25
根の平峠:昼食
12:10
12:45
5
愛知川右岸・第一の台地
12:50
0:00
70
愛知川左岸・右岸散策
14:00
宿泊地・第一の台地
2日目
山行
5:35
休憩
1:25
合計
7:00
7:20
50
宿泊地・第一の台地
8:10
8:15
55
上水晶谷出合い(北西尾根末端)
9:10
9:30
20
P1066
9:50
9:50
35
P1155
10:25
10:30
20
御在所・望湖台
10:50
10:55
20
11:15
11:50
15
国見岳:昼食
12:05
12:05
45
12:50
13:05
50
13:55
13:55
25
旧千種街道登山口
14:20
朝明駐車場
天候 10/25 晴れ 【気温】朝14℃ 昼16℃ 夜13℃ 
10/26 晴れ(山沿いは雲が多め)
      【気温】朝14℃ 昼18℃〜20℃
二日とも冷え込みは無く、過ごし易い気温だった。
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝明駐車場に駐車(1泊2日でも500円です)
コース状況/
危険箇所等
【北西尾根】
道もない急登が続く尾根ですが、尾根筋を忠実に辿ります。
但し、P1066手前から尾根は西向きにカーブするのでピークからは
直進せず、南向きの尾根へ左折してP1155へ向かいます。

下りに使う場合は傾斜も厳しく、尾根筋がわかりづらいので、
地形を熟知する必要が有ると思います。
その他周辺情報 【登山届】
投函ポストはバス停脇の登山口に有ります。

【紅葉状況】
山頂エリアはすでに色が褪せています。
稜線部(800〜1000m)は今が見頃のようです。
伊勢谷の紅葉はこれからでしょうか。
台風の影響か全体的に葉が痛んでいるように感じました。
【10/25】
国道から眺める鎌・御在所・国見の三ピーク
2014年10月25日 07:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 7:02
【10/25】
国道から眺める鎌・御在所・国見の三ピーク
朝明渓谷の紅葉
2014年10月25日 07:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 7:49
朝明渓谷の紅葉
猫谷の岩壁と紅葉
2014年10月25日 08:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 8:24
猫谷の岩壁と紅葉
猫谷から紅葉の尾根を展望
2014年10月25日 08:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 8:42
猫谷から紅葉の尾根を展望
快晴の羽鳥峰峠。早くも汗びっしょりだ。
2014年10月25日 08:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
10/25 8:48
快晴の羽鳥峰峠。早くも汗びっしょりだ。
ザレの稜線を南下して根の平峠へ向かう。
2014年10月25日 09:05撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 9:05
ザレの稜線を南下して根の平峠へ向かう。
羽鳥峰と釈迦ヶ岳?を振り返る
2014年10月25日 09:11撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 9:11
羽鳥峰と釈迦ヶ岳?を振り返る
本日最初のピーク、金山は縦走路を外れて約1分だ。
2014年10月25日 09:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 9:34
本日最初のピーク、金山は縦走路を外れて約1分だ。
金山から御池岳〜藤原岳を展望
2014年10月25日 09:35撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 9:35
金山から御池岳〜藤原岳を展望
稜線の紅葉も最後かな
2014年10月25日 09:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
10/25 9:48
稜線の紅葉も最後かな
登山道が交差する中峠が見えた。
2014年10月25日 09:51撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 9:51
登山道が交差する中峠が見えた。
中峠から銚子ヶ口方面を望む
2014年10月25日 09:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 9:52
中峠から銚子ヶ口方面を望む
黄葉に慰められて登る
2014年10月25日 10:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 10:16
黄葉に慰められて登る
二つ目のピーク、水晶岳は縦走路を外れて約5分だ。
2014年10月25日 10:25撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 10:25
二つ目のピーク、水晶岳は縦走路を外れて約5分だ。
雲(雲海?)の切れ間に浮かぶのは御在所〜雨乞だろうか?
2014年10月25日 10:26撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 10:26
雲(雲海?)の切れ間に浮かぶのは御在所〜雨乞だろうか?
根の平峠
2014年10月25日 11:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 11:02
根の平峠
根の平峠を下った草地で昼食にしよう。
2014年10月25日 11:10撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 11:10
根の平峠を下った草地で昼食にしよう。
草地から雨乞〜クラシを展望
2014年10月25日 11:26撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 11:26
草地から雨乞〜クラシを展望
タケ谷の黄葉を見上げる
2014年10月25日 11:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
10/25 11:42
タケ谷の黄葉を見上げる
タケ谷の流れ
2014年10月25日 11:54撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 11:54
タケ谷の流れ
タケ谷を離れて「鈴鹿の上高地」へ入る。(岩から伸びたような木が目印だ。)
2014年10月25日 11:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 11:57
タケ谷を離れて「鈴鹿の上高地」へ入る。(岩から伸びたような木が目印だ。)
第一の台地は絶好のテント場だ。
風は無く、整地も不要だ。
2014年10月25日 12:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
11
10/25 12:36
第一の台地は絶好のテント場だ。
風は無く、整地も不要だ。
さっそく愛知川(神崎川)を右岸から眺めよう。
2014年10月25日 12:47撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 12:47
さっそく愛知川(神崎川)を右岸から眺めよう。
左岸に紅葉が。
2014年10月25日 12:47撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9
10/25 12:47
左岸に紅葉が。
湿地帯(旧田代湿原)からタケ谷へ下る。
2014年10月25日 12:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 12:57
湿地帯(旧田代湿原)からタケ谷へ下る。
左岸へ渡ってタケ谷出会いへの徒渉点を見る。
2014年10月25日 12:59撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 12:59
左岸へ渡ってタケ谷出会いへの徒渉点を見る。
左岸から見る上流の様子
2014年10月25日 13:00撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/25 13:00
左岸から見る上流の様子
下流の様子
2014年10月25日 13:05撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/25 13:05
下流の様子
「上高地の主」カツラの木に四度目の挨拶を。
2014年10月25日 13:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 13:36
「上高地の主」カツラの木に四度目の挨拶を。
シンボルが立つ第二の台地
2014年10月25日 13:39撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/25 13:39
シンボルが立つ第二の台地
今夜の夕食は愛知川を眺めて摂ろう
2014年10月25日 14:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
10/25 14:50
今夜の夕食は愛知川を眺めて摂ろう
これはイワナかな?
2014年10月25日 15:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/25 15:29
これはイワナかな?
【10/26】
一晩お世話になりました。さあー出発しよう。
2014年10月26日 07:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/26 7:16
【10/26】
一晩お世話になりました。さあー出発しよう。
第四の台地は湿地帯だ。(仮称:明神池)
2014年10月26日 07:27撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/26 7:27
第四の台地は湿地帯だ。(仮称:明神池)
昨日出逢った二人組はここに泊まったんだ。
(偶然にも、二人組はjabaontakeさん達でした。)
2014年10月26日 07:28撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
10/26 7:28
昨日出逢った二人組はここに泊まったんだ。
(偶然にも、二人組はjabaontakeさん達でした。)
朝陽に紅葉が栄える。
2014年10月26日 07:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/26 7:29
朝陽に紅葉が栄える。
上高地を抜けて上水晶谷に出る。
2014年10月26日 07:39撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/26 7:39
上高地を抜けて上水晶谷に出る。
愛知川の紅葉
2014年10月26日 07:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
10/26 7:45
愛知川の紅葉
重荷で北西尾根の急登はきついな
2014年10月26日 08:27撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/26 8:27
重荷で北西尾根の急登はきついな
西よりも東斜面の色付きがいいようだ。
2014年10月26日 08:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/26 8:31
西よりも東斜面の色付きがいいようだ。
P1066の紅葉
2014年10月26日 09:07撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
10/26 9:07
P1066の紅葉
P1155で初めて展望が開ける。
ここまで来ると長者池の銅鑼の音も聞こえる。
2014年10月26日 09:47撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/26 9:47
P1155で初めて展望が開ける。
ここまで来ると長者池の銅鑼の音も聞こえる。
P1155から紅葉のコクイ谷方面を眺める
2014年10月26日 09:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/26 9:45
P1155から紅葉のコクイ谷方面を眺める
御嶽権現だ。
2014年10月26日 09:56撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/26 9:56
御嶽権現だ。
望湖台の人影を捉える。
2014年10月26日 10:05撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/26 10:05
望湖台の人影を捉える。
辿ってきた北西尾根を振り返る。(奥にはイブネ方面が)
2014年10月26日 10:07撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/26 10:07
辿ってきた北西尾根を振り返る。(奥にはイブネ方面が)
望湖台から地獄谷の紅葉を見下ろす
2014年10月26日 10:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/26 10:21
望湖台から地獄谷の紅葉を見下ろす
国見峠直下からイブネを
2014年10月26日 10:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
10/26 10:42
国見峠直下からイブネを
国見尾根の紅葉
2014年10月26日 11:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
10/26 11:02
国見尾根の紅葉
国見岳の展望岩場からイブネ、銚子ヶ口方面を
眺めて昼食にしよう。
2014年10月26日 11:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
10/26 11:41
国見岳の展望岩場からイブネ、銚子ヶ口方面を
眺めて昼食にしよう。
奇岩の定番1:茸岩
2014年10月26日 12:00撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/26 12:00
奇岩の定番1:茸岩
奇岩の定番2:バランスの良い岩
2014年10月26日 12:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
10/26 12:17
奇岩の定番2:バランスの良い岩
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 地形図・磁石(1) ガイド地図(1) レスキューシート(1) シュラフ(1) 雨具・ザックカバー(1) 防寒着・手袋(1) ストック(1) 水筒・ポリタンク(1) タオル・ティッシュ 救急品セット(1) 計画書(1) 携帯電話(1) 替え衣類・ビニール袋 非常食 保険証(1) 筆記具(1) テント・フライシート(1) テントマット(1) ガスコンロ(1) コッヘル(鍋)(1) ローソク(1) ラジオ(1)

感想

一年越しの計画をやっと実行できそうだ。
上高地にテントを張って、のんびりと周辺を散策する計画だ。
例年より早めに始まった紅葉のシーズン。楽しみだ・・・。

【10/25】
国道から澄んだ秋空の下に連なる鎌ヶ岳〜藤原岳を眺めながら朝明渓谷へ向かう。

今日は少し遅い時間なのですでに駐車場は70%程埋まっていた。
人出が予想されるのか警察官の姿も見られる中、管理人のアンケートに
答え出発する。

寒さに備えたテント泊装備の為、ザックがずっしりと重い。
林道から猫谷の登るにかかる頃すでに額に汗が流れる。
今日の距離は短いので、呼吸を乱さずゆっくりと行こう。

羽鳥峰峠に着く頃はもう汗びっしょりだが、快晴の青空が気持ちいい。
一息入れて県境の稜線を南下しよう。そう言えばここから中峠までは
初めて歩くコースだ。どんな様子か楽しみだ。

見通しの良い 快適な稜線を紅葉・黄葉を眺めながら金山に上がる。
北側が開けた山頂からは御池岳〜藤原岳など北部の展望が素晴らしい。

小さなアップダウンを過ぎると広い鞍部に出て、中峠に着く。
正面は水晶岳への登りとなり、左へは朝明渓谷、右へ下れば
銚子ヶ口方面を眺めながら下水晶谷へ出られる。まさに登山道の
交差点だ。

眺める水晶岳への登りは少しきつそうだが、頑張って行こう。
尾根筋からやがて地形が紛らわしいまろやかな山腹を横切るようになる。
多分水晶岳の山腹だろうなと考えていると分岐指標が現れた。
縦走路を右へ外れて小さな尾根をしばらく辿ると「永源寺御在所雨量局」の立つ三角点に出て水晶岳となる。
展望の良いピークだが、今は御在所方面(南)はガスに覆われ、
西側に銚子ヶ口の山並みが僅かに眺められる程度だ。ピークを囲む紅葉を
楽しんだ後縦走路へ戻る。

まもなく岩ゴロの雨裂を急降下する嫌な道になるが僅かの時間で、
平坦地となり根の平峠に下り着く。そろそろお腹が空いた。
僅かに下った広い草地で雨乞〜クラシを展望しながら昼食にしよう。

陽を浴びながら草地に腰を降ろして、始まった紅葉を眺めてのんびりした時間を過ごす。その間にも楽しげにグループが通り過ぎて行くが、
思ったより人が少ないな・・・。

さあー、上高地へ向かおう。
タケ谷の流れを右に聞きながら黄葉の中を辿るとまもなくして見覚えの
ある苔生した岩が現れる。少し荒れた気もするが上水晶谷への分岐だ。
そのまま谷に沿って直進すると僅かの時間で分岐だ。タケ谷への下降点を見送って愛知川右岸に広がる台地へ踏みこむ。

落ち着いた二次林の広がる第一の台地は絶好のテント場だ。
僅かな枯れ枝を取り除けば整地完了だ。テント設営を終了した後は
今日の楽しみ、上高地の散策に出かけよう。

タケ谷から愛知川に出た後左岸へ移り、気ままに歩く。
湿地帯、黄葉に囲まれた平坦な台地を散策した後再び右岸へ戻り、
第三の台地辺りで愛知川に下りたり、上高地の主を眺めたりと、
気ままな時間を過ごしてテント場まで戻る。

この後は誰も居ない静かな台地で上高地の一夜を楽しもう。

【10/26】
大した冷え込みも無く穏やかな夜だった。
おかげで目覚めたらもう5時だ。(テント内の気温は14℃。)
台地が目覚める前までテント内を整理しておこう。

6時頃になってやっと行動できる明るさになってきたので、
外でパンとコーヒーの朝食を済ませた後、約30分かけてテント撤収、
パッキングを終える。

身体をほぐした後、再びザックを背負う。今日も重いな・・・。

紅葉を求めて第四の台地へ上がるとテントが二張り。
声をかけると昨日出逢った二人組だった。聞くと左岸へ向かった後
戻って来たらしい。
まだ食事前のようなので短い会話を交わして別れる。

湿地帯(仮称:明神池)を過ぎ樹林を突っ切ると上水晶谷に出合う。
上水晶谷・愛知川の合流地点から今度は上水晶谷左岸に広がる
第五の台地を味わうようにゆっくりと歩く。
枯葉に埋まって曖昧になるルートを辿って上水晶谷出合いに向かうと
谷の手前で北西尾根末端に出る。
目の前には胸を突くような急な尾根がせり上がっている。

いよいよ、のんびりとした台地の散策とは真逆の北西尾根の急登が
始まる。
四つん這いになって尾根に取り付く。重いザックが恨めしい・・・。

幹にすがり、枝につかまり、東斜面の紅葉に慰められながら
一気に高度を稼ぐ。
二度目の馬酔木の茂みを過ぎると尾根は緩く右(西)へカーブし、
やや丸みを帯びた尾根は更に傾斜を増す。一歩一歩を踏みしめて
登り切るとやっとP1066のピークに出る。
この辺りは黄・紅葉が美しい。行動食を食べながらしばし観賞する。

地図で向かうべき南向きの尾根を確認して左折する。
後は比較的傾斜の緩んだ尾根を進みやがて笹の下生えが現れると、
雰囲気が一変し穏やかな尾根になる。笹を踏んで灌木をぬけると
展望が一気に開けたP1155だ。
足元にはコクイ谷方面の紅葉の谷間が広がり、目の前には雨乞岳〜
イブネが見られる。(今日はガスに隠されて見えないが・・・)
ここまでくれば御在所岳の望湖台まで僅かだ。
長者池の銅鑼の音色を近くに聞きながら笹のブッシュを掻き分けて
モニュメント裏に飛び出すと人に溢れた御在所頂上に出る。

思い思いに紅葉を楽しむ人波をぬって望湖台から今回辿ったコースを
振り返り、ガレ谷から国見峠に出て国見岳へ向かう。
山頂裏の展望岩場で昼食を摂った後、ゆっくりと色付いた木々を
眺めながら県境稜線で根の平峠へ出て朝明へ戻る。
稜線に比べると伊勢谷の紅葉はもう少し後のようだ。


上高地でのテント泊と愛知川周辺の散策を目的にした今回の山行。
思いのほか重荷に喘ぎ、久しぶりに筋肉痛になりそうだが、
紅葉を眺めながらの稜線歩きと、愛知川を泳ぐイワナ?も見られて
疲労感も心地良い、満足できる二日間だった。

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コメント

onetotaniさん、こんにちは。
喧騒の御在所から、少し離れると
素敵な風景が広がってますね。
けっこう、登山的にも、ハードだった
ご様子、充実感を、感じさせて
頂きました。
二日目のガスは残念でしたね。

再来週、釈迦ヶ岳周辺をと
内心狙ってましたが、紅葉のピークは
とっくに終わってそうですね。
行き先変えなきゃ。。
紅葉情報が、助かりました。
2014/10/28 19:09
Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん 今晩は。
羽鳥峰峠〜中峠は初めて歩きましたが、やはりこの辺りの稜線は御在所岳以南とは雰囲気が違いますね。
重荷を背負っての北西尾根は登り応えがありました。

紅葉に関しては再来週だと朝明渓谷は見ごろかも知れませんね。
2014/10/28 22:23
なんとも素晴らしい!
こんばんは。
上高地で一泊ですか・・・
素晴らしすぎてうらやましいです。
今年こそは,上高地へと思っています。
紅葉は,そろそろ終わりに近づいているのかな?
なかなか時間がとれない,今日この頃です
2014/10/28 19:42
Re: なんとも素晴らしい!
totokさん 今晩は。
やっと実現した上高地でのテント泊は、
紅葉の時期と重なって素敵な一夜でした。

紅葉は中腹辺りが見頃を迎えるでしょうが、しばらくは無理ですか?
2014/10/28 22:43
お疲れさまでした!
onetotaniさん こんばんは
冬の装備、重くなりますよね。僕も先月の木曽駒で大変な思いをしました。
それでもだんだん肩に食い込むハーネスの感触が快感になってくるのも事実です。
そんなこと言う僕はドMですかね。
来月からは鈴鹿に戻り紅葉を愛でたいと思ってます。また、ご一緒しましょう。
2014/10/28 22:19
Re: お疲れさまでした!
sugi-chanさん 今晩は。
今回は久しぶりに足腰に疲れを感じました。

どこも山頂辺りの紅葉は終わりでしょうが、今しばらくは楽しめそうですね。
次はどこへ行こうかな・・・。
2014/10/28 22:57
のんびりゆったり
onetotaniさん、お疲れ様でした。

愛知川周辺を散策しながらテン泊、いつかはしてみたいと思っております。
皆さん鈴鹿に戻っていらしゃいましたね。
そろそろ私も戻らなければいけませんね。
2014/10/28 22:52
Re: のんびりゆったり
higurasiさん 今晩は。
紅葉に包まれた愛知川周辺を気持ち良く歩いてきました。
いつ来ても素敵な場所だなと改めて感じました。

山も色づいて美しい季節になってきましたが、日暮れが早くなってきたので
ロングはきつくなってきました。
2014/10/28 23:30
都会の喧騒をはなれて
onetotaniさん
こんばんは
ちょっとだけはずれるとこんなにも静かな山歩きができるのですね。
今年は紅葉が駆け足で進んでいきますので
どこにポイント絞って行けばよいのか全く分かりません。
今週末土曜日だけ天気がよさそうなので山歩きしたいなと
考えてはいるものの紅葉がどの辺りがよいのか皆目見当がつきません
2014/10/28 23:29
Re: 都会の喧騒をはなれて
kazu97さん 今晩は。

早くも山頂部は紅葉の盛りは過ぎたようでが、中腹はまだ楽しめそうです。
私も次はどこへ行こうか迷いますが、北部の山がいいかな・・・。
2014/10/29 0:04
遅コメ失礼します
onetotaniさんこんにちは
日曜日はお互い近くを歩いていたようですね

いい時期に鈴鹿の上高地でテント泊
私もいつかと思っているのですがなかなか実行できずにいます
黄金色の大カツラを見てみたいのですが、もうすっかり落葉しているようですね
また来年かな

愛知川の魚はイワナですね
私もオゾ谷出合辺りで産卵している所を見かけました
この時期は相方を探すのに懸命で警戒心が薄くかなり側まで近寄ることができるようです
2014/11/1 11:54
Re: 遅コメ失礼します
Toshi_さん 今日は。
この時期にゆっくり散策したいと思ってから、一年後に実現しました。
カツラの若葉は甘い香りがするらしいですね。

右岸を散策後、流れを眺めていたら水面に跳ねる魚影を見つけました。
やはりあの模様はイワナだったのですね。
警戒心が強いと聞いていたので遠巻きに眺めていました。
 
「鈴鹿の上高地」を訪れるのも、名前に惹かれてもう四度目になりました。
2014/11/1 13:31
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