白山（砂防新道〜観光新道）

2023年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 07:29
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,535m
• 下り: 1,525m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:07
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:29

距離 15.4km 登り 1,535m 下り 1,538m

6:23 別当出合
6:50 6:52 中飯場
7:18 別当覗
7:40 7:42 甚之助避難小屋
7:57 南竜分岐
8:29 8:34 黒ボコ岩
8:41 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
8:53 9:00 白山室堂
9:29 10:04 白山
10:22 10:25 翠ヶ池
10:33 お池めぐり分岐
10:37 山頂池めぐりコース分岐
11:12 11:34 白山室堂
11:44 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
11:49 黒ボコ岩
11:56 蛇塚
12:28 12:32 殿ヶ池避難小屋
12:56 12:57 仙人窟
13:12 13:13 別当坂分岐
13:52 別当出合

◆2022年以降の白山
・2022年7月30日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4542890.html
・2022年7月2日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4458207.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆市ノ瀬手前の路肩に駐車
◆市ノ瀬・別当出合間シャトルバス（往復1600円）

その他周辺情報

勝山天然温泉 水芭蕉（勝山市村岡町浄土寺：620円）
https://mizubasyo.jp/

写真

7/17 6:23

市ノ瀬からシャトルバスに揺られて別当出合へ。準備を整えると吊橋を渡って砂防新道へ進みます。

ウバユリを見かけ、

中飯場を過ぎるとセンジュガンピがちらほら。

ミヤマキンポウゲに導かれて甚之助避難小屋へ。

先に進むとモミジカラマツ、

こちらはトリアシショウマでしょうか？

7/17 7:59

南竜分岐に達し別山を眺めます。

トラバース路に入ると、こちらのお花は何でしょう？

ミヤマダイコンソウ、

ミヤマダイモンジソウに続いて、

十二曲りの急坂に差し掛かるとハクサンフウロが盛況。ハッとするような濃いピンク色に目が釘付けになります。

テガタチドリは白花と薄紅色の花が咲き競い、

ハクサンフウロの群落越しに別山を眺めます。

7/17 8:37

急坂を登り切ると黒ボコ岩に達し、弥陀ヶ原へ進むと、御前峰がドーン！

こちらはミヤマタンポポでしょうか？

7/17 8:57

五葉坂を越えて室堂に到着します。火照った顔を冷水でクールダウンしてから、白山奥宮祈祷殿越しに対面する御前峰を目指します。

クルマユリの大家族を横目に石敷の坂道を登ります。

イワギキョウを見かけ、

7/17 9:37

御前峰の頂上に到着します。

7/17 9:38

アキアカネが縦横無尽に舞う頂上からの眺めは良好。彼方には北アルプスや御嶽山の稜線が見渡せ、

7/17 9:39

槍ヶ岳・穂高連峰や、

7/17 9:40

剱岳・立山連峰の峻厳な稜線に目を凝らします。

7/17 9:45

ここで疫病退散を祈願するアマビエ25号、アマビエ32号と小アマビエのトリオが登場。霊験あらたかな白山で霊力を涵養し、もって公衆衛生の向上及び増進への決意を新たにしているようです。

7/17 10:06

足下に散らばる火口湖越しに大汝峰を眺めると、この先はお池巡りコースへ。

7/17 10:17

残雪を鏡写しにする紺屋ヶ池を過ぎ、

7/17 10:25

エメラルドグリーンの湖面が神秘的な翠ヶ池へ。

千蛇ヶ池で短縮路を見送り先に進むとお花はますます多く、ミヤマキンバイ、

名残のチングルマ、

コイワカガミなどが次々に現れます。

さらにハイマツ帯に差し掛かると、コバイケイソウ、

ハクサンシャクナゲ、

ゴゼンタチバナなどを見かけます。

そしてお目当てのクロユリ姉妹が登場。

ハクサンコザクラもちらほら。

青空を背景に佇むクロユリ姉妹、

クロユリの群落越しに御前峰を仰ぎ見ながら室堂へ戻り着きます。

ひと息ついたら、下山は観光新道へ。シナノキンバイ、

マイヅルソウに続いて、

お目当てのニッコウキスゲとご対面。馬のたて髪に差し掛かると、そこかしこで咲くビタミンカラーの花に目が留まります。

ハクサンタイゲキ、

ハクサンフウロもお花畑を彩りますが、

やはり目を惹くのはニッコウキスゲ。

青空と眩しいコントラストを描くニッコウキスゲに魅了されます。

タカネマツムシソウ、

ヨツバシオガマもちらほら。

ゆらゆらと揺れるイブキトラノオ越しに別山を眺めながら下ります。

シモツケソウ、

タカネナデシコ、

オタカラコウを見かけながら殿ヶ池避難小屋に立ち寄り、ひと息つくと、

クガイソウを見かけながら先に進みます。

タテヤマウツボグサ、

アザミを見かけ、

岩稜帯に差し掛かるとシモツケや、

ハクサンオミナエシを見かけながら仙人窟を通過します。

さらに下っていくとササユリが登場。もう会えないとばかり思っていたので感激です。濃いピンク色の子や、

色白のササユリ姉妹にも会えました。この先は別当坂の急降下を経て別当出合へ向かいます。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　ほぼ1年ぶりとなる白山へ。昨夏に右膝を痛めて以来のまともなお山となるので不安もありましたが、ペースを落として負担をかけないように気を払い、何とか無事にこなすことができました。お目当てのクロユリやニッコウキスゲは言うに及ばず、様々なお花が咲き乱れてまさに百花繚乱。中でもハクサンフウロの鮮やかな色が印象的で、時期的にもう会えないと思っていた清楚なササユリにも会えて感激しました。