仙丈ヶ岳、大仙丈ヶ岳、小仙丈ヶ岳 小屋泊周回

2023年09月13日(水) 〜 2023年09月14日(木)

• GPS: 12:06
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,315m
• 下り: 1,363m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 5:00
• 合計: 9:15

8:51 北沢峠
9:18 9:18 北沢峠・長衛小屋分岐
10:20 10:23 薮沢大滝ノ頭
10:53 10:54 薮沢小屋
11:06 11:17 藪沢小屋分岐
11:28 11:44 馬の背ヒュッテ
11:54 11:55 丹渓新道合流
13:28 17:41 仙丈小屋
17:44 17:59 地蔵尾根合流
18:06 仙丈小屋

2日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 2:00
• 合計: 6:50

4:35 仙丈小屋
4:43 5:25 仙丈小屋分岐
5:45 5:55 仙丈ヶ岳
6:33 6:46 大仙丈ヶ岳
7:23 7:24 仙丈ヶ岳
7:35 7:36 地蔵尾根合流
7:40 8:02 仙丈小屋
8:16 8:28 仙丈小屋分岐
9:12 9:15 小仙丈ヶ岳
10:05 10:15 薮沢大滝ノ頭
10:56 10:56 北沢峠・長衛小屋分岐
11:18 11:24 北沢峠
11:25 11:25 北沢峠 こもれび山荘
11:25 ゴール地点

天候

13日　晴のち曇り
14日　晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

仙流荘から北沢峠間を往復南アルプス林道バス利用

コース状況／危険箇所等

良好

その他周辺情報

馬の背ヒュッテより上の標高では水場が枯れています。
仙丈小屋ではバイオ水洗トイレは利用できましたが、手洗いなどは出来ず消毒液で済ます形でした。
また、3連休後の平日宿泊では食事提供を休止されるそうです。
頂上付近の山小屋でのあるあるですが、いっそ将来的には燕山荘のようなポンプアップによる確保をしたほうがよいのではないでしょうかね？

写真

9/13 5:09

朝5時の仙流荘バスターミナルでの空模様。前夜の山予報によれば今日はしだいに山頂方面ではガスがかかり雨もアリとの予報なのでとっとと小屋に到着したいところです。
しかしこの時間、土日なら大行列というところですが、今日は平日。バスの始発も8:05とのんびりなので誰も見かけません。
平日とはいえもう少し早めの始発バスを望むのは贅沢でしょうか？
とはいえ柏木登山口からの地蔵尾根ロングアプローチは体力的に自信がありませんので、ここは忍の一文字ですね。

9/13 7:37

8時の始発を待つ
平日ならではののんびりムードの待合

9/13 7:51

北沢峠まで往復切符を購入

9/13 8:07

この時点でアルプス林道走行中に見えた仙丈ヶ岳は結構くっきり見えていました。

9/13 8:50

北沢峠に到着、トイレを済ませて出発します

9/13 9:04

一合目からはしばらく高原ハイキングの趣き

9/13 9:15

9/13 9:16

9/13 9:41

9/13 10:05

9/13 10:18

9/13 10:23

5合目、馬の背へのトラバース分岐点
今日はガスに見舞われるため馬の背側を進みました。

9/13 10:28

9/13 10:30

10:30時点の気温は15℃
快適な活動ができてありがたい

9/13 10:36

小さな沢を5か所ほど渡渉（という程の水量はありませんでしたが）

9/13 10:36

谷側はガスガス

9/13 10:38

9/13 10:41

キノコにも快適な環境のようです。

9/13 10:47

トリカブト

9/13 10:47

9/13 10:48

9/13 10:49

9/13 10:49

9/13 10:50

9/13 10:51

9/13 10:52

藪沢小屋到着

9/13 10:52

携帯トイレブース

9/13 10:53

建て付けが悪く壊れそうな引き戸の隙間から内部を覗く。
避難小屋としてであれば非常に綺麗で、いざという時は強い味方になりそう。
この後、きちんと引き戸は閉め切っておきました

9/13 10:54

雪で押し流されないようにアンカーワイヤーで補強されてました。

9/13 10:56

9/13 10:58

9/13 11:03

秋は駆け足で近づいて来ていますね♪

9/13 11:05

この辺り藪沢はそれなりに水量が有ります。

9/13 11:06

9/13 11:08

9/13 11:27

馬の背ヒュッテ着

9/13 11:29

馬の背ヒュッテのエントランス
コーラ(500円)を購入して一休み

9/13 11:46

9/13 11:53

9/13 11:54

馬の背出会

9/13 11:59

ハイマツ帯にが入るとまたガスっぽくなってきました。

9/13 12:02

9/13 12:11

視界はほぼゼロになってきました

9/13 12:45

仙丈小屋下の水場は枯れ切っていました

9/13 12:49

仙丈小屋に到着、ひと休みして軽くランチを済ませます。

9/13 13:58

小屋のテラスからの眺めはもう真っ白

9/13 13:59

こんな天気下では雷鳥さんに巡り会えそうですが…
まぁ今日はいいかな

9/13 14:10

てな事で15:00までと云われていたチェックインをそそくさと済ませ、まずはビール(1,000円)でまったり。
またその間にデバイスの充電(300円)を済ませます。

9/13 15:49

時々ガスが切れる時が有ります。

9/13 15:50

9/13 17:03

この日の夕食メインディッシュ
水不足のため紙皿での提供です。

9/13 17:45

夕食後少しガスが切れてきたため稜線に向かいます。
陽が落ちる方角の地蔵尾根方面は地蔵岳がうっすらシルエットの確認ができる程度の視程

9/13 17:46

時々ガスが切れそうでしたが、この辺りが限界でした。

9/13 17:49

このあとはダイナミックな雲の動きを観察

9/13 17:51

9/13 17:54

9/13 18:00

9/13 18:02

一度はこの地蔵尾根を登ってこようかと計画もしていましたが、きっと撤退していたでしょう。

9/13 18:13

9/13 18:17

夕陽は確認できませんでしたが、ダイナミックな雲の動きを楽しむことが出来ました

2日目朝3:50頃の夜景
私の技量ではこの辺りが撮影限界

9/14 4:46

3,000峰山座のマジックアワーの始まりです。

9/14 4:47

夜と朝の交代劇

9/14 4:48

9/14 5:00

9/14 5:00

9/14 5:03

9/14 5:04

高い山以外は雲海に覆われています。

9/14 5:06

9/14 5:09

9/14 5:12

9/14 5:15

9/14 5:16

9/14 5:19

9/14 5:21

雲海の果てに太陽の気配

9/14 5:21

もう少し空気が乾いていれば赤富士に巡り会えたかも

9/14 5:22

9/14 5:22

9/14 5:23

9/14 5:23

9/14 5:25

モルゲンロートが広がります

9/14 5:27

9/14 5:27

9/14 5:29

中央アルプスから御嶽山、乗鞍岳方面

9/14 5:29

北アルプス方面

9/14 5:29

9/14 5:29

9/14 5:32

仙丈ヶ岳のモルゲンロート

9/14 5:32

9/14 5:34

9/14 5:34

9/14 5:37

9/14 5:38

9/14 5:38

雲海に浮かぶ八ヶ岳方面もクリアに見えてきました

9/14 5:38

9/14 5:43

9/14 5:43

後で立ち寄る予定の大仙丈ヶ岳方面の南アルプス群

9/14 5:44

今回の山行の最高到達点

9/14 5:45

　基準点コード TR25338416401
　等級種別 二等三角点
　基準点名 前岳
　北緯 35°43′12″.2470
　東経 138°11′00″.8899
　標高(m) 3032.88

9/14 5:45

9/14 5:45

9/14 6:19

大仙丈ヶ岳へGO!

9/14 6:21

9/14 6:21

9/14 6:21

ここからは岩陵帯、トレッキングポールをたたみました。

9/14 6:22

ちょっとしたクサリ場

9/14 6:26

南アルプス、御嶽山、乗鞍岳、雲海に浮かぶ戦艦のようです

9/14 6:26

9/14 6:26

9/14 6:26

9/14 6:26

9/14 6:26

9/14 6:30

9/14 6:33

大仙丈ヶ岳に到着

9/14 6:33

9/14 6:33

9/14 6:35

仙丈ヶ岳方面を振り返ります

9/14 6:35

北岳方面

9/14 6:35

はるかに広がる南アルプス群、遠いなぁ

9/14 6:39

せっかく来たので少し休んでいこうかと、仙丈ヶ岳を振り返ったところ、チラリと人影が。
行動食を取って休憩しながら少しお話をしたところ、ソロで縦走されるという女性でした。
私には到底まねができない山行に脱帽です。

9/14 6:45

北アルプス縦走ほどの険しさはないものの、奥深い南アルプス。
やはり自分がこの広いエリアをソロで縦走することはないであろうと改めて見渡した。

9/14 6:51

9/14 7:09

9/14 7:20

9/14 7:20

9/14 7:23

再び富士山(3,756)、北岳(3,192)、間ノ岳(3,189)

9/14 7:23

9/14 7:25

9/14 7:25

9/14 7:26

9/14 7:26

9/14 7:26

9/14 7:26

9/14 7:35

9/14 7:35

9/14 7:42

前日真っ白だった仙丈小屋テラスからの景観
デポしておいたザックを回収して下山の準備をします

9/14 7:42

9/14 8:01

9/14 8:13

今朝日の出前に登った稜線出会いから下山開始です

9/14 8:15

9/14 8:15

9/14 8:45

9/14 8:55

9/14 8:58

9/14 9:01

9/14 9:01

9/14 9:01

9/14 9:01

9/14 9:01

9/14 9:01

9/14 9:02

9/14 9:02

9/14 9:12

小仙丈ヶ岳

9/14 9:13

9/14 9:13

9/14 9:13

9/14 9:13

9/14 9:13

9/14 9:33

六号目
これでもう絶景ともお別れですね

9/14 9:33

9/14 10:56

9/14 11:09

9/14 12:34

仙丈小屋で少しお話しさせていただいた縦走の方が北沢峠から広河原へバス移動する予定と話されていましたが、山梨県側はまだ徒歩含め完全通行止めのようでした。
(もうこの時点では伝えようが有りませんが、気になりました)

撮影機器：

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

装備

MYアイテム

sun_99jp

重量：0.35kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック 携帯トイレ インナーシーツ

備考

一眼レフは悔いの無いよう持参しましょう！

感想

sun_99jp

先日の早月尾根(剱岳)撤退に懲りて、初心者向け3,000m峰に改めて向き合って挑もうと小屋泊で山行を計画。長引く残暑と不安定な天気が続く中、山の天気予報のチェックを続けるうち、もうここしかないという日程で、今回の山行実施となった。
前々日の天気予報の結果を確認後、山行日程前日に仙丈小屋へ予約確認したところ、幸いにも空き有りとの事でついに計画実施が確定した。
予約確認後の夕刻、そそくさと車を走らせ180kmほど先の仙流荘を目指して下道をひた走り、23時前に現地着し車中泊で翌朝を迎えた。
さて、前日16:00の山の天気予報で出発の翌9/13は中腹以上のエリアでキリや雨との予報が出ていた。なので一日目はまず小屋までとし、この仙流荘バスターミナルのめちゃ遅い時間に出発する平日一番バス（08:05発）でのんびりターミナルをあとにした。
北沢峠でトイレを済ませ8:50にはスタート。案の定、途中からの景色は次第にガスに覆われ始めたため、五合目の分岐で今日の稜線ルートでは景観が望めないと判断して避け、馬の背側へトラバースすることにした。
馬の背ヒュッテで一息つき12:50に到着した千丈小屋・藪沢カールでは昼食をとっている間に更に濃いガスに覆われ始めたため、早々にチェックインを済ませてその日の活動は断念することにした。あとは夕食後の状況次第で日の入りに期待し、体力回復のため休息した。
夕食後は少しガスも切れ始めたため、日の入りを見るため稜線に出るも、やはり直接日の入りを見ることはかなわず、代わりに移ろい行くマジックアワー下の雲を見入るに留まった。
翌日、3時過ぎに外を確認すると、満点の星とまでは行かないまでも、ほぼ予報通りの快晴。さっそく身支度を整え、ザックをデポしてアタックザックをかついで日の出のマジックアワー鑑賞＋仙丈ヶ岳、大仙丈ヶ岳のピークハントに出かけた。
今回は今までにないくらい見事な一面の雲海で、見渡す限り高い山以外はすべて雲の下という景観。時を忘れるほどの景色に見とれ、やたらと写真を撮りまくり、雨を恐れて車に置いてきた一眼レフを、なぜ無理してでも持ってこなかったのかと悔やんだ。（以前水没させて一台修理不能にしてしまったトラウマ）
その後再び仙丈ヶ岳を経由して仙丈小屋に到着、デポしたザックを回収し小仙丈ヶ岳を経由して下山した。
（膨大な写真を絞り切れず類似した写真を多数UPしてしまいました、悪しからず。

）