憧れの飯豊連峰縦走しました🌸 川入→東俣林道
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hamahako
体力度について
- GPS
- 35:19
- 距離
- 73.8km
- 登り
- 5,178m
- 下り
- 5,479m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 7:37
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 9:01
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:36
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:25
| 天候 | 1日目：晴れたまにガス 2日目：晴れのちガス 3日目：ガス時々晴れ 4日目：曇り時々晴れ一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 タクシー
復路：東俣彫刻公園（東俣林道ゲート）にタクシーを予約していたが、頼母木小屋で一緒になった方のご家族の迎えの車に同乗させていただけるとのことで、タクシーをキャンセル。 なお、高瀬温泉の宿からはJR米坂線の越後下関駅の代行バス乗り場まで送迎あり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
よく整備されて各ポイントに道標あり。 今シーズンは足ノ松尾根が通行止めのため、通常は歩く方が少ない東俣コースがよく歩かれていてラッキー。 |
| その他周辺情報 | 前泊：川入の民宿 高見台に宿泊（1泊2食 8500円） 1泊目：切合小屋（1泊2食 8000円、ビール350mL800円、水は引水） 2泊目：御西小屋（管理費 2500円、ビール350mL800円、水は水場へ） 3泊目：頼母木小屋（管理費 2000円、ビール350mL500円、水は引水） 後泊：新潟県関川村には雲母温泉や高瀬温泉などいくつかの温泉がある 高瀬温泉の宿（花みちる宿 ニュー萬力）に宿泊（1泊2食 12000円） 宿の大女将は地元の山は全部登ったとおっしゃる山好きなので、 汚い格好で到着しても、嫌がられるどころかお疲れさまとねぎらってくれた♪ |
写真
JR山都駅に到着し、予約していたタクシーで川入へ向かう
他の宿泊者は埼玉からの3名と名古屋からの1名。切合小屋と御西小屋でもご一緒しました
朝食を食べてから、お父さんに御沢野営場まで送ってもらいました。
生き返る〜♪冷たくておいしかった！
三国小屋に到着。ここでランチタイム。管理人さんがいろいろお話してくださいました。昔、川入には民宿が数軒あったけど、次々廃業して今は仕方なしに2件だけがやってるとか
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管理人さんがいろいろお話してくださいました。昔、川入には民宿が数軒あったけど、次々廃業して今は仕方なしに2件だけがやってるとか
七森実はこの付近でとんでもないトラブル発生！異常なほどの大汗のためか(？)腕に貼り付けていた血糖値測定用センサーが取れてしまってた。予備はないし、指先穿刺による血糖値測定用チップも少ししか持ってきてない。でもここまで来て戻るのはもったいないので、腹くくって先に進もう！
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実はこの付近でとんでもないトラブル発生！異常なほどの大汗のためか(？)腕に貼り付けていた血糖値測定用センサーが取れてしまってた。予備はないし、指先穿刺による血糖値測定用チップも少ししか持ってきてない。でもここまで来て戻るのはもったいないので、腹くくって先に進もう！
ヒメシャジン？ミヤマシャジン？よくわかりません
クマ目撃！！10〜15m先にいた（写真撮れず）。見にくいけど写真に赤丸でクマの位置を示しました。クマさんが先に熊鈴に気づいて左上の方へ逃げていってくれました。ホッ！
2
10〜15m先にいた（写真撮れず）。見にくいけど写真に赤丸でクマの位置を示しました。クマさんが先に熊鈴に気づいて左上の方へ逃げていってくれました。ホッ！
左上の平らなところを行きました。早朝なので表面ツルツル
これが一番長かったけど踏み跡のところを丁寧に歩いて通過
これは最後のところをちょっとだけ。今回は雪解けが早くて雪渓歩きはこれで終了
管理人さんは不在でしたが、その後北股岳の山頂でスライドしました
この付近で梶川尾根から北股岳ピストンのトレランナーグループとスライド
山と高原地図に鋭い突起と書いてあるから
このあたりは初夏にはハクサンイチゲで埋め尽くされるらしい
ちょっと前までヒメサユリが残ってたらしいけど、さすがに残ってなかった
ここで軽くランチ。ちょっと遅れて出発してきた地元の2名の方に追いつかれた
カモスの頭からは急下降。後ろ向きで木の根をつかみながら・・という箇所が何ヵ所があるけど、そのうちに雨がポツポツ。と思っていたら土砂ぶりに。とりあえず上だけカッパを着てたら、再度2名の方に追いつかれて、以降はご一緒することに。とっても助かりました。ありがとうございました！
冷たくて嬉しい！思わず顔を洗ってしまった
地元の2名の方のご家族のお迎えの車で宿まで送っていただきました。ありがとうございました！
感想
4年前に佐渡から飯豊山がど〜んと見えて、その時に是非行ってみたい！と思って、ようやく挑戦してきました！お天気に恵まれて、またいろんな方にお世話になって、充実の4日間（自宅からの往復では6日間）を過ごすことができました。
飯豊本山だけのピストンなんてもったいない、是非少なくとも御西岳までできたら北飯豊の方（北股岳や朳差岳）も行くべき、そして頼母木小屋はいい避難小屋だと思いました。
本当にとっても素敵な山行をすることができて大満足です(^^♪
【ルート設定等について】
せっかく行くのだから、飯豊本山のピークハントだけではもったいなく、端から端まで歩いてみたい。足ノ松尾根や丸森尾根や梶川尾根から左右に下山するのではなく、できれはずっと北上して大石ダムに下りた方が赤線がきれい。とはいえ、通常の年は通る人が少なくて不安。しかし、今年は足ノ松尾根が通行止めのため、朳差岳に行く人が結構通っているみたい。これは今行くしかない！ということで、ようやく決行。また、当初は3泊目は頼母木小屋でなく門内小屋さらに4泊目に朳差小屋の山中4泊にしようかと思ってたけど、2週間前に白山に行って長時間歩けることを確認できたので、山中3泊に計画変更。頼母木小屋の方が水が豊富でビールも買えるし、こっちの方が大正解（笑）
前泊地の川入は、昔は民宿がたくさんあったらしいけど、今は、今回泊まった高見台と村杉荘の2件だけ。村杉荘については週末だけしかやってないらしい。高見台も、お父さんひとりで切り盛りしてるので、以前より定員を減らしており、お父さんのお歳のことを考えるとあと数年で廃業かも。公共交通機関でのアプローチはテン泊でないと厳しくなるかも。
下山地の東俣彫刻公園へは、タクシーを16:00に予約していた。今回は頼母木小屋で一緒になった地元の方（お母さん（私よりちょっとお姉さん？）と息子さん）のお父さんによるお迎え車に同乗させていただけることになって、タクシーをキャンセルした。遅れても待ってくださるというお言葉をいただき、タクシーと違って時間をあまり気にせずに歩けて助かった。本当に大感謝です。
【1日目：御沢野営場〜切合小屋】
登山口の標高が低い（540m）ので暑い！急登というほどではないが、とにかく登りが続く。今回は暑さがピーク（？）だったため、人生で一番の大汗💦をかいて、水を一番たくさん飲んだ。もちろん塩分補給タブレットも必須。途中の水場がありがたい。剣ヶ峰の岩稜は登りについては特に厳しいところはなかった。岩稜帯ではちょうどガスが出たので、暑さがマシになってよかった。お花については、ノギランとミヤマクルマバナが目立った。切合小屋は、金曜日だったのでまだ余裕あり。ビールは雪渓の雪でキンキンに冷えてた！トイレがきれいでよかった♪テントの人も多かった。夕食後は横になったらすぐに寝てしまって、夕陽が見えたかどうか不明。
写真のところにも書いたけど、今回トラブル発生！1型糖尿病（メタボによるものではないよ！）の私は血糖管理が必須で、血糖測定用センサーを腕に貼り付けている。お風呂に入っても全然大丈夫（剥がれない）だけど、今回は体内から噴き出る汗のためか（？）いつの間にかセンサーが剥がれてしまっていた！指先穿刺での測定用チップは縦走するなら1日2回測定分くらいしか持ってきてない。でも、せっかくのチャンスを逃したくないという思いから、引き返さずに縦走続行を決定。運動してる（歩いてる）からとんでもない高血糖にはならないだろうし、低血糖になった時は感覚でなんとなくわかる。主治医の先生に怒られるだろうな（笑）
【2日目：切合小屋〜御西小屋〜大日岳往復】
小屋前から運よく雲の間からだけど、御来光を見ることができた。朝食後にいよいよ飯豊本山へ向かって出発。ここからお花畑が始まる。いつものようにお花トラップにはまって歩が進まない。イイデリンドウ🌸に初めて出会えて嬉しい！本山小屋を経由してイイデリンドウを愛でながら飯豊本山に登頂！ここからは人が減る。昨日に比べて、標高が高いだけに風もあって快適に歩ける。広々と雄大な風景。ヒナウスユキソウの群落や、ニッコウキスゲやコバイケイソウもいっぱい🌼進むごとにお花の種類が異なるので楽しい♪御西小屋の水場は、水を汲んで往復すると20〜30分くらい必要かな。でもとっても冷たくておいしい！大日岳への往復は、山と高原地図に記載の時間よりは短時間で行ける。ここも、進むごとにお花の種類が変わるのでお花トラップにひっかかってしまう。御西小屋は、土曜日だけど1階は民宿と切合小屋でご一緒だった埼玉の3名の方との4名で広々と使うことができた。テント泊の人が多かったからかな？ここもビールは雪渓の雪でキンキンに冷えてた♬トイレは和式ボットンだったのでやや苦労（涙）ガスでちょっと涼しかったけど、夕方にブロッケンが見えてラッキー🎶
【3日目：御西小屋〜頼母木小屋】
ガスガスの中を出発。小屋泊の人はまだあまり出発してなかったけど、テントはほとんど撤収されていた。が、北上する人は少ないみたい。ガスガスの中、足元のお花を見ながら進む。と、天狗の庭付近でクマに遭遇！熊鈴を鳴らしていたので、クマさんが先に気づいてくれて道を譲ってくれた。帰宅後、遅ればせながらNPO法人飯豊朝日を愛する会にクマ目撃情報をメールしたら、さっそく飯豊朝日連峰の登山者情報のクマ情報に掲載された。さて、このあたりは例年なら雪渓トラバースが連続するところだけど、今年は雪解けが早くほとんど雪渓上を歩く箇所がない。3ヵ所だけだった。ガスと西風で基本的には暑くなくて快適。なぜかきつい登りの時だけ陽が差して暑い（笑）。たまにガスが取れて景色が見えると嬉しい。ただ、時間とともにガスが濃い時間が長くなり、後半は小屋に近づくまで小屋が見えないことが多かった。なので熊鈴は必携。梶川尾根から北股岳ピストンのトレラングループや日帰りハイキングの方や、また本山小屋あたりから梶川尾根下山の方がいて、北股岳〜地神北峰の間だけは比較的人と多く出会った。頼母木小屋に着くと、一昨日切合小屋で見かけて昨日御西小屋の前でちょっとお話ししたお母さんと息子さんがいた。翌日は私と同じ行程ということで、迎えの車に乗せていただけることになってラッキー♪本当に助かりました。頼母木小屋は、引水がじゃんじゃん出ていて水が豊富。ビールもこれまでの小屋よりも安いし(^^♪ トイレは和式だけど、握り棒があって何とか大丈夫。バイオトイレで使用後に自転車こぎをするのがおもしろい（笑） 結局、小屋は3名だけでソロテントが2張り。さすがに日曜日のなので人が少ない。夕刻になるとガスが取れてきて、日本海がちょっと光ってたり、一応見えてよかった。
【4日目：頼母木小屋〜東俣彫刻公園】
朝方は曇りだけど、下に雲海が広がって昨日見えなかった朝日連峰が見えた。見えたからには行ってみたいなぁ♪雲が多くて、ご来光は残念。私は歩くのが遅いので、一足先に出発。涼しいうちにちょっとでも進んでおきたい。標高が下がるので、念のため4Lの水を担いだ。曇りで風がやや強いので、暑くなくて水の消費も少ない。大石岳の手前は、ハクサンイチゲがいっぱい。ベストシーズンはスゴイ光景なんだろうなぁ。アップダウンを繰り返しながら、カモスの頭に到着。軽くランチしようとしたら、後発のお二方に追いつかれた。ここから急下降なので、ここでも先発して下っていったら、雨がポツポツ。暑いから濡れても大丈夫と思いつつ、根っこを持って下ったりしてると、雨が強くなってきた。さすがにザックカバーとカッパの上着が必要。ザックの下の方から引っ張り出してるうちに、また追いつかれた。雨で足元が危ないかもということで、ここからはご一緒させていただけることに。歩くのが遅い私が先頭で歩かせていただいた。息子さんは道中に詳しく、的確にアドバイスしていただき非常助かった。おかげで無事にお父さんのお迎え時間よりちょっとだけ遅れて無事に下山できた。本当にありがとうございました。
なお、東俣林道ではアブが発生していて、多いというほどではないけど、時々たかられて、タオルで振り払いながら歩く箇所もあった。
ここまで長文をお読みいただいてありがとうございました。
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歩かれたコースすごくロングで、素晴らしいです
しかし、同じ1型糖尿病の身として、1日目に血糖測定用センサーが剥がれ落ちたということに、衝撃
センサーの替えなしとチップも少々
さらにクマさんまで
とにかく、楽しくご無事で登られて帰られて、何よりでした
センサーが剥がれた時はどうしようかと一瞬パニクリそうになりました。
剥がれないように長袖着てるのに、そして何かに当たった記憶もないのに、なんで剥がれたかなぁ？やっぱ噴き出す汗のせい？と思ってしまいました。
暑い中の急登を終えて、やっと緩やかな稜線歩きというタイミングだったので、引き返すのはもったいない！2週間前に白山でロング山行して、その時の感覚で食事量と血糖値の具合もなんとなくわかってるので、血糖測らなくても何とかできるだろう、と楽観的に考えて、山行を続行しました。
結果往来ですが、今後はもうちょっとチップを持っていかねばと反省してます（笑）
クマさん目撃は今シーズン2度目。2度あることは3度あるで、もう一回目撃するかもです（恐）
頼母木小屋でお話しさせてもらったものです。
川入から大日岳をピストンして東俣林道、正に、南北大縦走シビレる山行でしたね〜
超猛暑日ある中での4日間、体調管理など難しかったと思います。達成おめでとうございます！！
東俣林道のアブは大したことなくて良かったですね。
私は8/1 19時頃でしたが壮絶体験となりました。。
白山のレポ、懐かしく拝見しました。
花の種類が尋常じゃないですね（笑） 流石、花の白山です〜
コメントありがとうございます。
下山後にMTBで車回収なんて、すっごい体力！
それを軽々とやってのけるなんて恐れ入ります。
でも最後のアブは大変でしたね。
飯豊もお花が多いお山ですが、やっぱ白山ははずれがない🌸
またどこかでお会いできたらいいですね♪
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