鴨沢〜雲取山（山荘泊）〜三峰神社

2015年03月13日(金) 〜 2015年03月14日(土)

• GPS: 24:37
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,216m
• 下り: 1,684m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:59

9:19 鴨沢バス停
9:46 9:46 丹波山村村営駐車場(権現平)
11:02 11:02 堂所
12:03 12:45 七ツ石小屋
13:12 13:12 七ツ石山
13:24 13:25 ブナ坂
13:56 13:56 奥多摩小屋
14:08 14:09 ヨモギノ頭
14:36 14:36 小雲取山
14:54 14:55 雲取山避難小屋
15:03 15:05 雲取山
15:18 雲取山荘

2日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:10

5:44 雲取山荘
5:58 5:58 大ダワ
6:52 6:53 白岩山
7:02 7:02 白岩小屋
7:22 7:22 前白岩山
7:31 7:32 前白岩山の肩
7:53 7:54 お清平
8:32 8:34 霧藻ヶ峰
9:17 9:18 木の鳥居
9:38 9:42 三峯神社バス停
9:54 9:54 三峯神社
9:54 ゴール地点

天候

両日とも晴れて気温も高く穏やか。唯一、稜線上で強い風に吹かれ顔が少々痛かったくらいであとはほぼ快適。
ただし、少々ガスっており、富士山は臨めなかったのが残念。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き）
6:36神田駅発中央特快→7:14立川駅7:20発青梅線→8:00青梅駅8:02発青梅線→8：37奥多摩駅08:42発鴨沢西行きバス（2番乗り場）→09:16鴨沢BS着

帰り）
10:30三峯神社発西武秩父駅行きバス→11:40頃西武秩父駅着（ランチ）12:25発特急レッドアロー→13:44池袋駅

コース状況／危険箇所等

トレース）
鴨沢からの登り、三峯への下りいずれもメインルートは明快なトレースががっちりできているので道に惑うことはありません。

積雪：鴨沢ルート登り）
七ツ石山手前あたりから路面の凍結が出始めました。七つ石山は一面真っ白です。トレース部は踏まれすぎてしっかり固まっているので、アイゼンが気持ちよく刺さります。

積雪：三峯口ルート下り）
山荘出発から、三峰口到着まで、アイゼンは付けっぱなしでした。途中、お清平からしばらく雪がなくなりますが、霧藻ヶ峰手前からまた凍結路が現れるのではずさなくて正解。霧藻ヶ峰以降は、雪というよりも完全な氷状態の路面になるので、アイゼンしがいがあります。
芋ノ木ドッケ周辺は、細いトラバース道が長くあり、しっかりアイゼンをきかせながら一歩一歩丁寧に歩く必要があります。道が細いので、10本以上アイゼンだと逆に引っかけが怖いかも。
なお、4本アイゼンしか持っていない方は、山荘のご主人から三峯ルートはやめた方が良いとアドバイスされていました。4本だとクルンと回っちゃうことがあるので、とのことで。

その他周辺情報

三峯口に降りると温泉がないなーと思っていましたが、三峯神社内に、日帰り入浴できる施設がありました。平日は10時〜、週末は9時半〜とのこと。

写真

3/13 8:41

奥多摩駅。考えてみればこの駅に来るの初めて！

3/13 8:41

トイレ行ってバスへGO。5割くらいの乗車で、そのうち登山客は4〜5組。

3/13 9:18

鴨沢BS到着。

3/13 9:20

この横の階段でいいんですよね？と周りの人に尋ねながら。

3/13 9:21

登ったところ。右へ進む。

3/13 9:22

折り返して、集落の中の舗装路を進みます。

3/13 9:26

青空だー

3/13 9:29

杉もあるー。ちなみに、マスクはしっかりしております。

3/13 9:29

大きな看板に従って進みます。

3/13 9:46

車道にぶつかり、左手に進んで行きます。

3/13 9:49

100mくらいで道標が出て、ここからまた山道へ。

3/13 9:50

こんな感じの林道がずーっと続きます。

3/13 10:07

天気は良いけど、遠くの方は少しかすみますね。富士山は無理かな。

3/13 10:19

霜柱がありました。

3/13 10:21

日が当たるところでは溶けてグチャってます。

3/13 10:29

それが日陰になると、踏み跡のまま凍結していたりも。

3/13 10:29

3/13 10:40

水場があるのですね。

3/13 10:42

ここは標高1150m、雲取山まで2時間45分だって。へー。がんばれば13時半には山頂に行けるのか。。

3/13 10:45

ちなみに足もとはグチャグチャ。

3/13 10:48

枯れ葉道は気持ちよいよね。

3/13 11:03

堂所に到着らしい。

3/13 11:06

ここでマスクを外してみました。

3/13 11:07

ところがすぐに杉道が出てきて、またマスク装着。

3/13 11:12

道が少し岩っぽくなってきました。

3/13 11:29

で、凍結が出てきました。

3/13 11:35

早くもチェーンスパイク装着。バスが同じだった女性2人組の方とちょうどご一緒した感じに。

3/13 11:37

せっかく装着したのにすぐに土道。悩みながら、外してみました。

3/13 11:49

ちゃんと七つ石山に寄っていきます！

3/13 11:49

かすんでいるものの、見晴らしがよいとうれしい。

3/13 11:55

再び凍結路。

3/13 11:58

で、再度装着。グチャ道を歩いてきたところなので手も泥だらけ。

3/13 11:58

固く凍結しているのでアイゼンが気持ちよくザクザクききます。いいね。

3/13 12:05

七ツ石小屋見えたー。

3/13 12:07

はい到着。

3/13 12:44

今日はここで休憩料500円を払ってゆっくりやすむことにします。小屋泊だから時間はたっぷり贅沢に。

3/13 12:19

奥の湯飲みは、小屋でいただいた紅茶。開設五十周年記念の湯飲み、ステキですね。

3/13 12:22

レトルトリゾットを食べようとしたらスプーンを忘れたことに気づき、1本満足バーに交換。武器忘れ残念。

3/13 12:33

七ツ石小屋のトイレ。きっれーい。

3/13 12:34

中はこんな。ピカピカやね。

3/13 12:44

小屋からの景色。大休憩をゆっくり堪能しました。

3/13 12:48

さ、山頂をめざしましょう。

3/13 12:49

ここからは雪道が続きます。

3/13 12:53

カーブのところにふと見ると鹿のフン？約20cmの円形に不思議なフンの集積がありました。謎すぎる。

3/13 12:57

今日初めての、雪道らしい道。固いけどね。

3/13 13:00

ここは石尾根縦走路なのですね

3/13 13:00

日原方面への踏み跡は少ないですね

3/13 13:00

七つ石山方面はばっちり。

3/13 13:06

神社がありました。雪でなのかな、社殿がかしいでいます。

3/13 13:11

さあ到着！

3/13 13:12

三角点を台にして記念撮影。

3/13 13:15

良い景色、見晴らしよし！

3/13 13:15

行く山が見えるねえ。いいねえ。

3/13 13:17

下り斜面は北向きになるので雪も多いですね。

3/13 13:17

3/13 13:23

ブナ坂です

3/13 13:29

幅広い尾根道。ここ好きだなー。景色よいし。

3/13 13:30

七つ石山を振り返る。

3/13 13:32

一部、南向きの斜面は溶けてます。

3/13 13:51

風は強いけど気分良く歩ける

3/13 13:54

テントもちらほらみかけます。

3/13 13:56

そうこうするうちに奥多摩小屋です。

3/13 13:59

今日は巻道は無視！

3/13 14:07

登りが体にこたえるけどがんばる！

3/13 14:07

ヨモギノ頭です

3/13 14:10

で、下る。

3/13 14:14

富田新道、という方面は全く踏み跡がありませんでした。

3/13 14:20

さて、また登る！きついっす。

3/13 14:32

あと50歩！と念仏のように唱えながら。

3/13 14:35

小雲取山の山頂ではないのね。ま、この分岐がしるしってことで。

3/13 14:37

最後のピークめざして進む！

3/13 14:40

雲取山荘方面への巻道分岐。少しトレースがありました。

3/13 14:45

あー、ここも好きな感じの尾根！

3/13 14:45

15時近いこともあり、だいぶ雲が出てきています。

3/13 14:45

けど東側はまだ明るい。

3/13 14:47

山頂避難小屋が見えた！

3/13 14:54

あと50歩念仏中。

3/13 14:56

はーい、到着！

3/13 14:58

来た道を振り返る。そういえば日帰りすると言ってた女性二人組とすれ違わなかったけどどうしたのだろう。

3/13 14:57

左手に、山梨百名山の山頂標がありました。

3/13 14:59

山梨山頂標から小屋の裏手の方に登っていくと…

3/13 15:01

東京と埼玉の山頂がありました。

3/13 15:02

これは埼玉の山頂標！

3/13 15:02

これは東京の山頂標。

3/13 15:02

3/13 15:02

埼玉出身だけど、現在都民として、東京標と記念撮影。や、ただカメラを置ける台がうまいところにあっただけなんすけど笑

3/13 15:04

320度くらい見渡せました。

3/13 15:06

名残惜しみつつ、山荘に向かって下山します。

3/13 15:06

けっこうな急坂です。北向きでよく雪が積もっているので滑るように下れました。

3/13 15:16

見えた！

3/13 15:18

はいー、到着。ひー、けっこう疲れてる。

3/13 17:11

山荘うぉーっち！玄関はこんな感じ。靴も含め荷物は全部部屋に上げます。スリッパがあります。

3/13 18:38

ちなみに私は厚手の無印良品の室内履を履いてさらにスリッパ。

3/13 16:26

受付とお土産ディスプレイ。柱でちょうど隠れているけど、石油ストーブが2つ、ベンチに囲まれてあります。

3/13 16:26

なななんと、自動販売機！そして素晴らしい、角ハイがある！

3/13 16:29

玄関正面が掲示板になっています。その左手に延びる廊下。

3/13 16:28

本棚があり、雑誌（古いのから新しいのまで）がたくさんあります。

3/13 16:28

奥の方には文庫本も各種取りそろっていました。

3/13 15:32

廊下の突き当たりを進むとトイレが。

3/13 15:32

暖房が効いて暖かい。男女一緒です。個室4つと、右側には男性用トイレ。

3/13 15:33

個室は和式2つと洋式2つ。素晴らしいトイレでした。

3/13 18:19

手を洗えないかわりにお手ふきが置いてある！ちょっと贅沢すぎじゃない？と思いながらも使わせていただきました。

3/13 16:28

2階へ進みましょう。

3/13 18:20

階段の脇にはたくさんのキノコ類のスケッチが飾られてます。

3/13 15:26

2階の廊下も長いねえ。

3/13 16:38

見取り図。わたくしは角部屋2−5を個室で使わせていただきました！

3/13 15:57

個室だからのびのび広ーい。こたつもウレチイ。

3/13 15:28

押し入れに布団たっぷり。

3/13 15:28

ハンガーも使い放題。

3/13 15:51

さっそく角ハイ。

3/13 17:55

夜ご飯は18時。

3/13 18:52

寝るにあたってはこたつをフル活用。掛け布団と式布団を足して環境を整えました。暑いほど暖かい。幸せ。。

3/14 4:55

で、朝ご飯。

3/13 16:40

このバス案内を見て、帰路を三峰口にすることを決意しました。

3/14 5:45

日の出は5:53とのこと。けど、山頂に上がらずにまっすぐ下山します。日の出前だけどすでに明るくなってます。

3/14 5:47

三峯へは北向きなので雪がずいぶんたっぷり残っていますね。

3/14 5:49

すぐに出てくる男坂、女坂の分岐ですが、女坂はほとんどトレースがなく。男坂を進みます。

3/14 5:51

雲取ヒュッテ跡

3/14 5:52

悪場あり、って、これは夏用？

3/14 5:57

いろいろ分岐が出てくるけど。日原かー。遠いな。

3/14 6:00

3/14 6:13

太陽が見えてきました。

3/14 6:18

冬場向けの注意書き。軽装で来ちゃう人が多いんだろうなー。

3/14 6:18

この注意書きが多言語でも展開されていました。確かに芋ノ木ドッケ周辺は、アイゼンないと無理だわ。

3/14 6:21

登りです。

3/14 6:26

今日は下りなのになーと思いながらがんばる。

3/14 6:29

この細いトラバース。凍結しているから慎重に、また、アイゼンも引っかけないように。

3/14 6:31

階段も出てきたり。

3/14 6:34

何度も出てくる細トラバース。

3/14 6:42

合間に見える景色は素晴らしい。

3/14 6:44

やっと穏やかな林道だ。

3/14 6:46

芋ノ木ドッケ到着。

3/14 6:46

なるほど。なんだけど「いかにも奥秩父的は地名です」って誤字だよねえ。

3/14 6:50

森の中の雪道。いいねえ。

3/14 6:52

白岩山。

3/14 7:00

下る。

3/14 7:02

白岩小屋。

3/14 7:03

すきま風とかすごそうだけど、使えるのかな？

3/14 7:05

3/14 7:14

時々雪のない箇所が出てきました。

3/14 7:22

で、前白岩山。景色良いですね。

3/14 7:31

急坂を下ると、前白岩の肩。

3/14 7:31

ここからはスピードが出せる良い感じの斜度。

3/14 7:45

でも急になったりして

3/14 7:47

鎖のある箇所もありました。

3/14 7:52

気づいたら半分越えてました。

3/14 7:53

で、お清平到着。

3/14 7:53

ここからすっかり雪がなくなりました。

3/14 7:53

ちょっと出てくるけど

3/14 8:05

またなくなり。アイゼン外すか？と一瞬迷いながらも、まだ我慢。

3/14 8:09

我慢して正解。日陰や北向きになると凍結路が出てきました。

3/14 8:15

霧藻ヶ峰です。

3/14 8:16

見渡せますね。

3/14 8:16

休憩所。

3/14 8:17

秩父宮レリーフが、でかっ

3/14 8:18

少し離れた場所にトイレもありました。

3/14 8:35

次は地蔵峠。

3/14 8:32

ここも、眺望よし。

3/14 8:36

ここから林道ぽくなるけど、完全に氷の道。

3/14 8:38

雪の面影も少ないほど氷っている。

3/14 8:39

ベンチの上に、着替えて忘れていったらしいダウンが。これは三峯ビジターセンター駐車場の料金所にお届けしておきました。

3/14 8:43

このあたりから丁寧な高度看板が出てきます。ここは標高1400m。

3/14 8:45

土が出てくるけどアイゼン外さない。

3/14 8:52

炭焼平というのですね。

3/14 8:51

これが炭焼きがまの跡。

3/14 8:51

道ばたにあったこれは何だろうか。

3/14 8:59

10分で100m下った。

3/14 9:04

やはり出てきた凍結路。

3/14 9:05

なんだか秋みたい。ここもステキ道。

3/14 9:12

また10分弱で1200m

3/14 9:15

三峯神社奥宮の鳥居です。

3/14 9:16

千住永見、というお札が貼ってあったけど、あの居酒屋の永見かな？

3/14 9:20

さて最後の凍結路。

3/14 9:20

アイゼンはずさず大正解！

3/14 9:21

あー、あと1kmだ。名残惜しい。

3/14 9:23

山よ、サヨウナラー。

3/14 9:25

出口の鳥居が見えました。

3/14 9:26

鳥居周辺にたくさんの看板や登山届けポストがあります。

3/14 9:26

3/14 9:25

とにかく、山をなめるなよ、という注意ですね。

3/14 9:26

3/14 9:28

3/14 9:28

ここで私はアイゼンを外しました。

3/14 9:29

木々に、謎のポリタンクが付けてある。

3/14 9:29

幹の中にチューブが刺さってます。なんだろね。

3/14 9:30

森はキヤノン電子が整備しているらしい。宝登山の方にもあったような。精密機器には水が大事だからね。

3/14 9:33

ビジターセンターの建物群が見えました。

3/14 9:40

ダウンを届けにビジターセンター、駐車場にちょっと寄って。

3/14 9:38

剥製がたくさん。

3/14 9:47

で、今日の本丸、三峯神社参り。

3/14 9:50

古い交番ぽい建物。小金井の江戸東京たてもの園で見たのと似たような。

3/14 9:50

日本武尊銅像だって。手を振っていてかわいい。

3/14 9:54

三峯神社の拝殿です

3/14 9:58

御朱印もいただきました。

3/14 9:56

な、なんと日帰り入浴施設が！

3/14 10:07

駐車場に戻りました。バス停待合い所でアンダーウェアを着替えなど。

3/14 10:21

バスが来ました。降りるお客さんはたくさんいますが乗るのは私だけ。

3/14 11:39

バスで西武秩父駅までバビュッと。

3/14 11:48

ランチに豚の味噌漬け定食をいただきました。

3/14 12:14

さらにおやきとすまんじゅうも食べちゃった。満腹満足の山旅でした。

装備

個人装備

オバジャケとオバパンは不要でロングスパッツのみ装着 靴は３シーズン用ピナクル チェーンスパイクCAMPが大活躍

感想

hnhn

昨年の8月頃は雲取山なんて無理無理、と言っていたのになあと感慨深い今回の山旅。雲取山荘に是非一度泊まってみたいと思い、有給休暇での平日登山です。

行きの道程）
雲取山、景色が素晴らしくて大好きになりました。最も気に入ったのは七ツ石山から奥多摩小屋の平原。来た道・行く道が広く見える開けた道、しかも勾配がほとんどないので景色をゆっくり楽しみながら歩きました。雪があるとないとではまた違うんだろうなあ。季節をかえてまた来てみないと。
しかし、景色を楽しみながらも、体力的には少々きつかったのが反省点。前半にとばしすぎて後半ばてるという、典型的な失敗。丹沢山に登ったときもそうだったなあ、と学習していない自分が情けない。今回は、七ツ石小屋手前でチェーンスパイクを履くときに座って休んでしまったら、筋肉が弛緩してしまったのでしょう、足＆臀部に力が入らなくなってしまいました。そこで七ツ石小屋で思い切って30分も大休憩をして回復を試みました。が、そんなすぐに回復するわけもなく、後半はえっちらおっちら足を運んでいきました。それにしても七ツ石小屋のトイレはきれいですね！びっくりしました。
疲れながらもピークはできるだけ踏んでいきたいと思い、七つ石山、ヨモギノ頭ともにヒーコラ寄っていきました。小雲取山と雲取山と合計4回のヒーコラを乗り越えて行きましたが、疲れていても登りきると気持ちよい！ヒーコラの合間には、静謐な景色を堪能し、大満足な行程となりました。

山荘）
さて、雲取山荘。
素敵な小屋でした。（ご主人は息子さんの方だったのかな？山荘のHPなどにあるお写真とは別人のお姿でしたが・・・。声がステキですね。）平日ということで、宿泊客は10名くらい。そのうち、1組を除き、あとは全員単独のご様子でした。そして、全客とも個室。8畳ほどの部屋にこたつがある部屋を独占できるとはねえ・・・ありがたや。
なんといってもトイレの仕組みが素晴らしいですね。暖房で夜中も寒くなく、便座も暖かい。紙類は流せない水洗ですが、その紙類を捨てるゴミ箱はおそらく地下で集約式なのでしょう、ゴミ箱のふたを開けると直径10cmほどの筒があり、紙類はそこに吸い込まれていきます。その結果、トイレ内に臭いが全然残らないのですねー。山小屋で贅沢を言うなといっても、トイレが快適なのはやっぱりうれしい。
ちなみに、お水、お湯は無料でいただけます。ちょうど水が最も少ない時期ということでしたが、持っている水筒に十分いただけました。
あと、同宿の方々、楽しくご一緒させていただきありがとうございました！

帰りの道程）
計画では鴨沢ルートを戻る予定でしたが、山荘で三峯からのバス時刻表を発見し、迷った結果三峯に降りることにしました。今後のためにいろんなルートを知っておきたいということと、三峯ルートの方が好き、という意見をきいたことがあるので見てみたいと思ったのが理由。結果、三峯ルートが好きという理由もわかったような。上り下りを大きく繰り返すので、縦走気分が味わえるのが良いですね。
ただ、ほんと芋ノ木ドッケ周辺の道は気をつけないと。トラバース落ちそうだったし。降雪直後だともっと危険なんだろうなあと、今後1〜2月期にまた来ることもありそうなので、覚えておきたいと思います。

下山後）
三峯に下ると、車がないと手軽によれる温泉がないなあ、とあきらめていたのですが、観光に赴いた三峯神社に、なんと日帰り入浴施設があった！！西武秩父周辺は調べたのに、三峯周辺の検索を逸していたことを大後悔。知っていたら、あと20分早く出発て寄ることができたのに！
あと、山荘同宿で私同様に三峯下りを決めた女性、10時半のバスを予定されていましたが乗ってこられませんでした。10時半を逃すと12時45分まで次のバスがないんだけど大丈夫だったかな？

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