ヤマレコ

記録ID: 5448 全員に公開 アルパインクライミング八ヶ岳・蓼科

赤岳主稜

日程 2012年01月08日(日) 〜 2012年01月09日(月)
メンバー
 fatu(CL)
天候1月8日:快晴無風
1月9日:雪のち曇り(強風)、午後から晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
写真はほぼ同じですが、blogに記事書きました。
http://yola10.blog101.fc2.com/blog-entry-301.html
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1月8日
12:45美濃戸-14:25赤岳鉱泉-15:00行者小屋
1月9日
5:05行者小屋-6:30主稜1P目6:45-7:20主稜2P目-主稜上部岩場9:40-12:00赤岳直下-12:10赤岳-12:30赤岳天望荘13:40-14:15行者小屋15:10-16:25美濃戸
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
美濃戸口、八ヶ岳山荘前

<温泉>
鹿の湯、夜間は400円で安い。サウナ、露天あり。
シャワーはものにより出力量に差がある。

<ご飯>
赤岳山荘の肉うどん@700円
ファイル 5448.xls 計画書 (更新時刻:2012/01/08 05:00)
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図 [pdf]

写真

今日の同心たち
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今日の同心たち
そのうち鉱泉を喰ってしまう勢いのキャンディー
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そのうち鉱泉を喰ってしまう勢いのキャンディー
1
大混雑の赤岳鉱泉
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大混雑の赤岳鉱泉
行者小屋も大混雑
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行者小屋も大混雑
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5:00過ぎ、小雪舞う中出発
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5:00過ぎ、小雪舞う中出発
1
1P目。くぐります。まだ暗い
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1P目。くぐります。まだ暗い
1P目終了点手前、余裕のttoi
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ミックス帯を登ってくるttoi
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ビレイするfatu
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ビレイするfatu
リッジから中間の岩場を目指す
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リッジから中間の岩場を目指す
レインウェアじゃフードかぶれない
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中間の岩場の確保ポイント
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中間の岩場の確保ポイント
中間の岩場から稜上に出るttoi
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中間の岩場から稜上に出るttoi
まだ元気。。。でした。
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まだ元気。。。でした。
上部出だしの岩場の手前
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上部出だしの岩場の手前
上部核心を先行するガイドパーティ(のお客さん?)
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核心を登る先行パーティと確保準備するttoi
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核心を登る先行パーティと確保準備するttoi
もりぞーさん真似してセルフ
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もりぞーさん真似してセルフ
核心の凹角を抜けたところ
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その先の岩場
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その先の岩場
ようやく展望が。。。
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色々ありましたがあと少しで終わり。
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色々ありましたがあと少しで終わり。
フランス国家山岳ガイドの江本悠滋さんと記念撮影
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フランス国家山岳ガイドの江本悠滋さんと記念撮影
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今日の地蔵尾根
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今日の地蔵尾根
今日の地蔵尾根
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今日の地蔵尾根
ゆっくりお片づけ
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ゆっくりお片づけ
チーム赤信号、笑顔で下山です。
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チーム赤信号、笑顔で下山です。
上部岩場基部の二人
2012年01月09日 02:31撮影 by PX , RICOH
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上部岩場基部の二人
ガンバ
2012年01月09日 03:12撮影 by PX , RICOH
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ガンバ
ハイステップ
2012年01月09日 03:13撮影 by PX , RICOH
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ハイステップ
なごむ
2012年01月09日 07:40撮影 by PX , RICOH
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なごむ
1
撮影機材:

感想/記録
by fatu

今回は2度目の主稜。
1度目ほどの恐怖、緊張は無かった。

取り付き
暗闇の中、トラバース。
ただ、うっすらとトレースがあるので安心してわたれる。
実はバリエーションで同じルートにとりつくのは初。
雪のつき方でこんなにも印象が異なることに驚いた。

前回は岩についた氷がホールドを覆っていて、
ピッケルで掘り出さないと進めなかった。
また、雪が多く雪稜のような状態でもあった。
ただ、天気が良くて、暖かく、登攀時の気温は快適だった。

今回は、岩のホールドはばっちり。
ただ、ガスがかかり風が強い。
寒さに震えながらの登攀となった。

ルートの記憶があいまいだったのも良くない。
正確にいうと、雪の量が違いすぎて、
ルートの印象がまったく違っていた。

1P チョックストーンの下をくぐり、右にまいて終了。
2P 左に迂回するように登り、稜線のピナクルで終了。
3P 中間の岩場下部まで、雪稜をいく。
4P 中間の岩場は、くるくる動くペツルの右を少し進んだところから、
   上に抜ける。一般的には左から登るのが正解でしょう。
5P 上部の岩場のしたまで、コンテを交えて進む。
6P 上部の岩場 凹角の核心を抜けたピナクルで終了
7P 階段状、凹状のリッジを登る

ちなみにアイゼン落としたのは私です。反省。

   


感想/記録
by tyaku

念願の赤岳主稜に行ってきました。

ちょっと長い感想を書きます。

当初2人×2の4人パーティの予定でしたが、toritoriさんがキャンセルと
なったため、経験者fatuさんをリーダーとした3人パーティでの登攀に
なりました。

今回は、各自の予定を踏まえ、また主稜に専念するため連休中日1/8(日)の
朝発。行の中央道からは南アルプス、八ヶ岳のパノラマを楽しみながらの
ドライブ。気分はすっかりピクニック。心も体も緩みまくり。

寒波男の名をほしいままにしてきたfatuさんも遂に汚名返上か...いや、
猪熊氏の予報によれば登攀日の天気は朝から強風&ガス(時々雪)。
太平洋と日本海に小さいながら低気圧が発生するらしい。
(但し、午後からは回復傾向)

普段は帰りに入る小淵沢IC側の「松ノ木坂」に入ってランチ。
「今日は良い登りだったね」とか言ってそのまま帰宅しちゃうところでしたが、
何とか緩みまくりのまま一路美濃戸へ。

その途中、何と美濃戸までを歩いているヤマスカ女子を発見。
冬山にも山スカかぁなどと空いていた座席の荷物の整理を始めたが、
抜いたところで振り向くと....女子ではなかった。

緩みまくりの心にさらに残念な気持ちも搭載して、北沢経由で行者小屋へ。

道中、下山する登山者と多数すれ違ったが、連休ならではストック並みの長さの、
デッドストックなピッケルを携える登山者に交じって、真新しいシェルを
身に纏う若い人が目立った。大抵がカップルだったが、冬山にも山ブームが
来てるのカモ的な感覚を味わった。きっと、今朝、快晴無風の中、硫黄岳辺りを
PHして大展望を味わって来たんだろうな。こちらは野郎3人、明日の天気は
大丈夫なんだろうか...頼みますよ「低気圧ボーイ」のfatuリーダー!

鉱泉も行者もテントの数がハンパなかった。何とか小屋前の平地をゲットして、
軽く宴会。この辺からは気持ちも引き締まってきて、明日の登攀計画について
話し合った(多分)。

夕飯は、人数変更もあり、サクッとレトルトカレー。これに出がけにオリジン
弁当で買ったとんかつ単品(@250円)をのっけてカツカレーに。スピード飯の
割には贅沢なディナーとなりました。

明日への緊張感からか、さっぱりした野郎3人の集まりだからか、全体的に
冗長にならずさっさと19時に就寝。

4テンに3人だったので少し寒く、緊張感からか、深夜に何度か目が覚めたが、
前泊に比べると圧倒的にリラックスした初日を過ごせた。

1/9
3:00起床。日の出は7:00だったので、7:00登攀開始を意識すると、大分早い
起床だったが、主稜といえば渋滞。ましてや鉱泉と行者のテントの数を
見てしまっては、何としても1番に取り付きたいという考えの下、のんびり
万全に準備することも踏まえてこの時間に。で、周囲のテントの起床状況も
見つつ、本当にのんびり準備して5:00過ぎに出発。

外はガス&小雪。上方からは強風音が響く。
昨日とは一変した空模様と緊張感の中、ヘッデンを灯して文三郎に向かった。

今日は、fatuさんのススメもあって、シェルの下にダウンを着込んだ。
このため、汗をかかないようにゆっくりゆっくり文三郎道を登った。

バラクラバやシェルのフードで耳は大分隠れているが、上方からは
時折ビューっと風の音。暗いしガスガスでかなり不安ではあるが、
ここまで色々準備してきたので、気持ち的にはそれほど弱気ではない。
午後から天気も回復傾向という猪熊氏の予報もあったかも。

この1ヶ月、猪熊氏の予報と実際の天気を、特に山行にでかけたときに
比べてきたが、良い方に外れることはあっても悪い方に外れたことは
なく、かなり信頼できるものだと実感していたこともあるかも。
もちろん予報天気図的にも。

さて、森林限界を越えてもまだ外は暗く、そしてガス。
鉄製階段を3か所ほど越えて、ここが取り付きか?と思ったところも
あったが、目の前が灌木帯で「ここは違うね」ということで、
もう5分ほど上がったところで、fatuさん記憶をたどって、文三郎道を
外れてトラバース開始。

強風と雪でトレースは消えていたが、踏んでいくと、確かにそこには
トレースがあった感触。間違えてはいない。それでも暗闇の中、一般道を
外れてトラバースしていく感覚は、やはり「怖い」これからどんな
岩が待ってるんだろう、どんなコンディションが待ってるんだろう・・・と
期待4不安6くらいのバランスで取り付きへ。ちなみに、このトラバースも
状況次第で、さらに怖いのだろうが、当日は歩きやすかった。

そして、まだ暗い中、予定通り1番乗りで1P目、あのチョックストーンの
前に出た。「これかぁ」「これだぁ」とある種の感慨があったが、、、
何しろ寒い。寒波が降りてきてるわけではなかったが、やはり朝は寒い。

斜面で風も吹く狭い取りつきだったので面倒だったが、ロープ準備して
登攀開始。朝イチはリーダーfatuさんリードしてくれることに。
「さすが、低気圧ボーイ!」

fatuさんは、雪は少なく、あのチョックストーンは下からくぐって
消えていった。この間、自分が登るまでの間が最も寒かった。
寒くて痛かった足先の感覚が次第になくなっていき、「これじゃマズイ」
と感じて足踏みするが感覚は戻ってこない。「うー」・・・
で、今回採用したシェルの中に入れていた山専のお湯を飲む。
う、美味い。味王宜しく口から竜が出るかと思った。
3人登攀でフォローだとこの点の余裕があった。

で、そうこうするうちに、強風の間からfatuさんの「ビレイ解除」の
コール。

次は私の番。チョックストーンをくぐる体勢になると、上部から
風に乗った雪が顔面に吹き付けてきた。・・・が、辛いというより
むしろ高揚。足先の感覚はイマイチだが、気力は充実している感じ。

チョックストーンをくぐった後、右手の岩場を登り、トラバース気味に
前方に進む。ここで北側に切れ落ちるので、右手に登り凹角を抜けると、
1P目は終了。

気力十分ではあったが、朝イチの登り、やはりリードは厳しい。
fatuさんさすがです。

2P目もfatuさんリード。2番手で左の岩場から上部に出る。
岩場がバっと広がっていて、上部にロープが伸びているが、一見すると
どれがルートか分からん。どこからでも登れそうだし、どこも罠にも
見える。ということで、登りやすそうなところを選んで登っていき、
ミックスの岩場を越えたところまで。大分雪が少ない様子。

そこから先、中間の岩場まではミックスのリッジ。難しさはないが、
風、ガスが強く、見通しが悪い。それでも日の出から1時間、寒波もないし、
ダウンを着込んでいたため、当初感じていた寒さは収まってきた。
感覚がなくなっていた足の指先もいつの間にか、血のめぐりを
感じてきた。

8:00過ぎに中間の岩場手前。
当初の渋滞懸念がアホらしくなるほど、他にパーティも見当たらず、
3人貸し切り状態。

ここで、打ち合わせの結果、予定通り私がリードすることに。
左から登れそうだし、トレースも見えたが、右手(奥手)から
登ることに。斜度はないが氷結していて緊張した。

あーじゃこーじゃ、奮闘登っていき、もう大分ロープ出したろうと
思って、稜上のピナクルでピッチを切った。

強風の中聞こえた「ビレイ解除」から必死にロープを上げる。
「重っ」屈曲してるもんだから、引き上げるのが大変。

で、5mくらい引き上げればすぐに「いっぱーーーい」かと思いきや
ドンドンどんどん引き上がる。

奮闘したつもりが大して登ってなかったようだ。。。これには
ホント参った。自分の距離感覚の甘さにリードのっけから項垂れモード。

で、引き続き稜上から上部核心の岩場を目指してグングン登る。
が、雪面の途中で「あと5m!!」の声。振り返ると、fatuさん、ttoiさんの
シルエット。「え?嘘、あと15mは行けるでしょ」。でも「あと5m」。
本日2度目のうなだれ・・・

雪面自体は困難ではなかったので、前方に見える上部岩場核心手前で
スリングがブラーんと下がっているところまで行こうとしたが、無理。
その下に合った残置ハーケンでビレイ。

2人が上がってきたところで、fatuさんに「このスリングは?」と
聞くと、「そっちじゃなくて、そのまま雪面を上部に詰めたところが
上部核心の岩場です。」とのこと。事前に聞いていた内容をはきちがえて
いました。。。3度目のうなだれ。

そうこうしているうちに3人パーティがコンテで上がってきたので、
抜いてもらった。ガイドパーティだったが、結局本日主稜はこの2パーティ
だった模様。

雪面から左手稜上を見上げるとどこから取りつくか一見すると分からない。
「うーん、ルーファイムズイ」。

で、先行パーティを追ってコンテで上部岩場の取り付きへ。

ここで、再度打ち合わせで、私がそのままリードすることに。

元蕕粒某粥

気合いを入れて突撃。

ん、下から見たとおり、結構立ってる。

左手ガバを掴んだところで、下から「ハーケンない?」という声が
聞こえ探すも見当たらず。そうこうしているうちに左手パンプ気味。
アイゼンを慎重に効かせて身体を押し上げて、さらにもう1つ上の左手
ガバを取って一安心。ここまでランナー無し、緊張した。

ここからトラバース気味に右上し凹角。凹角の右手の岩にケミカルアンカー。
これを取って一安心。凹角を登るときにスリングがアイゼンに引っ掛かって
少し焦ったが、特に困難は感じず稜上に出て、ピナクルでビレイ。
アドレナリン全開だった。

ここまで来ればあとは比較的楽な登り。天気はなかなかよくならないが、
ちょっと安堵した瞬間だった。

が、ここでトラブル。

メンバーのアイゼンが片方外れてしまったらしい。
確かにない。よく登ってきたなぁと感心しつつ、凹角で外れてしまった
可能性が高いとのことだったので、私が降りて捜索することに。

ピナクルでビレイしつつロワーダウンで凹角の下まで降りたが見つからず。
凹角を登り返す。

ここからはコンテの予定だったが、そのままスタカットで登ることに。
幸い、時間に余裕はある。風も弱まってきたし、時折青空が顔を覗かせ
ている。

が、リード3ピッチ、ロワーダウン&登り返しで気力、体力は大分
落ちていた。

ここから2P、階段場のリッジ、凹状〜リッジをリードしたが、
スゴイきつかった。ともかく登る、登る、両手両足で登る。その繰り返し。
で、ビレイ点でロープ引き上げ、これがまたキツイ。3人登攀なので、
ビレイも大変。

「赤アーーーーーップ!」
「青アーーーーーーーっプ!!!」
と遅れ気味。

何しろロープが重い。

最終ピッチ、集中力も落ちかけていたが、凹状を抜けるときだけは
慎重に大胆な華麗なムーブを決めて抜ける。

で、無駄なランナーのせいで更にロープが重い。

腹減った。喉乾いた。頭痛い。

8:00過ぎにリードを交替してから3時間弱。
登り、ロープ上げてビレイ、この連続。休みなし。

最後、斜度の緩んだ斜面を抜けるとそこは登山道。
12:00ジャスト。無事に赤岳主稜を抜けました。

ここで2人と固く握手。

ロープのみ片づけて誰もいない赤岳山頂で記念撮影して赤岳天望荘へ。
今日の宿泊までの営業。やっててよかったーーーーー!

天望荘にはフランス国家山岳ガイドの江本悠滋さんが、取材で滞在中。
お願いして記念撮影させていただきました。ありがとうございます。

ここで緊張感と空腹感からようやく解放。1時間ほど休憩させていただきました。
天望荘さん、本当にありがとうございます。

で、ようやく晴れてきた八ヶ岳の天望を楽しみながら地蔵尾根を
たったかたーと下山。(やはり猪熊氏の天気予報は当たった)

テン場でのんびり片づけたあとは、大分セッカチ(自称)なfatuさん、
面倒臭がりのttoiさん、だったこともあり、すべての展開が速すぎ。

15:10に行者小屋を出て、赤岳山荘で肉うどんを食べ終わったのが17:00。
(ホント美味しかった。。。)
18:00には鹿の湯を出て、19:45には八王子IC・・・で、相模大野駅で解散。

<反省>
良かったこと
・前日ゆったり入山してリラックスできたので、心身ともに良い状態で
 登攀に臨めた
・早出(結果としてはこれが大きかった)
・中間からずっとリードで登り切った。技術云々も不要ではないが、
 精神的タフネスが
 要求されることを心の底から実感できた。
・シェルの中に入れたテルモス。
・シェルのポケットにカーボショッツ(パワーバーの容器に4本分)入れて、
 前半は摂取できた。
・上下ダウンを着込んで寒さ対策。
・バラクラバで風の流入は完全シャットアウト
・登攀時のアックスの携行方法(チェストハーネスのチェスト部にぶら下げ)

改善点(すべてですが・・・)
・リード時の水分等の摂取
・ルーファイ能力
・中間支点を得るための手間、努力を惜しまない。→登りばかりに集中しすぎ
 (↑fatuさんからのアドバイス、ありがとうございます)
・ギアの装着方法(チェストハーネスだと視界から消える)
 →スリングぶら下げが良いように思えた。
・最終ピッチでの落石誘発。アックスぶっさしたら落ちた。急ぎすぎ。
・・・そして、毎度のことながらロープアクセス。3人登攀という問題はあるが、
   それ以前のレベル。
   時間浪費の大半をこれに消費している気がする。

・それと、アイゼン捜索時にロワーダウンで降りたが、ビレイヤー側の
 末端処理の確認をビレイヤーに任せきりした。
 それに、そもそもロワーダウンで良かったのか?懸垂にすべきだったので
 はないか。この点、まだ整理できず。


天候もイマイチ(寒波が入っていたら無理)で、困難さを感じた部分も
ありましたが、快晴無風の中では得られない経験をできたことは最大の収穫
となりました。

それもこれも、経験者fatuさんと、(勝手に)パートナーttoiさんのおかげ。
あれだけ疲れたのに、天望荘と帰りの車の中でのトークが盛り上がりまくった
のが、個人的にはとっても楽しかったです。本当にありがとうございます。


あ、でも次は快晴無風で登りたい。
主稜、ルートとしてもとっても面白かった!
訪問者数:2190人
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この記録へのコメント

登録日: 2006/6/20
投稿数: 356
2012/1/10 21:26
 やったね!
凄い天気悪かったのかな?
この中で行ったなんて…!?
わたしは無理。

兎に角、完登おめでとうございます!
登録日: 2007/3/15
投稿数: 127
2012/1/10 23:47
 ナイス!
ナイス頑張り!
しげも本領発揮!?
汚名挽回!?
登録日: 2010/5/30
投稿数: 279
2012/1/11 1:52
 天気
強風、ガスガスでしたが、寒波は降りてなかったので、
寒さが耐えられる範囲でした。

これで寒波とか、吹雪とかの要素が加わると、私レベルでは
無理、と思います。

ともあれ完登できて良かったです。

しげさん、頼もしいリーダーでした!
登録日: 2008/5/26
投稿数: 131
2012/1/11 21:04
 ニアミス
はじめまして。

9日は大変な天気の中お疲れ様です。
実は最後の写真の後ろに写っている
フライ無しのテントの中で、この時
撃沈してたりして。。
登録日: 2010/5/30
投稿数: 279
2012/1/11 22:08
 ソロそろ
jazzyさん、こんばんは。

写り込んじゃいましたね、スイマセンw

しかし、阿弥陀北西稜のソロ・・・記録拝見しました。
スゴイですね

私はソロをしようとまでは考えていませんが、
北西稜は目指したいところ、頑張ります!
登録日: 2009/3/22
投稿数: 52
2012/1/12 1:05
 すごいねぇ
こんな天気の中、お疲れ様でした。
樹林に守られた北八つから、見守っていましたよ〜。

ところで、寒波先生が呼ぶのは寒波だけ(自称?)、
低気圧は呼ばないんじゃなかったっけぇ?
登録日: 2006/6/20
投稿数: 356
2012/1/12 2:51
 あー!!
去年ホールドが氷ってたのも、今年吹雪いてたのも、アイゼン落としたのも…
全部シゲのせいか。
登録日: 2010/5/30
投稿数: 279
2012/1/13 21:11
 カンパ先生
fatuさんは、カンパ先生改め
・低気圧ボーイです
・氷結怪獣です。
・フブキックです。
・アイゼンLARKです。

でも、素敵なリーダーです

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