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Yamareco

記録ID: 628208
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北横岳・蓼科山

2015年05月02日(土) 〜 2015年05月03日(日)
 - 拍手
GPS
41:15
距離
19.8km
登り
1,349m
下り
2,137m

コースタイム

1日目
山行
6:25
休憩
1:55
合計
8:20
6:40
5
麦草峠
6:45
6:45
35
7:20
7:35
30
8:05
8:30
30
9:00
9:20
15
9:35
9:35
35
10:10
10:10
5
10:15
10:20
10
10:30
10:40
35
11:15
11:35
15
11:50
12:00
10
12:10
12:10
130
14:20
14:30
30
15:00
2日目
山行
7:05
休憩
3:20
合計
10:25
4:20
45
5:05
5:25
30
5:55
6:55
85
8:20
8:20
15
8:35
8:55
30
9:25
9:30
0
9:30
10:20
70
11:30
11:30
70
12:40
13:15
60
14:15
14:20
10
14:30
14:35
10
合計距離: 19.79km
累積標高(上り): 1249m
天候 2日間とも晴れ!
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
毎日あるぺん号で竹橋から麦草峠まで。
7000円
その他周辺情報 プール平バス停前に共同温泉あり(500円)
シャワーなし・タオル200円
シャンプー・リンスは別途購入または持参のものを使用
朝6時、麦草ヒュッテに到着。
東京からの夜行バスは、9割が美濃戸口で下車。
ここで降りたのは自分ひとりでした。
ヒュッテの中に入れてもらい、前日に買っておいたコンビニおにぎりを食べて出発!
2015年05月02日 06:30撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 6:30
朝6時、麦草ヒュッテに到着。
東京からの夜行バスは、9割が美濃戸口で下車。
ここで降りたのは自分ひとりでした。
ヒュッテの中に入れてもらい、前日に買っておいたコンビニおにぎりを食べて出発!
とても寒いです。
到着したばかりからか、まだ体が寒さに慣れません。
2015年05月02日 06:38撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 6:38
とても寒いです。
到着したばかりからか、まだ体が寒さに慣れません。
道を挟んだところが登山口です。
2015年05月02日 06:41撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 6:41
道を挟んだところが登山口です。
茶水の池です。
朝日がまぶしい〜!
2015年05月02日 06:45撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 6:45
茶水の池です。
朝日がまぶしい〜!
登山道はあまり整備されていないみたい・・・
2日間共に、倒木や木の枝ををまたいでくぐっての連続でした。
この辺りは、まだ序の口。
2015年05月02日 07:10撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 7:10
登山道はあまり整備されていないみたい・・・
2日間共に、倒木や木の枝ををまたいでくぐっての連続でした。
この辺りは、まだ序の口。
なんか景色の良さそうな場所に出た〜!
2015年05月02日 07:20撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 7:20
なんか景色の良さそうな場所に出た〜!
中小場に着きました。
2015年05月02日 07:34撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 7:34
中小場に着きました。
左側の南八ヶ岳と右奥の南アルプスがよく見えます。
今日は快晴!空が綺麗!
2015年05月02日 07:34撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 7:34
左側の南八ヶ岳と右奥の南アルプスがよく見えます。
今日は快晴!空が綺麗!
茶臼山です。
右奥の樹林帯を抜けると展望台があります。
2015年05月02日 08:06撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 8:06
茶臼山です。
右奥の樹林帯を抜けると展望台があります。
ここも見晴し最高です!
南八ヶ岳が一望できます。
2015年05月02日 08:19撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 8:19
ここも見晴し最高です!
南八ヶ岳が一望できます。
北アルプスもハッキリ。
あちらの上空も雲一つない晴天ですね。
2015年05月02日 08:13撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
3
5/2 8:13
北アルプスもハッキリ。
あちらの上空も雲一つない晴天ですね。
北に目を向けると、これから向かう北横岳。
更に奥には蓼科山も見えました。
2015年05月02日 08:15撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 8:15
北に目を向けると、これから向かう北横岳。
更に奥には蓼科山も見えました。
縞枯山への道中
2015年05月02日 08:41撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 8:41
縞枯山への道中
名は体を表すって感じですね。
2015年05月02日 08:42撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 8:42
名は体を表すって感じですね。
縞枯山手前の展望台分岐まで登ってきました。
右手前は先ほどの茶臼山。
茶臼山も、文字通りの山容ですね〜
2015年05月02日 09:18撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 9:18
縞枯山手前の展望台分岐まで登ってきました。
右手前は先ほどの茶臼山。
茶臼山も、文字通りの山容ですね〜
ここが縞枯山の頂上です。
展望は望めませんのでさっさと先を急ぎます。
2015年05月02日 09:35撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 9:35
ここが縞枯山の頂上です。
展望は望めませんのでさっさと先を急ぎます。
雨池峠からロープウェーの乗り場方面へ向かいます。
この辺りまでは一般観光客の姿がチラホラ。
2015年05月02日 10:09撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 10:09
雨池峠からロープウェーの乗り場方面へ向かいます。
この辺りまでは一般観光客の姿がチラホラ。
縞枯山荘が見えてきました。
ウッドデッキのテーブルでのんびりしている人がいっぱい。
雪の時期にも来てみたいですね〜
2015年05月02日 10:13撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 10:13
縞枯山荘が見えてきました。
ウッドデッキのテーブルでのんびりしている人がいっぱい。
雪の時期にも来てみたいですね〜
坪庭を通って北横岳へ向かいます。
小さい子供から、デカザックに好奇の視線をガンガン浴びながら写真撮影。
2015年05月02日 10:32撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 10:32
坪庭を通って北横岳へ向かいます。
小さい子供から、デカザックに好奇の視線をガンガン浴びながら写真撮影。
男一人で来る場所じゃないかな〜
2015年05月02日 10:35撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 10:35
男一人で来る場所じゃないかな〜
雪と岩とのコントラストがイイ感じでした。
そそくさと山へ向かいました。
2015年05月02日 10:37撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 10:37
雪と岩とのコントラストがイイ感じでした。
そそくさと山へ向かいました。
坪庭からしばらく登ると北横岳ヒュッテが見えてきます。
雪でできたナイフエッジを渡ればもうすぐ。
2015年05月02日 11:14撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 11:14
坪庭からしばらく登ると北横岳ヒュッテが見えてきます。
雪でできたナイフエッジを渡ればもうすぐ。
しばし休憩。
小屋の外にスタッフの方が出て来なかったので、話をする機会がないままここを後にしました。
後に双子池で出会った人でここを通過した人によると、自分が通る事になる亀甲池経由のルートは勧められなかったとの事。
危険個所はあるが、大岳を経由したルートを勧められたそうです。
詳しくはコメント欄参照。
2015年05月02日 11:37撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 11:37
しばし休憩。
小屋の外にスタッフの方が出て来なかったので、話をする機会がないままここを後にしました。
後に双子池で出会った人でここを通過した人によると、自分が通る事になる亀甲池経由のルートは勧められなかったとの事。
危険個所はあるが、大岳を経由したルートを勧められたそうです。
詳しくはコメント欄参照。
北横岳へ行く前に七つ池をチラ見してきます。
どうでもいいけど、行き止まりをikidomariと訳すのってどうなの?
2015年05月02日 11:25撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 11:25
北横岳へ行く前に七つ池をチラ見してきます。
どうでもいいけど、行き止まりをikidomariと訳すのってどうなの?
見えてきました。七つ池。
ここでのんびりしたい気分。
2015年05月02日 11:28撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 11:28
見えてきました。七つ池。
ここでのんびりしたい気分。
ひっそりとしています。
無雪期は池の周りをぐるっと一周できるみたい。
2015年05月02日 11:30撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
3
5/2 11:30
ひっそりとしています。
無雪期は池の周りをぐるっと一周できるみたい。
ヒュッテを後にして、先を進みます。
雪が解けてできた小さい水たまりで水浴びする小鳥。
カワイイね。
2015年05月02日 11:45撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 11:45
ヒュッテを後にして、先を進みます。
雪が解けてできた小さい水たまりで水浴びする小鳥。
カワイイね。
北横岳南峰に到着です。
2015年05月02日 12:00撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 12:00
北横岳南峰に到着です。
ここもなかなかの展望。
南八ヶ岳の見え方も少しずつ変わってきます。
中心やや左のピークが赤岳
2015年05月02日 11:53撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
3
5/2 11:53
ここもなかなかの展望。
南八ヶ岳の見え方も少しずつ変わってきます。
中心やや左のピークが赤岳
5〜6分ほどで北峰に着きました。
2015年05月02日 12:09撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 12:09
5〜6分ほどで北峰に着きました。
蓼科山と樹林帯の縦走路もよく見えます。
ホント良い天気で良かった〜などと言ってられたのもこの時まででした。
2015年05月02日 12:08撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 12:08
蓼科山と樹林帯の縦走路もよく見えます。
ホント良い天気で良かった〜などと言ってられたのもこの時まででした。
さて、ここからが地獄の始まり。
目的地の双子池へは大岳経由と亀甲池経由の2つのルート。
比較的難易度の低い後者を進みましたが、とにかくルートファインディングに苦しみました。
自宅に戻って検証するために、各目印を撮ってそれぞれの位置をGPSに記憶させます。
この写真はピントがあってなくてスミマセン。
2015年05月02日 12:42撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 12:42
さて、ここからが地獄の始まり。
目的地の双子池へは大岳経由と亀甲池経由の2つのルート。
比較的難易度の低い後者を進みましたが、とにかくルートファインディングに苦しみました。
自宅に戻って検証するために、各目印を撮ってそれぞれの位置をGPSに記憶させます。
この写真はピントがあってなくてスミマセン。
これらの目印の写真は地図上に配置する目的のみで撮ったものですので、興味のない方はすっ飛ばして構いません。
2015年05月02日 12:43撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 12:43
これらの目印の写真は地図上に配置する目的のみで撮ったものですので、興味のない方はすっ飛ばして構いません。
ハッキリしない色の目印ばかりです。
見落とさないよう慎重に進まなければなりません。
2015年05月02日 12:44撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 12:44
ハッキリしない色の目印ばかりです。
見落とさないよう慎重に進まなければなりません。
これは比較的認識しやすい目印。
2015年05月02日 12:45撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 12:45
これは比較的認識しやすい目印。
トレースが消えていて、何度もマーキングのある所まで登り返すこと3〜4回。
膝上の踏み抜きも数えきれないほどでした。
2015年05月02日 12:46撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 12:46
トレースが消えていて、何度もマーキングのある所まで登り返すこと3〜4回。
膝上の踏み抜きも数えきれないほどでした。
亀甲池から登られる方は、このタイプの目印が出てきたらもうあとちょっと。
下る人は、まだまだ2割程度しか下ってません。
2015年05月02日 12:49撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 12:49
亀甲池から登られる方は、このタイプの目印が出てきたらもうあとちょっと。
下る人は、まだまだ2割程度しか下ってません。
これも一応目印らしいです。
2015年05月02日 12:52撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 12:52
これも一応目印らしいです。
赤だから目立ちますが、もうこの辺りはトレースは皆無でした。
比較的幅広の木々の間を探すのがコツ。そこが無雪期の登山道だと思います。
2015年05月02日 12:53撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 12:53
赤だから目立ちますが、もうこの辺りはトレースは皆無でした。
比較的幅広の木々の間を探すのがコツ。そこが無雪期の登山道だと思います。
迷ったおかげで縦横無尽に足跡を付けてしまいました。
大変申し訳ない限りです。
2015年05月02日 13:07撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 13:07
迷ったおかげで縦横無尽に足跡を付けてしまいました。
大変申し訳ない限りです。
まだ2〜3割しか下ってきてませんが、この時点で既に1時間経過していました。
ちなみに、夏道なら亀甲池までのCTは1時間。
2015年05月02日 13:08撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 13:08
まだ2〜3割しか下ってきてませんが、この時点で既に1時間経過していました。
ちなみに、夏道なら亀甲池までのCTは1時間。
ほどけそうな目印。
木の枝にぶら下げて撮りました。
ここから先は、カメラを出したのもあと1時間後。
2015年05月02日 13:09撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 13:09
ほどけそうな目印。
木の枝にぶら下げて撮りました。
ここから先は、カメラを出したのもあと1時間後。
滑って転んで踏み抜いて・・・
前の写真から約1時間の格闘の末、傾斜が緩やかになってきたところで林の奥に池を発見!
砂漠じゃないけど、池はオアシスです。
2015年05月02日 14:11撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 14:11
滑って転んで踏み抜いて・・・
前の写真から約1時間の格闘の末、傾斜が緩やかになってきたところで林の奥に池を発見!
砂漠じゃないけど、池はオアシスです。
亀甲池で間違いありません。
変な所に降りて来なくてホント良かったです。
北横岳北峰からここまで2時間10分かかりました。
2015年05月02日 14:20撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 14:20
亀甲池で間違いありません。
変な所に降りて来なくてホント良かったです。
北横岳北峰からここまで2時間10分かかりました。
池の周りを歩いて、双子池へ。
もうあとちょっと。
2015年05月02日 14:27撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 14:27
池の周りを歩いて、双子池へ。
もうあとちょっと。
到着!マジお疲れ、俺。
さぁ、テントを張ってビールビールっと・・・
2015年05月02日 16:47撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 16:47
到着!マジお疲れ、俺。
さぁ、テントを張ってビールビールっと・・・
双子池ヒュッテでテント泊の受け付けをしてもらいます。
な〜んか、やけに静かなんですが・・・
今ゴールデンウィークですよ〜。お〜い・・・・・
2015年05月02日 16:20撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 16:20
双子池ヒュッテでテント泊の受け付けをしてもらいます。
な〜んか、やけに静かなんですが・・・
今ゴールデンウィークですよ〜。お〜い・・・・・
小屋は静まり返っております。
何か凄くイヤな予感・・・
2015年05月02日 16:21撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 16:21
小屋は静まり返っております。
何か凄くイヤな予感・・・
ハイ出ました!まさかの休業!
テント泊代浮いた〜!やった〜!とか言ってる場合じゃねぇし。
楽しみにしていたビールがぁぁぁぁぁぁ
2015年05月02日 16:21撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 16:21
ハイ出ました!まさかの休業!
テント泊代浮いた〜!やった〜!とか言ってる場合じゃねぇし。
楽しみにしていたビールがぁぁぁぁぁぁ
テント場のほとんどは雪がかぶった状態でした。
何とか地面が見える場所を探し出し、テントを張りました。
ひと息入れて、しょうがないので、持ってきた野菜ジュースを一気飲み。ビールの代わりにね。
2015年05月02日 15:59撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
3
5/2 15:59
テント場のほとんどは雪がかぶった状態でした。
何とか地面が見える場所を探し出し、テントを張りました。
ひと息入れて、しょうがないので、持ってきた野菜ジュースを一気飲み。ビールの代わりにね。
いろいろと、場所を変えて撮ってみます。
2015年05月02日 16:15撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 16:15
いろいろと、場所を変えて撮ってみます。
何枚も撮っていると5,6人ほど人がやって来ました。
2015年05月02日 16:15撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/2 16:15
何枚も撮っていると5,6人ほど人がやって来ました。
こちらは雄池。
ヒュッテの近くにある方です。
2015年05月02日 16:22撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 16:22
こちらは雄池。
ヒュッテの近くにある方です。
「双子池キャンプ指定地」の看板の背中側に唯一(?)と思われる水場を発見。
雌池に注ぐ沢から水を確保しました。
そのまま飲んでも大丈夫でした。
2015年05月02日 16:47撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/2 16:47
「双子池キャンプ指定地」の看板の背中側に唯一(?)と思われる水場を発見。
雌池に注ぐ沢から水を確保しました。
そのまま飲んでも大丈夫でした。
池のほとりで今晩の夕食タイム。
鳥のさえずりしか聞こえない、とても静かなところです。
ここでは、観音平から八ヶ岳縦走をしている人や、蓼科山から下りてきた人、雨池経由でここまで来た人など、いろいろな人からお話を頂くことが出来ました。
ここに来るまでのルートはみんなバラバラでしたが、共通していたのは誰一人として楽に来れた人がいなかったという事です。
北八ツ万歳(笑)
2015年05月02日 16:51撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/2 16:51
池のほとりで今晩の夕食タイム。
鳥のさえずりしか聞こえない、とても静かなところです。
ここでは、観音平から八ヶ岳縦走をしている人や、蓼科山から下りてきた人、雨池経由でここまで来た人など、いろいろな人からお話を頂くことが出来ました。
ここに来るまでのルートはみんなバラバラでしたが、共通していたのは誰一人として楽に来れた人がいなかったという事です。
北八ツ万歳(笑)
朝4時過ぎ。
東の空が明るくなってきています。
湖面も青々として綺麗です。
ここで夜明けを待つのも良いかもしれません。
2015年05月03日 04:14撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/3 4:14
朝4時過ぎ。
東の空が明るくなってきています。
湖面も青々として綺麗です。
ここで夜明けを待つのも良いかもしれません。
双子山までの樹林帯の中、空が赤く色づいてきました。
2015年05月03日 04:52撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 4:52
双子山までの樹林帯の中、空が赤く色づいてきました。
やばい!山頂で御来光を拝むハズだったのに・・・
もう太陽が顔を出してきちゃってます。
2015年05月03日 04:54撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/3 4:54
やばい!山頂で御来光を拝むハズだったのに・・・
もう太陽が顔を出してきちゃってます。
樹林帯を抜けると山頂までは平坦な道。
写真下半分が赤く染まっています。
2015年05月03日 05:05撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/3 5:05
樹林帯を抜けると山頂までは平坦な道。
写真下半分が赤く染まっています。
お天道様はすぐに雲の中へ。
2015年05月03日 05:06撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 5:06
お天道様はすぐに雲の中へ。
山頂じゃないけど、何かの案内板を発見。
若干出遅れましたが、今日も良い天気になりそう。
2015年05月03日 05:07撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 5:07
山頂じゃないけど、何かの案内板を発見。
若干出遅れましたが、今日も良い天気になりそう。
三角点(?)と小さな祠
2015年05月03日 05:07撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 5:07
三角点(?)と小さな祠
そして蓼科山。
待ってろよ!
2015年05月03日 05:10撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/3 5:10
そして蓼科山。
待ってろよ!
拡大
2015年05月03日 05:10撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 5:10
拡大
更に拡大
小屋が見えますが、人の姿は見えません。
2015年05月03日 05:10撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 5:10
更に拡大
小屋が見えますが、人の姿は見えません。
どうやらむこうが双子山の山頂みたい。
行ってみよう。
2015年05月03日 05:15撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
3
5/3 5:15
どうやらむこうが双子山の山頂みたい。
行ってみよう。
やっぱりそうだ。山頂碑が立ってる。
2015年05月03日 05:17撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 5:17
やっぱりそうだ。山頂碑が立ってる。
本日1座目、双子山登頂!
一番乗りです!
2015年05月03日 05:19撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 5:19
本日1座目、双子山登頂!
一番乗りです!
大河原峠までの途中、獣の足跡を発見。
2015年05月03日 05:28撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 5:28
大河原峠までの途中、獣の足跡を発見。
綺麗な空です。
山ガール風に一枚パチリ。
2015年05月03日 05:49撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/3 5:49
綺麗な空です。
山ガール風に一枚パチリ。
大河原峠が見えてきました。
ここも人の気配がないようです。
2015年05月03日 05:56撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 5:56
大河原峠が見えてきました。
ここも人の気配がないようです。
ここから少し下った所にテントが見えました。
話を聞くと、昨日蓼科山から下山してここで一夜を過ごしたそうです。
2015年05月03日 06:51撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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ここから少し下った所にテントが見えました。
話を聞くと、昨日蓼科山から下山してここで一夜を過ごしたそうです。
大河原ヒュッテはやっぱり営業休止中。
自分はヒュッテの近くのベンチで朝食を食べ大休止。
これからの登りに備えます。
2015年05月03日 06:54撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 6:54
大河原ヒュッテはやっぱり営業休止中。
自分はヒュッテの近くのベンチで朝食を食べ大休止。
これからの登りに備えます。
佐久市最高地点まで登ってきました。
多少の踏み抜きはあったものの、ここまでは難なく辿り着けました。
昨日のうちにトレースを作ってくれた人や、昨日会った八ヶ岳全山縦走していると言っていた人のお陰です。
2015年05月03日 08:05撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 8:05
佐久市最高地点まで登ってきました。
多少の踏み抜きはあったものの、ここまでは難なく辿り着けました。
昨日のうちにトレースを作ってくれた人や、昨日会った八ヶ岳全山縦走していると言っていた人のお陰です。
鞍部の広くなった所から蓼科山の頂が見えます。
2015年05月03日 08:27撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 8:27
鞍部の広くなった所から蓼科山の頂が見えます。
拡大
登っている人が見えます。
2015年05月03日 08:27撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 8:27
拡大
登っている人が見えます。
更に拡大
ガツガツ登ってる感じです。頑張れ!
2015年05月03日 08:27撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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更に拡大
ガツガツ登ってる感じです。頑張れ!
ほどなく蓼科山荘に着きました。
ゴンドラリフトの乗り場から通じているので、比較的賑やかでした。
2015年05月03日 08:33撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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ほどなく蓼科山荘に着きました。
ゴンドラリフトの乗り場から通じているので、比較的賑やかでした。
小屋のスタッフの方曰く、昨日の宿泊数は10人ほどだったとの事。
最大収容人数は40人だそうです。
ここで山バッジを買い、トイレを借りて山頂アタックです。
2015年05月03日 08:51撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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小屋のスタッフの方曰く、昨日の宿泊数は10人ほどだったとの事。
最大収容人数は40人だそうです。
ここで山バッジを買い、トイレを借りて山頂アタックです。
樹林帯でももう結構な急斜面。
2015年05月03日 09:03撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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樹林帯でももう結構な急斜面。
みんな休み休み登っています。
ピッケルよりもストック、10本or12本アイゼンよりも軽アイゼンの装備で登る人が多かったですが、個人的にはピッケルで登った方がいいと思います。
2015年05月03日 09:09撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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みんな休み休み登っています。
ピッケルよりもストック、10本or12本アイゼンよりも軽アイゼンの装備で登る人が多かったですが、個人的にはピッケルで登った方がいいと思います。
こんな急な斜度は初めてです。
アイゼンの前爪を打ち込みながら慎重に。
2015年05月03日 09:17撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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5/3 9:17
こんな急な斜度は初めてです。
アイゼンの前爪を打ち込みながら慎重に。
右手には北アルプス。
若干斜めに撮ってしまいましたので、実際の斜度はもっとあります。
2015年05月03日 09:18撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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右手には北アルプス。
若干斜めに撮ってしまいましたので、実際の斜度はもっとあります。
取りあえず、雪の斜面は登り切ったぞ〜!
蓼科山荘があんなに小さく見える。
2015年05月03日 09:21撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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取りあえず、雪の斜面は登り切ったぞ〜!
蓼科山荘があんなに小さく見える。
ここからは気持ちの良い雪道です。
天国や〜!
2015年05月03日 09:23撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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ここからは気持ちの良い雪道です。
天国や〜!
山頂ヒュッテが見えてきました。
2015年05月03日 09:23撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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山頂ヒュッテが見えてきました。
その前に南八ヶ岳。
ホントに青空で風もなくて最高!
2015年05月03日 09:24撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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その前に南八ヶ岳。
ホントに青空で風もなくて最高!
山頂ヒュッテに到着。
4月下旬から営業を開始しているそうです。
2015年05月03日 09:25撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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山頂ヒュッテに到着。
4月下旬から営業を開始しているそうです。
営業開始前はこの看板が埋もれるほどの積雪量だったとの事。
ご苦労様です。
2015年05月03日 09:28撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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営業開始前はこの看板が埋もれるほどの積雪量だったとの事。
ご苦労様です。
さぁ、この2日間最大のハイライト。蓼科山へ!
2015年05月03日 09:28撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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さぁ、この2日間最大のハイライト。蓼科山へ!
やったぜ!山頂ゲット!
小屋の主人も、こんないい天気に来れてラッキーだねと言ってくれました。嬉しい!
2015年05月03日 10:19撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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やったぜ!山頂ゲット!
小屋の主人も、こんないい天気に来れてラッキーだねと言ってくれました。嬉しい!
地図で確認するまでもないけど、南アルプスです。
2015年05月03日 09:34撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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地図で確認するまでもないけど、南アルプスです。
甲斐駒仙丈北岳あたりでしょうか。
山脈の縦方向からの位置関係なので、正確には分かりません。
2015年05月03日 09:34撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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甲斐駒仙丈北岳あたりでしょうか。
山脈の縦方向からの位置関係なので、正確には分かりません。
山頂は荒涼としていてだだっ広いです。
矢印の祠まで行ってみます。
2015年05月03日 09:40撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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山頂は荒涼としていてだだっ広いです。
矢印の祠まで行ってみます。
素晴らしい展望をありがとう神様。
2015年05月03日 09:42撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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5/3 9:42
素晴らしい展望をありがとう神様。
北アルプスが全て見ることが出来ます。
素敵!
2015年05月03日 09:46撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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北アルプスが全て見ることが出来ます。
素敵!
北アルプス南部。
穂高連峰から槍ヶ岳。
2015年05月03日 09:46撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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北アルプス南部。
穂高連峰から槍ヶ岳。
槍アップ
2015年05月03日 09:48撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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槍アップ
やや南には中央アルプス。
2015年05月03日 09:47撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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やや南には中央アルプス。
今年も行くぞ〜!
2015年05月03日 09:47撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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今年も行くぞ〜!
そして、忘れちゃいけない南八ツ。
真ん中の赤岳から阿弥陀、権現、編笠、西岳。
富士山はその後ろに隠れて見えなかったですが、日本の屋根と言われる山が全て見渡せる大展望に感動しました。
2015年05月03日 09:34撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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そして、忘れちゃいけない南八ツ。
真ん中の赤岳から阿弥陀、権現、編笠、西岳。
富士山はその後ろに隠れて見えなかったですが、日本の屋根と言われる山が全て見渡せる大展望に感動しました。
下山ルートはなかなかの急斜面です。
けど、昨日の北横岳からの下りに比べれば・・・
2015年05月03日 10:38撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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下山ルートはなかなかの急斜面です。
けど、昨日の北横岳からの下りに比べれば・・・
ここで小休止。
目ぼしい休憩ポイントはここくらいでした。
2015年05月03日 11:32撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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ここで小休止。
目ぼしい休憩ポイントはここくらいでした。
まだ急な下りです。
登りも下りも楽じゃない。
2015年05月03日 11:40撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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まだ急な下りです。
登りも下りも楽じゃない。
大きな怪物が頬張っているみたい。
楽しいね。
2015年05月03日 11:54撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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大きな怪物が頬張っているみたい。
楽しいね。
ようやく歩きやすい道に出ました。
2015年05月03日 12:00撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 12:00
ようやく歩きやすい道に出ました。
山頂から2時間チョイで登山口まで降りて来れました。
長かった〜
2015年05月03日 12:41撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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5/3 12:41
山頂から2時間チョイで登山口まで降りて来れました。
長かった〜
バスが来るまで時間があるので向かいの女神ノ茶屋じゃなかった、女ノ神茶屋さんで休憩です。
2015年05月03日 12:42撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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バスが来るまで時間があるので向かいの女神ノ茶屋じゃなかった、女ノ神茶屋さんで休憩です。
疲れたし、蕎麦でも食べようかなぁ〜っと。
2015年05月03日 13:13撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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疲れたし、蕎麦でも食べようかなぁ〜っと。
とろろそば。美味し。
800円なり。
2015年05月03日 12:56撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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5/3 12:56
とろろそば。美味し。
800円なり。
バスが来るまで2時間あるので、1時間歩いた所の親湯温泉まで歩きます。
地図上の水場はこの先ですが、水量は少なかったです。
2015年05月03日 13:13撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 13:13
バスが来るまで2時間あるので、1時間歩いた所の親湯温泉まで歩きます。
地図上の水場はこの先ですが、水量は少なかったです。
綺麗な緑です。
新緑の季節!
2015年05月03日 13:41撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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5/3 13:41
綺麗な緑です。
新緑の季節!
1本桜を発見。
2015年05月03日 14:04撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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1本桜を発見。
緑の中の紅一点って感じかな。
2015年05月03日 14:04撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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5/3 14:04
緑の中の紅一点って感じかな。
東京ではあまり見ない桜かも。
2015年05月03日 14:05撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 14:05
東京ではあまり見ない桜かも。
親湯温泉ホテルです。
テラス付きの部屋に泊まってみたい〜
2015年05月03日 14:19撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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5/3 14:19
親湯温泉ホテルです。
テラス付きの部屋に泊まってみたい〜
バス停に到着ですが、もちっと歩きます。
2015年05月03日 14:29撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 14:29
バス停に到着ですが、もちっと歩きます。
プール平バス停がゴールです!
まだ時間があるので温泉で汗を流します。
2015年05月03日 14:44撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/3 14:44
プール平バス停がゴールです!
まだ時間があるので温泉で汗を流します。
この建物の右手に共同浴場があります。
源泉温度は約60℃。湯船には勿論冷まして入れられていますが、それでも熱かった。
2015年05月03日 14:44撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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この建物の右手に共同浴場があります。
源泉温度は約60℃。湯船には勿論冷まして入れられていますが、それでも熱かった。
風呂から出てバス待ちの間、ビールで一人お疲れ会。
昨日飲めなかった分も飲めば良かったかな?
この二日間、山あり谷ありのとても充実した山旅になりました。
2015年05月03日 15:31撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
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風呂から出てバス待ちの間、ビールで一人お疲れ会。
昨日飲めなかった分も飲めば良かったかな?
この二日間、山あり谷ありのとても充実した山旅になりました。
撮影機器:

感想

タイトルは、本当は「北横岳・蓼科山(地獄から天国へ)」とかにしようと思ったくらいなんだけど、恥ずかしいから止めた。

1か月ほど前の計画では、GWの連休は美濃戸から蓼科山までの4日間で考えていたのだが、5月4日以降の天気が思わしくないため予定を変更して麦草峠から北上する2日間の行程に切り替えた。

1日目に登った茶臼山とか縞枯山は、今となってはあまり印象に残っていない。
問題は、北横岳からの下山。
計画の段階で、山と高原地図を見ると大岳からの下山ルートには「岩稜帯の急登・積雪期注意」との記載があったため、亀甲池に下るルートを取った。

ところがこのルート、目印となる木の幹につけられたテープが経年劣化で色落ちしていて認識し辛いものや切れて落ちそうになっているものばかりで、ルートファインディングは非常に困難であった。
ルートをロスする度に目印のあった確実な場所まで登り返す事3〜4回。膝上まで踏み抜いた回数はその2〜3倍ほどだろうか。
人間の踏み抜いた穴や木々の間隔が広くなっている道筋を探したりといった試行錯誤を繰り返しながら少しずつ標高を下げて行った。

途中から傾斜が急になってきた辺りで木の幹の赤い目印が出てきてルートは分かり易くなったのだが、股下まで踏み抜いて脚が抜けにくくなったり、雪で滑って20メートルほど滑り落ちたり、中途半端に踏み抜いて足をとられて転倒しでんぐり返しをしながら転げ落ちることもあった。

体力気力共に疲れ果てた頃に傾斜が緩やかになり、やがて遠くに池が見えた時は心から安堵した。
亀甲池からは問題なく双子池まで辿り着くことが出来、テントを張ってひと休み。テント場には1張りあるだけで、水辺で休んでいた人に声を掛けてみた。
聞くところによると、八ヶ岳の主要なピークを南から攻めているとの事。4月末に観音平から入山し、4日目の今日は白駒池からスタートして北横岳までは自分とほぼ同じルートを辿ってきたと言う。
彼曰く、北横岳ヒュッテのスタッフの話によると先ほど自分が通った亀甲池へ下るルートはトレースが少なく道が分かりにくいため、大岳を経由したルートの方が分かり易いと勧められそれに従ったのだが、こちらのルートもほとんどトレースがなく困難を極めたとの事。
結局、どっちのルートで下山しても大変だったのかよ(笑)という話で盛り上がっていたところに3人組のうちの1人が後からやってきた。
すると、彼らは白駒池方面から北上し雨池を経由してここまで来たそうで、なんと雨池からここまでのルートで何度もロスしながらここまで辿り着いたそうな。
更に後から来たソロの人は、蓼科山から双子山を経由しここまで来て、翌日から更に南下する計画との事。やはり例に漏れず、蓼科山からの下山はルートが分かりにくく大変な思いをしたと言う。
三者三様どころか4ルート全てで辛酸をなめるという話で、何かとんでもない所に来てしまったなぁと思った。

彼は自分の隣の空いていたスペースにテントを張ったのでいろいろと話をすることができた。翌朝の出発時刻もほぼ同時刻だったこともあり、少ないながらも彼が今日これから歩くであろうルートのアドバイスをして蓼科山へと向かった。

双子山を経由し、蓼科山へと登るのだが意外と危惧していたほどの困難はなく、蓼科山荘までは問題なく辿り着くことができた。
山頂までは傾斜が急なため10本爪のアイゼンを装着し、しっかり前爪を雪面に打ち込みながら登る。
山頂ヒュッテまでは、自分が今まで経験したことがないくらいのきつい傾斜だったが、晴天ということと自分よりも軽装備の人が多かったために心理的な不安が少なく登り切ることができた。

ほどなくヒュッテを経由して山頂に到達!
八ヶ岳連峰は勿論、南、中央、北アルプスから群馬の山々まで見渡せる大展望。
百名山に名を連ねるのも納得。自分自身にとっても非常に素晴らしく感じられた山となった。

今回登った北八ヶ岳は、蓼科山を除けば5月上旬には時期尚早と思われ、またいつか来る時は双子池のテント場が雪で覆われていない時期に来てみたいと思う。
とにかく、良い事も苦しい事も経験できた非常に有意義な山旅となった。

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