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Yamareco

記録ID: 613223 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走 甲信越

五剣谷岳

情報量の目安: A
-拍手
日程 2015年04月11日(土) ~ 2015年04月12日(日)
メンバー
天候4月11日
日の入り:18:15 月齢:21.7
天気:小雨のちガス時々霧雨 無風 
最低気温:夜中2℃

4月12日
日の出:5:14
天気:快晴 無風
最低気温:明け方0℃
アクセス
利用交通機関
車・バイク
五泉市上杉川。哺土原林道に入ってすぐの除雪最終点に駐車。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
9時間7分
休憩
35分
合計
9時間42分
Sスタート地点06:1406:35木六山登山口06:4808:20555mピーク点の山08:3709:10グシノ峰10:19木六山10:2011:46七郎平山12:46銀次郎山12:4814:06銀太郎山14:0715:24五剣谷岳15:2515:56宿泊地
2日目
山行
8時間24分
休憩
29分
合計
8時間53分
宿泊地06:0006:54五剣谷岳06:5907:57銀太郎山08:1409:22銀次郎山09:2310:29七郎平山10:3012:01木六山12:0514:32木六山登山口14:3314:53ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
チャレンジランド杉川−グシの峰−木六山

チャレンジランド杉川から15分ほどで、水無平コースの分岐の標識があらわれる。雪がなければそこまで車で入れるようだ。グシの峰コースはそこから柴倉沢へ下りる。柴倉沢の橋は鉄パイプで組まれており、まだ足場板が渡されていなかった。柴倉沢から杉川に沿って30分ほど歩くと、木六山の尾根に取りつく登山道の標識がある。根本で枝分かれした杉の大木のところで、555Mピークに向かうらしきまっすぐ急斜面をよじ登る踏み跡と、555Mピークを右から巻く道とが分かれていた。巻道の方をたどると、小さな残雪にさしかかったところで突然道を見失った。それまでは道が明瞭だったので不可解だったが、まばらにヤブのついた斜面をよじ登って555Mピークに出た。ピークには雪がだいぶ残っていたが、そこから先は尾根伝いなので、部分的に雪がついていたとしてもルートはわかりやすい。細い尾根上に残った雪はかなりやわらかくなっており、足を乗せると踏み抜きそうなところがあって神経をつかった。木六山までの尾根の大部分は完全に登山道が出ており、歩きやすい道だった。

木六山−五剣谷岳

七郎平山までの区間でも、半分くらいは残雪に乗れた。それ以外は登山道が歩けた。雪の上には新しい足跡がついており、そのルートをたどることができた。七郎平山の急斜面の始まるところで、足跡の主の先行パーティーに出会った。2泊で矢筈岳をめざす新潟の山岳会だった。その人たちがアイゼンをつけている間に私が先行する形になり、今度はGPSに頼りつつも自分でルートを選ばなければならなくなった。翌日再会したとき、そのルートがそれほどおかしなものではなかったと評価してもらえたのはうれしかった。登山道が出ていても雪の上を歩く方が楽だが、危険をともなう場合がある。ロープを携行したパーティーなら、ロープを出さないまでも、たとえば雪の崩れそうな箇所を1人ずつ通過するというやり方が可能だ。(素人の)単独の場合には、(経験者の)パーティーと同じルートをいつも歩いてよいとは限らない。そう考えておくのが身のためだろう。雪の上が危険かもしれないと思ったら、安全なヤブに逃げるべきだ。登山道が出ているのならなおさらだ。ところが、それが面倒でなかなかできない。銀次郎山の手前にギャップができており、細いブリッジが残っていたが、雪がやわらかくて躊躇した。それでもおそるおそる乗り越えた。下山するときには気温が低くて雪が硬かったので、前日ほどの不安はなかった。後続パーティーの足跡が亀裂に近いところからギャップを越えていたので、そこを後ろ向きになって下りてみた。こうした行動がどれくらい危険だったのかは、経験の浅い私には何ともいえない。気温が低くて雪が硬いのも、安心感はあるが実際に安全とは限らないらしく、遠くで雪のブロックの崩壊する音が2日目の朝に集中して5回くらい聞こえた。とにかく、そこが一番の難所だった。あとは主に体力的な問題で、五剣谷岳までしか行けなかった。

木六山−水無平−チャレンジランド杉川

尾根から水無平へ下るコースがわからなかった。GPSを頼りに、まばらな立木と薄い残雪の斜面をトラバースするようにして下った。残雪の時季にまた行くとしたら、今度はもう少し先から水無平への支尾根を下ることになるだろう。水無平からは、悪場峠ではなく柴倉沢沿いの道をたどった。水無平がおわるあたりの雪の上にその方向に向かう2人分の足跡をみつけたので、だいじょうぶだろうと判断した。雪はなく、林道際の杉林まではっきりした道が続いていた。ただし、それは地形図にはない道だった。柴倉沢の川沿いではなく、斜面をトラバースしている。川沿いの道に入る分岐があったとすれば見落とした。途中で1ヶ所、急斜面のへつりがあった。わずか数メートルだがこわかった。土にピックを刺しながら、足を交差させずに渡った。
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 ピッケル必携 アイゼン必携(早朝は雪がカチカチだった)

写真

柴倉沢の橋。足場板がまだ渡されていなかった。
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柴倉沢の橋。足場板がまだ渡されていなかった。
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ここからグシの峰コースの登りがはじまる。
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ここからグシの峰コースの登りがはじまる。
銀次郎山手前のギャップ。
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銀次郎山手前のギャップ。
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雪がやわらかく、崩さないようにおそるおそるギャップをはいあがった。
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雪がやわらかく、崩さないようにおそるおそるギャップをはいあがった。
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五剣谷岳の先。行きあたりばったりで適当な場所にツェルトを張った。地面が傾いていたがやむなし。
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五剣谷岳の先。行きあたりばったりで適当な場所にツェルトを張った。地面が傾いていたがやむなし。
2
ブナの幹を伝って落ちる水をコッヘルにためているところ。yama-junさんの日記に「樹幹流」ということばを教わった。
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ブナの幹を伝って落ちる水をコッヘルにためているところ。yama-junさんの日記に「樹幹流」ということばを教わった。
3
快晴の朝の青里岳。目覚めたのが6時で、夜明けの景色は見られなかった。
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快晴の朝の青里岳。目覚めたのが6時で、夜明けの景色は見られなかった。
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五剣谷岳の二等三角点。ペツルのカラビナのついたマグカップが付近の木の枝にかかっていた。
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五剣谷岳の二等三角点。ペツルのカラビナのついたマグカップが付近の木の枝にかかっていた。
3
銀次郎山からの下りで気がかりだったギャップを通過した。足跡は前日のもの。朝は雪が硬く、下りの足跡はついていない。前日の後続パーティの足跡が亀裂に近いところからギャップを越えていたので、そこから下りてみた。ルートの取り方の勉強に。
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銀次郎山からの下りで気がかりだったギャップを通過した。足跡は前日のもの。朝は雪が硬く、下りの足跡はついていない。前日の後続パーティの足跡が亀裂に近いところからギャップを越えていたので、そこから下りてみた。ルートの取り方の勉強に。
2
同じギャップの遠景。
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同じギャップの遠景。
3
水無平がおわるともう雪はなかった。
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水無平がおわるともう雪はなかった。
1
1ヶ所だけたいへんなへつりがあった。本来はロープが張られるようだ。それまでこのコースはお勧めできない。
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1ヶ所だけたいへんなへつりがあった。本来はロープが張られるようだ。それまでこのコースはお勧めできない。
2

感想/記録

今回の目的の1つは、残雪期に山で泊まることだった。時々霧雨になるガスの中で行動したので、下着も靴下も湿ったり濡れたりしていて、シュラフに入ってもシュラフが湿って暖かくならなかった。手袋を外して素手でツェルトを設営した時点で、手がたちまち冷たく白くなった。こんな調子では冬山なんかとても無理だなあ。
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この記録へのコメント

登録日: 2013/11/14
投稿数: 239
2015/4/15 23:01
 川内山塊…静かな朝の光景ですね
shiremonoさん、こんばんは。レコに自分の名前を見付けて驚いてしまいました。ブナの樹が自分の為に根本に導いている水をお裾分けして貰っての野営、素敵な水場ですね。shiremonoさんの、上手く言えませんが、自分の中に山道を見付けようという様な孤高のスタイルの山行をいつも神妙に拝読しております(最も感銘を受けたのは恐縮ながら、越後駒ヶ岳の郡界尾根経由の単独行です)。
登録日: 2011/9/7
投稿数: 91
2015/4/16 8:59
 Re: 川内山塊…静かな朝の光景ですね
yama-junさん

郡界尾根では途中から雨になったのですが、ヤブの枝をつかむたびに雨具の袖から水が流れこみ、腕を高く上げると胴まで水が伝わりました。その一方で、水が足りなくなっていたところを樹幹流で喉をうるおすことができました。雨にも負けず予定通りに行動しようという意味ではなしに、雨の山のよさを私も味わえるようになりたいです。

正直なところ1人の山歩きでは、あの山に登った、あそこの尾根を歩いたというような達成感を求めている面が大きいです。しかしそれだけだと、悪い魔法をかけられていくら水を飲んでも飲み足りなくなった人みたいになりそうです。あるいは、腹をふくらませて牛と競争をする蛙のようになりかねません。私が大事にしないといけないことを、yama-junさんが文章や写真で表現してくれていると思うことがあります。

この記録に関連する登山ルート

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