立山 龍王岳

2023年08月19日(土) 〜 2023年08月20日(日)

• GPS: 09:18
• 距離: 10.3km
• 登り: 993m
• 下り: 843m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 0:26
• 合計: 8:05

3:07 雷鳥沢キャンプ場
4:23 4:38 一の越山荘
5:04 5:04 浄土山南峰
8:50 9:00 龍王岳
9:08 9:09 浄土山南峰
9:31 9:31 一の越山荘
10:32 10:32 浄土橋
11:12 11:12 雷鳥沢キャンプ場
11:12 ゴール地点

天候

概ね晴れ。午後になると山頂付近に雲がかかっていた。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山〜室堂〜扇沢

コース状況／危険箇所等

全体的に岩がもろく浮き石が多い。つかむ岩、踏む岩、どれも動くので注意。大き岩も動きそうだった。

その他周辺情報

雷鳥荘の日帰り温泉1000円
雷鳥沢フュッテの日帰り温泉700円

写真

8/19 11:48

観光客が大勢。

8/19 11:48

8/19 12:01

8/19 12:10

硫黄の匂いがツンとくる。

8/19 12:21

雷鳥沢のテント場までこれほど下るとは思わなかった。
帰りの登りがきつそう。

8/19 14:10

この川が称名滝につづく。

8/19 14:10

8/19 18:44

午後雷雨の可能性があるとのことだったが、幸いにも降らなかった。

8/20 3:45

1時半　起床。
3時　行動開始。

8/20 5:00

剱岳。

奥のコルが佐々成政が越えたというザラ峠。

8/20 5:05

遠くに槍ヶ岳。

8/20 5:10

龍王岳南壁。

8/20 5:38

中央に見えるのがC稜。
D稜（左）やB稜（右）よりも少し奥まった所が取り付き。

8/20 5:46

1P目取り付きから。ピナクルが目印。

8/20 6:14

取り付きには残置ハーケンとリングボルト。
どちらも錆びている。

8/20 6:12

1ピッチ目。壁の右面にそって登る。途中からハイマツの草付きに入る。50mいっぱいで、岩かどを使って支点を作る。

1ピッチ目終了点から。
どの岩も動くので、ハイマツの上を歩く。

8/20 7:25

2ピッチ目の終了点から。
1P目終了点から直上して、右にトラバース。30m。
トラバース途中の大きな岩（写真の左側の岩）が動きそうで怖かった。
終了点は2人くらいが立てる平らなスペース。

8/20 7:36

支点は、ハーケン、＃1，＃2で作る。
180cmスリングが役に立った。

8/20 7:35

3ピッチ目。短い凹角からチムニーを登り、草付きを右上。
45mほど伸ばしたところで、岩かどを使って支点を作る。
ルート全体のなかで、このチムニーが一番難しかった。

8/20 7:54

ビレイ中の私の影。

3ピッチ目終了点から。草付きを右上しているところ。

8/20 8:19

4ピッチ目終了点。3ピッチ目から少し直上し、右トラバース。
岩の奥に回り込んで、草付きを歩いて終了。約30m。
ここから山頂まで歩いていける。

8/20 8:19

岩の奥に回り込んだ後の草付き。

8/20 8:19

4P終了点から山頂までは歩き。わりと長い。

私たちはコンテで歩いたがロープ不要だった。

8/20 8:58

8/20 9:18

下山途中から見た龍王岳東尾根。

8/20 9:30

8/20 10:08

8/20 12:18

8/20 12:18

8/20 12:18

8/20 12:19

8/20 12:19

8/20 13:48

8/20 13:48

8/20 13:48

黒部丸山東壁はこの奥らしい。

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット チョーク 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング セルフビレイランヤード ディッセンダー プーリー タイブロック

共同装備

ツェルト ロープ キャメロット

感想

april-wind

初めて立山に来ました。下界の暑さに比べて、ここは涼しくて快適です。むしろ朝は上着が必要なほどでした。
ルートは浮き石だらけでした。特に1ピッチ目がひどくて、触る岩すべてが動くような印象でした。浮き石がなければ楽しいルートになりそうなのに残念です。
ピトンが細かく打ってあるので、ルートファインディングは難しくないと思います。取り付きを見つけるのが一番分かりにくいかもしれません。
各ピッチの終了点にビレイ用の支点はありません。岩やカムを使って支点を作成することになります。ピッチをどこで切るか各自の判断になります。
グレードとしては3ピッチ目が一番難しくて、前穂高北尾根3峰よりも難しいと感じました。
カム　#0.3〜＃2　1セット、アルパインクイックドロー多め、　180cmスリング1本あると便利。