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Yamareco

記録ID: 630578
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳 栂池〜白馬岳〜旭岳〜大雪渓

2015年05月02日(土) 〜 2015年05月03日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.4km
登り
1,583m
下り
2,152m

コースタイム

1日目
山行
10:41
休憩
0:34
合計
11:15
9:00
68
栂池自然園前(一日目開始)
10:08
10:08
57
天狗原
11:05
11:11
89
白馬乗鞍岳
12:40
13:00
76
船越の頭(給食TIME)
14:16
14:16
27
小蓮華山山頂
14:43
14:43
85
三國境付近
16:08
16:08
21
白馬岳山頂
16:29
16:29
0
白馬山荘着(一日目終了)
5:58
5:58
35
白馬山荘発(二日目開始)
6:33
6:41
31
旭岳山頂(朝食後にぶらり)
7:12
7:12
18
白馬山荘着
7:30
7:30
8
白馬山荘発(チェックアウト)
7:38
7:38
64
大雪渓分岐
8:42
8:42
62
白馬尻付近
9:44
猿倉荘(試合終了)
天候 い〜いお天気
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池高原スキー場の駐車場に車を停めますた。
栂池高原スキー場乗り場からはゴンドラ、ロープウエイを乗り継いで栂池自然園に向かいます。
今回は縦走なので片道料金分(ゴンドラ、ロープウェイ合わせて大人一人1920円)を購入いたしますた。
ピストンされるお方は往復料金が必要となりますよん。
チケット購入の際には登山届を売り場に提出しないとGET出来ませんので抜かりのないようにね。
尚、起点は栂池高原、終点は猿倉といたしましたので車の回収が必要となります。
猿倉から栂池高原まではタクシーを利用いたしますた。料金は5200円。
大人数で相乗りし(と言っても4人までしか乗れないけれどね)運賃を割り勘いたしますとお手頃価格となりますので、ピストンせずに縦走を楽しむってのもおススメよん。
コース状況/
危険箇所等
栂池から白馬乗鞍にかけてはたっぷりの雪面歩きとなりアイゼン及びスノーシューを装備すると歩きやすい。
ツボ足のお方もちらほらとおいでましたが、トレースをうまく辿らないと厳しい急斜面登りはかなりの困難に陥るでありましょう。
白馬乗鞍岳山頂部には残雪なし。
船越の頭から小蓮華山までは部分的に雪が残るものの大半が夏道歩きとなり際立った危険箇所はない。
尚、小蓮華山までの雷鳥坂は悪天時になりますとかなりの強風が吹き荒れ、身の隠し場所が全く無いため警戒要注意。
三國境より上層部は雪のついた急な岩場登りが展開する箇所も。
滑落等に充分注意すべし。
その他周辺情報 道の駅「小谷」の深山の湯
行楽シーズンに伴い駐車場は超満車。売店、飲食店は人でうじゃうじゃ。
しかし、朝っぱらから温泉に入る観光客は皆無に等しく浴場内はほぼ独占ですた。
皆さん、温泉に入るなら午前中よん。
今年も栂池起点で白馬にやって来たわよ!
昨年のゴールデンウィークにもここへ来たのよ。
そしてここに降り立った時には今日みたいにスゴく良いお天気だったのよ、ねぇノリスケさん。
Millerさん「だ、誰がやねん!」。
3
今年も栂池起点で白馬にやって来たわよ!
昨年のゴールデンウィークにもここへ来たのよ。
そしてここに降り立った時には今日みたいにスゴく良いお天気だったのよ、ねぇノリスケさん。
Millerさん「だ、誰がやねん!」。
文句なしの青空
栂池からのゴンドラとロープウェイをどんぶらこどんぶらこと揺られながら乗り継いでやって来た場所は「栂池自然園」。
ギャラリーを伺うとBC or ゲレンデスキーヤーが6割強、ボーダーが3割弱、残りの1割くらいが登山者といった感じでしょうか。
滑る道具を持たない登山者は妙に浮いているような気が・・・。
文句なしの青空
栂池からのゴンドラとロープウェイをどんぶらこどんぶらこと揺られながら乗り継いでやって来た場所は「栂池自然園」。
ギャラリーを伺うとBC or ゲレンデスキーヤーが6割強、ボーダーが3割弱、残りの1割くらいが登山者といった感じでしょうか。
滑る道具を持たない登山者は妙に浮いているような気が・・・。
ほらほらぁ、ドカァ〜ンっと白馬三山が見えるわよ。
ほらほらぁ、ドカァ〜ンっと白馬三山が見えるわよ。
まずは天狗原を目指していきなりの急登開始。
無風、灼熱。アウターGOREなんざここではいらない。
脱いで脱いで。
まずは天狗原を目指していきなりの急登開始。
無風、灼熱。アウターGOREなんざここではいらない。
脱いで脱いで。
後立オールスターズ
爺ケ岳から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、天狗の頭、白馬鑓ヶ岳、杓子岳までズラ〜リと。
2
後立オールスターズ
爺ケ岳から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、天狗の頭、白馬鑓ヶ岳、杓子岳までズラ〜リと。
天狗原着
ハニーちゃん、今回も念入りにお参りしていました。
ハニーちゃん「どうか、どうか1億でいいです。3億とは言いませんから。パンパン!」。
Millerさん「・・・。(安全祈願をやってへんやないか)」。
天狗原着
ハニーちゃん、今回も念入りにお参りしていました。
ハニーちゃん「どうか、どうか1億でいいです。3億とは言いませんから。パンパン!」。
Millerさん「・・・。(安全祈願をやってへんやないか)」。
次なるターゲットは白く巨大な要塞「白馬乗鞍岳」
う〜ん、どうかしら。本日歩く一番の急登箇所と言えばこの大斜面ではな〜い?
次なるターゲットは白く巨大な要塞「白馬乗鞍岳」
う〜ん、どうかしら。本日歩く一番の急登箇所と言えばこの大斜面ではな〜い?
雪の砂漠
振り向けば天狗原
1
振り向けば天狗原
焼山 火打山、妙高山、高妻山
焼山 火打山、妙高山、高妻山
白馬乗鞍PEAKに雪は無し
ヒーヒー言って登ってきましたら、広大なハイマツ帯が広がる場所にやって来た。
大きなケルンが確認出来るポイントが白馬乗鞍岳PEAKのようです。
どう見てもお山のてっぺんといった雰囲気が感じられない。
白馬乗鞍PEAKに雪は無し
ヒーヒー言って登ってきましたら、広大なハイマツ帯が広がる場所にやって来た。
大きなケルンが確認出来るポイントが白馬乗鞍岳PEAKのようです。
どう見てもお山のてっぺんといった雰囲気が感じられない。
白馬乗鞍岳PEAK着
石ゴロゴロ&ハイマツ帯の広〜い場所です。
4
白馬乗鞍岳PEAK着
石ゴロゴロ&ハイマツ帯の広〜い場所です。
いざ船越の頭へ
雪の付いた箇所を選びハイマツ帯をshortcut
いざ船越の頭へ
雪の付いた箇所を選びハイマツ帯をshortcut
ダイレクトに船越の頭を目指せ!
このポイントも残雪期onlyで挑むことが出来る。
この場所も広大な雪の砂漠を思わせるような独特の雰囲気が漂っていて本ルート上のお気に入りポイントの一つでもある。
尚、白馬大池山荘経由では夏道がすでに出ている状態となっていた。
ダイレクトに船越の頭を目指せ!
このポイントも残雪期onlyで挑むことが出来る。
この場所も広大な雪の砂漠を思わせるような独特の雰囲気が漂っていて本ルート上のお気に入りポイントの一つでもある。
尚、白馬大池山荘経由では夏道がすでに出ている状態となっていた。
白馬大池&山荘はまだ冬眠中
白馬大池&山荘はまだ冬眠中
飛行機雲
振り向けば白馬乗鞍岳PEAKと白馬大池
振り向けば白馬乗鞍岳PEAKと白馬大池
サンバ
雪上歩きをしていて何故かよく目に付いたのはこちらのてんとう虫さんであります。
なぜ雪の上を歩いているんだ?
1
サンバ
雪上歩きをしていて何故かよく目に付いたのはこちらのてんとう虫さんであります。
なぜ雪の上を歩いているんだ?
さんだ〜ばぁ〜どぉ〜
まつげが鮮やかな朱に染まった殿方でありますな。
「出会えないかな?」と思っていたら出会えますた。
晴れたピーカンの日には会えないと言われている雷鳥ですけれど、何がどうしちゃったのか?堂々とうろちょろとしていますよん。
さんだ〜ばぁ〜どぉ〜
まつげが鮮やかな朱に染まった殿方でありますな。
「出会えないかな?」と思っていたら出会えますた。
晴れたピーカンの日には会えないと言われている雷鳥ですけれど、何がどうしちゃったのか?堂々とうろちょろとしていますよん。
サンダーと一緒に昼食TIME
時刻を見ましたらお昼を過ぎちゃっていますた。
このハイマツ帯で風を遮ってのんびりと給食を楽しみます。
サンダーさんも何やらパクパクついばんでいますよん。
サンダーと一緒に昼食TIME
時刻を見ましたらお昼を過ぎちゃっていますた。
このハイマツ帯で風を遮ってのんびりと給食を楽しみます。
サンダーさんも何やらパクパクついばんでいますよん。
突如人類出現!
昼食を終え、船越の頭へ向かう途中の左側急斜面から突如綺麗なお嬢さんが現れた。
いや〜、これにはビックラこいたじょ。
ここから滑落した彼女が自力で這い上がってきたのかと思ちゃったもん。
よくよく見てみたら後続にも人が付いてきているよ。
栂池自然園から回り込み、こちらの急登斜面をダイレクトに取り付いたらしいのであります。
こういったコース取りがあるとは知らなかったよん。
2
突如人類出現!
昼食を終え、船越の頭へ向かう途中の左側急斜面から突如綺麗なお嬢さんが現れた。
いや〜、これにはビックラこいたじょ。
ここから滑落した彼女が自力で這い上がってきたのかと思ちゃったもん。
よくよく見てみたら後続にも人が付いてきているよ。
栂池自然園から回り込み、こちらの急登斜面をダイレクトに取り付いたらしいのであります。
こういったコース取りがあるとは知らなかったよん。
雷鳥坂
船越の頭目前。
こうして見ると雪は付いているものの夏道が大分出ているね。
ここまで活躍したアイゼンはここで降板させることにいたしますた。
雷鳥坂
船越の頭目前。
こうして見ると雪は付いているものの夏道が大分出ているね。
ここまで活躍したアイゼンはここで降板させることにいたしますた。
サンダークイーン
おお、こちらはレディのようですね〜。
流石は雷鳥坂だ。頻度よく出会えるやん。
こんなに簡単に出会えると希少価値感が薄れちゃって、まるで街中にいるハトのように思えてしまう。
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サンダークイーン
おお、こちらはレディのようですね〜。
流石は雷鳥坂だ。頻度よく出会えるやん。
こんなに簡単に出会えると希少価値感が薄れちゃって、まるで街中にいるハトのように思えてしまう。
ドカ〜ンとダイナマイト展望をどうじょ
1
ドカ〜ンとダイナマイト展望をどうじょ
船越の頭着
鬼門と言われていた小蓮華山稜線に挑む
え〜、私どもMiller隊はこちらに来たのが今回で3回目であります。
前回2回ともこの稜線歩きから天候が崩れ出し眺望を楽しむ事ができませんですた。
昨年来た時などは吹雪にホワイトアウト状態となり、かなりヤバい展開であった。
そして今回が3度目の正直でございます。
今日こそは何事もなく通しておくれよ。
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鬼門と言われていた小蓮華山稜線に挑む
え〜、私どもMiller隊はこちらに来たのが今回で3回目であります。
前回2回ともこの稜線歩きから天候が崩れ出し眺望を楽しむ事ができませんですた。
昨年来た時などは吹雪にホワイトアウト状態となり、かなりヤバい展開であった。
そして今回が3度目の正直でございます。
今日こそは何事もなく通しておくれよ。
ひゃ〜!
迫力あるスンゲ〜ロケーションだわ。
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ひゃ〜!
迫力あるスンゲ〜ロケーションだわ。
長大な小蓮華山line
時より雪も混じる展開となるが、気温も高くグサグサ雪にしっかりしたトレースもあるのでアイゼン不要で楽勝に進めちゃう。
1
長大な小蓮華山line
時より雪も混じる展開となるが、気温も高くグサグサ雪にしっかりしたトレースもあるのでアイゼン不要で楽勝に進めちゃう。
振り向けば歩いてきたコースをしみじみと
後方には頚城山塊や北信山系、高妻山等など。
振り向けば歩いてきたコースをしみじみと
後方には頚城山塊や北信山系、高妻山等など。
今から挑む小蓮華山と白馬岳全容
1
今から挑む小蓮華山と白馬岳全容
小蓮華山制覇!
ちなみに新潟県最高峰らしいです。
へ〜、そ〜なんだ。
5
小蓮華山制覇!
ちなみに新潟県最高峰らしいです。
へ〜、そ〜なんだ。
「次は〜三国境、三国境でございあす。お降りの方はお近くのブザーボタンをお押しくださいませ」。
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「次は〜三国境、三国境でございあす。お降りの方はお近くのブザーボタンをお押しくださいませ」。
グレートpanorama
無名休憩地点
ここは何のターニングポイントでもありません。
ただハニーちゃんが座りたくなってグビグビしたかっただけの場所であります。
無名休憩地点
ここは何のターニングポイントでもありません。
ただハニーちゃんが座りたくなってグビグビしたかっただけの場所であります。
振り返れば小蓮華山を望む
振り返れば小蓮華山を望む
ハニーちゃんと雷鳥君
またまた会えたじょ雷鳥君。
人馴れしていて逃げようともしない。
ちょくちょく出会えるので写真撮影タイムが多くなり中々先に進めませぬ。
2
ハニーちゃんと雷鳥君
またまた会えたじょ雷鳥君。
人馴れしていて逃げようともしない。
ちょくちょく出会えるので写真撮影タイムが多くなり中々先に進めませぬ。
いやらしい雪壁が迫る
いやらしい雪壁が迫る
本コース最大核心 雪の壁に挑む
斜度は垂直に見えるほど場所です。
とても二足歩行では登れません。
トレースがあるので利用させていただきますが、無かったら超おっかないポイントでもあります
本コース最大核心 雪の壁に挑む
斜度は垂直に見えるほど場所です。
とても二足歩行では登れません。
トレースがあるので利用させていただきますが、無かったら超おっかないポイントでもあります
振り返るとこの高度感
振り返るとこの高度感
いつの間にか三国境を超えていた
いつの間にか三国境を超えていた
出た!旭岳登場だ
出た!旭岳登場だ
あれを越えたらいよいよ
あれを越えたらいよいよ
出た!てっぺんが迫ってきた!
出た!てっぺんが迫ってきた!
頂上付近は雪がほとんど無し
頂上付近は雪がほとんど無し
硬派「劔岳 毛勝山 旭岳」の渋〜いトリオ
硬派「劔岳 毛勝山 旭岳」の渋〜いトリオ
雪から現れた草紅葉
1
雪から現れた草紅葉
歩いてきた小蓮華山稜線
歩いてきた小蓮華山稜線
祝 白馬てっぺん制覇のMiller隊!
かなりヤバいところに立ってながら余裕の笑を浮かべる変な二人。
START地点からほぼ同じペースで挑まれましたご夫婦様に写真を撮っていただきますたよ。
なんとなんと、こちらのご夫婦様もウチらと同じ石川県からお越しになられたのよ。ひゅ〜ひゅ〜!
キグーですねぇ。どおりで素敵に見えたもん。
2
祝 白馬てっぺん制覇のMiller隊!
かなりヤバいところに立ってながら余裕の笑を浮かべる変な二人。
START地点からほぼ同じペースで挑まれましたご夫婦様に写真を撮っていただきますたよ。
なんとなんと、こちらのご夫婦様もウチらと同じ石川県からお越しになられたのよ。ひゅ〜ひゅ〜!
キグーですねぇ。どおりで素敵に見えたもん。
お約束のパシャっとよん
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お約束のパシャっとよん
今日のお宿が見えてきたばい
今日のお宿が見えてきたばい
「安全とゴミはおウチまで!」
おっしゃるとおり!
皆様、ヨロスク頼みますよん。
「安全とゴミはおウチまで!」
おっしゃるとおり!
皆様、ヨロスク頼みますよん。
白馬山荘着
16:29 チェックイン。
昨年よりも良いお天気にも関わらず到着は30分遅かった。
やはり眺望が良いと写真撮影も半端ないもんね。
それに雷鳥の出現で足が進みませんですた。
昨年は、ホワイトアウト状態の中をひたすら黙々と歩を進めたので早かったのかもしれないね。
白馬山荘着
16:29 チェックイン。
昨年よりも良いお天気にも関わらず到着は30分遅かった。
やはり眺望が良いと写真撮影も半端ないもんね。
それに雷鳥の出現で足が進みませんですた。
昨年は、ホワイトアウト状態の中をひたすら黙々と歩を進めたので早かったのかもしれないね。
まずはとりあえず
まずはとりあえず
いんぎら〜(ごゆるり)といたしましょう
2
いんぎら〜(ごゆるり)といたしましょう
旭岳&毛勝山
劔岳&毛勝山
17:30 Dinner Time
至福のお時間がやってまいりますた。
標高約2800mのお山の上でアツアツの白米、お味噌汁、ハンバーグ。
極めつけは舞茸の天ぷら、こいつぁ絶品やったわ。
これにビールをグビグビっとやっちゃいますった。
一年に一度の贅沢でし。どうか堪忍してくださいまし。
17:30 Dinner Time
至福のお時間がやってまいりますた。
標高約2800mのお山の上でアツアツの白米、お味噌汁、ハンバーグ。
極めつけは舞茸の天ぷら、こいつぁ絶品やったわ。
これにビールをグビグビっとやっちゃいますった。
一年に一度の贅沢でし。どうか堪忍してくださいまし。
ラストシーン
夕食を終え、ちょっとセンチな気分に浸りたくなりお外に出て夕陽を楽しむ事にいたしますた。
西の空は美しい藍色が支配し、旭岳の山頂には今日という日に別れを告げる赤く染まった太陽が静かに沈み込もうとしていた。
上空には飛行機雲が。
最高にドラマチックなシーンに出会え寒さを忘れ一人見入った。
1
ラストシーン
夕食を終え、ちょっとセンチな気分に浸りたくなりお外に出て夕陽を楽しむ事にいたしますた。
西の空は美しい藍色が支配し、旭岳の山頂には今日という日に別れを告げる赤く染まった太陽が静かに沈み込もうとしていた。
上空には飛行機雲が。
最高にドラマチックなシーンに出会え寒さを忘れ一人見入った。
劔岳 毛勝山 能登半島の夕刻
劔岳 毛勝山 能登半島の夕刻
GOODNIGHT

5月2日(土)
今日という日に感謝を込めて・・・
皆さま、おやすみなさい。
GOODNIGHT

5月2日(土)
今日という日に感謝を込めて・・・
皆さま、おやすみなさい。
「あ〜た〜らすぃい朝が来た♫
き〜ぼぉ〜のあ〜さ〜だ♪
よろこ〜びに胸をひ〜らけ お〜ぞ〜らあ〜お〜げ〜♬
ひでお〜の声にぃ〜」。
もうええっちゅうねん。(ひでおって誰やねん?)

翌5月3日(日)
さぁ、新しい朝がやってまいりますたよん。
皆様、おはようゴザイマス。今日もどうじょヨロスクでしゅ。
AM4:30起床
ご来光を拝むために白馬岳山頂手前の東斜面側に陣取って聖なる時を待つ。
「あ〜た〜らすぃい朝が来た♫
き〜ぼぉ〜のあ〜さ〜だ♪
よろこ〜びに胸をひ〜らけ お〜ぞ〜らあ〜お〜げ〜♬
ひでお〜の声にぃ〜」。
もうええっちゅうねん。(ひでおって誰やねん?)

翌5月3日(日)
さぁ、新しい朝がやってまいりますたよん。
皆様、おはようゴザイマス。今日もどうじょヨロスクでしゅ。
AM4:30起床
ご来光を拝むために白馬岳山頂手前の東斜面側に陣取って聖なる時を待つ。
AM4:49 ご来光
妙高山と高妻山の間から喜びを告げる光が現れた。
AM4:49 ご来光
妙高山と高妻山の間から喜びを告げる光が現れた。
白馬岳 小蓮華山 焼山 火打山
4
白馬岳 小蓮華山 焼山 火打山
ほのかな朱に染まりだす北アルプスの山並み
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ほのかな朱に染まりだす北アルプスの山並み
モルゲンロート 立山 劔岳

5:30から朝食だ。
山荘に戻ってガッツリ食うで。
3
モルゲンロート 立山 劔岳

5:30から朝食だ。
山荘に戻ってガッツリ食うで。
朝食後のウヲーミングアップに旭岳制覇を目指す
残雪期限定のお楽しみの一つ、小屋のお向かいさんに鎮座する旭岳のてっぺん(2867m)まで登ってくるぜ。
ちなみにハニーちゃんは山荘でお留守番よん。
よ〜し今は誰も登っていないみたいやん、独占しちゃえ。
ピッケル、アイゼン持ってしょれ行け〜!
朝食後のウヲーミングアップに旭岳制覇を目指す
残雪期限定のお楽しみの一つ、小屋のお向かいさんに鎮座する旭岳のてっぺん(2867m)まで登ってくるぜ。
ちなみにハニーちゃんは山荘でお留守番よん。
よ〜し今は誰も登っていないみたいやん、独占しちゃえ。
ピッケル、アイゼン持ってしょれ行け〜!
本日の長野県北部地方の予想最高気温は28℃らしい。
せやけど標高2800mの朝はやっぱ寒い。
斜面はガチガチに凍っちゃってるよ。
本日の長野県北部地方の予想最高気温は28℃らしい。
せやけど標高2800mの朝はやっぱ寒い。
斜面はガチガチに凍っちゃってるよ。
振り向けば白馬岳PEAKと白馬山荘
振り向けば白馬岳PEAKと白馬山荘
清水岳と富山平野を望む
旭岳頂上手前まで登ってきたら富山平野側を望むこと出来たじょ。
一度は歩いてみたいそそられる清水岳line。
清水岳と富山平野を望む
旭岳頂上手前まで登ってきたら富山平野側を望むこと出来たじょ。
一度は歩いてみたいそそられる清水岳line。
こちらは豪華オールスター
分かりそうなのは・・・。
槍穂艦隊。吊り尾根も確認出来るじょ。
あと水晶岳、黒部五郎岳、針ノ木岳?(自信なし)
そして立山劔岳艦隊。
こちらは豪華オールスター
分かりそうなのは・・・。
槍穂艦隊。吊り尾根も確認出来るじょ。
あと水晶岳、黒部五郎岳、針ノ木岳?(自信なし)
そして立山劔岳艦隊。
杓子岳 白馬鑓ヶ岳 遠くに浅間山
杓子岳 白馬鑓ヶ岳 遠くに浅間山
祝 旭岳PEAK制覇
ばんじゃ〜い、ばんじゃ〜い、ばんじゃ〜い!
山荘からほんの40分でPEAKに立つことが出来たのでお手頃だわ。
祝 旭岳PEAK制覇
ばんじゃ〜い、ばんじゃ〜い、ばんじゃ〜い!
山荘からほんの40分でPEAKに立つことが出来たのでお手頃だわ。
旭岳PEAKにはケルンのみで標柱、三角点は無し。
「日本百高山」を目指されているお方はこの旭岳も含まれていうんじゃなかったかしら?
旭岳PEAKにはケルンのみで標柱、三角点は無し。
「日本百高山」を目指されているお方はこの旭岳も含まれていうんじゃなかったかしら?
豪華panoramaをどうじょ
遠くには八ヶ岳、富士山、南アルプスも見〜えた見えた。
豪華panoramaをどうじょ
遠くには八ヶ岳、富士山、南アルプスも見〜えた見えた。
雪倉岳 朝日岳
う〜ん、こちらも未踏なのでいつかは歩いてみたい。
誰か連れていって下さいませ。
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雪倉岳 朝日岳
う〜ん、こちらも未踏なのでいつかは歩いてみたい。
誰か連れていって下さいませ。
白馬三山panorama
白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳をこちら側のアングルから見るのもスゴく新鮮。
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白馬三山panorama
白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳をこちら側のアングルから見るのもスゴく新鮮。
杓子岳 白馬鑓ヶ岳 穂高吊り尾根
杓子岳 白馬鑓ヶ岳 穂高吊り尾根
新たなチャレンジャーが旭岳に挑む
行ってらっしゃい、気をつけて!
新たなチャレンジャーが旭岳に挑む
行ってらっしゃい、気をつけて!
白馬岳と白馬山荘
白馬岳と白馬山荘
ハニーちゃんの待つ山荘まで戻ってきたじょ
ハニーちゃんの待つ山荘まで戻ってきたじょ
ハニーちゃん、仁王立ちでお出迎え
ハニーちゃん「は〜いご苦労さん!なかなかやるわね!ご褒美にアジ2匹をご馳走するわ!はい、ア〜ンとお口を開けて」。
Millerさん「あ、あ、あの俺はアザラシですか?」。
ハニーちゃん、仁王立ちでお出迎え
ハニーちゃん「は〜いご苦労さん!なかなかやるわね!ご褒美にアジ2匹をご馳走するわ!はい、ア〜ンとお口を開けて」。
Millerさん「あ、あ、あの俺はアザラシですか?」。
チェックアウト
「どうもお世話になりますた!ウスっ!」。
荷物をまとめていよいよ下山でし。
チェックアウト
「どうもお世話になりますた!ウスっ!」。
荷物をまとめていよいよ下山でし。
さらば山荘、さらば白馬岳
「また必ず来ます!(来年も来ちゃうかも・・・)」。
さらば山荘、さらば白馬岳
「また必ず来ます!(来年も来ちゃうかも・・・)」。
分岐
さぁ、いよいよここから大雪渓絶叫下りの始まりでしゅ。
ガチっとアイゼンと合体し「ひやぁ〜っ!」と叫んでまいりまショー。
分岐
さぁ、いよいよここから大雪渓絶叫下りの始まりでしゅ。
ガチっとアイゼンと合体し「ひやぁ〜っ!」と叫んでまいりまショー。
白馬岳頂上宿舎
それでは
迫る杓子岳が何度見ても迫力満点や
迫る杓子岳が何度見ても迫力満点や
昨年、エクザイルを演じた頂上宿舎下の斜面を振り返る
目をつむると昨年のシーンが蘇る。
昨年、エクザイルを演じた頂上宿舎下の斜面を振り返る
目をつむると昨年のシーンが蘇る。
teamエクザイル
昨年の頂上宿舎前のシーンです。
Aちゃん、Happiさん、ハニーちゃん、Millerさんの強力ユニットよん。(撮影はリーダーのWさん)
めっちゃ泣けるくらい楽しかったで〜。
2
teamエクザイル
昨年の頂上宿舎前のシーンです。
Aちゃん、Happiさん、ハニーちゃん、Millerさんの強力ユニットよん。(撮影はリーダーのWさん)
めっちゃ泣けるくらい楽しかったで〜。
エクザイルDancingを披露
この息の合ったダンスをご覧あれ。
めっちゃイケてるでしょ。
2
エクザイルDancingを披露
この息の合ったダンスをご覧あれ。
めっちゃイケてるでしょ。
遠くに百名山 四阿山 浅間山を望む
遠くに百名山 四阿山 浅間山を望む
あ、暑ぃぞ、おい!
稜線からグ〜ンと降りてきたら風が遮られてメッチャ暑いで。
本日の予想最高気温28℃が大雪渓に襲いかかってきた。
ハニーちゃんのアウターはいつの間にか脱ぎ脱ぎしちゃってる。
あ、暑ぃぞ、おい!
稜線からグ〜ンと降りてきたら風が遮られてメッチャ暑いで。
本日の予想最高気温28℃が大雪渓に襲いかかってきた。
ハニーちゃんのアウターはいつの間にか脱ぎ脱ぎしちゃってる。
孤軍奮闘
男前「天狗菱」に似合うスキーヤーを求めていたらやって来た。
貴方、メデタク私のレコに合格したわよ。採用。
孤軍奮闘
男前「天狗菱」に似合うスキーヤーを求めていたらやって来た。
貴方、メデタク私のレコに合格したわよ。採用。
「お〜い!浅間山ぁ!!!ウチはここやで〜!!!」。
と、叫びたくなるシーンがここよ。
ちなみに心の中で叫んでね。
「お〜い!浅間山ぁ!!!ウチはここやで〜!!!」。
と、叫びたくなるシーンがここよ。
ちなみに心の中で叫んでね。
何度も見惚れる男前
「美しい」って罪でんな。
Millerさん、こちらのイケメン天狗菱だけで50枚くらい画像を収めますたよ。
ちなみに1羽の雷鳥さんに対しても50枚以上撮っちゃいますた。
Millerさんの道草がいかにダラダラしているかが伺い知れる。
何度も見惚れる男前
「美しい」って罪でんな。
Millerさん、こちらのイケメン天狗菱だけで50枚くらい画像を収めますたよ。
ちなみに1羽の雷鳥さんに対しても50枚以上撮っちゃいますた。
Millerさんの道草がいかにダラダラしているかが伺い知れる。
白い雪 緑たっぷり バックが青空
即採用です。
この三要素は残雪期のクリーンナップトリオを任せられますわ。
白い雪 緑たっぷり バックが青空
即採用です。
この三要素は残雪期のクリーンナップトリオを任せられますわ。
天狗菱&スキーヤー
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天狗菱&スキーヤー
謎の203高地
Millerさん「あら、あなたは郵便屋さん?」。
謎の男性「いえ、203高地です」。
意図がよく分かりません。
こちらの男性はこのようなコスプレ衣装で白馬大雪渓によく出没するらしいですよ。

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謎の203高地
Millerさん「あら、あなたは郵便屋さん?」。
謎の男性「いえ、203高地です」。
意図がよく分かりません。
こちらの男性はこのようなコスプレ衣装で白馬大雪渓によく出没するらしいですよ。

Attackerが続々やってくる
今朝のガチガチ斜面はもう存在いたしません。
雪質はグサグサでアイゼンなんざ無くたって登れるし降れます。
この雪質ではスキーヤーから歓迎されるのかしら?
Attackerが続々やってくる
今朝のガチガチ斜面はもう存在いたしません。
雪質はグサグサでアイゼンなんざ無くたって登れるし降れます。
この雪質ではスキーヤーから歓迎されるのかしら?
天狗菱
天狗菱は見るアングルの角度で様々な姿を現す
天狗菱
天狗菱は見るアングルの角度で様々な姿を現す
長〜い長い大雪渓
長〜い長い大雪渓
毎度おなじみの定番シーン
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毎度おなじみの定番シーン
白馬尻団地
カラフルな団地がかなり多い。
白馬尻団地
カラフルな団地がかなり多い。
白馬主稜と小蓮華山稜線
白馬沢のエメラルドグリーンな水にしばし目を奪われる
白馬主稜と小蓮華山稜線
白馬沢のエメラルドグリーンな水にしばし目を奪われる
ブナの芽吹き
杓子岳と白馬岳
猿倉までは残雪と新緑の二本立て
猿倉までは残雪と新緑の二本立て
ブナの新緑が素敵すぎる
猿倉といえば立派なブナ林であります。
この辺り、まだまだ雪が多いのですが着実に春の訪れが近づいている。
残雪と青空とブナの新緑コラボはこの大雪渓下りの楽しみの一つでもあったのでめっちゃ感激ですわ。
今回の山行のお気に入りワンシーンになりますたわ。
ブナの新緑が素敵すぎる
猿倉といえば立派なブナ林であります。
この辺り、まだまだ雪が多いのですが着実に春の訪れが近づいている。
残雪と青空とブナの新緑コラボはこの大雪渓下りの楽しみの一つでもあったのでめっちゃ感激ですわ。
今回の山行のお気に入りワンシーンになりますたわ。
雪と新緑の猿倉荘
雪と新緑の猿倉荘
下界の麓では春真っ盛り
ミネサクラが丁度見頃を迎えていた。
下界の麓では春真っ盛り
ミネサクラが丁度見頃を迎えていた。
今回ウロウロしたMiller隊の足取り
今回ウロウロしたMiller隊の足取り

感想

今年もGWを迎え待望の残雪期お泊りプランをあれやこれやと考えてみた。
う〜ん、どうしよ?
やっぱ、あの感動が忘れられないなぁ〜。
その時の事を思い出すとピュルピュルしちゃうぜ。
その場所とは昨年登った白馬岳。
素晴らしい出会いに恵まれ、共に力を合わせ、励ましあい、喜びあった。
人のぬくもりが切に感じた一時でした。
Aちゃん、Happiさん、Wさん、ホントにありがとうございますた。
彼らたちとの素敵な出会いのおかげで自身のお山歴史上最高とも言える大感動の山行記録が達成出来たにょであった。

よ〜し、今年も白馬岳に行こうっと。
昨年歩いた同じ道をもう一度歩いちゃおう。あの時の感動に浸りながら・・・。
今回で3回目となる小蓮華山稜線WALK。
何故かこのPOINTに立つと運がないと言うか鬼門と言うか突如お天気が急変して闇の世界に陥れよんねん。
1回目は2012年花の白馬岳を楽しむ為に夏真っ盛りの時に訪れた。
この地に着いたころにはガスが湧き始め、挙げ句の果てにはスコールのシャワーをお見舞いされた。
昨年は寒気を伴った寒冷前線通過をモロに喰らいホワイトアウトに加え超大荒れのヤバい展開となり窮地に追い込まれますたわ。
正直覚悟を決めた「魔の稜線」となっていた。

3度目の正直。
今まで小蓮華山稜線からの大展望を一度も楽しんだことのないMiller隊。
「今度こそは何が何でも見てみたいねん!!!」。
白馬に通って4年が経った。
ようやくその時がやって来た。
ゴンドラ&ロープウェイをターザンのようにひょいひょいと乗り継いで栂池自然園に降り立った。
超快晴。(今までもここでは超快晴なんだよ。この後が良くないねん)
斜面はスキーヤーとボォダァに占領され、ちょっと浮いた存在に見えつつある登山部隊がちらほら。
そんな事にも全く怯まずに挑む我がMiller隊登山ATTACK TEAMも華麗なロケットスタートを成功させた。
麓での予想最高気温が28℃と発表されている。この地でも無風に加え強烈な陽射しを受けとにかく暑い。アウターGOREなんざここではいらん。
真夏の装いにアイゼン&スパッツという不思議なコンビネーションで挑む。
やがて天狗原を経て白馬乗鞍岳へのジャイアントスロープを撃破したら眼前には船越の頭とその左側には豪快な白馬山塊が姿を現した。
んもうテンションはムチムチである。
だが流石に標高2500m付近の稜線に着いたら真夏の装いではジッとしていると寒い。もちろん風もピュ〜ピュ〜吹いちゃっている。
完璧な冬山装備にしなくても問題ないが、アウターGOREくらいは羽織っちゃおう。
船越の頭辺りに着くと時刻はお昼を超えていた。
風を遮るハイマツ帯があったので給食TIMEとした。
給食中に目の前をピョコピョコと歩く小さなダチョウ。
いやよく見ると雷鳥であった。
流石に雷鳥坂と呼ばれるだけあって本当に遭遇できたぞ。
ピーカン時には日焼けに注意しているのか?姿を現さないと言われる雷鳥であるがその後にもかなりの頻度で登場しますた。
こんなに何回も雷鳥に遭遇すると希少価値感が薄れ街にいるハトを見ている雰囲気となってしまう。
とは言っても雷鳥と出合う度に撮影TIMEが開催され中々先へは進めない状況となっちまった。
さてさて、肝心のと言いますかお目当ての小蓮華山稜線からの展望でありますが。
結論。「超ぐぅ〜!!!」。
今までガイドブックでしか見たことの無かったここからの展望。
もうすんばらしいよ。ホンマに来て良かった。
ホント言うとね、昨年も訪れたから今回は槍穂周辺か常念縦走、はたまた八ヶ岳辺りも検討していたのですけれど、このゴージャスな景色を目の当たりにしたらこの地で正解だったとあらためて思った。
天気も安定し危険な目にも遭わず無事に白馬岳PEAKを踏む事に成功しますた。
頂上には大雪渓側から辿り着いたATTACK TEAMも沢山いて大賑わい。
皆一同に360°のpanorama大展望を楽しんでいた。
ウチらもここで証拠となるモンタージュを撮ってもらうことにした。
撮っていただいたのは、道中ほぼ同じペースで進まれましたご夫婦様にお願いいたしますた。
こちらのご夫婦様にお尋ねしましたところ、何と我がMiller隊と同じ石川県からお越しになられましたとのこと。
「キグーじゃん!」。
山頂からの展望を楽しんだ後は今日のお宿「白馬山荘」へ向かいます。
16:30 昨年よりも30分遅くではありますが無事に到着いたしますた。
チェックインを済ませ小屋前のテラスに陣取ってまずは乾杯でし。
Millerさん、常に気になる存在が眼前の巨城「旭岳2867m」であります。
「ここを何としても落とさねば・・・」。
加賀前田Miller武将の野望は尽きない。
夏道のない旭岳を攻め込むには残雪期の今しか手はないのだ。
「ふっふっふ、待っていろ。明朝にはその頂に立ってみせよう・・・」。
夕食を終え、気になる旭岳に沈む夕陽を眺め一人センチな気分で佇んだ。

翌日の朝。
お泊りにはお約束でありますご来光を楽しんだ後に感謝の朝食を召し上がった。
食後のウヲーミングアップで眼前の巨城「旭岳」に攻め込むことにした。
最近の好天気の影響で白馬岳山頂付近には雪が全く無くなり夏山そのものといった感じになってしまい、今陥れようとする夏道のない旭岳制覇が懸念された。
だが幸いにも旭岳に限っては山頂まで雪がびっしりと付いており、ガリガリ斜面をピッケル&アイゼンで攻め込むことが出来た。
今回白馬岳山行を決めた理由の一つが「残雪期旭岳制覇」でもあったのだ。
念願が叶ってメッチャ嬉しい。
そして、旭岳PEAKから望むpanoramaがすこぶる新鮮。
一度は歩いてみたい清水岳稜線。その先に見えるのは富山平野に能登半島。
右に目をやればこちらもいつかは歩いてみたい雪倉岳から朝日岳稜線が。
左に目をやれば毛勝、劔、立山、黒五、水晶、盟主槍穂までがズラ〜リと。
振り返ると逆光となる白馬三山が広がっていた。

山荘に戻り接客応対の気持ちの良いスタッフ様に挨拶を交わしチェックアウトした。
本日のお楽しみは何と言っても大雪渓の大降りでございます。
白馬稜線から一歩大雪渓に降りますと風が遮断され照りつける陽射しですこぶる暑い。ここでもアウターGOREなんざいらん。
斜面の雪もグサグサ模様となりアイゼンだっていらないくらい。(一応したけどね)
暑い斜面を必死こいてヒーヒー言いながら登ってくる沢山の方々には申し訳ないくらい降りは超快適であった。あのビュンビュン感がたまんねーのよ。
(我がMiller隊はこの大雪渓を登りで挑んだ事は一度もありません。って言うか登りたくありません。そんな根性があるかしら?)
猿倉に到着すると辺りには立派なブナ林が展開し、新たな新芽が芽吹き始めていた。
青空と残雪と新緑。この時期ならではの素敵なシーンでごじゃいます。
足元には遅い春を告げるふきのとうの新芽がいっぱい。
やがて無事に猿倉荘に到着。今回の山行に感謝を込めて白馬岳に頭を下げた二人。
我が自家用戦車(ソヴィエト軍T-34-76)のある栂池スキー場まではタクシーを利用した。
タクシーの車窓から望む新緑眩い広大な森には心を打たれたじょ。
森フェチMillerさんは超うるうるですわ。一度この森もゆっくりと散策してみたい。


今回、昨年のように超劇的な人との出会いはありませんでしたけれど、その代わりに素晴らしい眺望を堪能出来ますた。
楽しかったジョ〜。
来年のGWもここにしちゃおうかな。






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積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
白馬岳(猿倉から栂池)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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