ピークは避けて：黒菱〜唐松山荘〜祖母谷温泉〜白馬頂上宿舎〜猿倉

2023年08月10日(木) 〜 2023年08月11日(金)

• GPS: 19:56
• 距離: 38.6km
• 登り: 4,014m
• 下り: 4,257m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:27
• 休憩: 0:23
• 合計: 8:50

3:34 黒菱駐車場
4:18 4:18 八方池山荘
4:44 4:44 第2ケルン
4:49 4:49 八方ケルン
4:56 4:57 第三ケルン
5:09 5:09 下の樺
5:30 5:31 扇雪渓
5:44 5:46 丸山
6:17 6:31 唐松岳頂上山荘
8:08 8:12 大黒銅山跡
9:24 9:24 餓鬼山
9:51 9:51 ニゴリ沢ノ頭
9:55 9:56 餓鬼山避難小屋
10:27 10:27 餓鬼ノ田圃
11:04 11:04 南越峠
12:24 祖母谷温泉

2日目

• 山行: 10:23
• 休憩: 0:31
• 合計: 10:54

3:16 祖母谷温泉
3:20 3:20 祖母谷地獄
3:34 3:34 白馬登山口（祖母谷）
7:22 7:31 不帰岳避難小屋
9:24 9:25 清水岳直下
9:27 9:31 清水岳
9:34 9:45 清水岳直下
9:57 9:58 清水平
10:58 10:59 裏旭岳
12:13 12:14 避難小屋
12:25 12:25 岩室跡
13:29 13:29 白馬尻小屋
14:03 14:06 猿倉荘
14:10 ゴール地点

天候

初日:唐松までは曇り時々雨強風、祖母谷側晴れ強風だか猛暑
二日目:晴れ、適度な風で涼しい

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

黒菱駐車場に駐車。
翌日は.猿倉からバス950円で八方バスターミナル、徒歩700m、ゴンドラ1150円、リフト 2本で1000円で車回収。

コース状況／危険箇所等

概ね綺麗に刈払いされてます。感謝！特に唐松からの下り、トラバースを抜けたところから祖母谷まで、刈った草も無いくらい綺麗です。普通、刈った草がそのままで足の置き場が見えないのが普通なのに素晴らしい。
初日：黒菱から祖母谷温泉
黒菱からヘッデンスタートの場合、登山道がわからないかも。リフトの下を登るのはあんまりだし、登山道じゃないよと書かれた道を登った。リフト上駅からも道標がなく少しウロウロ、散策路を辿るのが正解。
唐松山荘からのトラバース道は落ちないよう気をつけて。あと中腹にマムシいます。
水場は大黒鉱山跡のそばに道標があったが、水は確認せず。南越峠下って沢に出るのでそこで大量の水あり。
二日目：祖母谷温泉から白馬
白馬側は一箇所鎖がなければ10人中2人位落ちそうな箇所があるが他は問題なし。ヘッデンスタートの場合は最初の尾根の取り付き点に注意。祖母谷温泉の女将が迷う人が多いからと航空写真で説明してくれました。
避難小屋まではトラバースが多く沢を多く横切るので水は問題なし。避難小屋の水場が最後の補給地点。

その他周辺情報

宿泊は祖母谷温泉。昔から一度泊まりたかった宿。
おかみさん親切で夕食も美味しい！岩魚の骨酒がなかったのが残念😢

写真

8/10 4:21

ドラマチックな朝。八方山荘。

8/10 4:56

五竜方面

8/10 5:09

強風の中、一瞬の静寂

8/10 5:41

なぜか撮ってしまう。

8/10 6:53

トラバース道途中から。天気回復してきた

8/10 6:55

トラバース道上の岩峰

8/10 7:04

太陽

8/10 7:11

正面から強風を受けて帽子が飛ぶ。アンカーしてたのでセーフ。

8/10 7:18

剱、立山、好展望。今回の山行中ずっと見られます。

8/10 7:19

今年の秋は裏剱かなぁ

8/10 7:25

餓鬼谷。下流に温泉があるので行ってみたいけど、厳しそう。

8/10 7:56

8/10 8:02

大黒鉱山跡。右がボタ山

8/10 8:02

銅山らしいが、これが鉱石？かなり、重たい。

8/10 8:03

明治・大正の遺物？

8/10 8:22

五竜の裏側かな？

8/10 8:30

初見の餓鬼山

8/10 8:42

8/10 8:42

8/10 9:21

餓鬼山山頂。標識はお疲れモード。

8/10 9:21

8/10 9:21

8/10 9:22

8/10 9:23

八峰キレット、裏側から

8/10 9:23

黒部ダム越しに水晶。

8/10 10:38

餓鬼の田圃

8/10 10:38

8/10 11:35

やっと沢沿いまで降りた。最初の滝。沢から祖母谷温泉までが遠い。刈払いは完璧だけど石・岩だらけの道で歩きづらいし、足も限界に近づいているので、要するに歩みが遅いだけだが。

8/10 12:22

祖母谷温泉

8/10 16:58

部屋から。トンボがたくさん。写真では見えないけど。

8/10 17:22

昔の源泉？

8/10 17:22

トンボの墓場になってた。

8/10 17:23

今の源泉。チョー熱そうで触ると火傷しそうな雰囲気。

8/10 17:23

こちらも現役のよう。

8/11 4:43

二日目の朝

8/11 6:58

初見の不帰岳

8/11 7:36

五竜、鹿島槍、立山、剱

8/11 8:17

避難小屋上部のお花畑

8/11 8:29

ウサギギクの畑

8/11 8:33

8/11 8:48

8/11 8:50

8/11 8:50

8/11 9:00

上部はマツムシソウもたくさん

8/11 9:17

8/11 9:28

小蓮華方面

8/11 9:30

白馬三山

8/11 9:30

清水岳のピークだけは踏んだ。もう来れないかもしれないので。

8/11 9:33

8/11 10:27

8/11 10:41

コマクサは終盤

8/11 10:54

手前の山が気になる

8/11 10:55

やっと白馬三山が近づいた。

撮影機器：

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

感想

kanroku

以前から狙っていたこのルート、長大で標高差もあるので計画が難しい。
祖母谷温泉には泊まりたいので、二日目はどうしても2000mは登らなければならない。車の回収もあるので、それなりの時間に下山する必要もある。テント装備なら自由度があるが、重荷だとさらに厳しい。。。
考えても解決しないので、天気が良さそうなので決行。早朝発で花の時期には少し遅いのが気がかり。
結果二日とも3時過ぎの出発で正解だった。
初日はヘロヘロで祖母谷温泉について、一風呂浴びてビール飲んだら3時間位爆睡。
体も痛いので二日目の登りの自信が無くなり弱気モード。最悪電車で下山か。。
夕食を食べて宿の女将さんに励まされ、一応2時間程度登ってダメなら引き返すと決めた。
普段持ち歩いているだけで飲まないメダリストを1.5L作り、これを飲みながら登ったら、清水岳までは全く疲れを感じなかった。白馬頂上山荘で12時、猿倉のバスはバスは14:35、相当急がないと間に合わない。この日は山の日で、富士山のような行列で登山者が登ってくるので、思ったように進めないが隙間を縫ってひたすら下り、14:10に到着。ゆっくりコーラを飲む時間も取れた。
色々迷ったけれど思い出に残る山行になりました。