白馬三山+旭岳 ◆大雪渓を歩いて◆
- GPS
- 11:51
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,466m
- 下り
- 2,451m
コースタイム
- 山行
- 11:16
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 11:51
天候 | 曇りのち晴れ 強風(朝は特に強かった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
マップコード:535 276 223*60 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<危険箇所> ■杓子岳〜鑓ヶ岳間 鑓ヶ岳の北斜面には岩場の凍結が何ヶ所かあります。特に下りでは慎重なピッケル、アイゼンワークが求められます。 ■杓子岳のトラバース 往路は登頂し、復路では下部をトラバースしましたが、雪が固まっている部分、緩んでいる部分、新雪が乗ったところと、かなり気を使いました。今後状況が変わっていく中で、雪面の見極め、判断が必要です。 |
写真
感想
百高山でまとめて残していた白馬エリアの3座(旭岳・杓子岳・鑓ヶ岳)。「雪渓が登りやすいコンディション」と最近のレコで読んだので向かいました。
さすがゴールデンウイークの最中なのか猿倉駐車場は多くの車が停まっていました。同じ時間帯に出発する人たちの中には登山者のほかにスキーやボードを担ぐ姿も。
砂防工事専用道路を1時間ほど歩いて雪渓に取り付きます。この日は「気温低め&風強し」の予報。朝の雪面はしっかり締まって途中まではチェーンスパイクで登れましたが、強風が運んでくる雪が徐々に増え、斜度も上がってきたところでアイゼンに替えました。
あたりが徐々に明るくなってくると雪渓の姿、大きさが見えてきます。振り返ると雲海に昇る朝陽、そしてここまで登ってきた大雪渓が輝いていました。徐々に斜度が上がってくる雪面を村営頂上宿舎方面へ、宿舎を乗り上げて分岐の稜線に出ました。
まずは正面に見えた旭岳へ。真っ白なノートレースの雪面を進みます。登って行くとなかなかの斜度、雪面の状況をみながらピッケル、アイゼンを打ち込みます。斜面を登り切り、回り込んだ先が頂上でした。
続いて白馬岳へ。こちらは3年前に蓮華温泉から「朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳」周回で北側から登っていました。旭岳を下りたタイミングでガスがかかってきてしまい、眺望のほとんどない中登頂。
旭岳との分岐まで戻ると、稜線を杓子岳・鑓ヶ岳方面へ進みます。目の前に近付いてくる山はそれぞれ大きく、「白馬三山」とひとまとめで言うよりも存在感がありました。途中縦走されている(栂池から入って唐松まで行かれる)方とお話したり、鑓温泉経由で登って来られた男性ペアさんと言葉を交わしながら進みました。
杓子岳、鑓ヶ岳と登頂して復路へ。最低鞍部からショートカットして大雪渓を下ります。朝から比べると緩んだ雪は下りにはちょうどよく、踵の踏み込みにいいクッションでグングン下ります。ただこの時間に登って来られた方はグズグズ雪に苦労されているようでした。
大雪渓は気温の低い日や雪の締まっている時間帯が登りやすいと思います。
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