伊藤新道・裏銀座



- GPS
- 25:35
- 距離
- 41.6km
- 登り
- 2,893m
- 下り
- 2,905m
コースタイム
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:41
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 10:48
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 12:28
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
---|---|
アクセス | 七倉山荘から先は専用タクシーか徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
水量が少なかった。 |
写真
感想
伊藤新道が開通した。でも勝手がわからないので、ガイドさんに連れて行ってもらうことにした。伊藤新道は半分は沢、残り半分は山歩きとなる。
まず七倉から高瀬ダムまでタクシーで行く。ロックダムをジグザグに登るのがなかなか面白い。ここからトンネルをいくつか通って湯俣温泉を目指す。湯俣温泉付近までくると硫黄の匂いが強くなった。ジップラインで遊んでから青嵐荘に入る。ここは風呂に入れるのがよかった。
翌日は朝早く出発。川岸を歩くとあちこちで蒸気やお湯が出ている。途中で"玉ねぎ"が見れるということで対岸に渡る。これはなかなか珍しいものだ。天然記念物の噴湯丘とのこと。今年は基本的には水量が少ないらしく、本来は必要な箇所だけ渡渉するようだが、今回は川の中を歩ける場所が多かった。伊藤新道の少し先にも景色の良いところがあるそうなので行ってみた。なかなかいい雰囲気の場所だ。さらに上流に行けば温泉のように川に入れるらしい。
ここから山に入る。この近くにクラウドファンディングで避難小屋を建てようとしているらしい。山道に入るとしばらく急坂が続く。これを登りきると、今度は長い長い道のりとなる。最後はトラバースとなり高低差はあまり無いが、小屋が見えてからも遠い... でも思ったより早く三俣山荘に着いたので、予定を変更して今日中に鷲羽岳にに登り、明日は裏銀座を歩くことになった。
翌日の朝もかなり早く出た。予報は晴れだったが少しガスがかかっている。まずは水晶岳を目指す。今回の百名山は水晶岳で2つ目。水晶岳の上で水晶が取れないかと思ったが、まぁ...そのような事はなさそうだ。山頂はガスがかかり風も強く寒かったが、ここは双耳峰なので北端の方も行ってみた。水晶岳への往復で17羽ものライチョウを見ることができたのは幸運だ。
水晶岳から戻った後は野口五郎岳を目指す。相変わらず濃いガスがかかっていて、幻想的な雰囲気なのは良かったが、眺めは無い。ところが野口五郎岳が見える地点まで来たら、途端にガスが晴れた。TVのにっぽん百名山で見るような見事な風景が目の前に広がる、最高!
でも野口五郎岳も結構遠い。ヤマレコでピーク表示があったので、一人で真砂岳も行ってみたが、特にルートがあるわけでもなく、山頂表示があるわけでもなかった。でもスピードを上げることができたので、少し楽しい。野口五郎岳着いたときにはまたガスがかかってきたが、一瞬青空が見えて無事に記念写真を撮ることができた。さすがに5時間休みなしに行動したため、野口五郎小屋でホットココアを飲む。一休みした後は、また裏銀座を進む。しばらく行くと眺めの良い場所に出た。三ツ岳らしい。遠くに今日降りる予定の烏帽子小屋が見えた。ここも素晴らしい景色だ。裏銀座は思ったより距離があるが、あと少しと思うと寂しい感じ。
烏帽子小屋で水を補充し、高度差1200mを一気に降る。ここは北アルプス三大急登の1つらしい(メジャーな山の知識は無い...笑)。道は意外と良かった。しかし迂闊にも途中で転んでしまった。急斜面を落ちそうになったが、何とか最初の数メートルで踏みとどまった。まぁ泥だらけになってしまったが。左足が少し疲れているようだ。無事に山を降りて予約していたタクシーに乗る。最後は七倉温泉に入ってサッパリして解散。
伊藤新道・裏銀座と盛りだくさんの山行となった。天気もよく素晴らしい景色を堪能できて良かった。
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