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Yamareco

記録ID: 5942514
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山(雷鳥坂でクマと鉢合わせ&ライチョウと何度も遭遇)

2023年09月15日(金) 〜 2023年09月17日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:17
距離
15.6km
登り
1,259m
下り
1,265m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:32
休憩
0:02
合計
1:34
9:21
15
9:36
9:36
21
9:57
9:57
19
10:16
10:16
7
10:23
10:25
30
2日目
山行
5:17
休憩
1:46
合計
7:03
5:16
5:20
3
5:23
5:25
4
5:29
5:43
79
7:02
7:15
35
7:50
7:51
40
8:31
8:35
35
9:10
9:31
7
9:38
10:06
8
10:14
10:15
15
10:30
10:42
33
11:15
11:20
55
12:15
12:16
2
3日目
山行
1:06
休憩
1:21
合計
2:27
9:04
9:06
19
9:25
10:18
3
10:21
10:22
18
10:40
10:41
5
10:46
11:05
1
11:06
11:11
2
11:13
天候 9/15:曇り
9/16:曇りのち雨
9/17:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
まいたび(竹橋〜室堂往復(帰りは新宿西口に着))
コース状況/
危険箇所等
雷鳥坂:ザレのジグザグ道
富士ノ折立付近:岩稜帯
雄山〜一の越山荘:ザレの急坂
その他周辺情報 雷鳥沢ヒュッテ:日帰り入浴700円
みくりが池温泉:日帰り入浴1000円
三度目の室堂です。
2023年09月15日 09:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 9:20
三度目の室堂です。
天気は生憎のガス
2023年09月15日 09:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 9:28
天気は生憎のガス
草紅葉始まっています。
2023年09月15日 09:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 9:32
草紅葉始まっています。
時間は余裕あるので室堂山荘まで行ってみました。
2023年09月15日 09:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 9:36
時間は余裕あるので室堂山荘まで行ってみました。
2023年09月15日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 9:39
ミドリガ池
2023年09月15日 09:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 9:41
ミドリガ池
ミドリガ池のほとり
2023年09月15日 09:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 9:48
ミドリガ池のほとり
こちらはミクリガ池
2023年09月15日 09:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 9:50
こちらはミクリガ池
2023年09月15日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 10:01
リンドウ池
2023年09月15日 10:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 10:09
リンドウ池
雷鳥沢のテント場が見えました。
2023年09月15日 10:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 10:15
雷鳥沢のテント場が見えました。
地獄谷
2023年09月15日 10:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 10:21
地獄谷
2023年09月15日 10:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/15 10:31
2023年09月15日 10:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 10:36
空いていて一等地に設営できたと思いましたが・・・
今回は10年前に買ってまだ現役のモンベル初代ステラリッジ1型
2023年09月15日 16:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/15 16:25
空いていて一等地に設営できたと思いましたが・・・
今回は10年前に買ってまだ現役のモンベル初代ステラリッジ1型
2023年09月15日 16:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/15 16:50
明けて9/16(土)
2023年09月16日 05:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 5:29
明けて9/16(土)
剱御前小舎方面へ
少し登って、一時的に樹林に入るところで成獣のクマと鉢合わせに。一瞬の出来事だったので写真はありません。藪に入って逃げていく時の地響きは恐怖感を覚えました。
2023年09月16日 05:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/16 5:41
剱御前小舎方面へ
少し登って、一時的に樹林に入るところで成獣のクマと鉢合わせに。一瞬の出来事だったので写真はありません。藪に入って逃げていく時の地響きは恐怖感を覚えました。
濃霧のせい(おかげ?)で、この日は至る所で雷鳥に会いました。
2023年09月16日 06:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/16 6:15
濃霧のせい(おかげ?)で、この日は至る所で雷鳥に会いました。
同化して分かり辛い・・
2023年09月16日 06:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 6:30
同化して分かり辛い・・
2023年09月16日 06:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/16 6:32
鳴き声も初めて聞きましたが、蛙のような声でした。
2023年09月16日 06:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/16 6:32
鳴き声も初めて聞きましたが、蛙のような声でした。
2023年09月16日 06:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/16 6:35
足元を通り過ぎていきました。警戒心無さすぎ・・
2023年09月16日 06:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 6:37
足元を通り過ぎていきました。警戒心無さすぎ・・
剱御前小舎に到着。
2023年09月16日 07:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 7:03
剱御前小舎に到着。
別山へ向かいます。
2023年09月16日 07:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 7:16
別山へ向かいます。
何にも見えません・・・
2023年09月16日 07:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 7:19
何にも見えません・・・
またまた遭遇。
2023年09月16日 07:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 7:34
またまた遭遇。
クマとの遭遇によって、一緒に立山縦走をすることになったお二人。
2023年09月16日 07:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 7:38
クマとの遭遇によって、一緒に立山縦走をすることになったお二人。
別山に到着。
2023年09月16日 07:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 7:42
別山に到着。
気付いたら雨は降ってなかったものの、ガスでズボンが湿って来てたのでカッパを着込みました。
2023年09月16日 07:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/16 7:44
気付いたら雨は降ってなかったものの、ガスでズボンが湿って来てたのでカッパを着込みました。
その後も濃霧に覆われ、しかも強風にさらされ、何も見えない山行が続きます。
2023年09月16日 08:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 8:05
その後も濃霧に覆われ、しかも強風にさらされ、何も見えない山行が続きます。
まだ花が咲いているなんて・・
2023年09月16日 08:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/16 8:12
まだ花が咲いているなんて・・
真砂岳
2023年09月16日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 8:29
真砂岳
岩稜帯となりました。
2023年09月16日 08:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 8:57
岩稜帯となりました。
展望はきかないけどそれなりに楽しめました。
2023年09月16日 09:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 9:00
展望はきかないけどそれなりに楽しめました。
一瞬ガスが取れて山頂方面が見えました。
2023年09月16日 09:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 9:05
一瞬ガスが取れて山頂方面が見えました。
富士ノ折立山頂がガスが取れて見えました。
2023年09月16日 09:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 9:12
富士ノ折立山頂がガスが取れて見えました。
2999m 劒岳と同じ
2023年09月16日 09:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/16 9:21
2999m 劒岳と同じ
大汝山へはすぐです。食堂ありました。
2023年09月16日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 9:39
大汝山へはすぐです。食堂ありました。
ここも3000mあるんですね。
2023年09月16日 10:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/16 10:09
ここも3000mあるんですね。
途中で見かけた、落ちそうな岩
2023年09月16日 10:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 10:27
途中で見かけた、落ちそうな岩
雄山は大混雑。待ち時間ありそうなのと面倒なので上に行くのは止めました。
2023年09月16日 10:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 10:33
雄山は大混雑。待ち時間ありそうなのと面倒なので上に行くのは止めました。
2023年09月16日 10:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 10:40
2023年09月16日 10:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 10:42
さて、一の越山荘へ下ります。
2023年09月16日 10:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/16 10:49
さて、一の越山荘へ下ります。
登りと下りで分かれているので助かります。
登って来る人の多いこと! みな室堂から直接雄山を目指すんですね。
2023年09月16日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 11:14
登りと下りで分かれているので助かります。
登って来る人の多いこと! みな室堂から直接雄山を目指すんですね。
で、下ってきました。
2023年09月16日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 11:14
で、下ってきました。
雄山方面を振り返って。
2023年09月16日 11:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 11:15
雄山方面を振り返って。
室堂までは石畳の道が続いているとか。観光客でも一の越山荘まで来れてしまうんですね。
2023年09月16日 11:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/16 11:22
室堂までは石畳の道が続いているとか。観光客でも一の越山荘まで来れてしまうんですね。
雷鳥沢へ直接つながっている道でテント場に戻ります。
2023年09月16日 11:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/16 11:24
雷鳥沢へ直接つながっている道でテント場に戻ります。
途中でクロマメノ木の実が成っていたので少しつまみ食いしました。
2023年09月16日 11:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/16 11:58
途中でクロマメノ木の実が成っていたので少しつまみ食いしました。
テント場まで戻ってきました。
このあと、14時半頃から雨が降り出し、一時は雷も鳴り、夕方には大雨でテントは危うく浸水するところ、ギリギリでした。
周りの人は浸水して大変な状況になっている人もおられました。
2023年09月16日 14:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/16 14:03
テント場まで戻ってきました。
このあと、14時半頃から雨が降り出し、一時は雷も鳴り、夕方には大雨でテントは危うく浸水するところ、ギリギリでした。
周りの人は浸水して大変な状況になっている人もおられました。
明けて9/17(日)
帰る日は晴れるという、山あるある・・
2023年09月17日 05:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/17 5:51
明けて9/17(日)
帰る日は晴れるという、山あるある・・
2023年09月17日 05:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 5:52
行きたかった奥大日岳も見えました。
2023年09月17日 08:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/17 8:48
行きたかった奥大日岳も見えました。
晴れて稜線が綺麗に見えました。
2023年09月17日 08:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 8:49
晴れて稜線が綺麗に見えました。
2023年09月17日 08:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 8:49
2023年09月17日 08:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 8:49
剱御前小舎も見えるんですね。
2023年09月17日 08:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/17 8:49
剱御前小舎も見えるんですね。
立山の稜線も
2023年09月17日 08:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/17 8:49
立山の稜線も
そして雄山も
2023年09月17日 08:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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9/17 8:49
そして雄山も
戻る途中で地獄谷。煙がモクモクと・・
2023年09月17日 09:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/17 9:06
戻る途中で地獄谷。煙がモクモクと・・
テント場が眼下に。
2023年09月17日 09:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/17 9:06
テント場が眼下に。
やっぱり晴れていると映える
2023年09月17日 09:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 9:15
やっぱり晴れていると映える
2023年09月17日 09:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 9:23
雄山の山頂も見えます。
2023年09月17日 09:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 9:24
雄山の山頂も見えます。
憧れの温泉に入って汗を流して帰りました。
2023年09月17日 09:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 9:28
憧れの温泉に入って汗を流して帰りました。
2023年09月17日 10:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/17 10:20
後には劒岳が見えました。大勢の人が居たけど誰も気づいてない様子・・
2023年09月17日 10:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 10:25
後には劒岳が見えました。大勢の人が居たけど誰も気づいてない様子・・
2023年09月17日 10:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/17 10:30

感想

本当なら裏銀座と読売新道踏破の予定でしたが、バスは予約取れたものの、水晶小屋が3ヶ月前から予約開始で、すぐに満室で取れず。
何度もキャンセルで空きが出てないかチェックしていましたが、遂に空く様子がないので今年は諦めてバスもキャンセル。

そして候補の一つでもあった立山に行先を変更しました。
いずれ行きたいと思っていたので、念願叶った訳ですが、残念ながら天気は優れず展望を楽しむことは叶いませんでした。
7月からずっと続いていた晴れも12連続で途切れました。そううまい事いきませんね。
初日は室堂から雷鳥沢テント場までで、テントを張って天気が良ければ、奥大日岳をピストンするつもりでしたが、ずっとガスがかかってたので止めました。
展望の良い山なのに、ただのピークハントするだけではつまらない、ってことで夜行バスで一睡もできてなかったので休養することにしました。

翌日9/16は別山から立山周回をしました。
この朝、クマと遭遇した訳ですが。ものすごい偶然だったのです。
まず、テントを出て30m位歩いたところで帽子を忘れたことに気付いてテントまで取りに戻ります。この間は2〜3分ほど。
そしてテント場を出て、沢を渡る橋を写真撮ろうとした際、今度はデジカメをテントに忘れて来てしまったことに気付き、やはり取りに戻りました。今度は10分程度のロス。
そして沢を渡って分岐で、大日岳方面とは逆だという思い込みから、真砂岳方面に入ってしまいます。最初の分岐で真砂岳への指標を見て間違いに気付き沢を渡ったところまで戻ります。ここでもロスが約10分位だったでしょうか。

ようやく雷鳥沢のコースに入り、登りだします。
しばらくは枯れ沢のようなガレの道を登っていき、右に道がカーブして、すぐ左にカーブするところで、上から登山道を下りて来ようとしたクマとばったり鉢合わせに。
クマ鈴は着けてましたが、急な登りだったので鳴ってなかったかも知れません。

クマとの距離は、わずか5〜6m程度でしょうか。
一瞬、陰と気配を感じたので人が下りて来たと思ったら、次の瞬間真っ黒に見事な月の輪の白いのが現れてびっくり! 向こうも私に気付いた瞬間、左のハイマツの藪の中に飛び込み逃げていったのですが、その時の音が、地響きを立てながら凄い音で恐怖感を覚えました。
かなり大きかったです。立ち上がると1.5mはありそうな成獣でした。

出会った瞬間はうわっ、と私が声を出して、クマがすぐに逃げてくれたのですが、その逃げていく音の方が怖かったです。
しかしその音もすぐに止んだので、もしかして私が通過しようとして、親子クマだった場合、子熊が親クマを追いかけてきてたりしたら、親クマが戻ってきて襲い掛かって来るかもしれないと思い、通過する気になれず、一旦30m位下って、下から登って来る登山者を待つことにしました。

5分位待っていると登山者が登って来ました。すぐそこでクマと会ったことを伝えると、少し待ちましょうということになり、さらに10分ほど経過。小学生高学年位の男の子を連れた親子3人組が登って来ました。すると私からクマの事を聞くと、行先を変更します、と言って下っていかれました。そして別の1人の若い男性が登って来られて、一緒に通過しましょうと誘って、私含めて3人でクマが出たところを通過しました。
その後行先を聞くと、私と同じ、別山からの立山周回だったので、一緒に歩くことになりました。

この日の朝の、自分のミス連発による時間のロスによって、クマと遭遇し、そしてその事がきっかけで人との出会いがあり、なかなか無い山行となったのでした。

その後は雷鳥坂で、雷鳥と何度も遭遇し、写真も至近距離で撮ることができ、展望はきかないけど濃霧のおかげで雷鳥三昧となりました。
剱御前小舎からも濃霧のなか、別山、真砂岳、そして立山の三座を巡りました。
雄山は人でごった返してたのですぐにパスして一の越山荘へ。
一人の若い方は室堂へ下山して本日帰宅とのことで帰って行かれました。
残った2人で雷鳥沢のテント場まで無事戻ってきました。

その後14時半頃から雨が降り出し、やがては夕方にかけて土砂降りになり、下山してからで良かったとつくずく安堵しました。でもテントはびしょ濡れで床下も水が入ってチャプチャプ状態で沁みて来ないか冷や冷やものでした。
何とか無事にもってくれて良かったのですが、翌朝の撤収時には床がドロドロのテントを畳まなければならず、帰宅後の片付けを思うと気が重くなりました・・・

帰る日は晴れて気持ちのいい天気に。
でも昼にはガスが急に出て来て、帰りのバスではもう山の姿が見えなくなっていたのでまた雨が降ったかも・・・

今回は温泉も目的の一つで、雷鳥温泉、みくりが池温泉と2つ入ることもできて念願が叶いました。
たまには楽な山行もいいもんだ、といった山行でした。
なにより、これまでも何度かクマとの遭遇はありましたが、間近で見れたのは貴重な経験となりました。室堂に戻ってきて、一応、自然保護センターで登山届を出せるようになっていたので、そこにクマと会った場所と状況などについて報告しておきました。
これで今年の夏山は終わりです。今年は例年と違って、天気に恵まれたお陰でかなり計画を消化することができました。

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コメント

kumaoさん

 どひゃ〜っ、メチャクチャ近接遭遇でしたね!
雷鳥坂のようなメインの登山道でも、こういう遭遇があるんですね〜。 確かに子連れだったらやばかったですね。熊も驚いたでしょうが・・ホント、逃げてくれてラッキーだったですね。
その後の対応(しばし時間をあけて複数で賑やかに通る)、流石、ご立派です。
 幌尻岳の時は頻繁に笛を吹いていましたが、鈴だけだと鳴らない、聞こえない時がありますね。私も肝に銘じます。
 いや〜、それにしても無事のご帰還、心からお喜びします。
2023/9/18 14:53
いーぐるさん、こんにちは!

コメントありがとうございます。
人間に興味を持って逃げないとか、そういう個体だったりしたらと思うと距離が近すぎたのでホント、ラッキーでした。
本来ならこういうのが普通だといいのですが。各地のクマ関連のニュースで、人身事故も起こってるので、思い返すと怖いです。出会ったシーンが脳裏に焼き付いてます。
鈴ももう少しリーンと鳴り響くタイプがいいのかな? でも人が居るところだとうるさいですから難しいですね。
成獣でしたが、ヒグマはさらに大きいと思うと、いーぐるさんも、幌尻岳のとき、唸り声聞こえたんですよね、怖っ!!
2023/9/18 15:46
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
予定
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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