暑さに負けた六甲全山縦走
- GPS
- 10:23
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 2,710m
- 下り
- 2,661m
コースタイム
- 山行
- 10:09
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 10:23
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:阪急電鉄 宝塚駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題はなかった |
その他周辺情報 | ナチュールスパ宝塚で汗を流した。 |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
時計
タオル
|
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感想
2週間前に 10時間40分かかって縦走した。それがトレーニングになって,より早く宝塚にたどり着けると思って再び六甲全山縦走してみた。しかし,思ったよりも暖かく(暑く?)序盤で完全にへたってしまい,かろうじて前回よりも早くゴールできたが,結果には満足できない縦走となった。
出発は山陽電鉄須磨浦公園駅前を 7:00 だった。K高校の人たちが集まっていたので,少しお話を聞いたりしてたら数分使ってしまった。彼らは今日は摩耶山まで行くと言っていた。また N 高校が先に出発してる,というのを伺った。追いつけるかな?と考えてしまった。出発がほぼ7時になったのは,前回と同じで直前に縦走することを決めたので,始発電車で行ったからだった。今回は前回の 10時間40分より早く,できれば 10時間以内でゴールしたいと思って出発した。そのため序盤から結構頑張ったつもり。
須磨浦公園駅ではトイレに寄ってから出発した。 今回は2週間前よりも積極的に歩いてみた。なんか須磨浦公園の上りも前回よりラクやったしね。 ところが進むに連れてすごく疲れる感じがした。どうも気温が高くて疲れたみたい。前回よりも飲料の消費が早かったし。 栂尾山の400段階段を登っている時にもかなりしんどかったなぁ。 これはめっちゃしんどい縦走になるかも,と嫌な予感を感じながら前に進んだ。
ちなみに,旗振山に着く直前にK高校の人たちに追いつかれてしまった。しかし,彼らは旗振山の上で休憩したので,その間に先行できた。次は栂尾山の 400段階段の先で追い抜かされてしまった。しかし,彼らは栂尾山の山頂でも休憩して景色を楽しんだりしていたみたいで,その間に先に進むことができた。さらに高取山でも追いつかれそうになったが,集団やというほどペースを維持できないみたいで追いつかれなかった。その後は基本的に追いつかれることはなかった。それはひとえに私が多くの人よりも下りのスピードが速いからだと思っている。しかし,鍋蓋山から大龍寺の駐車場に向かっている時に,速い二人に抜かされてしまった…。彼らはめちゃダッシュしてたからなぁ…。
栂尾山から横尾山にかけては,いつもよりもしんどいと感じながら歩いた。足はまあまあ動くのに体がだるい感じだった。そのうち足もだるくなってきてしまった。さらに須磨アルプスの下り階段で,足を踏み外して5段ぐらいずり落ちてしまった。いつものように手すりを持って下っていたので滑落はなかったが,ちょっと腕を打ってしまった。いやぁ,失敗失敗。まぁ,あそこは階段のステップがめちゃめちゃ浅いところやからなぁ…。なんか出来が悪いんだよねぇ,あの下り階段。しかし踏み外すというのは,やっぱり暑いとあかん,ということなのかな?
その先,高取山もダルかった。それでも足があがっていたので,まあまあのペースで進めた気がする。菊水山の上り,菊水山の下り,鍋蓋山の上りは,いずれもしんどかったけど,足は思ったよりも動いていた気がする。しかし,ペースは思ったほど上がらなかった。さらに市ヶ原から摩耶山にかけてはペースがガクッと落ちた気がする。そしてなんだかんだで,出発から6時間20分をすぎたころに摩耶山掬星台に到着した。6時間は切りたいと思っていたのだが…。ま,鵯越駅の時点で2時間54分やったからなぁ…。
摩耶山までで6時間半ほどかかったということは,早くても10時間半,普通なら11時間,下手すると11時間半を越える…。そうなるとどっかで暗くなるからヘッドライトが必要やなぁ,と思いながら歩いた。また,かなりしんどかったので,摩耶山で撤退というのも頭をよぎったが,摩耶山まで来たし,まだまだ明る時間だったので,とりあえず記念碑台やガーデンテラスまでは行きたいと思いながら歩いた。
摩耶山から少し登ると,やがてアゴニー坂を下る。その下りはまずまず下れた気がした。少しは足が回復しているのか,はたまた違う筋肉を使っているのかわからないが…。後者の可能性が高いかな? そうなるとできるだけ早くゴールするために,アゴニー坂の先の車道沿いは走れそうなところは走っておいた。でも,神戸市立自然の家を過ぎてからの三国池下への上りは辛かった。やっぱり上りはしんどいよねぇ…。なんとかストックとナンバ歩きを心がけながら,疲れた足に鞭打って進む感じだった。三国池下から丁字ヶ辻までは基本的に歩いた。あそこはほんの少し登っているので走れなかった。しかし,丁字ヶ辻をすぎると少しだけ平坦になる。そこは遅いながらも走っておいた。
その先,ガーデンテラスまではあまり記憶にない。ほかのことを考えながらただひたすらに歩き続けた感じだった。ガーデンテラスに着いたのは午後3時前だった。実は前回は午後3時に東六甲縦走路に入ったと勘違いしていた。記録を見ると今回とほぼ同じ時刻に入っていたのだが…。そのため,午後3時にガーデンテラスやと東六甲縦走路に入るのは早くても午後3時半になる。そうなると午後5時過ぎには暗くなるから,塩尾寺の手前で暗くなるかも,と思い,できるだけ急ぐことにした。なので,ガーデンテラスの出口からアンテナ群の横を歩かず,有馬へのロープウェーの駅前を通ってラクをしてしまった。
ガーデンテラス付近から東六甲縦走路分岐までは基本的に車道に沿って歩いた。かつ,ちょっと下っている区間は走っておいた。一軒茶屋向かいのトイレにも寄らず,頑張って走るとなんとか午後3時半すぎに東六甲縦走路分岐に着いた。そこからも可能な限り頑張ってみた。東六甲縦走路に入ると高校生の集団に追いついてしまい,お願いして抜かさせてもらった。N高校の人らかと思ったら違っていた。神戸学院とジャージに書いてあった気がする。いくつかのグループに自然に分かれた感じだったが,全員で30人とかいたような気がする。東六甲縦走路分岐から船坂峠にかけての区間で急な下りが多いところだったので,急な下りの手前で抜かさせてもらって,急な下りで差を開く感じで先に進んだ。
神戸学院の高校生の先頭を抜かしたのは船坂峠に近づいてからだった。船坂峠から先で追いつかれるかな?とも思ったが,さすがにそれはなさそうだった。すると,その先の30番標識のところにN高校の男子グループが座って休憩していた。彼らも神戸学院チームを抜かしたみたいだったが,休憩している間に追いつかれるかもと思ったので,その旨声をかけておいた。その先,大谷乗越まではきつめの下りで転ばないように気をつけながら,でもできるだけ速く下っておいた。
大谷乗越を通過したのは 16:25 だった。暗くなる前に急な下りの大谷乗越を通過できた。よかったよかった。そうなると頑張れば塩尾寺に午後5時につけそうだった。そこでこれまた走れそうなところは走っておいた。山上の車道沿いに比べると少し速く走れた気もする。気のせいかもやけど…。その結果,なんとか午後5時直前に塩尾寺に着けた。
塩尾寺に午後5時なら30分で下ると10時間半になって前回よりは早く着けることになる。しかし,塩尾寺からのんびり下ると40分とかかかってしまう。そこで塩尾寺から先も頑張って下った。ただ,塩尾寺からの下りは舗装はされているがかなり急であり,全然スピードはあがらなかった…。だるい足にあの下りはきついからねぇ。それでもなんとか20分ちょいで宝来橋南詰にたどり着くことができた。
ゴール後は,まずはナチュールスパ宝塚で汗を流した。気持ちよかったねぇ。晩御飯はトンカツにしてみた。トンカツに牡蠣フライが2個ついたやつと生ビールを1本頼んでしまった…。結構満腹になって機嫌よく阪急電車で帰路についた。
今回は暑さにやられた感じの六甲全山縦走となった。遅めの出発やったけどなんとかヘッドライトなしで済んだ。いやぁ,よかったよかった。
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