新穂高温泉-三俣山荘(天泊)トレッキング


- GPS
- 22:57
- 距離
- 43.0km
- 登り
- 2,853m
- 下り
- 2,892m
コースタイム
- 山行
- 11:11
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 13:06
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:27
天候 | 1日目(7/29)晴れ後時々曇り 2日目(7/30)快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に砂利の箇所が多い印象、今回歩いたコースでは、梯子や鎖場などもなく、難所は通ることはなかった。 |
その他周辺情報 | ひがくの湯と登山者食堂 入浴:800円 飛騨牛カレー1,100円 |
写真
感想
1日目
山行11:13、休憩1:51、合計13:04
北アルプスでの本格的なテント泊登山のデビュー
秋に考えている三俣山荘への伊藤新道の前に一度三俣山荘を試すことと、縦走テント泊装備で北アルプスの高度をある程度の距離トレッキングすることを体験することが主眼であった。
結果はまだまだ鍛える必要があることを認識することとなった。
登山開始時の装備重量は食料・水を除いたザックのベースウェイトが9kg、実際に担いだ荷物の総重量が16kg弱と想定より3kg程オーバーしてしまった。更なる見直しが必要なようだ。帰路は14Kg弱と目標に近づいた。
予定していた深山荘近くの駐車場は到着した3:30には満車となっており、かわりに使った鍋平駐車場(P8)もほぼ最後の空きスペースになっていた。街灯が無いこともあって空きスペースを探すのに困難な状況であった。
仮眠後明るくなって出発時に見てみると、その隣のP9の方がアスファルト舗装でトイレも近く便利なのだが、まだまだ空きがあった。こちらを使った方がよかったかもしれない。ここからスタート地点としていた奥飛騨温泉郷観光案内所・登山指導センターまで40分程かかってしまった。5:30登山開始を考えていたが、実際に登山指導センターから登山開始した時刻は6:50と1:20遅い出だしになってしまった。
最初の目標わさび平小屋までは砂利や舗装が交互する林道を進む。小屋関係の車両だろうか一台通り過ぎていった。途中お助け風穴という道路脇の岩肌の隙間の穴からひんやりとした風が吹き出してくる箇所があった。付近の岩肌からは所々涼しく感じる箇所があった。奥に氷が残っていたりするのか、天然のクーラーのようで、心地よく不思議さを感じた。わさび平小屋は素通りし、秩父沢出合いで小休止をとった。冷たい水が流れる沢沿いで、ひんやりしていて、気持ちいい。秩父沢出合、シシウドヶ原の小休止を挟み鏡平山荘12:21着。ここで昼食。湯を沸かしてカップ麺を食べる。かき氷のイチゴを注文。少しゆっくりすごし過ぎたようだ。水も500mlで100円とのこと、2.5リットル500円分を補給した。前回の富士登山の反省と、水場は多いとの情報から今回は一度にあまり水を持たない方針とした。テルモスは持たず、お湯が必要なときはその場で沸かす。水分としては、ポカリ900ml、水のペットボトル700ml、以外は水1リットル、出だしは500mlのオレンジ紙パック、350mlのカフェオレ、ちび達用の水350mlの合計3.8リットルでスタートしていた。12:52登山再開。13:49弓折乗越(弓折岳分岐、鏡平分岐)小休止14:06発、14:38黒百合ベンチ、小休止14:44発、15:20双六小屋で少し長めの小休止。ここだと水は無料で提供してくれていた。15:33発、15:54双六岳巻道分岐15:56、ここから17:50三俣峠までの巻道区間が、今回の山行中、一番しんどかった。CTだと1:16の区間を1:54かかっている。巻道とはいえ最後、150m以上の高度差を登っており、時間的に押しているのと、疲労からか思ったよりペースが上がらず、いつ雨が降り出すのかとヒヤヒヤしながら進んでいると、精神的にも苦しかった。沢山の花が咲いているのだが、帽子を忘れたために、額から日焼け止めと混ざった汗が目に入るのを嫌って、ずっと足元しか顔を向けておらず、前方は、時折、ちらちらと上目遣いに伺うような感じで進んでいるもんだから、全く鑑賞する余裕などもなく、もったいないと思っていた。三俣峠で最後の小休止をとり、17:57発、自分はペースが上がらないので、相方にお願いして、先に降りてもらって、テント泊の受付をお願いした。18:23三俣山荘が目に入って来た。写真や映像でしかみていなかった三俣山荘を、初めて目にすることが出来て、遂にここに来れたんだと妙に感傷的な気持ちになる。18:30過ぎに、なんとか明るいうちに、目的地の三俣山荘に到着した。自分も山荘へ向かっていると、山岳会のM先輩、A先輩が心配して出迎えてくれた。相方が受付を進めているから、とにかく暗くなる前にテントを設営出来るよう手際よく手伝ってくださった。おかげで、いままでで一番しっかりと設営出来た。19:00から懇親会開始とのことで、ヘッドランプ、防寒着、水ボトル以外はテントに放り込み、そそくさと山荘へ移動した。2Fの食堂で一つのテーブルを囲み、各々別々の山行で集まった山岳会のメンバーと語らうことになった。また、山小屋の方の特別な計らいで、1Fのテーブル席で、名物のジビエシチューを味わうことが出来た。ご飯も沢山頂いた。食後、再び懇親会に合流、歓談を楽しんだ。翌日の予定を相談し、三俣蓮華岳、双六岳を経て新穂高温泉14:45発のバスを目指して下るパーティーに同行させてもらうことになった。4:30出発とのこと。テント場に戻ってすぐさま眠りについた。
2日目
山行7:50、休憩1:34、合計9:24
2:30起床。21:00には寝ていたので、5:30以上、しっかり、たっぷりの睡眠をとることが出来た。2人で袋麺1.5袋分で朝食をとる。餅、チャーシューをトッピングした。食後のお茶の後、パッキング、テント撤収、山小屋でトイレを済ませ、同行するメンバーと合流、登山を再開した。テント場からの登山再開は4:50くらいになってしまった。自分たちは、昨日、やっとのことで、なんとか山小屋までたどり着いたといったふうだったことから、この日は、同行者のA先輩、H先輩の足を引っ張ることにならないよう、なるだけ先に行かせてもらうようにした。
十分な睡眠と休養、美味しくて沢山の食事のお陰か、すっかり体調は回復していた。昨日、あんなにしんどく感じながら進んで来た三俣峠までもあっという間にたどり着き、5:31には三俣蓮華岳山頂についていた。山頂で景色を楽しみ、山頂記念写真を撮るなどして5:43出発。6:07丸山通過、6:32中道分岐通過、6:58双六岳山頂着、山頂記念写真などとったりとゆっくり過ごす。7:18発、7:49双六岳中道分岐で合流、巻道分岐7:52通過、8:06双六小屋8:13、黒百合ベンチ8:42通過、9:02弓折乗越9:09、9:40鏡平山荘、今日はご褒美に、宇治金時ミルクがけを注文。9:58出発。11:30秩父沢出合い。ここで頭を沢の水が落ちているところに突っ込み、汗を流して楽しんだ。12:30わさび平小屋で小休止、コーラとキュウリを注文。13:32新穂高温泉バス停まで戻って来た。バスの出発には間に合うようだった。ここで相方にちび達と荷物を預け、13:49空荷で鍋平駐車場を目指す。14:18鍋平駐車場にゴールした。新穂高登山指導センターから鍋平駐車場までは200m近く標高を上げる必要があり、空荷とはいえ、結構応えた。
新穂高登山指導センターまで相方を拾いに戻り、『ひがくの湯と登山者食堂』で食事でお腹を満たし、温泉で汗を流してさっぱりした後、帰途についた。
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