のたのた、何とか大峰山奥駈9日間
- GPS
- 67:15
- 距離
- 91.4km
- 登り
- 7,435m
- 下り
- 7,204m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 4:07
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:57
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:15
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 10:38
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:34
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:39
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 9:51
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:48
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
自由の身となり、誰も祝ってくれないので、還暦を記念して奥駈に挑戦しました。
普通は6日、もっと早く行く人もいるのに、9日も。恥ずかしいのですが、でも、長足でない人たちもいるだろうと、皆さんに、何か少しでも参考になればと、公開します。
ま、道はハードで長い。最初の8日完遂のプランは、1日9時間も歩けないよ!で、3日目から崩壊、
半日休んで、何とか心が折れるのを防ぎ、山小屋にも助けられ、どうにかゴールした感じ。天気にも恵まれました。
やはり、働き方改革、1日8時間労働、週休2日が理想で、持続可能です、
1日目 吉野〜守屋茶屋跡
九州からだと午後に吉野入り、月曜までケーブルカー動いており、吉野山上駅から歩き出す、水汲む場所はない。桜の頃は賑わうだろうと思いつつ、次第に鄙びて山の中らしくなる、心見の茶屋跡はテント張るスペース無く、少し先の茶屋跡かに、杉林の中にツエルトを張る。
2日目 〜四寸岩山〜五番関〜陀羅尼助
四寸岩山まで登り、頂上で少し雨。二蔵小屋で水を汲む。五番関から女人禁制。広い稜線はブナの紅葉美しい。洞辻先の陀羅尼助茶屋前で幕営、何と水の量を勘違い、ラーメンが作れずパンを齧る。
3日目 〜山上ヶ岳〜行者還小屋
いよいよ大峰山寺の領域に、閉山時期なので静かなもの。ここより紅葉の静かな尾根歩き。大普賢岳こした先は道が悪い、疲れてしまい行者還の小屋止まりとする。何と小屋の水道(置き水)は出ず、真っ青になる。手前のポテンポテンの水場の水の取り口を掃除し、何とかお箸大の水を確保。水場まで何度も往復し消耗。
4日目
〜八経ケ岳〜揚子ケ宿
今までほとんど人いなかったが、気持ちいい尾根道。奥駈出合から登山者がいる。弥山の小屋でカップ麺食べる。揚子の小屋の水は分からないとの事で、2リットル水を買う。夕方、熊野からというトレランの若者が泊まりに来る。寝袋を忘れた?とか。香精水は出ているとの貴重な話。
5日目
〜釈迦ヶ岳〜深仙宿小屋
あさからガス、釈迦ヶ岳の間近は悪い岩場で、なかなかな高度感。頂上で晴れ出すが、ここまででもう疲れ果て、持続不能となる。辞めたい気持ちを抑え、休んでもいいから完遂しようと、半日の行動とする。
強風が吹き荒れ、夜半は雨。ツェルトなら悲惨だった。小屋の屋根が飛ばないかと思うほどで、ほぼ寝れず。やはり耳栓が要った。
6日目
〜太古の辻〜平治の宿
強風。重い雲が垂れ込めるも東の空は朝日で出発、太古の辻からは激しいササの中を行く。ひたすら見通しのいい尾根下り。天気なら最高だろうが、烈風ではかどらず。証誠無漏岳でスワ、熊かと思ったら猿。持経の小屋で水を汲み、平治の小屋へ。
7日目
〜香精山
本日頑張らないと9日で下山できないため、夜明け前から動き出す。行仙の小屋で1時間ほど携帯を充電、高度下げてゆるい尾根道だったのに、地蔵岳あたりが岩場でかなり悪く、こりゃ地獄岳かよと嘆く、何とか予定まであと少しの香精山まで辿り着き、ツェルトに潜り込む。
8日目
〜玉置神社〜大森山の先
玉置神社に近づくと、古道を感じるいい登山道の中に舗装路が接してやや白ける。神社で水を汲み、結構な傾斜をひたすら下山、大森山の登りがこたえる。
明日下山の見込みがついたので、熊野本宮のゲストハウス結をネットで予約。
9日目 〜下山
荷は軽いが、ちょっとした登り返しがきつい。尾根道は、最後の最後まで長く、やっと2時すぎに熊野大社へ、川を渡る気満々だったが、河原への降り口がよく分からず橋を渡る。焼肉ランチを食べ、蘇生の湯に入りホッとする。
★課題の水場
頼れるのは、
小笹の宿(沢)
弥山小屋(購入、営業中のみ)
持経の小屋(沢、小屋より400m)
玉置神社(御手水)
金剛多和、(徒歩3分、沢)
この時期、多分大丈夫
二蔵の宿、深仙小屋(香精水)
少しはある
行者還の小屋、鳥の水
ゼロではない
楊枝の小屋 あとは未確認
★ビバーク地
行程に合わせて無手勝で。等高線で当たりつけて、岩稜地でなければ、何とかなる感じ。小屋を最大限に活用を。消耗度が全く違う。
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