ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6135443
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

ドキドキ雪岩ミックス北穂高岳に挑戦!

2023年11月01日(水) 〜 2023年11月03日(金)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:36
距離
34.5km
登り
1,840m
下り
1,760m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:15
休憩
1:12
合計
6:27
9:36
5
スタート地点
9:41
9:41
37
10:18
10:18
4
10:22
10:27
52
11:19
11:19
6
11:25
11:29
54
12:23
12:52
15
13:07
13:08
37
13:45
13:57
44
14:41
14:41
19
15:00
15:21
42
16:03
2日目
山行
4:45
休憩
0:35
合計
5:20
8:51
6
8:57
9:04
232
12:56
13:05
6
13:11
13:15
24
13:39
13:45
6
13:51
14:00
11
14:11
3日目
山行
7:22
休憩
0:29
合計
7:51
7:34
4
7:38
7:39
89
9:08
9:08
109
10:57
10:58
11
11:09
11:09
27
11:36
11:37
29
12:06
12:06
17
12:23
12:33
55
13:28
13:41
6
13:47
13:48
33
14:21
14:21
17
14:38
14:39
30
15:09
15:09
12
15:21
15:22
3
15:25
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡駐車場から路線バスで上高地入り
今回もすらばらしい景色。でも紅葉シーズンが終わった平日朝なので人の姿はまばら。
2023年11月01日 09:26撮影 by  iPhone 7, Apple
11/1 9:26
今回もすらばらしい景色。でも紅葉シーズンが終わった平日朝なので人の姿はまばら。
標高の低いところはまだ紅葉が残っていて綺麗。
2023年11月01日 10:27撮影 by  iPhone 7, Apple
11/1 10:27
標高の低いところはまだ紅葉が残っていて綺麗。
徳澤園のテント場もガラガラ
2023年11月01日 11:20撮影 by  iPhone 7, Apple
11/1 11:20
徳澤園のテント場もガラガラ
そして徳澤園のわきの沢が枯れていました。
2023年11月01日 11:30撮影 by  iPhone 7, Apple
11/1 11:30
そして徳澤園のわきの沢が枯れていました。
新村橋は絶賛工事中でした。
2023年11月01日 11:47撮影 by  iPhone 7, Apple
11/1 11:47
新村橋は絶賛工事中でした。
本谷橋は撤去済みで仮設の橋を渡ります。
2023年11月01日 13:58撮影 by  iPhone 7, Apple
11/1 13:58
本谷橋は撤去済みで仮設の橋を渡ります。
明日登る北穂高岳が正面に良く見えてました。
2023年11月01日 13:50撮影 by  iPhone 7, Apple
11/1 13:50
明日登る北穂高岳が正面に良く見えてました。
涸沢ヒュッテが見えてきました。
2023年11月01日 15:02撮影 by  iPhone 7, Apple
11/1 15:02
涸沢ヒュッテが見えてきました。
ガラガラの涸沢テント場でくつろぎます。ほぼ貸し切りでした。
2023年11月01日 17:46撮影 by  iPhone 7, Apple
11/1 17:46
ガラガラの涸沢テント場でくつろぎます。ほぼ貸し切りでした。
月明かりが創り出した真夜中のモルゲンロートに出会いました。
2023年11月01日 19:21撮影 by  ILCE-7M4, SONY
11/1 19:21
月明かりが創り出した真夜中のモルゲンロートに出会いました。
本当のモルゲンロートは薄っすら色づく程度でした。
2023年11月02日 06:15撮影 by  iPhone 7, Apple
11/2 6:15
本当のモルゲンロートは薄っすら色づく程度でした。
気持ちのいい朝です。
2023年11月02日 06:38撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/2 6:38
気持ちのいい朝です。
いよいよ北穂高岳へ。登りは北穂沢ルートとの分岐を見落として、南稜ルートで登ることに。
2023年11月02日 10:59撮影 by  iPhone 7, Apple
11/2 10:59
いよいよ北穂高岳へ。登りは北穂沢ルートとの分岐を見落として、南稜ルートで登ることに。
数か所ピッケルが必要な個所がありました。
2023年11月02日 12:12撮影 by  iPhone 7, Apple
11/2 12:12
数か所ピッケルが必要な個所がありました。
ガスが多めでしたが時折青空も見えました。
2023年11月02日 13:25撮影 by  iPhone 7, Apple
11/2 13:25
ガスが多めでしたが時折青空も見えました。
山頂を経由して無事に北穂高小屋に到着。ホッとしました。予定よりも3時間オーバー!
2023年11月02日 13:49撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/2 13:49
山頂を経由して無事に北穂高小屋に到着。ホッとしました。予定よりも3時間オーバー!
ガスが少しずつ取れてきました。
2023年11月02日 14:45撮影 by  iPhone 7, Apple
11/2 14:45
ガスが少しずつ取れてきました。
山頂標識で記念撮影。
2023年11月02日 14:47撮影 by  iPhone 7, Apple
11/2 14:47
山頂標識で記念撮影。
奥穂高岳方面も晴れてきました。
2023年11月02日 15:02撮影 by  iPhone 7, Apple
11/2 15:02
奥穂高岳方面も晴れてきました。
夕日が沈むころにはすっかりガスが取れて最高の景色を眺めることができました。
2023年11月02日 16:52撮影 by  iPhone 7, Apple
11/2 16:52
夕日が沈むころにはすっかりガスが取れて最高の景色を眺めることができました。
槍と大キレットもばっちり!
2023年11月02日 16:52撮影 by  iPhone 7, Apple
11/2 16:52
槍と大キレットもばっちり!
最高の気分です!
2023年11月02日 16:53撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/2 16:53
最高の気分です!
翌日早朝
2023年11月03日 05:57撮影 by  iPhone 7, Apple
11/3 5:57
翌日早朝
今朝はほぼ無風で穏やかです。
2023年11月03日 05:58撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/3 5:58
今朝はほぼ無風で穏やかです。
そして日の出!綺麗だった〜
2023年11月03日 06:08撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/3 6:08
そして日の出!綺麗だった〜
大キレットが赤く染まって迫力が増していました。
2023年11月03日 06:20撮影 by  ZV-E10, SONY
1
11/3 6:20
大キレットが赤く染まって迫力が増していました。
北穂高小屋のホスピタリティは最高でした。
2023年11月03日 06:36撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/3 6:36
北穂高小屋のホスピタリティは最高でした。
下山は北穂沢ルートで。
2023年11月03日 07:37撮影 by  iPhone 7, Apple
11/3 7:37
下山は北穂沢ルートで。
正面から日差しを受けて汗だくです。
2023年11月03日 07:37撮影 by  iPhone 7, Apple
11/3 7:37
正面から日差しを受けて汗だくです。
涸沢まで戻ってきました。
2023年11月03日 10:25撮影 by  iPhone 7, Apple
11/3 10:25
涸沢まで戻ってきました。
上高地まで戻ってきました。
2023年11月03日 15:20撮影 by  iPhone 7, Apple
11/3 15:20
上高地まで戻ってきました。
お気に入りのトマトカレーで空腹を満たしました。
2023年11月03日 15:25撮影 by  iPhone 7, Apple
11/3 15:25
お気に入りのトマトカレーで空腹を満たしました。
バス待ちの長蛇の列!お疲れ様でした!
2023年11月03日 15:44撮影 by  iPhone 7, Apple
11/3 15:44
バス待ちの長蛇の列!お疲れ様でした!

感想

秋に前穂から北穂まで縦走したかったのですが、雪が付いてしまい見送っていましたが、やっぱりどうしても穂高連峰に登りたくて、北穂だけなら行けるだろうと思い、チャレンジしてきました。

いつものようにマイカーでさわんどまで行って、そこからバスで上高地入り。平日の朝とあって河童橋はとても静か。クリアな景色を眺めながらまずは涸沢に向かいます。

紅葉シーズンが終わった涸沢カールには凛とした空気が漂っていて、小屋を閉める準備の金づちの音だけが響いていました。テント場に雪はほぼありません。その夜はテントは5張りくらいだったと思います。月明かりに照らされた穂高連峰を眺めながら眠りにつきました。

翌朝、条件が揃わなかったのかモルゲンロートは現れませんでしたが、力強い朝日の光がカールに差し込んできました。涸沢ヒュッテでカップラーメンを食べて、いよいよ北穂に向けて出発しました。

涸沢小屋から先もしばらくは雪はなく、整備された歩きやすい道が続きます。ある程度登ると夏道の南稜コースと冬道の北穂沢コースの分岐があるはずですが、分岐がわからず、やむを得ず南稜コースを登ることに。南稜を下ってきた方の話しでは、少しいやらしいところがあるとのこと。

南稜の取り付きからは一気に雪が多くなり、ここで12本アイゼンとピッケルを装着。さらに気を引き締めて進みました。

南稜コースですが、取り付き付近にアイスバーンの急斜面、中盤に道幅の狭いトラバース、この2か所で慎重なアイゼンとピッケルワークが求められました。ビビりながらも、楽しみながら登っている自分がいました。コース全般にわたって岩と雪のミックス。途中雪が少ない一角はアイゼンを外して登りました。

予想よりもずっと時間がかかって稜線に出るころにはガスが。すぐ目の前にある北穂高小屋も見えたり見えなかったり。あともう少しです。

そして北穂高岳に登頂!

生憎ガスが多めで眺望はイマイチでしたが、達成感と安堵感に満たされました。山頂標識を持ち上げている写真を見たことがあったので、真似して記念動画を撮りました!笑

その日は夜まで曇りという予報だったので夕日はあきらめていましたが、小屋で休憩していると徐々に青空が。ダメ元で日の入りタイミングに合わせて山頂に行くと、なんと8割晴れていて、槍の周辺だけガスが残っている状態でした。

そして日の入りに合わせるようにみるみる天気は晴れていき、ついには快晴に!夕日に照らされて赤く染まる槍ヶ岳、大キレット、奥穂高岳、ジャンダルム。写真でしか見たことが無かった光景を目の当たりにして超大感激です!

その後、20名ほどの登山者と共に日の入りを眺めたら、夕食タイムです。自分と同じくソロで登ってきた勇者と共に美味しい生姜焼きをいただきながら談笑しました。

翌朝。予報通りの快晴。

微風が吹く穏やかな山頂から、神々しい日の出と北アルプスの山々を拝みました。多くの方は日の出を見て下山を開始していましたが、自分はしばらく山頂で日向ぼっこしていました。笑

下山は登りでも使うはずだった北穂沢で下りました。かなりの急斜面ではありますが、もっと激しい急斜面をイメージしていたので意外にも怖さは感じず、25℃のポカポカ陽気の中楽しく下山できました。

その後は、涸沢小屋でコーヒーを頂き、デポしたテントを回収し、満たされた気持ちと思い荷物を背負って上高地まで下りました。

今回、初の北穂かつ雪岩ミックスと、自分にとってはチャレンジングな山行でしたが、無事に北穂に登頂でき、非常に良い経験になりました。また、山頂では一生忘れられないほどの絶景を味わうことができました。今後も少しずつレベルアップを図っていき、唯一無二の体験と景色を追い求めていきたいと感じました。




お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:61人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら