薬師岳
- GPS
- 75:39
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 3,156m
- 下り
- 3,141m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:57
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:08
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 11:34
天候 | 8/6(日)晴れのち曇り 8/7(月)曇りのち晴れ 8/8(火)曇りのち晴れ雷雨 8/9(水)快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 折立ー富山地方鉄道バスー富山(JR富山)ー北陸新幹線ーJR大宮ー東武アーバンパークラインー春日部ー東武スカイツリーラインーせんげん台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは太郎平小屋にあります。 折立ー三角点ベンチー五光岩ベンチー太郎平小屋ー薬師峠キャンプ場 折立から三角点ベンチまでは樹林帯の中を連続する急登を上っていく。 三角点ベンチからは傾斜が比較的緩やかになるが五光岩ベンチまでの階段は我慢が必要。 太郎兵衛平まで来ると太郎平小屋が見えてくるので気分が上がります。 太郎平小屋から薬師峠キャンプ場は木道や階段で整備されています。 薬師峠キャンプ場ー薬師平ー薬師岳山荘ー薬師岳 薬師峠キャンプ場から薬師平までは沢の遡行で大きな石もあり急登となる。 薬師平ではチングルマやニッコウキスゲなどの高山植物が楽しめる。 薬師岳山荘から山頂までは砂礫帯で歩き易い。 山頂では圏谷や立ち並ぶ名峰の景観が楽しめます。 太郎平小屋ー北ノ俣岳ー赤木岳ー中俣乗越ー黒部五郎岳 北ノ俣岳山頂からの眺望は素晴らしくて北アルプス随一の展望地と思えます。 赤木岳直下のトラバースの通過には注意が必要です。 はじめは遠く思えた黒部五郎岳がだんだんと近づいてくるので気分が上昇する。 このルートからだと黒部五郎カールは肩から覗き込まないと見えないのが残念ねところです。 太郎平小屋を過ぎるとこの区間に水場がないので、水の管理が必要になります。 |
その他周辺情報 | 太郎平小屋 太郎ラーメン ¥1,200- https://ltaro.com/lodge/tarodaira-goya/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
虫よけスプレー
|
---|---|
備考 | 山頂は朝夕は気温が下がるので、 防寒用にインシュレーターはあった方が良いでしょう。 好天の日は日焼け対策が必要です。 午後は雷雨の可能性があるので早出、早着が望ましい。 薬師峠キャンプ場の水場は冷たくておいしいので、薬師岳に向かう際は利用して欲しい。 |
感想
先月梅雨明け以来、連日連夜災害級の気温となり辟易していました。
北アルプスの涼しい風が懐かしくて薬師岳に行って来ました。
登山ルートは折立から入り、薬師峠キャンプ場でテント泊して薬師岳と黒部五郎岳を往復するコースとしました。
初日 折立⇒三角点ベンチ⇒五光岩ベンチ⇒太郎平小屋⇒薬師峠キャンプ場 薬師峠キャンプ場テント泊
二日目 薬師峠キャンプ場⇔薬師平⇔薬師岳山荘⇔薬師岳 双六小屋テント泊
三日目 薬師峠キャンプ場⇔北ノ俣岳⇔赤木岳⇔中俣乗越⇔黒部五郎岳 薬師峠キャンプ場 薬師峠キャンプ場テント泊
四日目 薬師峠キャンプ場⇒太郎平小屋⇒五光岩ベンチ⇒三角点ベンチ⇒折立
初日
夜行バスで折立に着くなり準備をして出発します。太郎坂は樹林帯の急登の連続で息があがり一気にペースダウンします。
三角点ベンチでは有峰湖を見下ろせたり、剱岳が遠望できるご褒美がうれしい。
三角点ベンチを過ぎると比較的登りの傾斜が緩くなったと感じていたら、大倉尾根と見紛うかのような木製階段の連続で五光岩ベンチまで我慢。
五光岩ベンチを過ぎると視界が開けて太郎兵衛平に続く木道となり、リズム良く脚を運び易くなります。やがて太郎平小屋の赤い屋根が見えてくるので気分が一気に上昇するから自分でもおかしいと思った。ほどなくして太郎平小屋を経由して薬師峠キャンプ場に到着してテントを設営した。
薬師岳往復を考えたが、夜行バスで一睡もできなかったツケもあり、大事をとって翌日登頂する事にした。
二日目
早朝は曇り空。薬師峠キャンプ場から薬師岳に向けて出発します。
登り始めは沢の遡行で大きな石もあり急登となる。足元も悪く上りつらい箇所もあるが、時折手を使って進みます。やがて前が開けて平坦な道になった所が薬師平。ここは見晴らしが良く、チングルマやニッコウキスゲなどの高山植物をめでる事ができます。
薬師岳山荘を過ぎると山頂まで砂礫帯で歩き易い。薬師岳避難小屋跡に来ると薬師岳圏谷群の景観を見る事ができます。
山頂からの展望も抜群で北アルプスを代表する名峰を背景に圏谷群の景観は息を呑む自然美と感じました。
登頂と展望に満足して来た道を戻りました。
薬師峠キャンプ場に着いて、時間を持て余したので太郎平小屋に行って有名な太郎ラーメンをいただきました。
その後は、明日に備えて休息する事にしました。
三日目
曇り。
薬師峠キャンプ場から太郎平小屋の分岐から黒部五郎岳に向かいます。東の空が雲海になっていて、そこから頭だけ出している水晶岳を望めて幸運でした。
太郎山を過ぎて、たおやかな山容をした北ノ俣岳に到着。
ここの展望も素晴らしくて、北アルプス屈指の展望地になりました。
赤木岳、中俣乗越と進みに連れて黒部五郎岳がだんだんと大きくなってくるので脚を運ぶのがうれしくなる。
中俣乗越から山頂までは名前の所以通り岩がゴロゴロした上りが続き、その先にある山頂に到着。ここからの展望も良く、北アルプスの名峰が並びます。眼下に黒部五郎小屋が見下ろせたのは大きな達成感を覚えました。
ただ、黒部五郎カールは肩から覗き込むと見る事ができます。
上りでの黒部五郎の肩と北ノ俣岳の下りで雷鳥に遭えました。その直後、雷雨に逢いほうほうの体で薬師峠まで戻りました。
四日目
快晴。
薬師峠キャンプ場でテントを撤収して太郎平小屋で挨拶。
帰りのバス時間に間に合うよう余裕を持って下山します。
時間調整を兼ねて休憩を入れましたが、それでも二時間近く時間を余して折立に下山しました。
台風6号の接近もあり、天候に最も神経を使いました。
しかし、四日間を通して、雷雨に遭いましたが風が穏やかで、総じて天気に恵まれた山行になりました。
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