川又>股の沢林道>毛木平>甲武信ヶ岳>雁坂峠>豆焼橋
- GPS
- 56:00
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 3,479m
- 下り
- 3,091m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 10:00
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:50
天候 | 雨>晴れ-曇り>晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
柳橋直後の傾いた鉄板の桟道 |
写真
装備
個人装備 |
マルタイラーメン
タマネギ
ベーコン
ソーセージ
ベビーチーズ
焼酎
ジュース
|
---|
感想
普段は野球部を休めなくて、山にはなかなか付き合ってくれないhiro2。
やっとこ一緒に登ることができる日が来た。
昨年と比べると、体つきが見違えるほどたくましくなったhiro2。もうすぐ12歳。
昨年と同じルートではオヤジも物足りなく、夏の終わりからルートを検討しまくった。
真の沢林道、股の沢林道が有力候補になったため、入念に下見した。
万が一の時のことを想定し、危険箇所が多い真の沢林道は、次回以降に持ち越すことにした。
股の沢林道でも、十分すぎるほど大冒険だ。
いや、真の沢林道でも、たぶんhiro2なら、僕よかずっと安全にスイスイ登る。
でも、やめた。
川又の扇家旅館でhiro2と荷物を降ろし、ひとりで出会いのPへ。クルマを停めて、チャリで川又に下る。雨のせいでスリップだけはなしにしようと慎重に。
ほどなく川又到着。
hiro2も僕も、カッパ・スパッツ・ザックカバーでフル装備。雨がポチポチカッパにあたる音が嬉しい。寒くない。
見せたかった森林軌道。
やっぱり、いくつもの沢が流れ込む荒川本流、入川林道は歩いて楽しい。
紅葉は先週末が最高だったらしいけれど、入川林道からの山道は、まだまだ美しかった。
落ち葉が舞う道。
柳小屋ではnamifujiさんと遭遇。
初めてだったけど、すぐにわかった。(加工したってあんだけネットに露出してりゃすぐわかるぜアニキ :D)
人がいない股の沢林道。
僕が怪我をしたら、2人とも死ぬかもな。
なんてことを想定しながら準備した。
ツェルト、あと服をたくさん。凍えないように。食べ物も多めにした。
体力と相談してテントは持たなかった。
hiro2は、股の沢林道にはいると、雨の中、
野球部よか楽しいな❗️
とニコニコ。
いやーオヤジもめちゃ たのしかったぜ!雨の山道は好きなんだ。
1時間おきに休憩して、お菓子を食べたりした。
想定したより少しだけのんびりペースだったかな。
今回の大冒険、股の沢林道は、栃本分岐手前で日がくれて、真っ暗になった。
暗くなってもhiro2のペースは変わらない。
たいしたもんだよ。足元にあやうさがない。
ヘッドライトの登山道は僕も初めてだったけれど、意外に道はよく見えた。
それでもやっぱり、小屋の人には心配をかけてしまった。
2人も迎えにいらしていただいてしまった。
ごめんなさい。
ありがとうございます。
ヒトのこころの温かさをありがたく思うから、安心して歩くことができて、無事、たどり着けたんだと思う。
十文字小屋の食事はかなりハイクラス。
翌朝、晴れ。
朝焼けが朝食しながら見えた。
hiro2と協議した。
小屋のsさんお勧めの毛木平経由か、尻岩鑑賞コースかで。
やっぱり笑えることが一番だから、尻岩に向かうことにして歩き出すと、なんとなくhiro2の元気がない。
即座に得意の下り。毛木平へ。
果たしてホントに尻岩コースよりラクなのかは不明。
とにかく毛木平までは1時間で下ってしまった。速すぎのhiro2。
途中、何度も待ってもらった。
西沢沿いはヒトが多い。
たくさんいる。
なんで秩父側は少ないのかな。
とにかく、少ないことは僕にとって嬉しいこと。
このままであって欲しい。
甲武信岳山頂は、相変わらず。
人がいた。
甲武信小屋へ向かう。
小屋番の方が増えていた。紅葉連休シフトかな。
去年と同じ顔も。
やっぱり、慣れてる分、kさん、gさんの笑顔がうれしい。
gさんは疲れ気味なのがみてわかってしまった。
(後から知ったことだけど、いろいろおきて前夜は大変だったらしい。。。)
sさんには昼前に到着する旨伝えていたためお会いできなかった。。
2人でゆーっくり四人前のマルイタラーメンをたいらげ、いよいよ鬼門の破風山の登りに向かう。
昨夜、毛木平へ、もしくは甲武信から西沢渓谷へ の撤退も考えた。
でも、今朝のhiro2の歩きっぷりはかなりパワフルだった。
計画に変更はなし。
あとどのくらい?
(なんて答えたかは忘れた。)
を連発しながら破風山をあっさり登りきったhiro2。
のんびり歩いて雁坂嶺には暗くなる前に到着。ヘッドライトを早めに装着。
あとは下るだけ。
いやー速いよ。hiro2の下り。
雁坂峠につく頃には真っ暗。
二日連続でヘッドライトを頼りに歩く。
すいすい進む。
熊が出ないか怖がっていたhiro2、トレッキングポールを武器にすることにしていたらしい。
(オヤジもあまりに暗くて、実は怖かったのであった。)
雁坂小屋には17:30に到着。
小屋の灯りが見えて、発電機の音とにおいがした時はうれしかった。
二人そろって楽しく歩ききった。
これ以上の達成感はないのではなかろうか。
namifujiさんと1日ぶりに再会。
ゴローさんとは、一年ぶりの再会!
1年で大きく、たくましくなったhiro2をやっと、見ていただくことができた。
お二人の笑顔には、達成感をさらに充実していただいたです。
翌朝、地平線から登る太陽を一緒に眺め、帰途に。
黒岩尾根コースは美しかった。
無事下山。
山の神様に感謝します。
帰宅すると、足が軽い!と走り回るhiro2。
ただもんじゃねぇ
コメント
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「帰宅すると、足が軽い!と走り回る」
何度も言いますが、凄い子ですね〜!!
将来が楽しみです。
そして、親から子への深い愛情に溢れた写真とコメントの数々。
じんわりと胸に来るものがありました。
あれ? tozzanoさんて そんなキャラでしたっけ?(笑)
なにはともあれお疲れ様でした。
また近いうちに秩父で会いましょう!
namifujiさん
コメントをありがとうございます。
親がアホだと反面教師で子はしっかりするみたいでして、そんな息子のバカ親はもっともっとバカになるようです。。
単独行では縁がなかった「達成感」、昨年のhiro2との縦走以来、1年ぶりです!
まだ会っていない小学生のお客様。
今年、3人の小学生が雁坂に来てくれました。それぞれ「おー!!」と言うことばかりの皆さんですが、歩いた山の大きさと距離ではナンバーワンです。
来年は中学生になると部活も始まるのかな。山歩きも制約が出るかもしれませんが、ぜひまた来てください。会いたいですね。
isisanさん
コメントをありがとうございます。
山でお会いした方々皆様に、感謝せずにはいられない楽しい楽しい三日間でした。
小生、幸せ者です。
来年は、夏に行きたい!と申しております。
そのときは、よろしくお願いします!
そして先日は、楽しい山小屋を、ありがとうございました。
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