初夏の六甲全山縦走
matsup
体力度について
- GPS
- 10:20
- 距離
- 42.7km
- 登り
- 2,746m
- 下り
- 2,713m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 10:20
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
復路：阪急電鉄 宝塚駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に問題はなかった |
| その他周辺情報 | ナチュールスパ宝塚で汗を流した |
写真
拍手
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
飲料
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
携帯
時計
ストック
|
|---|
感想
GW の合間の 2023年5月2日（火，平日）に休んで六甲全山縦走に挑戦した。今回は 5/2, 5/3 と天気がいいという予報だったので，天気のいい日に六甲山を歩こう，と思った。そこで，1日目は六甲全山縦走路を須磨浦公園からできるだけ歩き，2日目はのんびり歩こう，と考えた。そのために 5/2 は神戸駅近くに宿を取ってしまった…。六甲全山縦走は序盤にがんばりすぎてへばってしまい，中盤でめちゃめちゃ失速してしまった。それを引きずった感じで後半を進み，10時間20分かけて宝塚の宝来橋南詰にたどり着いた。
出発は山陽電鉄須磨浦公園駅前を 6:58 だった。この季節なので 11時間かからなければ暗くはならない，と思って，始発電車で来たので午前7時になってしまった。途中，神戸駅で泊まりの荷物をコインロッカーに預け，高速神戸駅から山陽電鉄で須磨浦公園に向かった。そしたら須磨駅で JR から山陽電鉄に乗り換えるのと同じ電車で須磨浦公園駅に着くことができた。
須磨浦公園駅ではトイレに寄ってから出発した。特に飛ばした感じはなかったが，それでもまずまずのペースで旗振山まで登れた。その先も走れそうなところはできるだけ走っておいた。ま，いつものようにジョギング程度のスピードやったけど…。栂尾山の階段を登っていると，いつもより少しだるいなぁ，と感じた。それでもできるだけ早く着きたいと思っていたので，走れるところは小走りで進んだ。東山から住宅地に下る辺りまではいい感じで進んでいたと思う。
問題はその先だった。高取山の登りでかなり疲れが出てきた。いつものようなペースで足が動かなくなってきた。それでも登山のスタイルに比べたら速かったと思うけど…。高取山の安井茶屋横の公園のトイレに寄ったが，その頃にはかなりへばってきたなぁ，と思った。高取山から鵯越駅までは車道を行くので，そこまで遅くなった感じはしなかった。菊水山までと，菊水山の急登ではさらにしんどくなり始めた。やはり秋口と違って，初夏は気温が高くなっていく時期なので疲労しやすい気がする。今回は天気良かったし…。特に序盤は標高が低い分，暑かった気がする。山上域では風が吹くと涼しく感じたのだが…。
菊水山に着いたのは出発から3時間半経った 10:28 だった。私としてはこれは結構早い方に入る。しかし，当日の気温を考えると私としてはちょっとオーバーペースだった気もする。おかげで，天王吊橋から鍋蓋山の登りで失速した。できるだけ踏ん張ったつもりだが，かなり遅くなっていた。なので鍋蓋山に着いた時にはすでにヘロヘロになっていた。ヘロヘロになっていても，市ヶ原まではなんとか小走りを続けられた。市ヶ原には小学生の遠足と思われる大集団がいた。先生の胸元に中央小学校とあった気がする。いつもの静かな市ヶ原もいいが，たまには子供らがワイワイやっている市ヶ原もいい，と感じた。
市ヶ原から摩耶山まではいつも以上に辛かった。一歩一歩進むのがとてもしんどく感じた。それでも一応足は上がっていたので，春の六甲全山縦走2回がトレーニングになっていたのかな？ ただ，市ヶ原から掬星台まで 1時間24分もかかってしまった。かなり疲れていたのがわかるなぁ…。
摩耶山に登っている途中は，もう摩耶山からロープウェーで下りようかなぁ？とも思っていた。しかし…，摩耶山に着くとまやビューラインの建物のシャッターが閉まっていた。あれ？と思っていると，なんと「まやビューラインは火曜日が定休日」だった…。ロープウェーが，それも平日とはいえ快晴の GW の中日に定休日って間違ってへん？ ま，そこでそれならもっと先まで行くわ，と思ったんだけどね。
掬星台を出てからもなかなかペースは上げられなかった。神戸市立自然の家前から三国池下への登りはいつものようにしんどかったし…。それでもある程度足は上がっていた気がする。その辺りでトレランスタイルのカップルに抜かされた。しかし，そのお二人がゴルフ場手前の自動販売機で飲料を買っている時に抜かし返してしまった。すると，ゴルフ場の間を進んでいる時に再び抜かされてしまった。しかし，お二人は六甲ガーデンテラスで休憩されていたみたいで，その先，一軒茶屋に行く途中でまた抜かされてしまった。最終的にお二人は六甲山最高峰に寄られたみたいで（そう思っただけだが…），その後は抜かされることはなかった。
そういえば，高取山で抜かされた男性お二人（おっちゃんとお兄さんという感じのお二人）にも何度も抜かされたなぁ…。高取山で抜かされてからしばらく会わなかったが，鍋蓋山の登りで抜かされてしまった。しかし，お二人が鍋蓋山で休憩されている間に私が先に進んだ。そして大龍寺の手前で再び抜かされてしまった。そしてお二人が大龍寺の駐車場で休憩されている時に（だったと思う。市ヶ原か？）再び抜き返してしまった。しかし，失速した摩耶山への登りで抜かされてしまった…。その後はしばらくお会いすることはなかったが，東六甲縦走路に入った後の船坂峠の少し手前で追いついてしまった。その後，大平山の林道区間で圧倒的なスピード差で抜かされてしまった。その後は追いつけなかったのだが，塩尾寺で休憩されているのをお見かけした。私はそのまま宝来橋南詰まで移動したので，その後はお会いしてないが，何度もお会いしたのは面白かった。他にも単独のトレランの女性にも稲妻坂で抜かされたのだが，東六甲縦走路で抜き返してしまった。どうも下りがあまり得意ではないようにお見受けした…。
摩耶山に着いた時点で6時間だったので，頑張れば10時間切れるかも，と思ったのだが，ガーデンテラスを 14:40 に通過した時点でそれは無理，と思った。10時間だと17時前に着かないといけないが，いつも東六甲縦走路に入ってからほぼ2時間が目処になっている。そうなると 15:00 までに東六甲縦走路に入らないといけないが，ガーデンテラスから 20分では私の足では東六甲縦走路までたどり着けない…。そこで目標を10時間半にしてみた。そのために遅いながらも走れるとこは小走りを続けておいた。かなり遅かったけど…。15:20 に東六甲縦走路に入り，船坂峠まで 26分，そこから大谷乗越まで 31分，さらに大谷乗越から塩尾寺まで 38分かかった。大谷乗越から塩尾寺までは全然スピードが出ていなかったことになる。塩尾寺から宝来橋南詰までも 23分かかっている。それでもなんとか10時間20分でゴールできた。あんだけ失速した割にはまあまあのタイムだったかもしれない。
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