ツクモグサに会いに赤岳・横岳・硫黄岳へ！

2023年06月18日(日) [日帰り]

• GPS: 09:58
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,992m
• 下り: 1,942m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:48
• 休憩: 2:08
• 合計: 9:56

4:35 赤岳山荘
4:41 4:41 美濃戸
5:32 5:33 中ノ行者小屋跡
6:26 6:26 行者小屋
6:32 6:34 阿弥陀岳分岐
7:06 7:08 赤岳主稜チョックストーン
7:16 7:18 文三郎尾根分岐
7:30 7:31 キレット分岐
7:37 7:37 竜頭峰分岐
7:46 7:46 赤岳
7:52 8:05 赤岳頂上山荘
8:31 8:34 赤岳天望荘
8:37 8:39 地蔵の頭
8:47 8:51 二十三夜峰
9:00 9:14 日ノ岳
9:22 9:31 鉾岳
9:35 9:43 石尊峰
9:47 9:48 三叉峰
9:57 9:58 横岳（無名峰）
10:02 10:24 横岳
10:31 10:31 台座ノ頭
10:48 11:16 硫黄岳山荘
11:31 11:39 硫黄岳
11:58 11:59 赤岩の頭
12:42 12:48 ジョウゴ沢
12:50 12:50 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
12:55 12:57 赤岳鉱泉
13:38 13:39 堰堤広場
14:13 14:13 美濃戸山荘
14:32 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘の駐車場に停めました。八ヶ岳山荘から赤岳山荘までの山道は道が悪いので運転が苦手な人は怖いかも。

コース状況／危険箇所等

赤岳から横岳付近は鎖場や急な岩登りが何ヶ所があります。硫黄岳あたりは傾斜は緩やかですが、ガレ場が多いので注意が必要です。

その他周辺情報

下山後は縄文の湯というところに行きました。登山客で賑わっていました。

写真

マミジロ！オスは初めて見ました。

シロバナノヘビイチゴ

苔むした景色が八ヶ岳感を彷彿とさせる。

ヒメイチゲ

タケシマラン

ホシガラス

オサバグサ。見られて嬉しかった植物のひとつ。

ミツバオウレン

ミソサザイ。精一杯囀っていました。

眼下の行者小屋

キバナシャクナゲ

クリンソウ

終わりがけのホテイラン

キバナシャクナゲ、近くで。

ミヤマキンバイ

チシマアマナ

イワウメ。まさに岩の上で咲いてました。

カヤクグリ

ダイモンテントウ。初めて見ました！

境界尾根

オヤマノエンドウ

さだ社長に遭遇。笑

チョウノスケソウ

ミヤマキンバイと行者小屋

ウルップソウ。咲き始めでした！

イワヒゲ

ヤツガタケナズナ

ハシゴの横に咲いていました。

ミヤマオダマキ。これも咲き始め。

ツガザクラ

ミヤマシオガマ

ハクサンイチゲ。小さめの株が多い気がしたけど、これは八ヶ岳ならではなのかな？

目的のツクモグサ！嬉しい！

花はないけどムシトリスミレ

岩肌に咲いてました。

ウルップソウもあちこちに。

イワウメもたくさん。

とても綺麗に花が開いてました！

ルリビタキ！きれい。

イワヒバリ

キバナシャクナゲ

綺麗なウルップソウ！

ウラシマツツジ

ミネズオウ

オオルリ！鳴いてました！

コイワカガミ

感想

shusan_

初めての八ヶ岳登山へ！貴重な梅雨時の晴れ間ということで、ツクモグサとウルップソウを目当てに登ってきました。
4:30頃に出発。登り始めは南沢ルートへ。森に入った途端に広がる苔むした景色に感動しながら、黙々と歩いた。しきりに聞こえるオオルリやミソサザイの囀りに癒されながら、あちこちに見られる高山植物を楽しんだ。コイワカガミやシロバナノヘビイチゴなどが山道を彩る。さらに、見たかったオサバグサも！群生している所もあり、これは嬉しいと思いながら写真撮影兼休憩。笑
行者小屋に着いて、ここからが急登かつ危険箇所も増えると思い気を引きしめた。階段もたくさん作ってあって、本当に整備してくれた人たちに感謝。尾根に出るとゴツゴツとした岩場も増えてきて、キバナシャクナゲやイワウメが急斜面を彩る。
地道に登って、なんとか赤岳2899mを無事登頂。ここからツクモグサへの期待を膨らませる！横岳に向かう途中はツガザクラやヤツガタケナズナ、ハクサンイチゲなどもたくさん見られた。眺望も最高で富士山はもちろん、乗鞍や槍ヶ岳などが見られた。霧ヶ峰もよく見え、いつもあっちから八ヶ岳を眺めてたんだなーと思いながら尾根歩きを楽しんだ。横岳に近づいてくると、目的のツクモグサを発見！！！嬉しい！モフモフの花が可愛い！一旦気が付くと結構見つかった。双眼鏡と望遠レンズを持って行った甲斐があった！横岳付近は思ったより岩場が多くてクライミングっぽい場面もあった。ウルップソウも咲き始めていて満足度高め。去年の白馬では終わりがけだったので、フレッシュなウルップソウは嬉しい。辺りを見渡すと花を付けていないコマクサもたくさんあった。7月に来ると咲き誇っているんだろうなと思いつつ、硫黄岳を目指す。横岳を過ぎると斜面は緩やかな場所が増えてきた。横岳は赤い色の岩が多くて、硫黄岳付近は黒い軽石や白い斜面など岩石の違いも楽しみつつ、硫黄岳山荘に到着。アイスを売っていて思わず購入！山で食べるアイス最高。運んでくれた方々にこれまた感謝。硫黄岳にも無事到着して、北沢ルートを通って下山。下山中にはホシガラスも近くで見えてまたまた嬉しい出会いだった。またいつか登りに来たいなあ。