八ヶ岳(天狗岳、硫黄岳)


- GPS
- 11:55
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 1,603m
コースタイム
- 山行
- 2:11
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 2:20
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 6:32
天候 | 初日:曇り時々雪 2日目・3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所等特になし。渋の湯〜黒百合平〜天狗岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜美濃戸までしっかりとレースあり。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
2014年03月24日 01:34
3月21〜23日の3連休を利用して、八ヶ岳の縦走に行ってきました。
今回歩いたルートは、渋の湯→黒百合平→天狗岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口。
結論から言うと、最高の登山になりました!
1日目はJR茅野駅からバスに乗り渋の湯へ向かい、そこから黒百合平を目指します。
初日の21日はやや微妙な天気予報でしたが、予報どおり?空は曇っていて、時折雪がちらつく感じでした。
それでも渋の湯から樹林帯の中を登っていくと、風が通らないぶん暑くて、出発時に着ていたシェルを脱いでしまうほどでした。
樹林帯の山道を登ること約2時間半、黒百合平に到着。
テント場には既に多くのテントが張ってあり、空いてるスペースを探しているとテン場の端っこにようやく空きスペースを見つけテントを張ることに。
しかし幕営の準備をしていると雪が降ってきて、雨じゃないから濡れることはないとはいえ早々にテントを張り終えてテントの中へ。
雪の中のテント設営で冷えた体を温める意味で、ちょっと早めの夕食を。
初日の夕食はトマト鍋。鍋を食べて体を暖め、満腹になったところで翌日の縦走に備えて早めに寝る事にしました。
夜中の12時ごろ、トイレで目が覚め外へ出てみると・・・雪は止んでいたものの空はまだ若干の曇り。明日晴れてくれー!との思いで再度眠りにつきました。
朝目が覚めるとテントの外はもう若干明るくなっていました。
するとテントの外から「快晴だ!」との声が聞こえてきてすぐに外を覗いてみると、真っ青な青空が!!雲1つない快晴でした。
これは稜線上から絶景が望めるはず!との思いから朝食を済ませ、テントを収納してイザ!出発。まずは天狗岳を目指します。
黒百合平から少み中山峠に出ると天狗岳が見えてきました。
そのルート上には既に多くの登山者が天狗岳の山頂を目指して登っていました。
多くの登山者のあとを登ること1時間、まずは東天狗だけの山頂へ到着。
山頂からは次に目指す硫黄岳とその向こうに赤岳や阿弥陀岳、その右に目を向ければ南アルプス、北に目を向けると北アルプスの山々。
東天狗岳よりも標高が若干高い西天狗岳のほうへ向かうと、西天狗岳からの眺めのほうがさらに絶景が望めました。
再度東天狗岳へ戻り今度は硫黄岳を目指します。
東天狗岳から30分ほどで根石岳に到着。先ほど登った天狗岳が雄大にそびえています。
しばらく進むと樹林帯に入り夏沢峠に到着したところで昼食をとることに。
目の前には目指す硫黄岳とその爆裂火口が迫力満点にそびえています。
夏沢峠から硫黄岳までは標高差300メートルほどでなかなかの急登、歩き始めて4時間ほどが経っており、また今回は雪山テント泊縦走ということで荷物の重量もそこそこあり、かなり足に負担がかかります。
上がる息を抑えながら登ること1時間、ついに硫黄岳の山頂に到着。
硫黄岳の山頂は広く平なのですが、風が強いとさえぎるものがなく大変なはずなのですが、この日は奇跡的に?風が微風で、360度の大展望を長く堪能することができました。
目の前には圧倒的な存在感を放つ赤岳がそびえており、登りたい衝動に駆られます。
山頂での眺望を存分に堪能したところで本日の幕営地である赤岳鉱泉へ下っていきます。
しかし赤岩の頭からの樹林帯の下りは傾斜も急でなかなか骨の折れる下りでした。
黒百合平を出て6時間半、ようやく赤岳鉱泉に到着。
しかしこちらは黒百合平よりさらに多くのテントで埋め尽くされており、主要な場所はことごとくテントが張ってあり、ようやく見つけたのはトイレのそばでした(笑)
テントを張り疲れた体を休めるため2日目の夕食はキムチ鍋。これがまた疲れた体を温めてくれます。
初日と違い2日目は晴れたこともあり、夜はさらに冷え込んだようで、外にちょっと置いておいたものがすぐに凍りつくほどでした。
しかし夜は素晴らしい星空を眺めることができ、朝から夜まで最高の眺めを楽しむことができました。
最終日は赤岳鉱泉から美濃戸口へ下り、バスで茅野駅に戻りました。
バスに乗ってバスの車窓から眺める八ヶ岳は美しい姿を魅せてくれました。
体は疲れていたけど、また登りたい気持ちでいっぱいになりました。
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