白山（秋と冬の狭間で）

2023年11月03日(金) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,634m
• 下り: 1,623m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:38
• 休憩: 1:30
• 合計: 7:08

7:41 別当出合駐車場
7:47 7:53 別当出合
8:19 8:22 中飯場
8:49 8:50 別当覗
9:09 9:10 甚之助避難小屋
9:23 9:24 南竜分岐
9:47 9:50 黒ボコ岩
9:56 9:57 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
10:07 10:08 白山室堂
10:34 11:03 白山
11:35 11:43 翠ヶ池
11:50 11:50 お池めぐり分岐
12:13 12:43 白山室堂
12:51 12:51 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
13:13 13:14 南竜道・エコーライン分岐
13:22 13:22 南竜分岐
13:30 13:30 甚之助避難小屋
13:44 13:44 別当覗
14:03 14:05 中飯場
14:36 14:38 別当出合
14:47 14:48 別当出合駐車場
14:49 ゴール地点

◆2022年以降の白山
・2023年9月23日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5978770.html
・2023年8月12日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5827841.html
・2023年7月17日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5729782.html
・2022年7月30日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4542890.html
・2022年7月2日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4458207.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

別当出合駐車場を利用

その他周辺情報

勝山天然温泉 水芭蕉（勝山市村岡町浄土寺：割引券使用で620円⇒570円）
https://mizubasyo.jp/

写真

11/3 7:54

別当出合駐車場からスタート。吊橋を渡って砂防新道へ進むと、

11/3 8:11

沿道を彩る色づく木々が目を惹きます。中飯場に差し掛かる頃には葉を落とした木々が目立つようになるものの、

11/3 8:32

まだ残る紅葉・黄葉を探しながら先に進みます。オレンジから赤へのグラデーションや、

11/3 8:33

レモンイエローが青空に映えて見事。甚之助避難小屋を通過し、

11/3 9:22

すっかり葉を落としたダケカンバ林を通り抜けて、別山の眺めの良い南竜分岐に達します。

11/3 9:40

トラバース路を進んで、黒ボコ岩に突き上げる

11/3 9:52

弥陀ヶ原に差し掛かると、目指す御前峰がドーン！

11/3 10:08

五葉坂を登って室堂平へ。冬季閉館中のビジターセンターを回り込んで白山奥宮祈祷殿の前に進み、御前峰を見定めます。

11/3 10:37

御前峰の頂上に到着します。やや風があるものの、上空には雲一つない青空が広がり、上々のお天気。大汝峰の背後には日本海の海岸線が緩やかに弧を描く様子が見通せ、

11/3 10:46

東面の岩場の立って、北アルプスの稜線や重量感のある御嶽山の山体をぐるりと見渡します。

11/3 10:46

三方崩山の彼方に並ぶ北アルプスの白い稜線に目を凝らし、

11/3 10:52

室堂平の彼方に別山を眺めます。

11/3 10:55

お鉢には残雪が目立ちます。ここで疫病退散を祈願するアマビエ32号、アマビエ36号と小アマビエのトリオが登場。

11/3 11:21

この先はお池巡りコースへ。雪が残る御前峰北面の急斜面を降下して、

11/3 11:26

降り立った紺屋ヶ池はすっかり結氷して鏡のように凍り付いています。

11/3 11:36

翠ヶ池の湖面はコバルトブルー。周囲を取り巻く白い雪とのコントラストが美しく、彼方には北アルプスの稜線を望む絶景です。

11/3 11:48

血の池は凍り付き、太陽の光を浴びてキラキラと輝いています。

11/3 11:55

千蛇ヶ池もおろちを閉じ込めたまま冬の眠りにつきそうです。大汝峰をを背に短縮コースへ進むと、

11/3 12:06

彼方に別山を眺めながら、室堂平へ向かいます。

11/3 12:37

室堂平でお昼の時間を過ごして、再びアマビエが登場。秋と冬が同居する霊峰白山で霊力の涵養に余念がありません。

11/3 12:56

帰路は弥陀ヶ原からエコーラインへ進みます。

11/3 13:08

しだいに大きく迫ってくる別山を眺めながら、石畳の道を下り、

11/3 13:20

南竜道に合流すると、青空に映える真っ赤なナナカマドの実が目を惹き、南竜分岐で砂防新道へ。

11/3 13:57

甚之助避難小屋を通過してどんどん下っていくと、薄紅色のマユミの実に続いて、

11/3 14:02

色づく木々が迎えてくれます。

11/3 14:10

中飯場を通過すると、赤褐色に染まるカエデ類が見事。

11/3 14:13

黄から赤への華麗なグラデーションを伴って、

11/3 14:14

頭上を彩る木々を仰ぎ見ます。

11/3 14:19

紅葉・黄葉を見かけるたびに立ち止まって鑑賞。こちらはモリモリのボリューム感で、なかなかの迫力。

11/3 14:22

眩しい太陽を翳してみれば趣き深く、

11/3 14:24

午後の日差しを浴びて輝く紅葉・黄葉に囲まれると、溜息をつくほどの美しさ。色づく木々に魅了されながら別当出合へ向かいます。

11/3 15:14

登山道沿いの紅葉を堪能しましたが、本日時点での紅葉のピークは、別当出合から市ノ瀬へ向かう林道付近まで下りてきているようでした。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　今期4回目となる白山へ。別当出合から砂防新道へ進むと、紅葉が見られるのは中飯場まで。その先は冬枯れの道となりますが、当日は11月とは思えない陽気で、歩いていると暑いほど。それでも室堂平を経て御前峰の頂上に立つと、少し風も吹いてさすがに冷たく感じられます。さらにお池巡りコースに進むと雪が残る冬の装いで、紺屋ヶ池や血の池はすっかり凍り付き、翠ヶ池ではコバルトブルーの湖面が周囲の雪とコントラストを見せています。帰路はエコーラインを経由して再び砂防新道へ。往路では乏しかった太陽の光がふんだんに降り注ぎ、赤や黄に染まる木々がキラキラと輝く様子に目を奪われながら別当出合へ向かいます。秋と冬が同居する白山が楽しめました。